2005/10/22

Media Cube

MMSP2が面白そうなんて書いたのですが、何と恵安から何か出ていたようです。ちょっと面白そう。ん、ちょっと待ってください。これが玄箱みたいにOS入れ替えが出来たりしたら、面白い事ができそうですね。ある意味で玄箱以上のポテンシャルを秘めている部分もありますよね。まず入出力端子が充実しています。それにマルチメディア系に強い。外部DSPがありますから。

それに内部にHDDを搭載可能。惜しいのはメモリが少ない事ですね。でもMediaWizみたいなものと考えればかなりおもしろいかも。ただMPEG2の再生はできないのかなぁ? もう少し詳しい人に聞かないとわかりませんけど。よく見るとリモコンもついてますね。また妄想し始めました(笑)。

#外部リンク
ITmedia +D PCUPdate:恵安、超小型のNAS機能付きHDDプレーヤー
http://plusd.itmedia.co.jp/pcupdate/articles/0510/12/news048.html

W-ZERO3について

ザウルス派からすると、せっかくシャープが参入するのに何故SL-C1000等のいわゆるリナザウではないのかと一瞬考えますよね。私もそう思いました。でも携帯キャリアや家電メーカーからするとザウルスのような生のLinuxというのはあまりにオープンすぎるのでしょうね。何せ、ユーザー自身の手でいろいろ改造できてしまいますから。

リナザウなんてカーネルすら入れ替え可能ですし。セキュリティーの為とはいえ、Javaのアドレスへのアクセスすら禁止するような携帯電話にそこまでの自由を与えてしまったらキャリアがコントロールできないし、家電メーカーもサポートできませんから。

それに、今回のウィルコムを見てわかる通り、他の携帯キャリアと比べて遅れている自前コンテンツ充実を図る上でソフトウェアの統一性も保たなくてはいけませんしね。この点はJavaに限れば何とか出来ないこともなさそうですが。私的にはこの手の囲い込みはあまりしないで欲しいのですが(笑)。

でも、お金を払って買うコンテンツなので、あっちで動いたのにこっちで動かないってんじゃ商売になりませんからね。その点から言ってもカーネルレベルでユーザーが好きにやれてしまうLinuxと少なくともOS部分はマイクロソフトしか弄れないWindows Mobileとじゃ信頼度が違うのでしょう。まぁ携帯キャリアとしては至極当然の事なんですが。

冷静に考えるとメモ帳的に使うPDAと通話につかう音声端末は別々の方が利点が多いと思います。相手との話中にメモを見ながら話すって事が一体型ではできませんし、バッテリーも持ちません。所謂、PDA的に使うならば、PalmやBlackBerryといった軽量PDAと音声端末の組み合わせの方が向いていると思います。もしくはザウルスやモバイルノートパソコンと音声端末の組み合わせ。

何もかも一つでやろうとすると、結局は中途半端な事しかできなくなりますから。まして電子機器はバッテリーが切れたら終わりですし、音声端末として見た場合、通話品質が悪くなるW-SIMでは不利なだけですから。
一つ利点を挙げるとすれば、料金体系が端末内データ通信とみなされている事ですかね。しかし、これもBitwarpやKwinsという強力なライバルがいますし。

ちょっと辛口になりましたけど、モバイル系に強いシャープが参入してきた事は素直に喜ばしい事ですね。それにマイクロソフトも。携帯キャリアが採用しているOSならば、制御されるのは仕方ない事だし、他のOSに比べたら天と地程の自由度の差がありますから。何て言ったってマイクロソフトですよ。海外のソフト開発者もたくさんいますしね。WX310シリーズと比べたら天国みたいなものですよ。

BPSKに対応?

