2006/10/01

レッスルコロシアム’06

テレビをつけたら、今年もやっていました(笑)。今年もHBKこと草野仁さんの野獣っぷりが見られると期待していたのですが、最後にまさかの展開が。相手が関根勤さんだったので何かあるとは思ったのですが、久々の超展開でびっくりしました。この驚きはまほろまてぃっく~もっと美しいもの~のナジェーナエンド以来かも。まぁつぶやきシローと猿岩石の有吉の限界バトルが見られたのでよしとします。

個人的にはこういったお馬鹿番組って好きな方なんですが流石にゴールデンタイムのコンテンツとしては少々厳しい気がします。芸人の本気レスリングって、一般人からみてどうなんだろ(笑)。しかも今年は目玉のHBK戦があんな展開だし……。それと女性ゲストがいた気がしますが正直いらなかったです。ていうか彼女らもどうすれば良いか困ってそうだし。なんか浅草キッドの番組内でやった方が盛り上がったかも。どうみても、深夜向けだし。

個人的に気に入っているシーンは、HBKがマッスルポーズを決めた瞬間ですね。後ろにHBKの義理の娘であるヨーコゼッターランドさんもいましたし。でも全体的に去年の方が破壊力ありました。草野さんがあまりに印象的だったので……。

2006/09/29

もう一つの100ドルPC?

台湾のE-Way Technology Systemsという企業がMini PCを99ドルで売り出すみたいです。これもなかなかおもしろい製品ですね。といっても、99ドルですから今どき200MHzという低スペックな訳です。何がおもしろいのかというと、アーキテクチャがx86互換だという事。x86互換ならば、既にGeodeがある訳ですけどね。記事を見ると、SiS550というSoCを使用しているらしく、統合されたx86互換のCPUはRise mP6というものらしいです。

少し調べてみると、このSiS550の設計は結構前らしいですね。2001年9月の記事にも載っているくらいですから。それにRise mP6というのも、なかなかおもしろいCPUだったみたいです。結構日本での情報もありますし。昔から玄人好みらしいですけど。それと99ドルというのは、1個単位での注文らしいです。普通こういった製品だと数千単位での発注じゃないと購入できないらしいですから、128Mのメモリや一通り揃っているコネクタなんかを考えると、ケース付きの完成品としては破格かもしれませんね。x86版玄箱みたいなものかな。

私のような一般人には使いこなしが難しいでしょうがプロの組み込み屋さんや変なガジェット大好きな変人さんにはおもしろいアイテムかもしれませんね。ちなみに大口顧客なら85ドルくらいまで下げられるそうです。製造元はシンクライアントや特定サーバー、工業用コントローラー、セットトップボックスなんかを想定しているみたいです。これでAsteriskのAstLinuxとかMeshnodeみたいなプロジェクト用PCに使えないだろうか。結構楽しそうだなぁ。私には無理ですけど。

#外部リンク
Mini Linux PC breaks $100 barrier - News - Linux for Devices
http://www.linuxfordevices.com/c/a/News/Mini-Linux-PC-breaks-100-barrier/

【COMPUTEX TAIPEI 2002レポート】統合チップSiS550のアプリケーション | ネット | マイナビニュース
http://news.mynavi.jp/news/2002/06/06/10.html

【レポート】SiS、CPUまでをも統合した「SiS550」を国内でお披露目 | ネット | マイナビニュース
http://news.mynavi.jp/news/2001/09/26/19.html

AKIBA PC Hotline! HotHot REVIEW
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/990409/hotrev05.htm

どっこい生きてたmP6
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0421/esc04.htm

2006/09/27

歯医者に行く #13

久々の歯医者です。今回は前回削った大きな虫歯に金属の詰め物を入れる作業でした。今までも何回か金属の詰め物を入れたことがあったのですが、今回が一番痛かったかも。というか今でも痛いのですけど。今までは治療が終われば、ほとんど痛みはなかったのですけどね。やっぱり今までで一番大きな虫歯だったからかも知れません。

