2009/08/12

Pandora情報更新 #08.12

寝ようと思ったら、かなり重大な情報が公式ウェブサイトに書かれていたので慌ててメモ。何やらソフトウェア、それもOSの要と言っても過言ではないGUIに動きがある模様。簡単に説明すると、今まで計画されたいたGUI構成は以下の通りでした。
Simple Mode(Launcher?) Pandora menu #NAND
Advance Mode(PDA?) Matchbox #NAND
Desktop? XFCE #SDカード
それが以下のように変更になるかもしれないらしいです。
Simple Mode(Launcher?) Pandora menu #NAND
Desktop? Enlightenment(E17) #NAND
具体的に言うとゲーム機としての最低限の機能を搭載したランチャーであるcpasjuste氏が製作しているPandora menu(最小メニュー)と、デスクトップ用途にも使えるEnlightenment(E17)の2つ構成に変更になるらしいのです。今まで計画されていたPDA的用途であるMatchboxはキャンセルされるらしい。というのも簡易ランチャーであるPandora menuの出来がなかなか良いらしくMatchboxが受け持っていた部分もだいぶ受け持てるレベルに達したと判断したらしい。

それとは逆にデスクトップ用途であるEnlightenment(E17)も、Matchboxが持っているPDA的要素と被る機能を有していると判断したのかもしれません。以前チラッと書いたように、E17にはillumeというPDA向けの表示? モジュールがあるので。実際にPandoraがillumeを検討しているのかはまだ分かりませんけど。

もう少し書こうかと思いましたが、ちょっと時間が無いので今日はここまでにしておきます。明日以降、何かしらの情報を掴んだら、また改めて書こうと思います。ちなみに以前情報のあったSDカードからブートするXubuntuですが、全く情報が出てこない所を見ると、正規のオプションとしては外されたのかもしれません。多分ですけど。

2009/08/08

Pandora情報更新 #08.08-02

続きです。以前紹介したPandora実機でのMAMEのビデオに続いてPandora実機でのプレイステーションエミュレーターとQuake3をアナログスティックを使ってプレイしているビデオが公開されています。まずはプレステエミュから。パッと見て気付くのがサウンドの不明瞭さ。素人考えで「もしかして、かなりパフォーマンス悪いの?」と思ってしまったのですが、フォーラムでのMWeston氏の発言を読むと、必ずしもそういう訳でも無いみたいです。

どうもプレステエミュ(psx4pandora)はPandora上でのオーディオバッファの取扱いにバグがあるらしく、サウンドが綺麗に鳴らない状態らしい。ちょっと専門的すぎて、私の理解を越えている部分なのでいい加減に書きますが、Pandoraのディスプレイ(LCD)は67hzに設定されているのも原因らしい。本当は60Hzが良いのですが、60Hzだと何故か不具合が起きるらしい? それに起因してオーディオ関係もバグが発生しているのかも。適当です。ちなみにCPU速度はあんまり関係ないらしい。500Mhzでも800Mhzでも同じ症状が出てしまうみたいです。

psx4allの主要開発者であるZodttd氏は最近iPhone 3GSばっかり弄っていて、Pandora版の開発はあんまり力を入れていないらしい。まぁ仕方がないですね。実際iPhone 3GSは魅力的な機種ですし。それにPandoraの開発が延びに延びてますからね。それとpsx4pandoraの開発は義務では無いですから。あくまでZodttd氏の好意による開発が前提ですから。まぁZodttd氏の事ですから、Pandoraが確実に発売されると分かれば、ヤル気がムクムクと沸いてきてくれると思います。

他の情報としては現在のエミュはほとんどの処理をソフトウェアを使っている状態らしい。それとExophase氏のアドバイスにより、screen blittingにNEON命令を使用出来るようになるらしい。これにより、特に解像度が320x240のゲームのblittingが従来より約6倍速くなる(かもしれない)らしい。正直、何がどうなるのか私には分かりませんけど(苦笑)。

