2006/05/20

玄箱でBitTorrent

この前、玄箱でTorrentFluxをどうのこうのと書いたのですが、実はまだ玄箱でBitTorrentを動かす事をあきらめていなかったのです。TorrentFluxのようなウェブインターフェースだと初代玄箱のスペックでは厳しいそうなので、ここは基本通りCUI/CLI版のBitTorrentクライアントで挑戦してみる事にしました。

ご存知の方も多いでしょうが、俗に言うBitTorrentクライアントは1つではありません。もちろん狭義で言えばオリジナル版BitTorrentの事なのでしょうが、BitTorrent自体がOSSなので多くの人達により改良版が開発されているのです。OSSの醍醐味ですね。オリジナル版やBitToranadoでも良かったのですが、Debian BackportsにrTorrentと言う見慣れぬクライアントがあったので今回はこれを導入する事にしました。

詳しくは知らないのですが、rTorrentは本家よりもハイパフォーマンスで綺麗なコードを主眼に置いて作られたC++製のライブラリ、libTorrentで作られたクライアントだそうです。ちなみに作者の方はノルウェーの名門、オスロ大学の学生さんだそうです。何やら碁が大好きなようで。何となくですが「日本文化」が好きそうです。

公式ウェブサイトの説明によると、本家の3倍種蒔きが速いそうです。キャスバル兄さん並みの速さです。実際使ってみましたが確かに速いかもしれません。何より玄箱でも無理なく動作してくれます。これはスゴイ。操作方法も直感的ですし、かなりお勧めです。

ちなみにrTorrentを動かしながら、玄箱に仕込んだSambaサーバーに置いてあるDivx動画をウィンドウズパソコンで視聴してみたのですが、特に途切れることなく観ることができました。SambaとrTorrentの組み合わせは、ある意味ベストな組み合わせかもしれません。あまり突っ込まないで欲しいですけど……。

#外部リンク
The libTorrent and rTorrent Project
http://libtorrent.rakshasa.no/wiki

2006/05/19

W-Handyphone

何やらウィルコムがW-Handyphoneという名称を商標出願したとか。ダブリューハンディーホン。ダブリュー。つまり「ダブル」。日本語だと「二重」。つまり1つの端末で2つの役割を持つという事。つまり家庭用子機としてPHSを使うという意味だったんです! という事は先日書いたNP310WM-SDとNP311WM-SDの為の商標出願だったんですよ! やったー。……まぁウィルコムになってからは何でもWが頭に付いているだけなんですけどね……。

#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: SDって何なのよ
http://blog.minawa.net/2006/05/sd_5038.html

2006/05/16

TorrentFlux

本当は玄箱でTorrentFluxを動かしてみようと思ったのですよね。ちょっと私の技量だと無理そうですけど。このTorrentFluxはPHPでデザインされたBitTorrentのウェブベースのクライアントらしいです。つまり玄箱みたいなLinux BoxにTorrentFluxを仕込んでおけばウェブ経由で.torrentファイルを読み込ませて後は勝手にDLしてくれるという使い方が可能になる訳ですね。簡単に言えば24時間BitTorrent使いっぱなしが可能になるというある意味、最凶なソフトウェアですね。

#外部リンク
TorrentFlux - Wikipedia, the free encyclopedia
http://en.wikipedia.org/wiki/TorrentFlux

玄箱でPeerCast

久しぶりに玄箱で遊ぼうと思ってDebianのPackage関係を調べていたら、Debian BackportsにPeerCast関係のPackageが来てました。ヤター、これで無理にTestingに上げなくても玄箱でPeerCastが動かせます。早速Genbako kernel collectionにあるKernel2.6のDebian Imageを拝借してBackportsのPeerCastをインストールしました。

何故かPeerCast.iniの最大ストリーム本数だけウェブインターフェースから変更できなかったのですが、その他は問題なく動いているようです。直接PeerCast.iniを弄れば変更できましたけど。あくまでテストですが、某さんを4本ほど途切れずにリレーできているようです。半分はPort0の人ですけど……。