噛んだり、熱いお湯や冷たい水を口に入れたときにズキズキと痛むのです。今日だけなのかも。それにしても剥き出しの神経を弄られるのってキツイですね。詰め物を入れる時、水分を飛ばす為か風を吹き込まれるのですが滅茶苦茶響きました。接着剤みたいな薬品を塗られた時も。先生の話だと、ようやく虫歯関係の治療は終了したみたいなので、次回は歯石取りらしいです。はぁ本当に長かった。ちなみに今回も3000円弱でした。

FreescaleとWILLCOM

先日、WILLCOMコアモジュール フォーラムの会員になったフリースケール・セミコンダクタ・ジャパンの社長さんのインタビューの中で、ウィルコムのお話が出ていたのでご紹介します。ウィルコムに限った話ではないのですけど。このインタビュー、かなりの長さなのですが、読み応えあります。

ウィルコムについてもそうなのですが個人的にはコンシューマ機器向けマーケットのお話が興味深かったです。特にiPod後の世界はどうなるのかというお話は、私自身もぼんやりとですが、常々考えている話題だからです。私が考えている妄想を語ると、話が長くなるので自制しますが、要するに音楽の次はどうなるのかって事ですね。ビデオだけに留まるのか更に統合された何かになるのかって感じでしょうか?

まぁ少しだけ語ると、昨日のNeuros OSD Linux Media Recorder BetaやGP2XやOggって事なんですよ。意味わかりませんけど。この妄想話はまたの機会にお話するかもしれません。とにかくフリースケールはウィルコムにとって結構重要なパートナーになるかもしれませんってお話です。

#外部リンク
Freescale Semiconductor Japan - Freescale
http://www.freescale.co.jp/

WILLCOM CORE MODULE FORUM
http://www.wcmf.jp/index.html

【インタビュー】「一言で言えば、面白い」 - フリースケール高橋恒雄社長に聞く (1) 自動車向けマーケット(1) | エンタープライズ | マイナビニュース
http://news.mynavi.jp/articles/2006/09/17/freescale/

NP22XとかPicoDriveとか

今更のネタなのですが、GP2XにPC98エミュレーターのNeko Project IIを移植された方がいらっしゃるのです。もちろん日本人の方です。その名もNP22X。素晴らしい。それとメガドライブエミュレーターのPicoDrive。これは元々、数年前にWinCE用に開発されたエミュレーターらしいです。最近W-ZERO3でも動くやつが開発されたらしいですね。詳しくは知りませんけど。このPicoDriveってGP2X用エミュレーターであるDr.MDの元になっているエミュレーターらしいです。オープンソースさまさまですね。

どちらも素晴らしいエミュレーターなのですが、これからはPicoDriveが主流になるかもしれません。というのもDr.MDの開発者であるReesy氏が開発を停止したらしいからです。残念な事ですが仕方がないですね。Reesy氏は最後にソースコードを提供してくれたみたいですし。有り難い事です。それとMELONCOKEさんのウェブサイトによると、次回入荷分のACアダプタが変更されて、変換プラグ無しでも使えるようになるらしいです。他にもGP2Xクレードル(BoB)にも動きがあるらしいです。何と無線が関係しているとか。どうなっているのだろう。楽しみです。

2006/09/26

MOVIE COWBOYのGPL問題

久しぶりにDIGITAL COWBOYのウェブサイトを見てみたら、一部の人達の間で話題になっていたGPL違反の疑いについてのお知らせが出ていました。どうやらGPLに基づき、MOVIE COWBOYのファームウェアのソースコードが配布されているみたいです。しかしながら、配布は製品のシリアル番号を入力しなければ入手できないようです。更にこのソースコードを使用した場合、販売元であるハンファ・ジャパン株式会社に対して製品に関するあらゆるサポートを受ける権利の放棄を約束せねばならないようです。

ソースコードの入手については有志が代理配布すれば済みますけどね。問題はあらゆるサポート業務の放棄ですか。まぁわざわざこんなものを入れようなんて輩は、端からサポートなんぞ入らないくらいでしょうけど、初期不良やハードウェアそのものの不具合なども考えられますからねぇ。難しいところです。多少問題がある気もしますが、GPL違反に対して何らかの形で答えただけでも一定の評価はできるのではないでしょうか。某エレコム社とかに比べれば。