また開発者の一人であるTinnus氏によると、現在のエミュはフレームレート制限を全く行っていないらしい。むしろ速いくらい? それと描画処理をソフトウェアからハードウェア(OpenGL ES)への切り替えが上手く行けば、更なるスピードアップと共に、様々な描画処理を付け加える事が出来るようになるかもしれないみたいです。簡単に言えばepsxeのPete's GL2 pluginみたいな処理を行えるって事ですね。

ただ現状のOpenGL ESドライバーは結構扱い辛いらしいので、Pandora上で上手く使いこなせるかは、まだ分かりません。何せOSSドライバーじゃないですからね。残念ですけど。もう一つのビデオですが、これは毎度お馴染みのQuakeシリーズですね。かなりいい感じでアナログスティックが動作していますね。Quake3自体も以前のビデオと比べると、スピードアップしている気がします。

フォーラムのコメントによると、このビデオで使われているアナログスティックのファームウェアより、現在のファームウェアの方が最新らしいので、実際は更に良い動作が出来るようになっているみたいです。MWeston氏によると、最新のファームウェアはジッターがゼロらしいですから。素晴らしい状態みたい。

ちなみにQuake3に使われているアナログスティック制御コードは、Pickle氏が披露した他のQuakeシリーズでも使われているらしいので、Quake1、2、3ともほぼ同じ動作が可能みたいです。まぁ日本だとQuakeシリーズって入手し辛いので微妙ですけど。Steam経由でも持ってこられるのかな? それだったら良いのですが。

とりあえずそんなところですかね。いつもの事ですが、ここに書いた内容はフォーラム等の情報を勝手に解釈して日本語にしたものです。内容の正確性は全く保証出来ませんのであしからず。話半分程度に考えて下さいませ。余談ですがやっぱりビデオはウィルコム回線だと厳しいものがありました。この2つのビデオだけで1時間くらいかかったかも。まぁ食事とか風呂入っている時にDLしたから別にいいですけど。

#追記
YouTubeのコメントみたら、Quake3のプレイ持続時間の問いに対してCraig氏が約10時間て書いてるのですが、これ本当だったらスゴいですね。多少大げさに書いてる気がしないでもないですけど(笑)。Pandoraのバッテリーは期待できますね。

#YouTube
Pandora playing linux PSX emu - YouTube
http://youtu.be/fkbFdJG5xuY



Quake 3 pandora with nubs - YouTube
http://youtu.be/GsclXxxjxVg

Pandora情報更新 #08.08-01

当分更新しないとか書いたのですが、思ったよりウィルコムでのインターネット閲覧が苦にならなかった&何処も行かなくて暇だったので、Pandoraの更新状況をメモしておきます。今週は結構進んだみたいですよ。まずは発注していたMP(大量生産品)版の第一バッチである105枚の基板が出来上がった模様。まだ生産工場にあるみたいですが、完成したのは間違いないみたいです。予定だと伸びて8月初旬だったので予定より数日遅れですかね。まぁお約束という事で。

でもMP版が完成したのは大きな進歩ですね。ただ、FCC、CE認定の話題で、MP版を作成した後に認定でダメ出しをくらう可能性もあるという経験者からのコメントがあったので、一概に喜べないかもしれませんが。まぁその為の少量生産ですからね。MP版とはいっても、バッチ毎の微調整は可能なのかもしれません。

よほどの事がない限り変更は無いとは思いますけど。何か電磁波関係でのダメ出しが多いらしい? PandoraはWiFI/BTともにFCC/CEに実績のあるモジュールだから多分大丈夫だとは思うのですけど。まぁ私のような素人が心配する事でも無いのですけど。

次にケースですが、ケース製作会社による事前レビューが終了して、実際の鋳型作りがスタートしたみたいです。上記のMP基板がまだ受け渡されていませんが、精密な摺り合わせが必要ない部分から取りかかっているらしい。MP基板がケース製作会社に届き次第、摺り合わせ作業も開始されるのではないかと思います。

