そろそろ、ほったらかしになっていたみなわうぃきを再開させようかと思い、手頃なWikiを試してみました。前回はFreeStyleWikiで構築したのですが、今回は他のも試してみる事にしました。最初にPython製のMoinMoinに手を出してみたのですが、日本語による解説を見つける事ができず、英語の説明だけで始めた為あえなく玉砕という事に。結局あきらめました。ヘタレなもので。
次にRuby製のHiki。これは昔試した事があったのですんなりと動かせました。ただFSWikiにあったWikifarmの機能が欲しかったので、そこから先が大変でした。試行錯誤の結果、何とかWikifarmのHiki版、Hikifarmの設置に成功しました。とりあえずHikiでしばらく様子見して見る事にします。まだ少ししか試していませんがFSWikiに比べると初期状態で少し劣るって印象ですかね。特にアカウント管理なんかは結構違いますね。まぁここらへんは設計思想の違いが大きいのでしょうけど。
HikiはオリジナルのWikiの考え方に近く、誰もが自由に編集できる事が前提みたいですから。まぁプラグインで何とかなるみたいですけどね。ただHikifarmの制御がデフォルトだとできないみたいなのが、少し痛いですね。私はどちらかというとコラボレーションツールとしてではなく簡易CMSとしてWikiを使用したいので。Hikiについては全くの素人なので何とも言えませんけど。
2006/02/27
2006/02/24
ウィルコムとCATV
昨日書いたアクセス網の話なのですが、ウィルコムもいろいろと手は打っているようです。その中でも注目なのがケーブルテレビ網の活用です。これはジュピターテレコムと東京農工大学と共同で研究しているようです。既に研究は開始されていて、来年の3月には成果は発表されるようです。この研究が成功すれば、地方でのアクセス網整備に弾みが付きそうです。頑張ってもらいたいですね。
#外部リンク
WILLCOM|ケーブルテレビネットワーク上でのPHSサービスに関する研究開発について
http://blog.minawa.net/2006/02/catv_7974.html
#外部リンク
WILLCOM|ケーブルテレビネットワーク上でのPHSサービスに関する研究開発について
http://blog.minawa.net/2006/02/catv_7974.html
WiMAXの行方
最近WiMAX人気が急上昇ですね。auやソフトバンク等の新規参入組み、果てはドコモやNTT東西まで名乗りを上げています。モバイル系キャリアが欲しがっているのはIEEE 802.16e。いわゆるモバイルWiMAXってやつですよね。でもモバイルWiMAXって標準化が終了しただけで実際に使えるようになるにはまだ数年かかりそうです。
もう一つのWiMAX、IEEE802.16-2004はもう少し早い段階で導入できそうです。Intelがインドや中国に導入しようとしているのはこちらの方です。まぁいずれはモバイルWiMAXも投入するのでしょうけど。この固定版WiMAXですけど残念ながら日本ではあまり重要視されていません。確かに日本では安価なADSLや光ファイバがありますからね。でも地方などでは活用できる技術かもしれませんね。
ここからは私の妄想なのですが、この固定版WiMAXをウィルコムのアクセス網として活用できたらおもしろいなぁなんて思っているのです。技術的に可能なのかはわかりませんけれども……。でも今回の2.5GHz帯はモバイルWiMAXなんですよね? 一体どこが手に入れるのやら……。
どうせなら各社が協力してコンソーシアムみたいな感じで運用すればいいのに。で、使用した帯域分の費用を払うと。今NTTの再分割も話題になっている事だし光ファイバとWiMAX事業をセットにして通信インフラ専業として独立させたらおもしろいかも。もちろん他の通信事業者も出資してですけど。素人の浅知恵ですけどね。
#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: PHSとWiMAX #01
http://blog.minawa.net/2006/01/phswimax-01.html
BLOG.MINAWA.NET: PHSとWiMAX #02
http://blog.minawa.net/2006/01/phswimax-02.html
BLOG.MINAWA.NET: PHSとWiMAX #03
http://blog.minawa.net/2006/01/phswimax-03.html
BLOG.MINAWA.NET: PHSとWiMAX #04
http://blog.minawa.net/2006/01/phswimax-04.html
BLOG.MINAWA.NET: PHSとWiMAXの補足
http://blog.minawa.net/2006/01/phswimax.html