#外部リンク
DIGITAL COWBOY 【サポート】
http://www.digitalcowboy.jp/support/index.html

GPL違反容疑による告訴、訴訟が増加中 - SourceForge.JP Magazine : オープンソースの話題満載
http://sourceforge.jp/magazine/06/09/19/044206

ハーフレートとW-OAM

某巨大掲示板からの引用です。
BPSKの16kbpsのコーデックは、標準化されている。
PHSで使ってるITU-T G.726のADPCMは、16/24/32/40kbpsの4種類。
QPSKフルレートで32kbpsを使ってるので、BPSKフルレートで16kbpsを使うだけ。
どちらにしろ有線部分は回線交換にしろVoIPにしろ、ITU-T G.711の64kbpsのPCMに変換して伝送してるだけだし。
QPSKハーフレートでの16kbpsや8PSKハーフレートで24kbpsなんかもサポートされるんかいなぁ? 
素晴らしい。書いてある通りに事が運んでくれれば、W-OAMの音声投入は大正解ですね。以前BPSKやハーフレートの事をちらっと書いたのですが、W-OAMのもう一つの効果である8PSKってあんまり音声と関係ないかもと思っていたのです。だって音声は既に充分綺麗ですから。でも、8PSKとハーフレートが合わさることによって、ハーフレート時でも24kbpsという高音質を保てる訳ですから。

例えば駅なんかにW-OAM対応のナノセルシステムを導入したとします。平常時はQPSKで現行通りの使い方。BPSKで低音質ながらも広いエリアをカバー。更に電車到着時の混雑時はハーフレートでキャパシティを高める。この際、基地局が近い場合は8PSKのハーフレートで24kbpsの比較的良い音質を保つ事ができると。素晴らしい。

まぁ全くの妄想なので、こうなるのかはわかりませんけどね。それにしても、音声端末のW-OAM対応っていつなのでしょうか。今から楽しみです。余談ですがウィルコムスレって凄い事になってますね。久しぶりに行ったらフレーミングが多すぎました。

#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: スロットダイバシティ
http://blog.minawa.net/2006/09/blog-post_5633.html

ubuntu Linux入門キットの感想

先日、衝動買いしたubuntu Linux入門キットが到着したので、一通り読んでいました。感想から書くとまぁまぁですかね(失礼)。総ページ数が310ページと、この手の本としてはお手軽な方ですね。中身もUbuntuの成り立ちやUbuntu Japanese Teamの役割や貢献などが丁寧にかかれていて好感が持てました。

肝心の本編ですが、入門書という事もあり、スクリーンショットを多様してわかりやすい方だと思います。ある程度知っている人にはページ数の割に内容が薄いと感じてしまうかもしれませんね。私自身も初心者に近いですが、もう少し詳しく知りたいなぁなんて思いましたし。

ただVMware PlayerやFreeNXについての説明など、少し専門的な解説もありましたので個人的には満足ですけど。それとAppendixのTips&Tricksやコミュニティへの参加方法、パッケージリスト一覧なんかは大変参考になりました。Launchpadについても書いてありましたし。最後に値段ですが、正直言うともう少し安かったらなぁなんて思っちゃいました。1500円から2000円くらいなら嬉しいなぁと。

勝手にアマゾン風に評価すると、星3つ半くらいでしょうか(失礼)。私が本当の素人ならば4つでも良いかなぁと思いました。まぁ入門書ですし。でも筆者の方々のUbuntuに対する貢献や、Ubuntuそのものに対する感謝という意味も込めて、購入してよかった書籍だと思います。できれば中級者以降のシリーズもお願いします。

#追記
2012年01月の見直し時に、Amazonのリンク先を最新版の書籍に変更しました:-P

#Amazon
Ubuntu Linux入門キット―10.04対応 (INTRODUCTION KIT SERIES)
小林 準, 村田 信人
秀和システム ( 2010-07 )
ISBN: 9784798026817

#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: ubuntu Linux入門キット
http://blog.minawa.net/2006/09/ubuntu-linux_1854.html