お次はTV接続ケーブル。これは実際の組み立てに入っており、近日中にMWeston氏に完成品の1つが受け渡されるみたいです。特に問題はなさそうですね。

ソフトウェア側の状況ですが、以前書いたWiFi関係がまだ難航しているみたい。しかしながら、協力を申し出てくれたDJWillis氏のおかげで、1つの問題を除いて、あらかた修正されたらしい。もう少しってところですかね。

もう1つ問題だったアナログスティックのファームウェアのバグですが、こちらはほぼ完璧に修正されたみたいです。MWeston氏が8000個あるアナログスティックを1つ1つファームアップしたらしい。経費削減なのかも(笑)。(氏が全部やるとは限りませんでした。)何せアナログスティックのコストが予定より倍増していますからね。この数百万円の出費は結構痛いみたい。当たり前ですけどね。長くなったので、とりあえずここまで。

2009/08/07

ソロモンよ! 私は帰ってきた

出だしから痛いタイトルですが、心境としてはそんな感じです。実は先月末辺りからまともにインターネットに繋げられない状態が続いておりましたので。繋がったといっても、未だにウィルコムの低速回線だったりするのですが。しかも、この状態が今月の半ば過ぎ辺りまで続くことが確定してたりして、インターネット中毒の私としては地獄のような日々が続く訳です。あー、イー・モバイルでもいいから高速回線が欲しいです。

ウィルコムでもギリギリ最低限の事は出来なくもないですけどね。メールチェックやRSS巡回とか。流石に動画関係は絶望的ですけどね。特にニコニコ動画は無理っぽいです。さっき試しに軽めのやったのですけど、ちょっと厳しめかな。というか読み込み失敗も結構あるし(これは普通に以前もありましたけど)。

何より途中で強制イベントが発動したりしますからね。変なアンケートとか。一発目の動画でアンケートに飛ばされたときは流石にブチ切れそうになりましたよ。しかもキャンセル出来ないし。ふざけるなと。そんな感じなので、当分の間は開店休業状態が続くと思います。何かPandoraとかで動きがありそうな予感がするのですが、ちょっとフォロー出来なさそうです。残念ですけどね。

余談ですがウチだとウィルコムのW-SIM(4x)で、最高で80kbps、平均で50kpbsくらいしか出ないみたいです。以前実験した時もそんな感じだったので、これ以上は望めないみたいです。うーん、結構残念。ちらっと近所のアンテナを見て回っても、8本槍クラスの最新基地局は見当たらないしなぁ。マルチリンクPPPに足引っ張られているから仕方がないのかも。微妙に全アンテナ距離が開いてるしな。

それとPRINで繋いでいるのですが、これ本当に2ヶ月無料なのかな。ウィルコムカウンターで聞いたら、新つなぎ放題でもコース変更しての場合は駄目とか言われたし。その後に電話で聞いてみたら、それでも大丈夫ですとか言われるし。一応、その言葉を信頼して繋げっぱなしなんですけど。上限が1500円くらいだから滅茶苦茶キツいって訳じゃないのですけどね。ただ代替としてIIJ MIOが300円くらいであるからなぁ。残念ながら現在契約中のプロバイダーはウィルコムに対応していなかったもので。

2009/07/30

Pandora情報更新 #07.30

久々にPandoraのビデオが公開されました。内容はMAMEでいくつかのゲームを動かしているだけですけど、ケースが半透明なケースになってますね。まぁ半透明ケースが現状では一番製品版に近いので当たり前と言えば、当たり前ですけど。ちなみにMAMEですが、ウィキペディアでは以下のように記されています。

MAMEの開発方針は、オリジナルのハードウェア動作を忠実に再現することに重点を置いている。そのため、あるゲームの動作をエミュレータ側からハック的な手法で修正や改良することが出来ても、それが実際のゲームハードウェアの動作と異なっていたり、将来的な解析につながらないと見られる場合は、基本的に採用されない。

