2009/08/23

1枚で100円、5枚でも100円

先ほど友人と近所のTSUTAYAに行ってきたのですが、何気なく見つけたCDの投げ売りコーナーがカオスだったので思わず友達と盛り上がってしまいました。何と中古レンタルCD(アルバム)が1枚100円だったのです。これは珍しくも無いのですけど、まとめて5枚買っても、合計で100円という謎の値付けっぷりに友達と思わず笑ってしまいました(笑)。一枚20円て。

以下がその戦利品。正直、TMNの20周年ベストだけで元がとれている訳ですが個人的には奇面組のテーマ曲集もおいしかったです(ネタとしても)。後はオジーオズボーンのベストと、ボブディランのアンプラグドもまぁまぁですね。最後の新・天地無用!音楽篇は山本リンダ分補充ということで。本当なら真夏のイヴの方が欲しかったのですけど、まぁネタとしては充分でしょう。一枚20円ですしね。

後はガッシュのキャラソンくらいしかネタとしても使えるCDが無かったのですが、ガッシュ自体見たことが無いのと、キャラソンが釘宮ボイスしか無かったので止めました。別に嫌いって訳じゃないんですけど。フォルゴレのヤツだったら買ってたと思いますけどね(笑)。

#Amazon
Welcome to the FANKS!
TM NETWORK
エピックレコードジャパン ( 2004-12-22 )

「ハイスクール!奇面組」テーマソング組+(プラス)
TVサントラ, うしろゆびさされ組, うしろ髪ひかれ隊, 息っ子クラブ, おニャン子クラブ
ポニーキャニオン ( 1999-03-17 )

BEST OF OZZ
オジー・オズボーン
ソニー・ミュージックレコーズ ( 1989-03-01 )


TVサントラ, 天地無用の人々, 山本リンダ, 折笠愛, 横山智佐
パイオニアLDC ( 1997-05-28 )

2009/08/21

Pandora情報更新 #08.20-02

現在Pandoraで噂されているWM(ウィンドウマネージャー)についてのまとめ。とりあえず現在の状況は以下の通り。
minimal Mode(Launcher) = pmenu = NAND
Desktop Mode = Enlightenment(E17) = NAND
一番目にあるビデオがPmenuです。2番目がEnlightenment(E17)。こうやってみるとEnlightenment(E17)は、かなり綺麗でお洒落なイメージがあります。デスクトップ用途ではなかなか使いやすそうにも見えます。ただPandoraはかなり特殊な形状をしていますし、何より画面が小さくて、操作方法も通常のデスクトップというより、PDA的なものの方が近い訳です。そこで3番目のビデオ。これは今まで噂されていたPandoraのデフォルトWMである「Matchbox」の実機デモです。ビデオで見ると一目瞭然。1つ1つのアイコンが大きくて、指やスタイラスでの操作に向いているのが分かります。いわゆるPDAタイプですね。

そうなると、現状の構成である「pmenu」と「Enlightenment(E17)」の2つでは、「Matchbox」のようなPDAライクな使い方が出来なくなってしまい、結果的に、Pandoraの操作性を著しく低下させてしまうのではないかというのが、現在語られている議題な訳です。私もその不安は確かに感じます。そこで登場してくるのが、Enlightenment(E17)の拡張表示モジュールである「illume」。簡単に言えば、E17の見た目をMatchboxのようなPDAライクに変更するモジュールですね。以下にいくつかのデモを張り付けておきます。見た方が早いですしね。

どうですか? Matchboxに比べると多少荒くて安定性に欠ける印象がありますが、なかなかの見た目なのではないかと思います。ただし、まだまだ開発段階であり、実際の使い心地がどのようなものなのかは未知数ではありますが。ただ、この「illume」が、「pmenu」と「Enlightenment(E17)」の間を埋めるミッシングリンクとして、上手く嵌ってくれれば、かなり理想的なGUI環境が構築出きるのではないかと思うのですが、いかがでしょうか?

まぁこの構成が上手く行く為には、pmenu、E17とも、更なるブラッシュアップが必要なのは言うまでもないですけど。特にE17の方は、実際の開発者であるRaster氏の協力が不可欠でしょうね。何せ、Matchboxと比べて実績の面では大きく劣るのは事実ですから。Matchboxは既にいくつかの製品で採用済みですしね。

#YouTube
Pandora Menu - YouTube
http://youtu.be/6BI9c6Mna_k



Pandora Devboard: MPlayer, PicoDrive, Quake 1 and Battle for Wesnoth - YouTube
http://youtu.be/spIcUPsLvZA



