2006/09/27

NP22XとかPicoDriveとか

今更のネタなのですが、GP2XにPC98エミュレーターのNeko Project IIを移植された方がいらっしゃるのです。もちろん日本人の方です。その名もNP22X。素晴らしい。それとメガドライブエミュレーターのPicoDrive。これは元々、数年前にWinCE用に開発されたエミュレーターらしいです。最近W-ZERO3でも動くやつが開発されたらしいですね。詳しくは知りませんけど。このPicoDriveってGP2X用エミュレーターであるDr.MDの元になっているエミュレーターらしいです。オープンソースさまさまですね。

どちらも素晴らしいエミュレーターなのですが、これからはPicoDriveが主流になるかもしれません。というのもDr.MDの開発者であるReesy氏が開発を停止したらしいからです。残念な事ですが仕方がないですね。Reesy氏は最後にソースコードを提供してくれたみたいですし。有り難い事です。それとMELONCOKEさんのウェブサイトによると、次回入荷分のACアダプタが変更されて、変換プラグ無しでも使えるようになるらしいです。他にもGP2Xクレードル(BoB)にも動きがあるらしいです。何と無線が関係しているとか。どうなっているのだろう。楽しみです。

2006/09/26

MOVIE COWBOYのGPL問題

久しぶりにDIGITAL COWBOYのウェブサイトを見てみたら、一部の人達の間で話題になっていたGPL違反の疑いについてのお知らせが出ていました。どうやらGPLに基づき、MOVIE COWBOYのファームウェアのソースコードが配布されているみたいです。しかしながら、配布は製品のシリアル番号を入力しなければ入手できないようです。更にこのソースコードを使用した場合、販売元であるハンファ・ジャパン株式会社に対して製品に関するあらゆるサポートを受ける権利の放棄を約束せねばならないようです。

ソースコードの入手については有志が代理配布すれば済みますけどね。問題はあらゆるサポート業務の放棄ですか。まぁわざわざこんなものを入れようなんて輩は、端からサポートなんぞ入らないくらいでしょうけど、初期不良やハードウェアそのものの不具合なども考えられますからねぇ。難しいところです。多少問題がある気もしますが、GPL違反に対して何らかの形で答えただけでも一定の評価はできるのではないでしょうか。某エレコム社とかに比べれば。

#外部リンク
DIGITAL COWBOY 【サポート】
http://www.digitalcowboy.jp/support/index.html

GPL違反容疑による告訴、訴訟が増加中 - SourceForge.JP Magazine : オープンソースの話題満載
http://sourceforge.jp/magazine/06/09/19/044206

ハーフレートとW-OAM

某巨大掲示板からの引用です。
BPSKの16kbpsのコーデックは、標準化されている。
PHSで使ってるITU-T G.726のADPCMは、16/24/32/40kbpsの4種類。
QPSKフルレートで32kbpsを使ってるので、BPSKフルレートで16kbpsを使うだけ。
どちらにしろ有線部分は回線交換にしろVoIPにしろ、ITU-T G.711の64kbpsのPCMに変換して伝送してるだけだし。
QPSKハーフレートでの16kbpsや8PSKハーフレートで24kbpsなんかもサポートされるんかいなぁ? 
素晴らしい。書いてある通りに事が運んでくれれば、W-OAMの音声投入は大正解ですね。以前BPSKやハーフレートの事をちらっと書いたのですが、W-OAMのもう一つの効果である8PSKってあんまり音声と関係ないかもと思っていたのです。だって音声は既に充分綺麗ですから。でも、8PSKとハーフレートが合わさることによって、ハーフレート時でも24kbpsという高音質を保てる訳ですから。

例えば駅なんかにW-OAM対応のナノセルシステムを導入したとします。平常時はQPSKで現行通りの使い方。BPSKで低音質ながらも広いエリアをカバー。更に電車到着時の混雑時はハーフレートでキャパシティを高める。この際、基地局が近い場合は8PSKのハーフレートで24kbpsの比較的良い音質を保つ事ができると。素晴らしい。