MAMEの動作には、実際のアーケードゲーム基板上のデータイメージ(ROMイメージ)を用意する必要がある。MAMEはゲーム基板のハードウェア構成をソフトウェアでエミュレートすることにより、オリジナルのROMイメージを異なるハードウェア上で動作させることを可能にしている。エミュレートするCPUは代表的なZ80や68000をはじめとして100種類以上、サウンドチップは70種類以上、そのほか多くのカスタムチップもサポートする。

最近のバージョンでは、3Dグラフィックシステムなど、処理量の多いゲームにも対応している。しかし、前述の通り、エミュレーションの動作速度よりもオリジナルハードウェアの忠実な再現を目的とするため、3Dグラフィックやテクスチャ処理なども、Direct3DなどのOS固有の拡張機能を使わず、オリジナルハードの動作を元に全てソフトウェアで処理を行う。このため最新の高速プロセッサでも完全な速度で動作しないタイトルが一部存在する。(Windows版では描画の設定にDirect3Dの項目があるが、これは最終的な描画先としてDirect3Dを用いるだけであり、エミュレーション処理自体には関係しない)
この説明通りならばMAMEは再現性と移植性には優れているが、そのほとんどがソフトウェア処理の為、CPUパワーに依存しているという事になりますよね。となるとPandoraのようなARMを使用したSoCでは実性能的にかなり不利になるのではと素人な私は考えてしまいます。

今回のビデオを見ると、比較的処理が重いとされる? モータルコンバットやメタルスラッグなんかもサウンド有りでちゃんと動いているように見えるので、Cortex-A8の実力が垣間見れたような気がします。でも、フォーラムとか読むと、Cortex-A8のNEON最適化がまだまだらしいので、本当の意味での実力が見られるのは、まだまだずっと先なのかも知れません。BB関係でこの辺りの改善が進んで行くかもしれませんね。

#YouTube
Pandora playing MAME - YouTube
http://youtu.be/TRcCz7RWid4

2009/07/25

ウェブサイト構成の見直しをしました

ようやく旧ブログ(WP.MINAWA.NET)からのデータ移行が完了しました。以前はWordpressからBloggerへのデータ移行の方法が無かった(探せばあったかもしれませんが)ので、仕方なく手動で移行しようかと試みたのですが、流石に面倒臭くなって途中で投げ出した状態でした。

その後ずっと放置していたのですが、最近になって再度調べてみると、何とか機械的に移行出来る方法が見つかりました。といっても、一筋縄ではなかったですけど。プログラムに詳しい人なら、自分でスクリプトとか組んで出きるのでしょうけどね。私は全く出来ませんので、他人の力を借りるしかありませんから……。

一番厄介だったのが、Bloggerのインポートのサイズ制限でした。何と1MBまでしかインポート出来ないらしい。ちなみに私のデータは2MB超でした。仕方がないので分割しましたよ。手動で……。スマートなやり方じゃないけど仕方なかったです。いずれは自動で分割してくれるツールなり、サイズ制限の撤廃がある事に期待したいです。

ついでに書きますが、正直Bloggerって使い勝手悪いですね。Wordpressもデフォルトだとあんまり使い易いとは思いませんでしたが、Bloggerはそれ以下な印象です。私が使ったことがあるブログサービスだと、はてなダイアリーが一番使い勝手が良かったですね。時々重くなったりして繋がり難い事は多々ありましたけど。まぁ無料でブログやメール、Wikiっぽいものまで使えるので、トータルで見れば一番いいですけどね。Google Apps。BloggerはGoogle Appsの一部じゃないですけど。

2009/07/21

Pandora情報更新 #07.20

最近、更新サボリがちです。あまりにも暑いのと漫画ばっかり読んだりしているのが原因です。あとニコニコ動画……。完全にダメ人間な生活です。仕方ないね。ダメ人間だもの。さて最近あんまり話題のないPandoraですが、何やら今週は動きがありそうです。まずはDave(DaveC)氏のケース・D-PAD弄りがようやく終了して、ケースの(デジタル)データがケース製造会社へ受け渡されたらしいです。

