2009/03/17
今週は何も無し?
フォーラムを見てみると今週はCNCケース関連は何の動きも無さそうです。どうもMWeston氏にケースが届かないみたい。というかABXYボタンとD-PAD部分? 動きがあるとしたら来週、それも来週末になりそう? うーん、残念です。このペースで行くと、4月中に完成というスケジュールは間に合わなそうですね。まぁいつもの事ですけど(笑)。良くて5月中、実際は6月くらいになりそうな予感がします。早くなる分には大歓迎ですけどね。
2009/03/15
Desktop Entry Specification
PXMLとlibpndを使用したcpasjuste氏のPandora menu(最小メニュー)ですが、どういう仕組みなのか考えてみました。いつも通り素人の戯れ言なので確証はありません。あしからず。
PXMLとlibpndを担当しているskeezix氏のブログを読むと以下のような記述がありました。
そうだとしたら、なかなか良く出来てますね。PXMLとlibpnd。「the .desktop files」及び、PXMLは多言語環境も考慮されてますし、ランチャー側の実装にもよりますが、メニュー周りは簡単に日本語化出来そうです。あくまでメニューまでですが。アプリ本体(エミュやゲーム等)は、製作者側の対応次第ですね。
#外部リンク
GNOMEだけじゃない標準 - SourceForge.JP Magazine : オープンソースの話題満載
http://sourceforge.jp/magazine/03/07/31/147209
desktop ファイルについて - あさあさの公開メモ
http://asaasa.tk/wiki/?Zaurus%2FDevelop%2F.desktop
PXML specification - Pandora Wiki
http://www.pandorawiki.org/PXML_specification
PXMLとlibpndを担当しているskeezix氏のブログを読むと以下のような記述がありました。
Insert your SD into the pandora, a daemon wakes up and detects the .pnd files in its searchpath, and it generates the .desktop files for the launcher in a configured location. (It could also be made as a module for matchbox or other window managers, but our current thoughts are to spit out .desktop files since they're pretty standard and should work simply.) you pop out the SD, the daemon wakes up and rescans, and removes the .desktop files in question. (It should also handle if you just rm the pnd file from within the pandora usage, etc.)ここで気になったのが「the .desktop files」。freedesktop.orgで定義した汎用性のあるファイル形式らしいです。GNOMEやザウルスにも採用されている方式らしいです。実はザウルスは使ったことがなかったり……。少し古い記事ですがSourceForge.JP Magazineに解説がありました。こちらも引用。多分これの事だと思うのですが、間違っているかも。
Desktop Entry Specification試しにUbuntuのデスクトップ設定ファイルをテキストエディタで開いてみました。ちなみにFirefoxです。
Desktop Entry Specificationでは、アプリケーションと、その起動方法、アプリケーションの説明、アイコンデータといった情報をまとめたファイルである「Desktop Entries」とよばれるファイルの形式を定めている。GNOMEやKDEのランチャは、この Desktop Entriesを読みこんでメニューにアイコンや説明を表示し、ユーザが選択すると、そこに記載された手順によってアプリケーションを起動する。ファイルの拡張子は .desktop とすることになっている。また「ディレクトリ」を表現するファイルの名前としては「.directory」が使われる。
GNOMEの標準的なファイルマネージャであるNautilusは、このデスクトップファイルを見つけると、それを元にアプリケーションを起動したり、他のフォルダを開いたりするアイコンを表示する。また、デスクトップに置かれるホームへのリンクや「ここからスタート」なども、このDesktop Entriesの形式のファイルとして~/.gnome-desktop(あるいは~/Desktop)に置かれている。
