2006/02/24

PyGameで遊ぶ #03

日本語が表示できるようになりました。嬉しい。これ以上はきちんとPythonを勉強しないと駄目みたいです。

#Picasa

ナノセルシステムの開発者

ナノセルシステムについて調べていたら開発者の方のインタビューがありました。ずいぶんと若い方ですね。しかも通信実験を行うためのシミュレーションソフトウエアを1人で担当したとか。それも入社して半年も満たない方が。何かを創りだせるって本当にスゴイ事だと思いますよ。素直に尊敬します。でも、こういう考え方はいけないとは思いつつも、ついつい自分と対比させてしまいます。現在の自分の不甲斐無さに愕然としてしまいます。自らの責任なのですけどね。それにしてもナノセルシステムも本多エレクトロン製なんですね。

W-SIMといいネットインデックスさまさまですね。W-SIMもですけどナノセルシステムってウィルコムにとって無くてはならない重要なアイテムになると思いますよ。本当に画期的だと思っています。こことエイビットは将来楽しみですね。私の脳内市場では大きく伸びそうです。余談ですが両者とも社名が微妙ですね(失礼)。本多エレクトロンの方がオタ好みします。ABITはモロにマザーボードベンダーと被りますし。

#外部リンク
ナノセル基地局の開発
http://type.jp/sp/e_41/index8.html

2006/02/23

次世代PHSの問題点

昨日の続きです。次世代PHSのうち最もやっかいな部分がアクセス網ではないかという所まで書きました。それは何故か? 皆さんご存知の通りPHSはISDNというインフラを前提にしたサービスです。ISDNとはNTTが構築した全国網ですね。これを活用する事で16万局という膨大な数の基地局とNTT局とを結んでいる訳です。

しかもISDNはNTTが巨費を投じて整備してくれた訳でウィルコムがアクセス網を整備した訳ではありません。もちろん自前ではないので使用料を支払わなければならない訳ですけど。言い換えれば使用料さえ払えば、基本的に全国展開できた訳です。しかし次世代PHSはそう簡単にはいかないでしょう。何故なら基地局の分だけアクセス網を用意しなけらばならないからです。しかもISDNより高速な物を全国規模でです。(この部分は私の知識不足の為、不正確です。)

アクセス網を用意できたとしても推定で20Mものスピードを誇る次世代PHSのアクセスに耐えられる帯域となると現在のISDNと比べて大幅なコスト増になる事は間違いないでしょう。仮にISDNの3倍(何の根拠もありません)と仮定した場合でも16万x3になります。ARPUの低いウィルコムだと死活問題ですね。基本的に無線基地局の場合、設置してしまえば以後のコストはかかりません。しかしコア網とアクセス網は使用した帯域に応じて毎月コストが発生してしまいます。とりわけアクセス網は16万局分ですから莫大なコストになるでしょう。

それでも大都市圏ならペイできるかもしれません。使用効率が高いですから。マイクロセルの本領発揮です。しかし地方に目を向けると効率はガクンと低下してしまい、逆にマイクロセルである事が足を引っ張ってしまうのではないでしょうか? 毎月発生するコストが現行のPHSならまだ良いのでしょうが、次世代PHSなら上記の理由により莫大なコストが発生してしまう事が予想されます。結果いつまでたっても地方のエリアは広がらないという現行のPHSと同じ結果に……。

次世代PHSが20M出ると言ってもあくまでも無線基地局レベルの話です。他の部分(コア網、アクセス網、端末)の事も考えるとそう簡単に導入できないかもしれませんね。ウィルコムが自由にできる部分は無線基地局と端末だけです。それより上位のネットワークは他から借りなければなりません。これは使用する帯域が多くなるにつれ、大きな負担になってくるのではないでしょうか?

そう考えると高速データ通信に傾倒すればするほど基幹網やアクセス網まで手がけるNTTやKDDIの優位性は強まるのかもしれませんね。長くなったので一旦終了します。偉そうな事を述べていますが、あくまで素人の戯言であります。大いに間違っている可能性があるのであしからず。

次世代PHSのシステム構成

上の続きです。次世代PHSだと更にどうなるかを示します。
コア網
W-OAM世代と変化無し。ただしトラフィックの増大によりコスト大幅増?

アクセス網
ISDNでは完全に力不足。FTTHクラスのバックボーンが必須。

無線基地局
W-OAM世代と併設かリプレイス可能なものを用意? 実現できそう。

PHS端末
完全にリプレイスかW-SIMのアドオンによりデュアル構成可能。実現できそう。
になると予想します。ウィルコムの説明文を読むと現行のPHSインフラを活用するという事なのでW-OAM基地局と併設するか、W-OAM世代の切り替えのように基地局の更新時期に合わせてシームレスにリプレイスして行くのではないでしょうか。

問題はアクセス網です。これについては長くなりそうなので別トピックにします。

PHSの仕組み

次世代PHSも発表された事ですし、以前書こうとして頓挫したままのPHSの仕組みについてのおさらいを我流で行いたいと思います。PHSの流れを大雑把に分類すると、コア網、アクセス網、無線基地局、PHS端末の4つに分けられると思います。
コア網
NTT局以降の回線。現在はNTT回線を使用。

アクセス網
無線基地局からNTT局までを結ぶ回線。現在はISDN回線を使用。

無線基地局
無線区間。PHS端末との通信。

PHS端末
いわゆるPHS。
これがW-OAM(高度化PHS)世代のシステムになると多少変化してきます。
コア網
ITXを経由して流せるものは独自IP網へ(KDDIの次世代ネットワーク網ペルセウスを借りるのか? )

アクセス網
現在はISDN回線を使用。基本的に2B+Dx2の256Kbps。足りない分は2B+Dx2を追加したり、ドライカッパ、ダークファイバを使用する?