まぁ全くの妄想なので、こうなるのかはわかりませんけどね。それにしても、音声端末のW-OAM対応っていつなのでしょうか。今から楽しみです。余談ですがウィルコムスレって凄い事になってますね。久しぶりに行ったらフレーミングが多すぎました。

#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: スロットダイバシティ
http://blog.minawa.net/2006/09/blog-post_5633.html

ubuntu Linux入門キットの感想

先日、衝動買いしたubuntu Linux入門キットが到着したので、一通り読んでいました。感想から書くとまぁまぁですかね(失礼)。総ページ数が310ページと、この手の本としてはお手軽な方ですね。中身もUbuntuの成り立ちやUbuntu Japanese Teamの役割や貢献などが丁寧にかかれていて好感が持てました。

肝心の本編ですが、入門書という事もあり、スクリーンショットを多様してわかりやすい方だと思います。ある程度知っている人にはページ数の割に内容が薄いと感じてしまうかもしれませんね。私自身も初心者に近いですが、もう少し詳しく知りたいなぁなんて思いましたし。

ただVMware PlayerやFreeNXについての説明など、少し専門的な解説もありましたので個人的には満足ですけど。それとAppendixのTips&Tricksやコミュニティへの参加方法、パッケージリスト一覧なんかは大変参考になりました。Launchpadについても書いてありましたし。最後に値段ですが、正直言うともう少し安かったらなぁなんて思っちゃいました。1500円から2000円くらいなら嬉しいなぁと。

勝手にアマゾン風に評価すると、星3つ半くらいでしょうか(失礼)。私が本当の素人ならば4つでも良いかなぁと思いました。まぁ入門書ですし。でも筆者の方々のUbuntuに対する貢献や、Ubuntuそのものに対する感謝という意味も込めて、購入してよかった書籍だと思います。できれば中級者以降のシリーズもお願いします。

#追記
2012年01月の見直し時に、Amazonのリンク先を最新版の書籍に変更しました:-P

#Amazon
Ubuntu Linux入門キット―10.04対応 (INTRODUCTION KIT SERIES)
小林 準, 村田 信人
秀和システム ( 2010-07 )
ISBN: 9784798026817

#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: ubuntu Linux入門キット
http://blog.minawa.net/2006/09/ubuntu-linux_1854.html

LaunchpadはZope製

へぇ。LaunchpadってZope3で構築してるのですね。素晴らしい。あれ程のウェブアプリケーションになると開発や運営も大変でしょうしね。

Neuros OSD Linux Media Recorder Beta

MOVIE COWBOYのGPL問題と関係があるお話なのですが、海外では逆に積極的にFOSS、OSSと関わっている会社もある訳です。大きなところで言えばIBMやhp何かですね。他にも今回取り上げるNeurosもそうです。しかもNeurosの場合よりハードウェア寄りですし。このNeuros OSD Linux Media Recorder Betaは、Linuxベースのメディアプレーヤーボードです。

簡単に言うと、OSにLinuxを採用した録画もできるマルチメディア再生機ですね。MOVIE COWBOYに録画機能もついたようなものです。ちょっと違う気もしますけど。このNeuros OSD Linux Media Recorder Betaの凄いのは、全てオープンなところです。むしろ、このBeta機を有志に配布して開発を促していますし。ユーザーがソフトウェアを開発しやがれって事ですね。しかも課題を実装してくれれば賞金も出すそうです。ちなみに以下のような課題が出されているようです。
YouTube or Google video Browser
Bounty: $1000
Flickr Photo Browser
Bounty: $600
Implement a wireless remote using a WiFi PDA (or PSP) as the remote.
Bounty: $500
TiVo style functionality for radio. Hook up the OSD to a FM/AM or Satellite receiver and do timed recordings or FF/RW and Pause Live Radio.
Bounty: $700
Voip on the OSD. Plug a USB phone into the OSD and make calls without touching any of your PCs.
Bounty: $500
これですよ! 私がこの前、言っていたことは! そうです。コンバット越前です(笑)。「せっかくだから、俺はこの赤の扉を選ぶぜ!」って事です。って違いますね。無理やりハックじゃなくてハック前提のハードウェアを選ぼうって事です。少し前に、日本でもOpenPVSという、Linuxベースのビデオレコーダーを作ろうという企画がありました。