Desktop Entriesは単純なテキストファイルであり、表示に使用する名前、その各国語での表現、アイコンの画像データのファイル名、アプリケーションの起動コマンドライン、などが key=value の形式で列挙される。文字コードは、以前は各国語ごとのエンコーディングがまざった状態になっていたが、最近ではUTF-8に統一されている。
[Desktop Entry]PXMLに書かれた内容をlibpndが読み込んで汎用性のある「the .desktop files」を生成してくれるって事ですかね。汎用性のある形式だから仮にcpasjuste氏のPandora Menuが気に入らない、あるいは頓挫した場合でも「the .desktop files」を読み込めるランチャー、あるいはメニューアプリを用意できれば、何の問題もなく代替出来るって感じでしょうか。勿論、単純なランチャーだけじゃなくて、Matchboxの代替としてGnome環境等でも、「the .desktop files」をサポートしていれば無問題で使用出来るって事なのかな。
Version=1.0
Name=Firefox Web Browser
Name[ca]=Navegador web Firefox
Name[cs]=Firefox Webový prohlížeč
Name[es]=Navegador web Firefox
Name[fa]=مرورگر اینترنتی Firefox
Name[fi]=Firefox-selain
Name[fr]=Navigateur Web Firefox
Name[hu]=Firefox webböngésző
Name[it]=Firefox Browser Web
Name[ja]=Firefox ウェブ・ブラウザ
Name[ko]=Firefox 웹 브라우저
Name[nb]=Firefox Nettleser
Name[nl]=Firefox webbrowser
Name[nn]=Firefox Nettlesar
Name[no]=Firefox Nettleser
Name[pl]=Przeglądarka WWW Firefox
Name[pt]=Firefox Navegador Web
Name[pt_BR]=Navegador Web Firefox
Name[sk]=Internetový prehliadač Firefox
Name[sv]=Webbläsaren Firefox
Comment=Browse the World Wide Web
Comment[ca]=Navegueu per el web
Comment[cs]=Prohlížení stránek World Wide Webu
Comment[de]=Im Internet surfen
Comment[es]=Navegue por la web
Comment[fa]=صفحات شبکه جهانی اینترنت را مرور نمایید
Comment[fi]=Selaa Internetin WWW-sivuja
Comment[fr]=Navigue sur Internet
Comment[hu]=A világháló böngészése
Comment[it]=Esplora il web
Comment[ja]=ウェブを閲覧します
Comment[ko]=웹을 돌아 다닙니다
Comment[nb]=Surf på nettet
Comment[nl]=Verken het internet
Comment[nn]=Surf på nettet
Comment[no]=Surf på nettet
Comment[pl]=Przeglądanie stron WWW
Comment[pt]=Navegue na Internet
Comment[pt_BR]=Navegue na Internet
Comment[sk]=Prehliadanie internetu
Comment[sv]=Surfa på webben
GenericName=Web Browser
GenericName[ca]=Navegador web
GenericName[cs]=Webový prohlížeč
GenericName[es]=Navegador web
GenericName[fa]=مرورگر اینترنتی
GenericName[fi]=WWW-selain
GenericName[fr]=Navigateur Web
GenericName[hu]=Webböngésző
GenericName[it]=Browser Web
GenericName[ja]=ウェブ・ブラウザ
GenericName[ko]=웹 브라우저
GenericName[nb]=Nettleser