私は上り1MのADSLなので、これ以上の常用リレーは止めておいた方が無難ですね。最近の事情は知らないのですが、数年前に比べると全体的にビットレートが上がっていますね。個人的意見ですけどOgg Vorbisで配信するなら45kbpsで十分です。ラジオならモノラルで24kbpsでいいと思います。現在ノーマル玄箱だと税込みで1万円くらいなので結構お買い得かもしれませんね。PeerCastのリレーだけならHDDも低容量タイプで十分ですし。

#外部リンク
Index of /
http://genbako.vodapone.com/

Debian Backports
http://backports-master.debian.org/

#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: PeerCast
http://blog.minawa.net/2005/12/peercast_3193.html

BLOG.MINAWA.NET: DebianでPeerCast
http://blog.minawa.net/2005/12/debianpeercast_9327.html

2006/05/15

KI51PVの値段

以前書いたMini-ITXでTurion 64が使用可能なマザーボードKI51PVですが、あるお店で値段が書いてありました。税込みで30000円だそうです。サヨナラKI51PV。素直にMicroATX版買います。もうTurionじゃなくてもいいかな。

今度のUbuntuはスゴイらしい

今、一番熱いLinuxディストリビューションの1つであるUbuntuの次期メジャーリリース版Dapper Drakeがもうすぐリリースされますね。しかもDapper Drakeは今までとは一線を画す程の出来とか。楽しみですねぇ。先日、父親のノートパソコンにWin2000を再インストールする際に試しにUbuntuの現バージョン5.10をインストールしてみたのですが、素晴らしい出来でした。何と言っても最初から日本語入力が出来るのが良いですね。

Ubuntuで出来ることはDebianでも出来ると言われていますけど、素人にはそこまで持っていく根気も技術もありませんからね。この点は重要だと思います。しかもUbuntuの日本語関係はLinuxの中でも最先端かつ最高峰のレベルに保たれていると言っても過言ではないですし。ありがたい事です。Ubuntuをインストールすると、OOoやEvolutionといった大物アプリがもれなく付いてくるのが個人的には嫌なのですが、初心者用である事を考えればむしろ自然な事なのですしね。それに嫌なら自分で何とかするか、Xubuntuみたいなサブプロジェクトを試してみれば良い訳ですし。

ちなみにXubuntuも試してみましたが、やはり私のような素人には常用は難しい感じでしたね。次次期リリースくらいにはいい感じに仕上がってくるかもしれません。最近、本格的にメイン環境をOSSに移行する事を考えだしているのですが、次期Ubuntuが第一候補なのは間違いないですね。とにかく6/01の正式リリースを楽しみに待ちましょう。

#外部リンク
Ubuntu Dapper Drake遅延に関する結論の期日 - SourceForge.JP Magazine : オープンソースの話題満載
http://sourceforge.jp/magazine/06/03/20/0151230

#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: Ubuntu-jaを試す
http://blog.minawa.net/2005/07/ubuntu-ja_4482.html

2006/05/14

SDって何なのよ

久しぶりにPHSの話題を。一部のPHS系ウェブサイトで話題のネットインデックスの製品、NP310WM-SDとNP311WM-SDですが一体どういった製品なんでしょうね? 皆さん妄想中のようなので、私も考えてみました。ズバリ! 謎の「SD」とは、かつて通信機械工業会(CIAJ)により制定された自営対応第6のプロトコル家庭第2版こと「SD規格」の事だったのです! つまり今や絶滅寸前のPHSを固定電話の子機として使う為の製品なんですよ。J:COM MOBILEに関係しているのかも。

これで本来のPHS機能が全て揃う訳です。まぁ冗談ですけどSDという記号に何らかの意味があるとすれば、他には何が考えられますかねぇ。文字通りSDカードの意味なのか、それともStandardやSimpleといった意味の低機能、低価格機の事なのか、それとも全く関係無いモノなのか……。いずれにしろ、暫く話題の無かったウィルコムに関係する製品だと良いのですけどね。