当時、私も感銘を受け、VIAのEdenで組もうかなぁなんて考えていました。でもOpenPVSは完全にパソコンベースで、全体のコストからすると当時出始めていた民生のレコーダーの方が安かったので躊躇してしまいました。実は別にコストの問題だけでもなかったのですけどね。というのも日本のテレビ放送がアナログからデジタルへの移行に伴い、テレビというもの自体に昔ほど執着しなくなってきていたからです。敢えて興味があるとすれば、スカパーくらいだったでしょうか。今ではスカパーでさえ、それ程興味がなくなってきていますけど。

話がずれてきましたが、結局はハードウェアがオープンになったとしても、テレビ放送がそれを受け入れないという事実に絶望してしまったという訳です。コピーワンスやら何やらと考えてまで、録画しなくちゃならないのかと。じゃあイラネって思っちゃったんですね。でも最近はいろいろと問題はありますけど、インターネットベースでの音楽やビデオ等が増えてきているので、録画というよりも、蓄積型の再生機として、こういったモノに関心が出てきたのです。

何か適当に書いていたら、まとまらなくなってきました。という事で今日はここで終了します。考えがまとまったら、あらためて書くかもしれません。

#外部リンク
The Neuros LINK - The Most Powerful Way to Connect the Internet to your TV | Neuros Technology
http://www.neurostechnology.com/

OdNT - open.neurostechnology.com | The Power of Freedom
http://open.neurostechnology.com/

Main Page - The Neuros Technology Wiki
http://wiki.neurostechnology.com/index.php/Main_Page

Linux hackers get first dibs on next-gen DVR - News - Linux for Devices
http://www.linuxfordevices.com/c/a/News/Linux-hackers-get-first-dibs-on-nextgen-DVR/

自由を手にしたビデオサーバ『OpenPVS』 | スラッシュドット・ジャパン
自由を手にしたビデオサーバ『OpenPVS』 | スラッシュドット・ジャパン

#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: テレビ時代の終焉
http://blog.minawa.net/2005/02/blog-post_4350.html

BLOG.MINAWA.NET: スカパーについて考える
http://blog.minawa.net/2005/03/blog-post_3308.html

BLOG.MINAWA.NET: AMDのPICがハックされた
http://blog.minawa.net/2006/09/amdpic_7858.html

2006/09/24

鳥人間コンテスト2006

今年も見ました。今回はなかなか面白い大会でしたね。優勝した東北大学のパイロットも良いキャラでしたし。素晴らしい。新種目のタイムトライアルも数こそ少なかったですが、熱かったです。特に大阪府立大学は熱かったですね。折り返しまでは本当に凄かった。最後に力尽きてしまったのは残念でしたけど、何か熱いモノは伝わってきましたよ。是非、来年もチャレンジして下さい。

全体としてはとても良い印象だったのですが、一つだけ悲しい出来事があったみたいですね。毎年、我々を楽しましてくれていた強豪、東工大Meisterが事故に遭ってしまったらしいのです。とても強いチームなのに、今年はほとんど触れられていなかったのが奇妙だとは思っていたのです。

東工大Meisterといえば、強豪チームというだけでなく強烈な個性を発揮しているチームなので印象に残っている方も多いと思います。そう、あの伝説の國府田マリ子Tシャツです(笑)。今年もハルヒネタあたりで、SOS団Tシャツなんかを仕込んできてくれると思っていたのに残念です。