GenericName[nl]=Webbrowser
GenericName[nn]=Nettlesar
GenericName[no]=Nettleser
GenericName[pl]=Przeglądarka WWW
GenericName[pt]=Navegador Web
GenericName[pt_BR]=Navegador Web
GenericName[sk]=Internetový prehliadač
GenericName[sv]=Webbläsare
Exec=firefox %u
Terminal=false
X-MultipleArgs=false
Type=Application
Icon=firefox-3.0
Categories=Application;Network;
MimeType=text/html;text/xml;application/xhtml+xml;application/xml;application/vnd.mozilla.xul+xml;application/rss+xml;application/rdf+xml;image/gif;image/jpeg;image/png;
StartupWMClass=Firefox
StartupNotify=true
そうだとしたら、なかなか良く出来てますね。PXMLとlibpnd。「the .desktop files」及び、PXMLは多言語環境も考慮されてますし、ランチャー側の実装にもよりますが、メニュー周りは簡単に日本語化出来そうです。あくまでメニューまでですが。アプリ本体(エミュやゲーム等)は、製作者側の対応次第ですね。
#外部リンク
GNOMEだけじゃない標準 - SourceForge.JP Magazine : オープンソースの話題満載
http://sourceforge.jp/magazine/03/07/31/147209
desktop ファイルについて - あさあさの公開メモ
http://asaasa.tk/wiki/?Zaurus%2FDevelop%2F.desktop
PXML specification - Pandora Wiki
http://www.pandorawiki.org/PXML_specification
Pandoraの小ネタ
ここ2、3日はあんまり動きが無いですね。とりあえず小ネタ。CNCケースですが、MWeston氏にはまだ届いていないみたいです。何やらケースのライトパイプ部分も併せて送ったのが遅れの原因みたいです。早くて月曜日、多分火曜日辺りにカナダに到着するらしい。残念。
それとPickle氏が移植しているQuake3ですが少し訂正があったみたいです。YouTubeの動画では平均フレームレートが30-40で動いていると書かれていましたが、あくまでデモ部分だからで実際にプレイしてみると平均値は20くらいに低下するそうです。これも残念な情報ですね。
ただ現在、cpasjuste氏らと合同でQuake3の改良版であるioquake3のPandoraへの移植作業(SDLやNanoGL等も含めて)を進めている模様。まだ完全では無いですがオリジナルのQuake3よりも全体のパフォーマンスは良好みたいです。要チェックですな。今のところ、そんな感じですかね。この後も暇なので、何かしら書こうかと思ってます(笑)。
#外部リンク
ioquake3
http://ioquake3.org/
それとPickle氏が移植しているQuake3ですが少し訂正があったみたいです。YouTubeの動画では平均フレームレートが30-40で動いていると書かれていましたが、あくまでデモ部分だからで実際にプレイしてみると平均値は20くらいに低下するそうです。これも残念な情報ですね。
ただ現在、cpasjuste氏らと合同でQuake3の改良版であるioquake3のPandoraへの移植作業(SDLやNanoGL等も含めて)を進めている模様。まだ完全では無いですがオリジナルのQuake3よりも全体のパフォーマンスは良好みたいです。要チェックですな。今のところ、そんな感じですかね。この後も暇なので、何かしら書こうかと思ってます(笑)。
#外部リンク
ioquake3
http://ioquake3.org/
2009/03/12
CNCケース組み立て
ようやくCNCケースの組み立て写真が公開されました。と言ってもハードウェア担当のMWeston氏では無いので、細部までは組み立てられていません。キーボードとか多分ボタン類の台座も組み込まれていないっぽいです。この写真で、だいたいの雰囲気は分かったので良しとします。出来れば白じゃなくて、黒が良かったですけどね。白いせいもあってか何か装甲が薄そうです。MP用じゃないからってのも関係しているのかな。少し耐久性に疑問があるようなないような。まぁ大丈夫でしょう(笑)。