BLOG.MINAWA.NET: モバイルWiMAX
http://blog.minawa.net/2006/01/wimax.html
もう一つのWiMAX、IEEE802.16-2004はもう少し早い段階で導入できそうです。Intelがインドや中国に導入しようとしているのはこちらの方です。まぁいずれはモバイルWiMAXも投入するのでしょうけど。この固定版WiMAXですけど残念ながら日本ではあまり重要視されていません。確かに日本では安価なADSLや光ファイバがありますからね。でも地方などでは活用できる技術かもしれませんね。
ここからは私の妄想なのですが、この固定版WiMAXをウィルコムのアクセス網として活用できたらおもしろいなぁなんて思っているのです。技術的に可能なのかはわかりませんけれども……。でも今回の2.5GHz帯はモバイルWiMAXなんですよね? 一体どこが手に入れるのやら……。
どうせなら各社が協力してコンソーシアムみたいな感じで運用すればいいのに。で、使用した帯域分の費用を払うと。今NTTの再分割も話題になっている事だし光ファイバとWiMAX事業をセットにして通信インフラ専業として独立させたらおもしろいかも。もちろん他の通信事業者も出資してですけど。素人の浅知恵ですけどね。
#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: PHSとWiMAX #01
http://blog.minawa.net/2006/01/phswimax-01.html
BLOG.MINAWA.NET: PHSとWiMAX #02
http://blog.minawa.net/2006/01/phswimax-02.html
BLOG.MINAWA.NET: PHSとWiMAX #03
http://blog.minawa.net/2006/01/phswimax-03.html
BLOG.MINAWA.NET: PHSとWiMAX #04
http://blog.minawa.net/2006/01/phswimax-04.html
BLOG.MINAWA.NET: PHSとWiMAXの補足
http://blog.minawa.net/2006/01/phswimax.html
BLOG.MINAWA.NET: モバイルWiMAX
http://blog.minawa.net/2006/01/wimax.html
ナノセルシステムの開発者
ナノセルシステムについて調べていたら開発者の方のインタビューがありました。ずいぶんと若い方ですね。しかも通信実験を行うためのシミュレーションソフトウエアを1人で担当したとか。それも入社して半年も満たない方が。何かを創りだせるって本当にスゴイ事だと思いますよ。素直に尊敬します。でも、こういう考え方はいけないとは思いつつも、ついつい自分と対比させてしまいます。現在の自分の不甲斐無さに愕然としてしまいます。自らの責任なのですけどね。それにしてもナノセルシステムも本多エレクトロン製なんですね。
W-SIMといいネットインデックスさまさまですね。W-SIMもですけどナノセルシステムってウィルコムにとって無くてはならない重要なアイテムになると思いますよ。本当に画期的だと思っています。こことエイビットは将来楽しみですね。私の脳内市場では大きく伸びそうです。余談ですが両者とも社名が微妙ですね(失礼)。本多エレクトロンの方がオタ好みします。ABITはモロにマザーボードベンダーと被りますし。
#外部リンク
ナノセル基地局の開発
http://type.jp/sp/e_41/index8.html
W-SIMといいネットインデックスさまさまですね。W-SIMもですけどナノセルシステムってウィルコムにとって無くてはならない重要なアイテムになると思いますよ。本当に画期的だと思っています。こことエイビットは将来楽しみですね。私の脳内市場では大きく伸びそうです。余談ですが両者とも社名が微妙ですね(失礼)。本多エレクトロンの方がオタ好みします。ABITはモロにマザーボードベンダーと被りますし。
#外部リンク
ナノセル基地局の開発
http://type.jp/sp/e_41/index8.html
2006/02/23
次世代PHSの問題点
昨日の続きです。次世代PHSのうち最もやっかいな部分がアクセス網ではないかという所まで書きました。それは何故か? 皆さんご存知の通りPHSはISDNというインフラを前提にしたサービスです。ISDNとはNTTが構築した全国網ですね。これを活用する事で16万局という膨大な数の基地局とNTT局とを結んでいる訳です。
しかもISDNはNTTが巨費を投じて整備してくれた訳でウィルコムがアクセス網を整備した訳ではありません。もちろん自前ではないので使用料を支払わなければならない訳ですけど。言い換えれば使用料さえ払えば、基本的に全国展開できた訳です。しかし次世代PHSはそう簡単にはいかないでしょう。何故なら基地局の分だけアクセス網を用意しなけらばならないからです。しかもISDNより高速な物を全国規模でです。(この部分は私の知識不足の為、不正確です。)
