2006/10/01

Automatic Photo Pop-up

どうやら写真を自動的に立体的に描画するソフトウェアらしいです。とりあえずリンク先のビデオを見てください。ちょっとびっくりしますね。ちょっと違うけどSFなんかで出てくるホログラフィーみたいな感じですか。少し無理矢理な感じもしますけど、これを自動的に変換してくれるのだったら凄いですね。なんとなく未来を感じます。

ちなみに発明者はCarnegie Mellon Universityの研究者らしいです。さすがCMU、レベル高いですね。昔紹介したPANDA3Dもカーネギーメロン大学だったし。この前やっていたDARPA Grand Challengeの無人ロボットカーでは、企業からいっぱい支援を受けていたのに市販品で安くあげたスタンフォード大学に負けたけど……。

やっぱりアメリカは凄いですよね。こういった企画に国や企業が予算をかけて支援しますもの。日本だったら鳥人間やロボコンで精一杯ですからね。まぁあちらは軍事目的がほとんどですけど……。それにこういった企画は規模の大小というよりノウハウ作りの意味合いの方が強いですからね。やっぱり先生や仲間達との貴重な体験が将来、大きな意味を持つのでしょうし。正直羨ましいです。何せ無駄な学生生活を送っていましたから……。

#YouTube
Transforming a 2D image into 3D - YouTube
http://youtu.be/VuoljANz4EA



#外部リンク
Automatic Photo Pop-up
http://www.cs.uiuc.edu/homes/dhoiem/projects/popup/

Carnegie Mellon Press Release: June 13, 2006
http://www.cmu.edu/PR/releases06/060613_3d.html

DARPA Grand Challenge:優勝はスタンフォードチーム, 賞金200万ドルを獲得 -- Engadget Japanese
http://japanese.engadget.com/2005/10/09/darpa-grand-challenge-winner/

Listen, a music management and playback for GNOME

またまたUbuntuでのミュージックプレイヤーのご紹介です。今回紹介するのはListenというGNOME用アプリケーションです。簡単に紹介するとGNOMEのAmarokでしょうか。そのくらい多機能です。iPodとの連携やWikipediaからの情報取得、lyrics、いわゆる歌詞の表示など様々な機能があるようです。私はiPodも持っていないので、上手く連動するかはわかりませんけど。残念ながら日本語環境は考慮されていないみたいでWikipediaや歌詞などは英語だけしか検索できないようです。ただ日本語の翻訳をLaunchpadのRosetta上で行っている方がいらっしゃるのでメニューなどはもう少しで日本語化されそうです。ご苦労様です。Ubuntu用のapt-lineも用意されているので下記のapt-lineを追加すれば、簡単に試すことができます。
For ubuntu dapper a unstable repository is online
deb http://theli.free.fr/packages/ dapper listen listen-unstable
and for musicbrainz update python-binding
deb http://users.musicbrainz.org/~luks/ubuntu dapper main
ある方が述べていましたがLinuxのメディアプレイヤー戦争が、かなり過熱してきましたね。今のところAmarokが頭一つ抜き出ている印象でしょうか? ただ各アプリケーションとも、開発のスピードが速いのでまだまだ先はわかりませんね。特にGNOME環境はまだまだ荒れそうです。それとこれからのトレンドはGstreamer準拠になるでしょうね。KDEだとPhononですか? でもPhononはGstreamerの一つ上のレイヤですね。どうなる事やら。余談ですがアニオタ専用インターネットラジオを聴いていたら久々に暁の車が流れてきました。やっぱり良い曲ですね。外人さんもお気に入りのようです。今度借りてこようかな。

#追記
上のapt-lineはunstableです。stableなapt-lineは公式サイトにありますので、ご自分でお確かめ下さい。

#外部リンク
Listen
http://www.listen-project.org/

GStreamer概要 - SourceForge.JP Magazine : オープンソースの話題満載
http://sourceforge.jp/magazine/03/06/16/1621207