組み立てられると、益々ゲーム機っぽいというか、玩具みたいな印象になりますね。実際ゲーム機何ですけど。高級感は無いですね。気軽に使えるっちゃ使えますが。別に文句がある訳ではないです。多分ですが今週中にはMWeston氏のいるカナダにも届くと思うので、まだまだお楽しみ写真、ビデオは続きそうです。楽しみです。
#追記
ちなみにMWeston氏が持っているキーマットも完成品では無くFDMケースの時と同じ無地の試作品だと思います。ですので、あんまり見栄えは期待しない方がいいと思います。多分ですけどね(笑)。
#Picasa
組み立てられると、益々ゲーム機っぽいというか、玩具みたいな印象になりますね。実際ゲーム機何ですけど。高級感は無いですね。気軽に使えるっちゃ使えますが。別に文句がある訳ではないです。多分ですが今週中にはMWeston氏のいるカナダにも届くと思うので、まだまだお楽しみ写真、ビデオは続きそうです。楽しみです。
#追記
ちなみにMWeston氏が持っているキーマットも完成品では無くFDMケースの時と同じ無地の試作品だと思います。ですので、あんまり見栄えは期待しない方がいいと思います。多分ですけどね(笑)。
#Picasa
2009/03/11
Pandora menuとPXML
そういえばcpasjuste氏が製作しているPandora menu(最小メニュー)ですが順調に開発が進んでいるようです。少し前のビデオですが公開されていますね。これが以前予想したシンプルメニューになるのかな。その時は確かこんな予想でした。
linpndの解説でちらっと書きましたが、もしも将来的にAngstrom環境から他の環境、例えばMaemoやGentooにベースシステムが変更されたとしても、libpndと関係しているライブラリー等を一緒に移植してあげればゲームコンソールとしての機能は損なわれることはないですからね。まぁPDA関係はガラッと変更になる可能性が高いですが。
ちなみにこのメニューですが、現在のところはアドバンスモードでの1アプリケーションとして機能しているみたいです。メニュー自体はブート時に選択出来るように設計されているみたいですが、今のところ選択性になるかまでは決まっていないらしい。私としてはブート時にシンプルモード(PSPやDSみたいな感じで)とアドバンスモード(ザウルスみたいなPDAとして)を選択して起動できるようにしてもらいたいですね。
空き時間にサッとゲームで遊びたいのに、一々PDAモードから選択なんて面倒くさいですし。まぁ基本的に一度Pandoraを起動させたら、一々シャットダウンさせるよりも、サスペンドやハイバネート状態にした方がいろいろと楽そうですけどね。何かまとまってない気がしますが、もう少ししたらこの辺りについて、まとめ直してみようかと思っています。
#YouTube
Pandora menu and applications running together - YouTube
http://youtu.be/AF0P7onjKLo
#DE/WMシンプル、アドバンスともにMatchboxかもと思っていたのですが、これだけシンプルで機能的なランチャーが開発されているとなると、他OS(Angstrom以外)への移植性も考えて、こちらのメニューがゲームコンソール・メニューとしては相応しいでしょうね。GTK+とかの依存も無いでしょうし。理想的な感じです。
Simple Mode(Launcher?) Matchbox #NAND
Advance Mode(PDA?) Matchbox #NAND
Desktop? XFCE #SDカード
linpndの解説でちらっと書きましたが、もしも将来的にAngstrom環境から他の環境、例えばMaemoやGentooにベースシステムが変更されたとしても、libpndと関係しているライブラリー等を一緒に移植してあげればゲームコンソールとしての機能は損なわれることはないですからね。まぁPDA関係はガラッと変更になる可能性が高いですが。
ちなみにこのメニューですが、現在のところはアドバンスモードでの1アプリケーションとして機能しているみたいです。メニュー自体はブート時に選択出来るように設計されているみたいですが、今のところ選択性になるかまでは決まっていないらしい。私としてはブート時にシンプルモード(PSPやDSみたいな感じで)とアドバンスモード(ザウルスみたいなPDAとして)を選択して起動できるようにしてもらいたいですね。
空き時間にサッとゲームで遊びたいのに、一々PDAモードから選択なんて面倒くさいですし。まぁ基本的に一度Pandoraを起動させたら、一々シャットダウンさせるよりも、サスペンドやハイバネート状態にした方がいろいろと楽そうですけどね。何かまとまってない気がしますが、もう少ししたらこの辺りについて、まとめ直してみようかと思っています。
#YouTube
Pandora menu and applications running together - YouTube
http://youtu.be/AF0P7onjKLo
ドリームキャストがやってきた?