無線基地局
高度化が必要。つまり新設する。

PHS端末
高度化が必要。つまり買い換え。
こうなると思います。基地局だけ交換とはいかないようです。今回の次世代PHSですが、これは別のトピックに分けます。なお記事の内容についての正確性は全くもって保証されていないのであしからず。あくまで素人の当てずっぽうですので。詳しい方からのご指摘お待ちしています。

#外部リンク
Mobile:AirH"つなぎ放題の詳細は?(1/2)
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/news/0105/28/airh_m.html

DDIポケット、体感1Mbps超のPHSデータ通信をアピール
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/21955.html

Pythonで学ぶプログラム作法

やはり入門書が手元に欲しいと感じたので、こちらの本を手配しました。はじめてのPythonでも良かったのですが、プログラミング自体を理解していませんし何より高かったので。英語版ならば無償で公開されているのですが、やっぱり日本語の方がよいので。さて頑張ってPythonを使えるようにするぞ!

#Amazon
Pythonで学ぶプログラム作法
アラン ゴールド
ピアソンエデュケーション ( 2001-09 )
ISBN: 9784894714014

2006/02/22

次世代PHSお披露目

一部のPHSマニアの間で話題だった次世代PHSが、ついにお披露目されました。んー電波のプロでもない素人が言うことでも無いのですが、それでも敢えて言わせてもらえば2.5GHz帯を狙うんだったらiBurstでも良かったんじゃないのかなって事ですね。いろいろと駄文を書こうと思ったのですが、すごく長くなりそうなのでとりあえずその事だけ主張して終了します。駄文がまとめられたら、そのうち書きたいと思います。

#外部リンク
ウィルコムが次世代PHSをデモ、現状は下り2Mbps程度
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/27883.html

ウィルコム、次世代PHSの公開実験。夏には最大20Mbpsの実現を目指す
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/12895.html?ref=rss

京セラ | iBurst(TM) System アイバースト・システム
http://www.kyocera.co.jp/prdct/telecom/office/iburst/index.html

ケータイ用語の基礎知識 第221回:iBurst とは
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/keyword/23441.html

iBurstの公開実験、平均で約1Mbpsのスループットを実測
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/24137.html

2006/02/19

PyGameで遊ぶ #02

昨日のゲーム画面もどきを少し改造しました。背景をアニメ絵にしたのとキャラをもう少しわかり易くしました。更にメッセージウィンドウを半透明処理してみました。ゲームっぽくなりましたでしょ? まぁ画面だけなんですけど……。

#Picasa

AH-J3003Sの在庫状況

インターネット上のお店を探しているのですが全然無いのですね……。あるお店の注意書きによると法人向けの注文が殺到していて、発注が全然間に合わないらしいです。これが事実ならウィルコムファンとしては嬉しい現象ですね。私の予想通りな展開に……。賢明な担当者がいる会社ならばウィルコム定額プランを検討しない訳はないでしょうし。是非とも春以降の端末ラインナップに基本を押さえたエントリーモデルを用意してもらいたいものです。もちろんW-OAM対応で。

2006/02/18

PyGameで遊ぶ #01

Pythonをインストールした際にPyGameも導入してみました。正直PyGameどころかPython自体を全く理解していないのですが軟弱者の為、派手な事から試してみたくなりまして。とりあえず音が出せるようにしてみました。これで合っているのか解りませんが、とりあえず音が出ました。
import pygame
from pygame.locals import *

pygame.mixer.pre_init(44100, -16 , 2, 1024 * 5)
pygame.init()

pygame.mixer.music.load('./data/test.ogg')
pygame.mixer.music.play()
練習を兼ねてアドベンチャーゲームっぽい画面を作ってみました。まぁ画面だけなんですけど。日本語フォントの出し方とか知らないのでこれで終了です。背景画以外は適当にペイントツールで自作です……。一応キャラ? 部分とメッセージウィンドウ部分は透明化しています。こういうのを勉強できるウェブサイトってあるのですかね? 適当にやっているのでやり方があっているのかすら解りません……。

#Picasa

そういえばWindows用PyGameだとMP3が使用できないみたいですね。多分ですけど。私の拙い読解力によるとsmpeg.dllが関係しているみたいなのですが……。ゲーム用音源としてだけならOgg Vorbisが使えれば特に不自由はしないのですけど、少し残念ですね。それとPyGameの音関係って結構シビアな印象を受けたのですが私が素人なだけかもしれません。バッファー? を多めに取らないと雑音だらけになってしまうのです。

上のソースの「pygame.mixer.pre_init(44100, -16 , 2, 1024 * 5)」ってところなんですけど「1024 * 5」って感じにしないと、ちょっとした動作を行っただけで雑音が入ってしまいます。本家のウェブサイトを見ると1024 * 3くらいを推奨していますけどね。多くとると遅れてしまうみたいです。難しいところです。詳しい人の解説をお願いしたいですね。