そういえば、ウィルコムが来年度にカバーエリアを大幅拡大するというニュースが流れましたね。これってやっぱり高度化PHSの一環であるBPSKの事なんですかね?8PSK/BPSKに対応するらしいっていうのは既に言われていた事なのですが、基地局のファームウエア更新で済むという情報もありますし。まぁ高度化PHS対応の新基地局は8PSK/BPSKどころか更に上の帯域までカバーしているらしいですし、その基地局の事だけを指しているのかな? 旧世代の基地局もBPSKだけでもファームウェア更新で対応できたとしたら地方でも大いに威力を発揮しそうですね。

詳しい内容はそのうち出てくるでしょうけど、楽しみですね。ところで、既存の端末もファームウェア更新で対応するか検討中とかいってますけど、本当にできるのでしょうか? まぁ京ぽん世代までは駄目だとしても、今度出るWX310、300シリーズとW-SIMは対応していないとえらい反感を買うと思うのですが(苦笑)。そこのところをはっきりしてもらいたいですね。

なにせ、W-SIMはまだしもWXシリーズは無線部分だけ取り替えるとかできませんから。買ってすぐに陳腐化したんじゃ目も当てられません。BPSK等の技術的解説は暇? 人さんのウェブサイトがとても詳しいです。というか私は暇? 人さんのところの受け売りですから。BPSKによってエリアが少しでも解決されれば音声サービスとしてのPHSは更に完成度が上がりますね。何せ一番の問題点ですから。今から楽しみです。

#外部リンク
PHS-MOBILE.COM
http://www.phs-mobile.com/

【特報】ウィルコムが来年度にカバーエリアを大幅拡大へ - ニュース:ITpro
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20051019/223068/

GP2Xでのマルチメディア再生

実機での動画、音声ファイルの再生テスト映像が公開されています。んー、なかなかの衝撃映像ですね。相変わらず危険な香りのするビデオサンプルです。これを日本で紹介するのは諸刃の剣かもしれません……。まぁビデオの内容はともかく、なかなかの仕上がり具合みたいですね。ただ、映像が汚いので実際にどのくらいの物なのかはわかり難いですが。

というか、もとになっているMagicEyes社のSoC、MMSP2の素性の良さが大きいのですけど。グラフィックアクセラレータの威力をまざまざとみせつけてくれますね。これでウェブブラウザとかもある程度動くなら、かなり魅力的なPDAが安価で作れそうなんですけどね。どう思います?

2005/10/21

W-ZERO3

噂のシャープ製W-SIM対応機W-ZERO3が発表されましたね。いやー予想していたよりだいぶ良い機体でした。単にSL-C1000にW-SIMスロット付けただけなのかと思っていたのですが、筐体からして新規にデザインされたものでしたね。

携帯電話として見るとさすがに大きいですが、私の場合は顔もでかいのでそれ程きにしてません。ただ通話した後にあの大画面が汚れそうなのが気がかりですが……。まぁ液晶保護フィルタ貼れば何とかなるかな。ちょっと驚いたのは無線LAN搭載ってところですね。これはザウルスには付いていませんでしたから。まぁ付いているのもありますけど。それとカメラ。ちょっと意外でした。

他に気になるといえば、一部のザウルスユーザーが訴えていたアクセラレータ2700Gが搭載されているかって事です。まぁWMVを再生できるらしいですし、ザウルス以外のPDAには結構搭載されているので付いていそうですけどね。それに、3DエンジンMascotCapsuleが供給されているのである程度のマシンスペック要求されるでしょうし。詳しくは知りませんが、ハードで処理するんですよね? 

あとはいわゆる勝手アプリというかフリーウェアを認めてくれるかって事ですね。まぁワークメモリも結構あるしわざわざPDA用OS入れたんだから大丈夫でしょうけど。何と言ってもPDA最強動画プレイヤーTCPMPがありますからね。これがあればOgg VorbisどころかDivxも再生できますし。

ただ、ウェブブラウザーは少し不安が残りますね。WinCE版IEってかなりしょぼかったですから。まぁ私はGFORTっていうある意味伝説のPDAでしか試していませんが。懐かしいなぁ。禁断の鉛筆クロックアップもしましたし(笑)。もし駄目でもOPERAやMinimoがインストールできるなら安泰なのですが……。まぁ全体的に評価するならば予想されている5万円以下ならば買いではあると思います。

#追記
Mascot Capsuleってソフトウェアの3Dライブラリみたいなものなんですかね。じゃあ単にソフト的に処理するだけで、2700Gとか載っていないのかな? やっぱり、従来の音声端末とザウルスとBitwarpかKwinsの組み合わせの方が自分には向いてるかな……。