DaveC氏は今まであまり話題に出てきませんでしたが、Pandoraのケースを含むデザイン全般を最初に手掛けた人で、GP32時代からのコミュニティの古参メンバーらしいです。個人ながら過去にもGP2X用のカスタムD-PADを自主制作したりしている方で、その腕前は高く評価されているようです。ただかなり頑固者らしく、自分の主張をなかなか曲げなかったりと、コミュニティ内でも愛憎半ばなキャラらしい(笑)。おそらくですが、今回も自分の中でゴーサインが出るまで、かなり時間が掛かってしまったのだと思います。その分、クオリティは高められていると思いますけどね。単純な見た目ではなく、実際の使い心地といった面で。

そしてケース製作会社ですが、こちらもPandoraの(主に人的)リソース不足を見かねてか、最終的な微調整をかってでてくれたようです。素人考えですがデジタル化されたデータとはいえ、実際の製作過程で微妙なズレが出てしまうことも多々ある事なのかもしれません。この辺りは仕事として今までに何回も製作しているメーカー自身が微調整してくれる方が、何かと人不足なPandoraチームとしても有難いのだと思います。餅は餅屋的意味で……。

次にMP(大量生産品)用のMB(基板)の最初のバッチ(105枚)が今週中にも完成するらしい。これらの板は試作品ではなく完全に製品として出荷出来るレベル(というか出荷する)らしい。以前も書きましたが、いきなり4000枚作る事も可能なのですが、Pandoraチームのような零細企業がそれをやると、ハードウェアの致命的バグが発見された時に、資金的に取り返しがつかない事態に陥ってしまうので、数百枚単位のバッチに分けて出荷していくみたいです。とりあえず今回の105枚で基本的なテストを徹底的に行って、特に問題が見つからなければ大量生産に踏み切るって形になりそうです。大量といっても、たかだか4000枚程度ですけどね。

上で書いたケース製造会社にも、105枚の内の幾つかを送って、詳細なケース作りを進めてもらうみたい。だから105枚のMBが出来ないと、ケースも製品版に着手出来ないみたい。これは痛いですが、ケースの場合、細かいバッチに分けて製造とか出来ませんからね。一発で決めないと駄目な部分ですから。作りなおしは金銭的な意味で死を意味しますし。慎重にならざるを得ないかな。非常に遅い進み具合ですけどね。

このペースで行くと、ケースの完成が最後になると思いますので、最低でも後45日くらいかかりそうなのかな。以前の話だとケースの製作にそれくらい掛かるとかいう話だったので。正直、かなり延び延びですな。組み立て自体は数日あれば数千個出来るレベルらしいので、たいした問題では無いでしょうし。ケース等の輸送も含めて、やっぱり2ヶ月くらい先かなぁ。でも、プラスアルファで1ヶ月追加で、後3ヶ月くらいかかりそう……。だいたい10月下旬くらいかなぁ。

他にも問題になりそうな部分といったら、CE、FCCマークの取得ですかね。どうやらCEマークの方は、プロトタイプの状態でも申請可能で、ED氏の話によれば、数日で申請業務を請け負ってくれる企業を既に知っているとか書いてあった気がしますけど、実際にそんなに簡単に申請出来るのか少し疑問に思っていたりします。MWeston氏の話によれば、Pandoraが使用している無線LAN/BTモジュール自体が既に申請済みのモノなので、そんなに難しくは無いらしいのですが……。この辺りは素人じゃ全く予測不可能ですからね。残念ですけど。