PhononとKDEマルチメディアの今後 - SourceForge.JP Magazine : オープンソースの話題満載
http://sourceforge.jp/magazine/06/05/11/0223246

#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: AmaroK最強なんだけど……
http://blog.minawa.net/2006/09/amarok_1645.html

Yahoo!ゆうパック

先月解約したプロバイダーにモデムを送るのを忘れていました。イーアクセス製だったので送料自己負担だし、ヤフオクで小銭稼いでから送ろうと思ったのですが、全く売れないし。そんなこんなで躊躇していたのですが、さすがにこれ以上はまずいと思ったのでYahoo!ゆうパックで送ることにしました。ちょうど100円引きキャンペーンやっていたし。

登録や宛先設定なんかは楽なのですが、宛先欄が個人名しか想定していないらしく英数字が入っているとエラーになるので困ってしまいました。だってモデムの返却先に英数字入っているから。それに氏名欄を別々で記入しなくちゃいけないし。少々強引な方法で記入しましたけどね。近くに対応コンビニがあれば、24時間いつでも出せるし、支払いもクレジットカードでできますしね。何と言っても宛先を手書きしなくて済みますから。字が汚すぎる私には一番の利点です。うまく使えば結構良いサービスですね。

レッスルコロシアム’06

テレビをつけたら、今年もやっていました(笑)。今年もHBKこと草野仁さんの野獣っぷりが見られると期待していたのですが、最後にまさかの展開が。相手が関根勤さんだったので何かあるとは思ったのですが、久々の超展開でびっくりしました。この驚きはまほろまてぃっく~もっと美しいもの~のナジェーナエンド以来かも。まぁつぶやきシローと猿岩石の有吉の限界バトルが見られたのでよしとします。

個人的にはこういったお馬鹿番組って好きな方なんですが流石にゴールデンタイムのコンテンツとしては少々厳しい気がします。芸人の本気レスリングって、一般人からみてどうなんだろ(笑)。しかも今年は目玉のHBK戦があんな展開だし……。それと女性ゲストがいた気がしますが正直いらなかったです。ていうか彼女らもどうすれば良いか困ってそうだし。なんか浅草キッドの番組内でやった方が盛り上がったかも。どうみても、深夜向けだし。

個人的に気に入っているシーンは、HBKがマッスルポーズを決めた瞬間ですね。後ろにHBKの義理の娘であるヨーコゼッターランドさんもいましたし。でも全体的に去年の方が破壊力ありました。草野さんがあまりに印象的だったので……。

2006/09/29

もう一つの100ドルPC?

台湾のE-Way Technology Systemsという企業がMini PCを99ドルで売り出すみたいです。これもなかなかおもしろい製品ですね。といっても、99ドルですから今どき200MHzという低スペックな訳です。何がおもしろいのかというと、アーキテクチャがx86互換だという事。x86互換ならば、既にGeodeがある訳ですけどね。記事を見ると、SiS550というSoCを使用しているらしく、統合されたx86互換のCPUはRise mP6というものらしいです。

少し調べてみると、このSiS550の設計は結構前らしいですね。2001年9月の記事にも載っているくらいですから。それにRise mP6というのも、なかなかおもしろいCPUだったみたいです。結構日本での情報もありますし。昔から玄人好みらしいですけど。それと99ドルというのは、1個単位での注文らしいです。普通こういった製品だと数千単位での発注じゃないと購入できないらしいですから、128Mのメモリや一通り揃っているコネクタなんかを考えると、ケース付きの完成品としては破格かもしれませんね。x86版玄箱みたいなものかな。

私のような一般人には使いこなしが難しいでしょうがプロの組み込み屋さんや変なガジェット大好きな変人さんにはおもしろいアイテムかもしれませんね。ちなみに大口顧客なら85ドルくらいまで下げられるそうです。製造元はシンクライアントや特定サーバー、工業用コントローラー、セットトップボックスなんかを想定しているみたいです。これでAsteriskのAstLinuxとかMeshnodeみたいなプロジェクト用PCに使えないだろうか。結構楽しそうだなぁ。私には無理ですけど。