#外部リンク
PHSとデジタルコードレスの接続性を保証する「SD」規格
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/2566.html

ニニンがシノブ伝

今更ながらニニンがシノブ伝を観ました。いやぁこれは当たりです。1年に1作くらいの良作です。それはちょっと言い過ぎかな。でもベスト5くらいには入りますね。まずOPとEDが良い。絵と歌が合っていて楽しくなります。それに話のネタも良い。会話の1つ1つが私のような駄目オタクの琴線に触れてきます。キャラクターは可も無く不可も無くといった感じなのですが、演じている声優さんの巧さもあり、とても魅力的です。

しかし、この作品を良作たらしめているのは何と言っても音速丸こと若本規夫さんの存在が大きいでしょうね。彼の軽妙洒脱な語り口に思わず惹きこまれてしまいました。おそらくコミックから入ったのなら、音速丸に多少の違和感を感じていたのでしょうが、幸か不幸か未見だったので若本節にまんまとハマッてしまいました(笑)。

原作の方も完結してしまったみたいですが、是非ともアニメで続きをやって欲しいですね。ぶっちゃけ、ストーリーなんてあってないような物ですからオリジナルでもいいのでやって欲しいです。またあのお声を聞きたいので……。余談ですが、音速丸ってSongbirdのマスコットに見えてしょうがないのですが……。

#Amazon
ニニンがシノブ伝 (1) (Dengeki comics EX)
古賀 亮一
メディアワークス ( 2002-02 )
ISBN: 9784840220682

ニニンがシノブ伝 1 [DVD]
水樹奈々, 川澄綾子, 釘宮理恵, 若本規夫, 関智一
ハピネット・ピクチャーズ ( 2004-10-22 )

#外部リンク
Songbird - Welcome
http://getsongbird.com/

2006/05/11

歯医者2回目

GW前に行った歯の治療の続きをしました。今回は予約だったので行ったらすぐに治療できました。でも保険証が見つからなくて少し遅れてしまいました。保険証なくても大丈夫みたいでしたけど。とっとと行けば良かった。前回は若いお兄さんでしたが今回は若いお姉さんが担当でした。無精髭も剃らずに行ったので、とっても恥ずかしかったです……。反省。今回も麻酔せずに治療完了しました。思っていたより簡単だったので良かったです。前回は4000円程かかったのですが、今回は1060円だったので助かりました。順調にいけば、次回で終わりなので頑張って行きます。

2006/05/09

AsteriskとAstLinux

以前AstLinuxについて駄文を書いたのですが、なんとAstLinuxについて日本語で解説してくれた方がいました。嬉しいことにご本人から教えて頂きました。ありがとうございます。最近、日本でもAsterisk関係の情報が出てきていますね。特に日本における第一人者である高橋さんが運営しているVoIP-INFO.JPの充実っぷりには驚かされます。

私のような素人にはほとんど理解できない内容なのですが、だいぶ濃い人達が集まって来ているようです。GP2Xのコミュニティなんかもそうなんですけど、彼らのような技術者のやり取りを見ているだけでワクワクしてきちゃうんですよね。素人ながら日々進歩していくのを肌で感じられるというか。これからも個人的に目の離せないプロジェクトです。皆さん頑張って下さい。

#追記
ITproにAsteriskについての説明が何個かあったのでリンクしようとしたのですが、何とITpro内を検索するには会員にならないとできないようです……。自サイト内もログインしないと検索できないシステムってどういう事ですか(苦笑)。まぁそのサイトのポリシーなのでこれ以上コメントしませんけど。

#外部リンク
メインページ - VOIP-Info.jp Wiki
メインページ - VOIP-Info.jp Wiki

第1回 Asteriskとは何か - Asteriskを使う:ITpro
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20060330/233889/

第2回 Asteriskは何に使えるか? - Asteriskを使う:ITpro
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20060419/235646/

#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: Asterisk
http://blog.minawa.net/2005/10/asterisk_584.html

BLOG.MINAWA.NET: AstLinux
http://blog.minawa.net/2005/10/astlinux_8669.html