まぁ冗談はそのくらいにして、実は某所に上げられていた事故のビデオを見たのですが、確かに危険な事故でした。幸いパイロットの方は命に別状は無いみたいですが、足に重傷を負ってしまったようです。鳥人間コンテストは、安全面にもかなり気をつかっている印象だったのですが、これからは更に厳しい心構えで望まねばならないでしょうね。

私としては、これからの大会運営に支障をきたすかも知れませんが、それでも敢えて公にして欲しかったです。最近でもTBS系の番組で事故があったり、テレビ局のアナウンサーが不祥事を起こしたりして、一般人のテレビに対する不信感が募っている訳ですから。それに鳥人間たちはこの競技が危険とも隣合わせである事を充分理解して参加していると思います。ですので、大会事務所やテレビ局側もこの事実を隠さずにいて欲しかったのです。失敗があれば来年の成功に向けて努力を重ねていく。そういった気概こそが、鳥人間の本質だと私は思うからです。素晴らしきヒコーキ野郎たちに栄光あれ!

#外部リンク
鳥人間2011│読売テレビ
http://www.ytv.co.jp/birdman/

#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: 鳥人間コンテスト
http://blog.minawa.net/2004/08/blog-post_1591.html

BLOG.MINAWA.NET: 高校生クイズ
http://blog.minawa.net/2004/09/blog-post_2704.html

BLOG.MINAWA.NET: 鳥人間コンテスト2005
http://blog.minawa.net/2005/09/2005_3063.html

2006/09/22

曽我部和恭さん死去

曽我部和恭さんもお亡くなりになったのですね。今年は本当に厄年ですね。古谷徹さんの情報によると、曽我部和恭さんは6年前に一身上の都合で声優を引退していたとか。実は数年前に、某巨大掲示板の声優板で曽我部さんの話題が出た事がありました。その時は声優を引退して、どこかの工場で働いているらしいと書いてあり、曽我部さん程の役者でも声優を生業にするのは厳しいのかと暗澹たる思いになってしまいました。その頃と同時期だったか忘れましたが、声の二次使用料支払い訴訟とかありましたし。

他の方も同じ気持ちだったようで、その書き込みの真偽についての小競り合いが起こっていました。結局、真相はわからずじまいで曽我部さんの近況もわからない状態でした。しかしながら断片的な情報によると、どうやら昔の声がでない事が引退の理由らしいですね。引退後は後進の指導にあたられていたとか。悲しいことですが、役者として潔い引き際だと思いました。

実は曽我部さんは私の世代だとあまり印象に残る方ではなかったのですが、聖闘士星矢やGS美神などで記憶に残っています。おそらく私の世代より一つか二つ上のアニメファンの方たちの方がショックでしたでしょうね。パタリロ!やJ9シリーズ、破裏拳ポリマーなどでの活躍が目に浮かぶ世代ですね。鈴置さんの時も書いたのですが、何と癌の多いことか。私も身内や知人で癌になった人がいるので、本当に他人事ではないのです。一日も早く癌の特効薬が見付かることを願っています。

#外部リンク
曽我部和恭 - Wikipedia
曽我部和恭 - Wikipedia

2006/09/20

ubuntu Linux入門キット

前から気になっていたのですが思わず買い物カゴに入れちゃいました。あぁクレジットカードの請求を見て、お金が無いので節約しようと思っていた矢先に。何で買っちゃったかって言うと、Amazonの読者レビューがあまりにも酷かったからです。これはひどい。まぁこの方の本心からのレビューなのでしょうが。とりあえず自分の目で確認したくなったので……。

#Amazon

Linux版Google Earthも日本語対応

Linux版のGoogle Earthも日本語に対応してくれたようです。やっぱり日本語だとイメージが全然違いますね。これは良いです。

#Picasa