今週はいろいろと情報が出て来ます。まずはQuakeの話題。Quake1,Quake2と続いたら今度はQuake3が動いたそうです。しかもなかなか速い。まだデモしか動いていませんがFPSはおおむね30-40くらいみたいです。さすがに60までは出ませんが初っ端にしては十分過ぎるスピードです。素晴らしい。
そして今日の目玉。何とPandoraでドリームキャストのエミュレーターが動くかもしれません。詳細はまだ掴んでいませんが、どうやらnullDCの作者自らがARM向けに移植作業を行っている模様。って実は去年からこの話は聞いていたのですけど。ただ作者の方があんまり期待されちゃうのも困るような事を某フォーラムやブログで書いていたので動向を黙って見守っていたのです。今回YouTubeにビデオも公開されたし、もう書いても大丈夫そうですね。
ちなみにこのnullDCの移植版は、通常のnullDCではなく「nullDCe」というバージョンで主に組み込み(というかメモリやCPUが通常より乏しい環境向け)に設計されたスペシャル版みたいです。ですのでnullDCよりも再現度や性能は落ちるそうです。仕方がないですね。動かないよりはずっとマシですし。
今のところ、ドリキャスのBIOS画面までしか公開されていませんが、以前行っていたPSP向けのビデオと比べると格段に速くなっています。といっても、まだまだゲームが出来るスピードではないようです。ちなみに移植したのはPandoraではなくBeagleboardです。作者の方の話だとPandoraが発売されたら移植したいそうです。実際のところ最適化が進んでも実機並みのスピードが出る事はないと思いますがゲームによっては音無しでゲーム可能なレベルになるのではないかと素人ながら考えております。PowerVR SGXの奇跡に賭けてみるのも悪くないかも。ドリキャス的な意味で。
何にせよ、楽しみなニュースではありますね。まるでGP2Xにおけるプレステエミュレーターを見ている感じです。プレステもGP2Xじゃ厳しかったですが、後継機的なPandoraでは十分可能なレベルになりそうですし、そう考えるとPandora2辺りではメインに躍り出てくる可能性はありますね。具体的にはOMAP4ですか(笑)。まぁ数年後までのお楽しみって所ですね。
#追記
nullDCのPSP移植版を追加。最初の方にBIOS画面が出てきます。比べてみるとどのくらい速いか分かりますね。
#YouTube
Pandora Quake 3 with nanoGL - YouTube
http://youtu.be/mW6CAD2UVek
nullDCe for arm running bios - YouTube
http://youtu.be/1wIYfutx1ZI
nullDC PSP Build 7-27-08 -=Shenmue=- - YouTube
http://youtu.be/Ix9huu4k5Qo
#外部リンク
Any possibility of a build for the Pandora? - Emuforums.com
http://forums.ngemu.com/showthread.php?t=118039
そして今日の目玉。何とPandoraでドリームキャストのエミュレーターが動くかもしれません。詳細はまだ掴んでいませんが、どうやらnullDCの作者自らがARM向けに移植作業を行っている模様。って実は去年からこの話は聞いていたのですけど。ただ作者の方があんまり期待されちゃうのも困るような事を某フォーラムやブログで書いていたので動向を黙って見守っていたのです。今回YouTubeにビデオも公開されたし、もう書いても大丈夫そうですね。
ちなみにこのnullDCの移植版は、通常のnullDCではなく「nullDCe」というバージョンで主に組み込み(というかメモリやCPUが通常より乏しい環境向け)に設計されたスペシャル版みたいです。ですのでnullDCよりも再現度や性能は落ちるそうです。仕方がないですね。動かないよりはずっとマシですし。
今のところ、ドリキャスのBIOS画面までしか公開されていませんが、以前行っていたPSP向けのビデオと比べると格段に速くなっています。といっても、まだまだゲームが出来るスピードではないようです。ちなみに移植したのはPandoraではなくBeagleboardです。作者の方の話だとPandoraが発売されたら移植したいそうです。実際のところ最適化が進んでも実機並みのスピードが出る事はないと思いますがゲームによっては音無しでゲーム可能なレベルになるのではないかと素人ながら考えております。PowerVR SGXの奇跡に賭けてみるのも悪くないかも。ドリキャス的な意味で。
何にせよ、楽しみなニュースではありますね。まるでGP2Xにおけるプレステエミュレーターを見ている感じです。プレステもGP2Xじゃ厳しかったですが、後継機的なPandoraでは十分可能なレベルになりそうですし、そう考えるとPandora2辺りではメインに躍り出てくる可能性はありますね。具体的にはOMAP4ですか(笑)。まぁ数年後までのお楽しみって所ですね。
#追記
nullDCのPSP移植版を追加。最初の方にBIOS画面が出てきます。比べてみるとどのくらい速いか分かりますね。
#YouTube
Pandora Quake 3 with nanoGL - YouTube