W-SIMのインセンティブ

結局、W-SIMってW-SIM本体だけにインセンティブが付いているっていう認識で良いのでしょうかね? そうならばW-ZERO3単体で購入した場合もW-SIM付きW-ZERO3とほぼ同じ値段になるって事ですよね。まぁW-SIMのインセンティブがW-SIMの値段以上についていた場合はマイナスになりますけど。

まぁ何が言いたいのかと言うと、W-SIM機に乗り換えた場合に従来と同じ価格体系のままなのかって事なんです。昨日も書いたのですが、それじゃ単にウィルコムのインセンティブ料が抑制されるだけって事ですよね。今まで通りならば、WXシリーズなんかはインセンティブとして2-3万くらいはでるはずです。京ぽんもそのくらいでしたから。それに対してW-SIMはおそらく1-2万ってところですよね。まぁそこまではいいです。W-SIMにもインセンティブかかっていますから。

ただ、抱き合わせで買ったジャケット以外に新たなジャケットを購入した場合はインセンティブがゼロになるって事ですよね。その場合を考えたら、WXシリーズのような従来型を買い続けていった方がユーザーとしては毎回インセンティブがつく分お得って事になっちゃいますよね。まぁ将来的にはWXシリーズもインセンティブの額がゼロに近づいていくのでしょうが、W-SIMユーザーからしたらインセンティブがないのにある人たちと同じ料金を払っていくのが馬鹿らしくなると思うのですがどうでしょうか?

W-SIMに移行する事のメリットをわかりやすくする為にも、W-SIMユーザー向けの新料金体系を用意してもらいたいですね。W-ZERO3用ならば端末使い放題で5000円とか(笑)。何か修理アシストサービスもW-SIM本体だけになりそうだし……。皆さんどう思いますか?

2005/10/20

フルメタルパニックTSR最終回

やっぱり、全13話って短すぎますねぇ。ちょっと詰め込みすぎかも。今シリーズは年齢制限付きだった事もあり、過激描写が多かったですね。外国じゃ放送できなさそうです。ふもっふから入ってきた人には少し不満がある内容だったかもしれませんね。私はどっちの路線でも楽しめる性格なので問題ありませんが。せっかくなのでこれからも映像化してほしいですね。

私は原作は読んでいないのでこの先どうなるかなんとなくしかわかりませんし。余談ですがアーバレストがゲイツのヴェノムを倒すときの技が螺旋丸みたいで笑いました。ゲイツ、エロ仙人だし……。もしくはGPMの精霊手。やっぱり王道はいいですね。テッサかわいいよテッサ。というか銀髪、天才美少女艦長はヤバイです。

#Amazon


SHARP製スマートフォン

明日発表される予定のSHARP製スマートフォンですが、memn0ckさん情報によると正式名称がWS003SHとなり、11月下旬発売予定で36800円らしいです。予想よりだいぶ安いですね。スペックにもよりますがこの値段ならお買い得度大です(笑)。

ついでに、今日発表されたW-SIM端末ですが予想通りの内容でしたね。私が予想した通り、音声端末としては高めの値段設定になっていましたね。USB接続タイプも個人的にはあまり必要性を感じません。パソコンとの連携を考えるならばPCMCIAやCFに収容できなければ京ぽんのようにUSBケーブルで繋ぐのと大差ないからです。むしろ、WX310KのようにBluetoothで接続する方がよほどスマートだと思います。

まぁ今回は音声端末タイプと最小構成タイプのリファレンスとしての役割を果たす商品だと思う事で納得します。まぁお手本みたいなものではないかと(笑)。あえてライトEメールまでの実装にとどめたと。それにしても、結局インセンティブつけちゃうのですかね? 何か新価格体系とかの発表もないし……。あの程度の音声端末が2万円以上して、月々の支払いが今と同じって言うのじゃ誰も買わないと思うのですが。

それと、以前にWX300KはわかりにくいからWSシリーズにでもした方がいいのではなんて書いたのですが、W-SIMの音声端末がWSシリーズになるみたいですね。私としてはSimpleのSで書いたのですけど。適当に書いただけですけどね。何はともあれ、明日のスマートフォンのお披露目でいろいろわかるかもしれませんね。

2005/10/19

はてなフォトライフ

よくわかりませんが、はてなフォトライフというのを試してみます。うまくいくかな? 