アクセス網を用意できたとしても推定で20Mものスピードを誇る次世代PHSのアクセスに耐えられる帯域となると現在のISDNと比べて大幅なコスト増になる事は間違いないでしょう。仮にISDNの3倍(何の根拠もありません)と仮定した場合でも16万x3になります。ARPUの低いウィルコムだと死活問題ですね。基本的に無線基地局の場合、設置してしまえば以後のコストはかかりません。しかしコア網とアクセス網は使用した帯域に応じて毎月コストが発生してしまいます。とりわけアクセス網は16万局分ですから莫大なコストになるでしょう。
それでも大都市圏ならペイできるかもしれません。使用効率が高いですから。マイクロセルの本領発揮です。しかし地方に目を向けると効率はガクンと低下してしまい、逆にマイクロセルである事が足を引っ張ってしまうのではないでしょうか? 毎月発生するコストが現行のPHSならまだ良いのでしょうが、次世代PHSなら上記の理由により莫大なコストが発生してしまう事が予想されます。結果いつまでたっても地方のエリアは広がらないという現行のPHSと同じ結果に……。
次世代PHSが20M出ると言ってもあくまでも無線基地局レベルの話です。他の部分(コア網、アクセス網、端末)の事も考えるとそう簡単に導入できないかもしれませんね。ウィルコムが自由にできる部分は無線基地局と端末だけです。それより上位のネットワークは他から借りなければなりません。これは使用する帯域が多くなるにつれ、大きな負担になってくるのではないでしょうか?
そう考えると高速データ通信に傾倒すればするほど基幹網やアクセス網まで手がけるNTTやKDDIの優位性は強まるのかもしれませんね。長くなったので一旦終了します。偉そうな事を述べていますが、あくまで素人の戯言であります。大いに間違っている可能性があるのであしからず。
しかもISDNはNTTが巨費を投じて整備してくれた訳でウィルコムがアクセス網を整備した訳ではありません。もちろん自前ではないので使用料を支払わなければならない訳ですけど。言い換えれば使用料さえ払えば、基本的に全国展開できた訳です。しかし次世代PHSはそう簡単にはいかないでしょう。何故なら基地局の分だけアクセス網を用意しなけらばならないからです。しかもISDNより高速な物を全国規模でです。(この部分は私の知識不足の為、不正確です。)
アクセス網を用意できたとしても推定で20Mものスピードを誇る次世代PHSのアクセスに耐えられる帯域となると現在のISDNと比べて大幅なコスト増になる事は間違いないでしょう。仮にISDNの3倍(何の根拠もありません)と仮定した場合でも16万x3になります。ARPUの低いウィルコムだと死活問題ですね。基本的に無線基地局の場合、設置してしまえば以後のコストはかかりません。しかしコア網とアクセス網は使用した帯域に応じて毎月コストが発生してしまいます。とりわけアクセス網は16万局分ですから莫大なコストになるでしょう。
それでも大都市圏ならペイできるかもしれません。使用効率が高いですから。マイクロセルの本領発揮です。しかし地方に目を向けると効率はガクンと低下してしまい、逆にマイクロセルである事が足を引っ張ってしまうのではないでしょうか? 毎月発生するコストが現行のPHSならまだ良いのでしょうが、次世代PHSなら上記の理由により莫大なコストが発生してしまう事が予想されます。結果いつまでたっても地方のエリアは広がらないという現行のPHSと同じ結果に……。
次世代PHSが20M出ると言ってもあくまでも無線基地局レベルの話です。他の部分(コア網、アクセス網、端末)の事も考えるとそう簡単に導入できないかもしれませんね。ウィルコムが自由にできる部分は無線基地局と端末だけです。それより上位のネットワークは他から借りなければなりません。これは使用する帯域が多くなるにつれ、大きな負担になってくるのではないでしょうか?
そう考えると高速データ通信に傾倒すればするほど基幹網やアクセス網まで手がけるNTTやKDDIの優位性は強まるのかもしれませんね。長くなったので一旦終了します。偉そうな事を述べていますが、あくまで素人の戯言であります。大いに間違っている可能性があるのであしからず。
次世代PHSのシステム構成
上の続きです。次世代PHSだと更にどうなるかを示します。
問題はアクセス網です。これについては長くなりそうなので別トピックにします。
コア網になると予想します。ウィルコムの説明文を読むと現行のPHSインフラを活用するという事なのでW-OAM基地局と併設するか、W-OAM世代の切り替えのように基地局の更新時期に合わせてシームレスにリプレイスして行くのではないでしょうか。
W-OAM世代と変化無し。ただしトラフィックの増大によりコスト大幅増?