ちなみに日本でPandoraを使うとなると、これらとは違う申請をしなくてはならないらしいです。ぶっちゃけ、誰にも言わない、ブログ等に書かなければバレる事は無いとは思いますけどね。ただ今後の事も考えれば、きちんとした企業(輸入業者)に、必要な資格を申請していただきたいです。その為の費用は上乗せされてしまいますけど。そうなると、数十台程度じゃ割りが合わなくなりそうですが(苦笑)。日本での知名度を上げる為にも、早くファーストバッチを完成してもらって、YouTubeなりなんなりで、実力を示してもらわないといけないですね。完成しない事にはアピールのしようがないですし。キツいでしょうが、頑張って乗り越えてもらいたいものです。ガンバレ。

2009/07/12

OpenPandoraについて #01

最近少し心配になってきたので書いておきますが、OpenPandoraプロジェクトというのは、普通の商品開発とは少し(だいぶ?)違った背景を持つ企画だと言うことを理解してから、購入なり何なりを考えて下さい。特に任天堂やソニーといった大企業が一般人(特に子供)向けに販売しているような(ゲーム)機器と同列で語れるような商品では全く無いと言うことに注意して下さい。

元々の発端はGPHのオープン携帯機(正直、そこまでオープンでは無いですけど)であるGP2Xの後継機を自分達(Craig氏やED氏といった個人レベルのGP2X輸入販売業者と数人のGP2XやGP32の開発コミュニティの有力メンバー)で作って遊ぼうよと言うのが始まりです。

何故GP2Xの発売元であるGPHの後継機を待たなかったのかというと、GP2X Wizの発表がなかなか無かった事と、コミュニティからのフィードバックをGPHが素直には聞き入れてくれなかったという事が背景にあります。これはGPHが韓国に本拠を置いた企業である事が大きかったらしいです。主に英語圏が主力のコミュニティの意見を上手く伝える機会があまり無かったって事ですね。ED氏辺りはだいぶ韓国語でのやりとりが出来るらしいですけど。

英語の問題だけで無く、携帯機としての方向性もGPHとコミュニティの間で軋轢があったのも事実です。基本的にコミュニティは各種エミュレーターやhomebrew(自家製ゲーム等)が快適に動作する事が後継機に望む事だったのに対して、GPHは任天堂やソニーといった大企業が行っているゲーム機展開を期待していたみたいです。

まぁ真っ当な企業としては、ダークなイメージなエミュレーターや、お金にならないhomebrew系が主流になられても、嬉しくはないでしょうしね。当然といえば当然です。ただ、そういった目的ならGPHの製品を買うより、任天堂やソニーの製品を買った方が、より楽しめるというのが一般的な意見ですしね。

更に決定的だったのが、GPHの次世代機(Wiz)のデザイン・コンセプトが余りにも斜め上すぎた事ですね。初めてWizのイメージ図を見たCraig氏はあまりに飛び抜けたデザイン(十字キーが2つある事。というか、十字キーしかなかった事(笑))を見て、これはもう駄目かも知れないと思ったみたいです。確かに私も驚きました。

そんな感じで、コミュニティ(主に英語圏)主導のオモチャ(携帯機)を作った方が、ダイレクトにフィードバック出来るし、いろいろと都合が良いのじゃないの? って話になったみたいです。まぁここから先が大変長い道程だった訳ですが。そりゃ素人がそんなに簡単に作れるものじゃないですよね。まして携帯機なんて。次回に続く。ちなみに上の話は公式ではありません。私が独断と偏見でだいぶ脚色しております。いつも通り話半分程度でお読み下さい。

#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: GP2Xに新型の噂……
http://blog.minawa.net/2007/08/gp2x_5599.html

Pandora情報更新 #07.11

久しぶりにPandoraの話題でも書こうかなと思ったのですが、最近全然追っかけてなかったから、どこまで遡ればいいのかすら把握出来てません。まぁ適当に書いときますか。まずはPandora用のAVケーブル。これはオプションですから、本体とは別途に購入しなくちゃいけないヤツですね。このケーブルは7月中には完成しそう。ちょっと古い情報なので現在ではどうなのか微妙ですが。