http://youtu.be/mW6CAD2UVek
nullDCe for arm running bios - YouTube
http://youtu.be/1wIYfutx1ZI
nullDC PSP Build 7-27-08 -=Shenmue=- - YouTube
http://youtu.be/Ix9huu4k5Qo
#外部リンク
Any possibility of a build for the Pandora? - Emuforums.com
http://forums.ngemu.com/showthread.php?t=118039
2009/03/09
UnionFS on Pandora
昨日の続きです。今UnionFSについて調べているのですが、どうやらEEE PCにて使われているみたいですね。Windows版じゃなくてLinux版のXandrosで。某巨大掲示版からの引用。
初期状態への復帰というメリットは理解できますがNANDへの負荷緩和はいまいち掴めないです。そんなに気にするなら、NANDは全部リードオンリーにしてSDカードを必ずシステム用に割いて、そちらにパッチ更新用のパーティションを区切った方が分かり易いかもと思いました。
それに半年に一度くらいの割合でファームウェア全体のバージョンアップ(Ubuntuみたいな感じで)か、大きな変更が加えられた時点でバージョンアップ(iPhoneみたい?)が行われるかもしれませんし。それまでの繋ぎと考えれば、そうそう大きな変化はあり得ないかも。全くの妄想ですけどね(笑)。
#追記
EEE PCはtmpfsというのも併用しているのかな。これを併用すると無駄な書き込みが減る? 解らない事だらけです。
以前、Xandrosを701にインストールしたことがあったが、(isoはネット上に公開されている)インストール先は指定できなかったと思う。SSDに別のOSが入っていようと問答無用にSSDにインストールされる。(今の901用のはインストール先を指定できるかもしれないが未確認)SSD4Gのうち2Gにインストールされて残りの2Gは更新データ用に取られる。どうやらSSD4GBのうち、2GBをシステム用としてリードオンリーでマウント(/dev/sda1)、残りの2GBをユーザー用としてリードライトでマウント(/dev/sda2)してUnionFSで重ね合わせて、1つのファイルシステムに見せているみたいですね。実際のシステム変更(ファイルの修正、削除、追加)はユーザー用のみで行って、システム用には一切変更を加えないと。何かあったら、すぐに初期状態に戻れるようになっているのとNANDの書き込み制限緩和の意味合いがあるらしい。
ちょっと特殊なことをやっていて、OSエリアのすべての更新(ファイルの修正、削除、追加)は後ろの2Gの更新エリア(パーティション)に保存される。2GのOSエリアはインストールされてままでまったく変化がないが、unionfsという仕組みであたかも更新されているようにみえる。
また更新エリアにすぐ保存されるのなくて、RAM上にキャッシュされていて、あるタイミング(詳細は不明)でまとめて保存されるようだ。unionfsはCDブートLinuxが使用していて、CDのOS領域が更新できるようにみせているのと同じ仕組みである。
なんでこんなことをしているのかというと、SSDへの書き込み回数の軽減(まとめて保存される)と高速化(一時的にRAMにキャッシュされる)のためである。
しかしファイル削除も実際削除されるのではなく保存領域に保存されるので常にサイズが増えていく。いつか2Gの領域を使いきってしまうのではないかと心配。システムアップグレードしてみてどのくらい使うのはみてみたいものだ。
初期状態への復帰というメリットは理解できますがNANDへの負荷緩和はいまいち掴めないです。そんなに気にするなら、NANDは全部リードオンリーにしてSDカードを必ずシステム用に割いて、そちらにパッチ更新用のパーティションを区切った方が分かり易いかもと思いました。
また、更新エリアにすぐ保存されるのなくて、RAM上にキャッシュされていて、あるタイミング(詳細は不明)でまとめて保存されるようだ。
なんでこんなことをしているのかというと、SSDへの書き込み回数の軽減(まとめて保存される)と高速化(一時的にRAMにキャッシュされる)のためである。まぁこういったコメントがあるので、それなりには効果があるのかもしれません。専門家の意見を聞いてみたいところです。というか、一番気になるのはこの部分。
しかし、ファイル削除も実際削除されるのではなく保存領域に保存されるので常にサイズが増えていく。いつか2Gの領域を使いきってしまうのではないかと心配。Pandoraの場合はNAND512MBですからね。そこに余計な保存領域を確保するとなると少々心配です。まぁPandoraの場合、そうそう頻繁にソフトウェアのアップグレードが行われるかわかりませんし、更新としてはセキュリティ関係とかバグ関係とかが中心の小規模なものだけかもしれませんしね。
それに半年に一度くらいの割合でファームウェア全体のバージョンアップ(Ubuntuみたいな感じで)か、大きな変更が加えられた時点でバージョンアップ(iPhoneみたい?)が行われるかもしれませんし。それまでの繋ぎと考えれば、そうそう大きな変化はあり得ないかも。全くの妄想ですけどね(笑)。
#追記