Pandora: Themed Menu - YouTube
http://youtu.be/TfE2vSk3Hbc



Illume Desktop Categories for Openmoko - YouTube
http://youtu.be/pLeukKDGLQw



E17 illume module on N810 using Jaunty/Mer - YouTube
http://youtu.be/u6aVu_mnz34

2009/08/20

Pandora情報更新 #08.20-01

コミュニティブログに書かれていた「非公式」なPandoraのスケジュール。

1. 105枚のMP基板(ファーストバッチ)
これは既に完成済み。どうやら8月7日には完成したみたい。
その後、テキサスにあるTIの工場内(製造元?)で、厳しい精密テストを続行中。
これにパスすれば、その後のバッチは問題なく製造出来るみたい。

2. ケース鋳型製作
これは現在制作中。コミュニティの予測では9月10日くらいに完成?

3. CE/FCCテスト
これはまだ開始していない。とりあえず上記の2つが完成してからじゃないと、テスト出来ない。
ちなみにCEはヨーロッパ。FCCはアメリカのテスト。
Pandoraはイギリス製品なので、とりあえずCEから開始で、FCCは後回し。日本は別のテストが必要。

4. 組み立て、テスト、出荷
これも未定ですね。ただ、以前の話だと契約工場は日に5000台の製造能力があるとかいう話だった(気がする)ので、あんまり気にしなくて良さそう。それに最初のバッチは105台だけですしね。その後は早いかも。テストはCE認定後はそんなに気にしなくても良さそう。出荷はちょっと気になりますね。

とりあえず、この4つが残りのスケジュールみたい。やっぱり10月半ばくらいと考えていた方が無難かもしれませんね。それも最初の105台の完成がですけど(笑)。本格的にはクリスマスくらい?

2009/08/19

Pandora情報更新 #08.18

この前書いたGUIの変更についてですが、Pandora Menuを手掛けているcpasjuste氏の新しいビデオが公開されています。これはなかなか興味深いです。Pandora Menu自体は既に公開されていた訳ですが、今回は実際にSDカードに入っているPNDファイルを読み込んで表示するというデモが行われています。これを見て驚いたのはPNDファイルの読み込みの速さ。SDカードの読み込みという事を考えれば驚異的な速さと言ってもいいのではないでしょうか?

実際のPNDファイルはもう少し大きなサイズのアプリケーションやゲームを読み込む可能性があるので、これよりも遅くなるかもしれませんが、それでも、数秒で読み込み可能なレベルだと思います。このデモだと1秒くらいで画像の表示まで行われていますからね。かなり速いと思います。

それと初公開のPDM。これは所謂ディスプレイマネージャーで、GNOMEで言うところのGDMに相当するのかな? あんまり詳しくないですが、案外ディスプレイマネージャーって選択肢が無いのですよね。XFCEなんかもGDMを使用していた気がしますし。少なくとも数年前までは。今は違うのかも。このPDMというのは、必要最小限の機能しかないのでしょうが、その分、高速性が売りなのかもしれません。

これがあると、簡単にGUIを選べるようになるので選択に幅が出てきますね。以前チラッと書きましたが、例えば、3Gモデムとセットでの「モバイルルーターモード」みたいな事も可能になったりして。まぁそれならPandora Menuのようなランチャーから起動すればいいだけなのかも知れませんが。

ちなみにPandora Menuはデザインの変更が可能なので、いずれは自作スキンみたいなものを使用出来るようになるかもしれません。日本人なら萌えスキンとか出てくるかも(笑)。昔は私もよくやってました。WinampとかICQとかで。今はあんまりやりませんけどね。

それと最後の方に、例のEnlightenmentへの切り替えとかもデモされてますね。ちょっと画像が不鮮明なので見にくいですが、やっぱりデスクトップ系はPandoraだと小さすぎるかもしれませんね。この辺りはまたそのうち書きたいと思います。

#追記
現在のPandoraのブート時間は35秒くらいですかね。以前公開された時が40数秒だった気がするので、多少速くなってきてますかね。最近のLinuxからすると少し遅いと感じるかもしれませんが、個人的には充分なレベルです。それに一度立ち上げちゃえば、よほどの事がない限り、サスペンドさせちゃいますからね。これなら数秒で再開出きると思いますし。

#YouTube
Pandora running pdm and pmenu - YouTube
http://youtu.be/4m4k4yj_tHo

2009/08/18

chromium-browser --glen

ようやくブロードバンド(といっても3Mくらいですけど)環境が復活しました。短い間だったけど、ウィルコム回線ありがとう。流石に遅かったけど、あるのとないのとじゃ大違いですからね。なければゼロですから。実際、軽い情報収集なら何とかなった訳ですし。まぁあと一ヶ月くらいとかだと、流石に厳しかったですけどね。最近はニコニコとかYouTubeとかの動画系もよく見てますし。流石にPHSじゃ厳しかった。