何やら最低5000個を一括発注しないと作ってもらえなかったらしいので、まだまだ余裕で追加予約出来るそうです。それと当初予定していたより製作コストが高くついたらしい。これはPandora用のコネクタが特殊なせいと環境に配慮した素材を使う事が義務付けられている事が原因らしい。この辺りにPandoraプロジェクトの見通しの甘さというか素人臭さが出ていますね。

今更仕方がない事ですけど。他にも書こうかと思いましたが、違うことを書きたくなったので、とりあえず終了します。

2009/07/07

ダイナコネクティブ DY-32SDDB

暑いですね。もう完全に夏ですよ。年取ると本当に一年が早くて困る。もう七夕ですし。まぁいいや。そういえばエコポイントっていう制度が始まったらしいですね。特定の家電製品に一定の補助金が出るというやつ。補助金と言っても、間接的なポイントでですけどね。だいぶ複雑な上に、交換するポイントも対象によって変動するという解りづらい制度ですね。

私に関係があるとしたら、エアコンくらいかなぁと思っていたのですが、少し調べてみたら、気になる商品がエコポイントの対象商品になっていました。ダイナコネクティブという聞き慣れない会社の「DY-32SDDB」というテレビ。型番から分かる通り、32V型の液晶ですね。

ダイナコネクティブというのは、イオングループが独占?販売している家電メーカーらしいです。基本的に安さが売り物なのですが、特にDY-32SDDBという製品の価格は飛び抜けていて、定価で約5万円。32V型だとこれでもかなり安いのですが、今回のエコポイント分を合わせると、1万2千円引きの3万8千円で買えてしまうのですよ。これは安い。

下記のリンク先を読むと、製品の製造品質は流石に国内一流メーカーと比べられるレベルではなさそうですが、映像品質だけで評価するならば、一目で分かる程の差は無さそうです。最早、液晶自体がそういうレベルで語られる品物では無くなったって事らしいですね。何となくわかりますけど。

まぁ製品の品質の部分は、幸いな事にイオン独自の保証に入れば、万が一の場合でも、ほぼカバー出来ると思いますので、個人的にはそんなにマイナス点ではないですけどね。ただ、ノイズについての記事は少し気になるなぁ。返品の対象にはならなそうな気がしますし。分解記事を見ると「仕様」で片付けられそうな造りですしね(苦笑)。その点は注意が必要ですな。

それと、最後に気になる点として、おまけで付いているDVD再生機能です。普通に考えると、単なるDVDプレイヤーの内蔵なのですが、少し調べてみると、普通のDVD以外のファイル形式も再生可能らしいのです。具体的に言うと、AVI形式。ビデオコーデックはDivxやXvid、オーディオコーデックはMP3やAC3、WMAv2が再生可能らしいです。それと画像形式としてJPG? 残念ながらHDは再生不可能だったらしいですが、おまけ機能の割にはなかなか高機能なのではないでしょうかね。自分で調べた訳では無いので、どの程度の再生品質なのかわかりませんけど。

ただエコポイント狙いの激安液晶テレビの流れはもう暫くたつと本格化する可能性もあるので、待てる人はエコポイント終了ぎりぎりまで粘った方が、いろいろと楽しめるかもしれません。現に西友がバイ・デザイン製の42型フルHD液晶テレビ「LF-4204DBA」を99,000円で投入したばかりですね。こちらは42型なので、エコポイント還元分が23,000ポイントですからね。性能、品質等を考えれば、こちらの方がお得かもしれませんね。ただ42型だとだいぶ大きいですからね。個室には大きすぎるかも。

#外部リンク
グリーン家電普及促進事業 エコポイント
http://eco-points.jp/EP/index.html

省エネ型液晶テレビの実現技術を見る - 日経エレクトロニクス - Tech-On!
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/HONSHI/20090508/169809/

【省エネ&激安 液晶テレビ分解:その1】消費電力を実測してみた - 家電・PC - Tech-On!
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090519/170387/

西友、99,000円/デジタル3波対応の42型液晶テレビ -AV Watch
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20090703_299846.html