アクセス網
ISDNでは完全に力不足。FTTHクラスのバックボーンが必須。
無線基地局
W-OAM世代と併設かリプレイス可能なものを用意? 実現できそう。
PHS端末
完全にリプレイスかW-SIMのアドオンによりデュアル構成可能。実現できそう。
問題はアクセス網です。これについては長くなりそうなので別トピックにします。
PHSの仕組み
次世代PHSも発表された事ですし、以前書こうとして頓挫したままのPHSの仕組みについてのおさらいを我流で行いたいと思います。PHSの流れを大雑把に分類すると、コア網、アクセス網、無線基地局、PHS端末の4つに分けられると思います。
#外部リンク
Mobile:AirH"つなぎ放題の詳細は?(1/2)
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/news/0105/28/airh_m.html
DDIポケット、体感1Mbps超のPHSデータ通信をアピール
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/21955.html
コア網これがW-OAM(高度化PHS)世代のシステムになると多少変化してきます。
NTT局以降の回線。現在はNTT回線を使用。
アクセス網
無線基地局からNTT局までを結ぶ回線。現在はISDN回線を使用。
無線基地局
無線区間。PHS端末との通信。
PHS端末
いわゆるPHS。
コア網こうなると思います。基地局だけ交換とはいかないようです。今回の次世代PHSですが、これは別のトピックに分けます。なお記事の内容についての正確性は全くもって保証されていないのであしからず。あくまで素人の当てずっぽうですので。詳しい方からのご指摘お待ちしています。
ITXを経由して流せるものは独自IP網へ(KDDIの次世代ネットワーク網ペルセウスを借りるのか? )
アクセス網
現在はISDN回線を使用。基本的に2B+Dx2の256Kbps。足りない分は2B+Dx2を追加したり、ドライカッパ、ダークファイバを使用する?
無線基地局
高度化が必要。つまり新設する。
PHS端末
高度化が必要。つまり買い換え。
#外部リンク
Mobile:AirH"つなぎ放題の詳細は?(1/2)
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/news/0105/28/airh_m.html
DDIポケット、体感1Mbps超のPHSデータ通信をアピール
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/21955.html
Pythonで学ぶプログラム作法
やはり入門書が手元に欲しいと感じたので、こちらの本を手配しました。はじめてのPythonでも良かったのですが、プログラミング自体を理解していませんし何より高かったので。英語版ならば無償で公開されているのですが、やっぱり日本語の方がよいので。さて頑張ってPythonを使えるようにするぞ!
#Amazon
#Amazon
2006/02/22
次世代PHSお披露目
一部のPHSマニアの間で話題だった次世代PHSが、ついにお披露目されました。んー電波のプロでもない素人が言うことでも無いのですが、それでも敢えて言わせてもらえば2.5GHz帯を狙うんだったらiBurstでも良かったんじゃないのかなって事ですね。いろいろと駄文を書こうと思ったのですが、すごく長くなりそうなのでとりあえずその事だけ主張して終了します。駄文がまとめられたら、そのうち書きたいと思います。
#外部リンク
ウィルコムが次世代PHSをデモ、現状は下り2Mbps程度
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/27883.html
ウィルコム、次世代PHSの公開実験。夏には最大20Mbpsの実現を目指す
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/12895.html?ref=rss
京セラ | iBurst(TM) System アイバースト・システム
http://www.kyocera.co.jp/prdct/telecom/office/iburst/index.html
ケータイ用語の基礎知識 第221回:iBurst とは
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/keyword/23441.html
iBurstの公開実験、平均で約1Mbpsのスループットを実測
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/24137.html
#外部リンク
ウィルコムが次世代PHSをデモ、現状は下り2Mbps程度
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/27883.html
ウィルコム、次世代PHSの公開実験。夏には最大20Mbpsの実現を目指す
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/12895.html?ref=rss
京セラ | iBurst(TM) System アイバースト・システム
http://www.kyocera.co.jp/prdct/telecom/office/iburst/index.html
ケータイ用語の基礎知識 第221回:iBurst とは
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/keyword/23441.html
iBurstの公開実験、平均で約1Mbpsのスループットを実測
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/24137.html
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