LaunchpadはZope製

へぇ。LaunchpadってZope3で構築してるのですね。素晴らしい。あれ程のウェブアプリケーションになると開発や運営も大変でしょうしね。

Neuros OSD Linux Media Recorder Beta

MOVIE COWBOYのGPL問題と関係があるお話なのですが、海外では逆に積極的にFOSS、OSSと関わっている会社もある訳です。大きなところで言えばIBMやhp何かですね。他にも今回取り上げるNeurosもそうです。しかもNeurosの場合よりハードウェア寄りですし。このNeuros OSD Linux Media Recorder Betaは、Linuxベースのメディアプレーヤーボードです。

簡単に言うと、OSにLinuxを採用した録画もできるマルチメディア再生機ですね。MOVIE COWBOYに録画機能もついたようなものです。ちょっと違う気もしますけど。このNeuros OSD Linux Media Recorder Betaの凄いのは、全てオープンなところです。むしろ、このBeta機を有志に配布して開発を促していますし。ユーザーがソフトウェアを開発しやがれって事ですね。しかも課題を実装してくれれば賞金も出すそうです。ちなみに以下のような課題が出されているようです。
YouTube or Google video Browser
Bounty: $1000
Flickr Photo Browser
Bounty: $600
Implement a wireless remote using a WiFi PDA (or PSP) as the remote.
Bounty: $500
TiVo style functionality for radio. Hook up the OSD to a FM/AM or Satellite receiver and do timed recordings or FF/RW and Pause Live Radio.
Bounty: $700
Voip on the OSD. Plug a USB phone into the OSD and make calls without touching any of your PCs.
Bounty: $500
これですよ! 私がこの前、言っていたことは! そうです。コンバット越前です(笑)。「せっかくだから、俺はこの赤の扉を選ぶぜ!」って事です。って違いますね。無理やりハックじゃなくてハック前提のハードウェアを選ぼうって事です。少し前に、日本でもOpenPVSという、Linuxベースのビデオレコーダーを作ろうという企画がありました。

当時、私も感銘を受け、VIAのEdenで組もうかなぁなんて考えていました。でもOpenPVSは完全にパソコンベースで、全体のコストからすると当時出始めていた民生のレコーダーの方が安かったので躊躇してしまいました。実は別にコストの問題だけでもなかったのですけどね。というのも日本のテレビ放送がアナログからデジタルへの移行に伴い、テレビというもの自体に昔ほど執着しなくなってきていたからです。敢えて興味があるとすれば、スカパーくらいだったでしょうか。今ではスカパーでさえ、それ程興味がなくなってきていますけど。

話がずれてきましたが、結局はハードウェアがオープンになったとしても、テレビ放送がそれを受け入れないという事実に絶望してしまったという訳です。コピーワンスやら何やらと考えてまで、録画しなくちゃならないのかと。じゃあイラネって思っちゃったんですね。でも最近はいろいろと問題はありますけど、インターネットベースでの音楽やビデオ等が増えてきているので、録画というよりも、蓄積型の再生機として、こういったモノに関心が出てきたのです。

何か適当に書いていたら、まとまらなくなってきました。という事で今日はここで終了します。考えがまとまったら、あらためて書くかもしれません。

#外部リンク
The Neuros LINK - The Most Powerful Way to Connect the Internet to your TV | Neuros Technology
http://www.neurostechnology.com/

OdNT - open.neurostechnology.com | The Power of Freedom
http://open.neurostechnology.com/

Main Page - The Neuros Technology Wiki
http://wiki.neurostechnology.com/index.php/Main_Page

Linux hackers get first dibs on next-gen DVR - News - Linux for Devices
http://www.linuxfordevices.com/c/a/News/Linux-hackers-get-first-dibs-on-nextgen-DVR/

自由を手にしたビデオサーバ『OpenPVS』 | スラッシュドット・ジャパン
自由を手にしたビデオサーバ『OpenPVS』 | スラッシュドット・ジャパン

#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: テレビ時代の終焉
http://blog.minawa.net/2005/02/blog-post_4350.html

BLOG.MINAWA.NET: スカパーについて考える
http://blog.minawa.net/2005/03/blog-post_3308.html

BLOG.MINAWA.NET: AMDのPICがハックされた
http://blog.minawa.net/2006/09/amdpic_7858.html