#外部リンク
Mini Linux PC breaks $100 barrier - News - Linux for Devices
http://www.linuxfordevices.com/c/a/News/Mini-Linux-PC-breaks-100-barrier/

【COMPUTEX TAIPEI 2002レポート】統合チップSiS550のアプリケーション | ネット | マイナビニュース
http://news.mynavi.jp/news/2002/06/06/10.html

【レポート】SiS、CPUまでをも統合した「SiS550」を国内でお披露目 | ネット | マイナビニュース
http://news.mynavi.jp/news/2001/09/26/19.html

AKIBA PC Hotline! HotHot REVIEW
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/990409/hotrev05.htm

どっこい生きてたmP6
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0421/esc04.htm

2006/09/27

歯医者に行く #13

久々の歯医者です。今回は前回削った大きな虫歯に金属の詰め物を入れる作業でした。今までも何回か金属の詰め物を入れたことがあったのですが、今回が一番痛かったかも。というか今でも痛いのですけど。今までは治療が終われば、ほとんど痛みはなかったのですけどね。やっぱり今までで一番大きな虫歯だったからかも知れません。

噛んだり、熱いお湯や冷たい水を口に入れたときにズキズキと痛むのです。今日だけなのかも。それにしても剥き出しの神経を弄られるのってキツイですね。詰め物を入れる時、水分を飛ばす為か風を吹き込まれるのですが滅茶苦茶響きました。接着剤みたいな薬品を塗られた時も。先生の話だと、ようやく虫歯関係の治療は終了したみたいなので、次回は歯石取りらしいです。はぁ本当に長かった。ちなみに今回も3000円弱でした。

FreescaleとWILLCOM

先日、WILLCOMコアモジュール フォーラムの会員になったフリースケール・セミコンダクタ・ジャパンの社長さんのインタビューの中で、ウィルコムのお話が出ていたのでご紹介します。ウィルコムに限った話ではないのですけど。このインタビュー、かなりの長さなのですが、読み応えあります。

ウィルコムについてもそうなのですが個人的にはコンシューマ機器向けマーケットのお話が興味深かったです。特にiPod後の世界はどうなるのかというお話は、私自身もぼんやりとですが、常々考えている話題だからです。私が考えている妄想を語ると、話が長くなるので自制しますが、要するに音楽の次はどうなるのかって事ですね。ビデオだけに留まるのか更に統合された何かになるのかって感じでしょうか?

まぁ少しだけ語ると、昨日のNeuros OSD Linux Media Recorder BetaやGP2XやOggって事なんですよ。意味わかりませんけど。この妄想話はまたの機会にお話するかもしれません。とにかくフリースケールはウィルコムにとって結構重要なパートナーになるかもしれませんってお話です。

#外部リンク
Freescale Semiconductor Japan - Freescale
http://www.freescale.co.jp/

WILLCOM CORE MODULE FORUM
http://www.wcmf.jp/index.html

【インタビュー】「一言で言えば、面白い」 - フリースケール高橋恒雄社長に聞く (1) 自動車向けマーケット(1) | エンタープライズ | マイナビニュース
http://news.mynavi.jp/articles/2006/09/17/freescale/

NP22XとかPicoDriveとか

今更のネタなのですが、GP2XにPC98エミュレーターのNeko Project IIを移植された方がいらっしゃるのです。もちろん日本人の方です。その名もNP22X。素晴らしい。それとメガドライブエミュレーターのPicoDrive。これは元々、数年前にWinCE用に開発されたエミュレーターらしいです。最近W-ZERO3でも動くやつが開発されたらしいですね。詳しくは知りませんけど。このPicoDriveってGP2X用エミュレーターであるDr.MDの元になっているエミュレーターらしいです。オープンソースさまさまですね。