EEE PCはtmpfsというのも併用しているのかな。これを併用すると無駄な書き込みが減る? 解らない事だらけです。
CNCケース完成
ようやくPandoraのCNCケースが完成したみたいです。何人かの開発者に届けられる予定みたいです。今週中にハードウェア担当のMWeston氏が受け取るらしいので、上手くいけば今週中に組み立てられたPandoraのビデオが公開されるかもしれません。待ち遠しいですね。
#Picasa
#Picasa
2009/03/08
Pandoraのファームウェア
これはいつもよりいい加減な考察なので、鵜呑みにしないで下さい。あくまで素人が適当に考えた結果です。技術的に私の理解の範疇を越えていますので。この前PXMLとlibpndというのについて書きました。それと関係がある話なのですが、どうやらPandoraのファームウェア構成も野心的なモノになりそうです。
まず、Pandoraにおける「ファームウェア」ですが、これはLinuxカーネル、諸々のドライバー、LinuxOS(デフォルトではAngstrom準拠)、必須ライブラリー(SDL等)、必須ソフトウェア(MatchboxやFirefox等?)になるのではないかと私は思っています。これらがインストールされる場所は勿論NANDですね。ただNANDは512MBしかない上に、アップグレード等の処理に幾分空き領域が必要になるらしいので、実際に使えるスペースは512MBより少なくなりそうです。そこでいくつか疑問点が出てきます。例えば「ユーザーがNANDに別のアプリケーションやライブラリーを自由にインストール出来るの? 」とか。答えはYESでありNO。基本的には何の制約もなく自由にインストールする事が出来るようです。
アプリの追加どころか、OSそのものを別のモノに入れ替えることも可能です。ただ、上にも書いた通り、NANDの領域は限定されており、ユーザーが不用意にアプリ等をインストールしてしまうと、開発チームが想定している空き容量を圧迫してしまい、後々のファームウェアのアップグレードが不可能になってしまう可能性が出てきてしまいます。ですので、通常はNANDへの追加インストールは禁止にしたいようです。
ただ日本語環境で使いたい場合は、どうしてもデフォルトの環境にいろいろ追加(IMや仮名漢字変換、日本語フォント等)しないといけませんからね。ある程度はユーザーが自由に出来る領域を開けてくれるかもしれません。まだ何とも言えませんけど。まぁ基本的にはNANDは禁止で、PXML形式のアプリをSDカードにインストールする形になると思います。
またNANDの使い方ですが、なかなかおもしろい事になりそうです。どうやらNAND領域を「firmware」部分と「user homedir」部分に分割して収納するみたいです。それを実現させる為にUnionFS、あるいはAUFSというファイルシステムを使用するみたいです。はっきりいって、私には理解できるレベルを越えてしまっていますが調べて見たところ、どうやら、KNOPPIX等で使用されている技術らしいですね。以下ウィキペディアから抜粋。
.pndファイルについても説明されてます。こちらもFUSEという技術を使うみたいです。.pndファイルをISOファイルとしてマウントするって事なのかな? 難しすぎて私には理解出来ませんが。とにかく環境を汚さずに使用出来るって事なのでしょうか? ふぅもう少しちゃんと読まないとわからないな。誰か説明お願いします。
#外部リンク
UnionFS - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/UnionFS
Aufs - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/Aufs
Filesystem in Userspace - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/Filesystem_in_Userspace
まず、Pandoraにおける「ファームウェア」ですが、これはLinuxカーネル、諸々のドライバー、LinuxOS(デフォルトではAngstrom準拠)、必須ライブラリー(SDL等)、必須ソフトウェア(MatchboxやFirefox等?)になるのではないかと私は思っています。これらがインストールされる場所は勿論NANDですね。ただNANDは512MBしかない上に、アップグレード等の処理に幾分空き領域が必要になるらしいので、実際に使えるスペースは512MBより少なくなりそうです。そこでいくつか疑問点が出てきます。例えば「ユーザーがNANDに別のアプリケーションやライブラリーを自由にインストール出来るの? 」とか。答えはYESでありNO。基本的には何の制約もなく自由にインストールする事が出来るようです。
アプリの追加どころか、OSそのものを別のモノに入れ替えることも可能です。ただ、上にも書いた通り、NANDの領域は限定されており、ユーザーが不用意にアプリ等をインストールしてしまうと、開発チームが想定している空き容量を圧迫してしまい、後々のファームウェアのアップグレードが不可能になってしまう可能性が出てきてしまいます。ですので、通常はNANDへの追加インストールは禁止にしたいようです。