#Picasa

モバイルセントレックス

最近、モバイルセントレックスって騒がれていますけど、ナノセルシステムの導入によって終止符が打たれる気がします。まぁ私がウィルコムというかPHS信奉者なのでそう思える部分も多々あるのですが。少なくとも内線電話としては完全にFOMA N900iLに圧勝していると思います。

まず、初期費用の違い。純粋に端末の値段が数倍違いますよね。WX310シリーズは除く(笑)。とりあえずAH-J3003Sを想定します。法人で購入するといくらかわかりませんが、ウィルコムショップで買えば新規一台につき6090円。契約手数料込みでも1万円以下だと思います。他のお店ならもっと安く揃えられそうですけど。

次に運用コスト。仮に100台導入したとして、PHSなら月額2200円x100で22万円。これで内線定額が実現できます。しかも、固定電話宛てへの料金もまぁまぁ安い。まぁこれは別に固定系でかけた方が安いですけど。あとは通話の安定性。これは100台規模の法人の内線として使うならばナノセルシステムを導入しなければきついでしょうね。ナノセルシステムの基本構成で150台程度の電話機の利用を想定しているそうで、これがレンタルで月額約10万円。先程の22万と合わせて約32万円。これで設備保守・運用費込みです。

ついでに端末の保証もあり。ウィルコムは修理アシストサービスがあり、何とアンテナ折れ・液晶割れ・水没・基盤の破損等でも最大2100円の負担で済みます。これって結構すごいですよね。法人契約でも適応されますよね? ちょっと自信ないですけど(苦笑)。まとめると新規に100台導入する場合のイニシャルコストは端末代100万円。ランニングコストはウィルコム定額プラン2200円x100=22万円とナノセルシステムのレンタル料=10万円の32万円。これで完了です。

ちなみに学校制服ブランド「カンコー学生服」が今年7月にFOMA 900iLを100台導入したときの初期費用は無線LANやNECのSIPサーバー込みで約2500万円だそうです。ランニングコストがいくらになるかはわかりませんけど、初期費用だけでみても2500万対100万です。
しかも、ウィルコムなら自社だけでなくウィルコムを導入している企業同士でも通話無料というのが魅力的ですね。

中小企業でも導入するメリットが充分あると思います。個人的には市役所や学校、病院などの公共性がたかい場所が導入してくれれば普及に弾みが付きそうだと思っています。更に付け加えるならば、スーパーマーケットやファミリーレストラン、ホテルなどの宿泊施設などにも積極的に働きかけてもらいたいですね。導入した企業も内線電話として使用できるし、客として店に訪れた場合でも安定した通話/通信エリアの確保というメリットがありますから。

一つ気がかりなのはナノセルシステムにはPBXで提供されている機能がないと言う事です。まぁこの部分はナノセルサーバーがソフト的に拡張できる仕様ならば、Asteriskあたりを導入する事で何とかなりそうですけど。偉そうな事を書いていますが、全くの素人なので出鱈目な可能性も大いにあり得ます。その時は優しくご指摘ください(笑)。

#外部リンク
ナノセルシステム|WILLCOM for Business
http://www.willcom-inc.com/ja/biz/service_solutions/antenna/nanocellsystem/index_01.html

PBX不要の「ナノセルシステム」オフィスの電話をコードレス化 - ケータイ on Business:ITpro
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/KEITAI/20051005/222232/?P=1

ウィルコムが企業向け新サービス,携帯事業者の「モバセン」を追撃 - ニュース:ITpro
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20050901/220441/

新本社に「N900iL」を100台導入,カンコー学生服の尾崎商事 - ニュース:ITpro
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NCC/NEWS/20050818/166478/

無線LAN対応FOMA「N900iL」につまづいた企業のエンドユーザーが激白--トラブル克服への挑戦が続く:ITpro
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/OPINION/20050326/158031/

取引先含め定額PHSが2000台通話料を削減,製品保守も迅速化---寺岡精工 - 企業ネット最前線:ITpro
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20050906/220664/