どちらも素晴らしいエミュレーターなのですが、これからはPicoDriveが主流になるかもしれません。というのもDr.MDの開発者であるReesy氏が開発を停止したらしいからです。残念な事ですが仕方がないですね。Reesy氏は最後にソースコードを提供してくれたみたいですし。有り難い事です。それとMELONCOKEさんのウェブサイトによると、次回入荷分のACアダプタが変更されて、変換プラグ無しでも使えるようになるらしいです。他にもGP2Xクレードル(BoB)にも動きがあるらしいです。何と無線が関係しているとか。どうなっているのだろう。楽しみです。

2006/09/26

MOVIE COWBOYのGPL問題

久しぶりにDIGITAL COWBOYのウェブサイトを見てみたら、一部の人達の間で話題になっていたGPL違反の疑いについてのお知らせが出ていました。どうやらGPLに基づき、MOVIE COWBOYのファームウェアのソースコードが配布されているみたいです。しかしながら、配布は製品のシリアル番号を入力しなければ入手できないようです。更にこのソースコードを使用した場合、販売元であるハンファ・ジャパン株式会社に対して製品に関するあらゆるサポートを受ける権利の放棄を約束せねばならないようです。

ソースコードの入手については有志が代理配布すれば済みますけどね。問題はあらゆるサポート業務の放棄ですか。まぁわざわざこんなものを入れようなんて輩は、端からサポートなんぞ入らないくらいでしょうけど、初期不良やハードウェアそのものの不具合なども考えられますからねぇ。難しいところです。多少問題がある気もしますが、GPL違反に対して何らかの形で答えただけでも一定の評価はできるのではないでしょうか。某エレコム社とかに比べれば。

#外部リンク
DIGITAL COWBOY 【サポート】
http://www.digitalcowboy.jp/support/index.html

GPL違反容疑による告訴、訴訟が増加中 - SourceForge.JP Magazine : オープンソースの話題満載
http://sourceforge.jp/magazine/06/09/19/044206

ハーフレートとW-OAM

某巨大掲示板からの引用です。
BPSKの16kbpsのコーデックは、標準化されている。
PHSで使ってるITU-T G.726のADPCMは、16/24/32/40kbpsの4種類。
QPSKフルレートで32kbpsを使ってるので、BPSKフルレートで16kbpsを使うだけ。
どちらにしろ有線部分は回線交換にしろVoIPにしろ、ITU-T G.711の64kbpsのPCMに変換して伝送してるだけだし。
QPSKハーフレートでの16kbpsや8PSKハーフレートで24kbpsなんかもサポートされるんかいなぁ? 
素晴らしい。書いてある通りに事が運んでくれれば、W-OAMの音声投入は大正解ですね。以前BPSKやハーフレートの事をちらっと書いたのですが、W-OAMのもう一つの効果である8PSKってあんまり音声と関係ないかもと思っていたのです。だって音声は既に充分綺麗ですから。でも、8PSKとハーフレートが合わさることによって、ハーフレート時でも24kbpsという高音質を保てる訳ですから。

例えば駅なんかにW-OAM対応のナノセルシステムを導入したとします。平常時はQPSKで現行通りの使い方。BPSKで低音質ながらも広いエリアをカバー。更に電車到着時の混雑時はハーフレートでキャパシティを高める。この際、基地局が近い場合は8PSKのハーフレートで24kbpsの比較的良い音質を保つ事ができると。素晴らしい。

まぁ全くの妄想なので、こうなるのかはわかりませんけどね。それにしても、音声端末のW-OAM対応っていつなのでしょうか。今から楽しみです。余談ですがウィルコムスレって凄い事になってますね。久しぶりに行ったらフレーミングが多すぎました。

#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: スロットダイバシティ
http://blog.minawa.net/2006/09/blog-post_5633.html