ただ日本語環境で使いたい場合は、どうしてもデフォルトの環境にいろいろ追加(IMや仮名漢字変換、日本語フォント等)しないといけませんからね。ある程度はユーザーが自由に出来る領域を開けてくれるかもしれません。まだ何とも言えませんけど。まぁ基本的にはNANDは禁止で、PXML形式のアプリをSDカードにインストールする形になると思います。
またNANDの使い方ですが、なかなかおもしろい事になりそうです。どうやらNAND領域を「firmware」部分と「user homedir」部分に分割して収納するみたいです。それを実現させる為にUnionFS、あるいはAUFSというファイルシステムを使用するみたいです。はっきりいって、私には理解できるレベルを越えてしまっていますが調べて見たところ、どうやら、KNOPPIX等で使用されている技術らしいですね。以下ウィキペディアから抜粋。
KNOPPIX では、CD-ROM や DVD 上のファイルシステムと、(USB メモリスティックのような)書き込み可能なドライブ上の knoppix.img と呼ばれるイメージファイルを含むファイルシステム間の結合を作ることができ、そこでは書き込み可能なドライブは読み込み専用ドライブよりも優先される。これにより、新しいファイルをイメージに保存し、CD 上のファイル代わりに透過的に使って、ユーザがシステム上のどのファイルも変えることができるようになる。分割したファイルシステムを結合して、1つのファイルシステムとして扱うことが出来るって事なんですかね。何となく理解(苦笑)。深入りは止めときます。ボロが出ますから。ついでに開発者の方のコメントも引用。
The nitty gritty ideas we had were to divide NAND up into a couple regions; a firmware chunk and a user homedir chunk. The trick is we could use unionfs (or aufs, a newer union-fs style system). We'd make te union setup so that writes to the firmware filesystem are actually written to the user section in your homedir somewhere, an the unionfs proprerties make it so the system doesn't see this. ie: You write to /usr/foo and it ends up in your homedir in NAND, but reading /usr/foo works still. This way if you overwrite stuff in the firmware and blow it up, you just wipe your homedir and reboot, and bam, you're back to a fully working stock firmware. For OS patches we can mount the real NAND fs instead of the union, update the filesystem, remount he union, and poof. Seems brilliant to me, and allows normal packagers to just work, reasonably risk free.オリジナルのファームウェア環境を汚さないで、ユーザーファイルもNANDに収納するって事なのかな? 何かあってもすぐにデフォルトの状態へ戻すことが出来るって感じで。違うかも。
.pndファイルについても説明されてます。こちらもFUSEという技術を使うみたいです。.pndファイルをISOファイルとしてマウントするって事なのかな? 難しすぎて私には理解出来ませんが。とにかく環境を汚さずに使用出来るって事なのでしょうか? ふぅもう少しちゃんと読まないとわからないな。誰か説明お願いします。
#外部リンク
UnionFS - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/UnionFS
Aufs - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/Aufs
Filesystem in Userspace - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/Filesystem_in_Userspace
Pandoraの最新スナップショット
ドイツで開催されているOlymptronicaというイベントの写真らしいです。残念ながらケースがまだ到着していなかったので、丸裸ですが新しい要素としてボタン周りが追加されています。といってもD-Pad部分はWizのやつをぶっこ抜いて付けているだけみたいですけど。アナログスティック部分とD-Pad、ABXYボタン部分の台座が付けられてますね。思っていたよりいい仕上がりみたいです。早く完成形を見せてもらいたいですね。
#Picasa
#Picasa
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