そんな感じで、遅れていた各情報を仕入れ直している状況なのですが、小ネタながら気になった情報がタイトルに書いたヤツ。見て分かる通り、Google Chromeに関するネタですね。何でも、Chrome(Chromium)を起動する際に、「--glen」というオプションを付けてやると、文字通りGlenさんの顔写真がクローズボタンの代わりに出てくるというもの。まぁ単なる開発者の悪ふざけなんですけど、最初はバグ? として報告され? ていたようなのですが、いつのまにかオプションとして実装されてるし(笑)。

正直、Chromiumをコマンドから起動する事なんてなかったから全然気付きませんでしたし、UbuntuのPPA版にもいるのかなぁと思って、試しにコマンド入力してみたら、本当に実装されてるし(笑)。いや、ただそれだけなんですけどね。まぁ実害は無いのでジョークオプションとしてこのまま残るのかもしれませんけど、個人的にはおっさんの顔が出てきても嬉しくないしなぁ(苦笑)。

記念なんで、とりあえずスクリーンショット撮っておきました。ちなみにGlenさんの顔にカーソルを合わせると、ご丁寧に「glen」って文字で教えてくれます。ついでに、ChromiumでOgg Theora&Ogg Vorbisの動画を再生させてみました。作品はBlenderで作られたBBB(Big Buck Bunny)ですね。この作品はフリーな上に、作品としての質も高いので、インターネット上でのビデオ再生のデモによく使われています。ちなみにPandoraのデモでも何回か使われていますね。ありがたい事です。

2、3週間くらい前までのChromiumだと、Ogg Theoraの再生が出来ない(それ以前は再生出来るけど、メチャクチャパフォーマンスが悪かった)状態が続いていましたが、ちょっと前くらいに「chromium-codecs-ffmpeg」というパッケージが新たに追加されて、Ogg TheoraとOgg Vorbisの再生のみ、まともに再生出来るようになったようです。調べてませんので、どうだかわかりませんが、おそらく、「自己責任」という形で、他のコーデック(H264やDivx)もサポートしたffmpegに差し替える事が可能になると思います。

これで、ようやくFirefox3.5に続いてUbuntuのChromiumでもOgg TheoraとOgg Vorbisのビデオ再生が可能になった訳ですが、個人的には少し残念だったり。というのも、契約の問題でLinux版のChromiumにはH264等の再生が可能なffmpegをフリーでは配布出来ない(少なくともGoogle公式では)訳です。そうならば、Firefox3.5と同じようにlibOggPlayを実装して貰いたいと思っていたからです。

OggPlayに関しては、以前チラッと書いた訳ですが、単にffmpegよりもTheoraの再生パフォーマンスが良いというだけではなく、汎用性重視のFFMPEGでは実現出来ない、いろいろな活用法がOggPlayでは可能になるかもしれないという望みがあったからです。

具体的に言うと、Ogg Kateによる字幕のサポートとかです。それと、Chromiumというか、WebkitにOggPlayが実装されると、ゲームやアプリケーションの実行環境的な要素もだいぶ揃うのになぁなんて、素人ながら思ったりしてた訳です。まぁ完全に素人なので、全然的外れな意見かもしれませんけどね。

でも、WebkitにOggPlayが加わる事によって、簡単なゲーム的なアプリケーションの作成が簡単になったりするのかなぁなんて本当に思ってるんですよね。例えばビジュアルノベル的なものとか。最近じゃJavaScriptもかなり高速になってきてますし、特にChromeのV8なんかはかなり速いですし。そのうち、ゲーム用のJavaScriptライブラリーが出てきたりしたら、私みたいな素人でも簡単なゲームなら作れるようになるかもなんて(笑)。その際にやっぱり音楽は必要になってくるでしょうし。まぁビデオは要らないかもしれませんが。そういう点ではOgg VorbisやOgg Speex、Ogg Celtなんかも内包される(予定?)のOggPlayは結構重要になってくるのかもしれませんね。ゲーム以外にもネットラジオ的なアプリやVoIP的なアプリも作れそうですし。後はTheoraでニコニコ動画的なアプリも作れたりして。全部素人の妄想レベルですけどね。長くなったので終了。そのうちまた書くかもしれません。適当に書いてたから、全然まとまりないな。

#追記
今、確認してみたら、既にPPA版に「chromium-codecs-ffmpeg-nonfree」というパッケージが有りました……。早速インストールして見ましたが、例のYouTubeのHTML5 DEMOがChromiumでも再生可能でした。ただ、「H.264、MP3、AAC」としか書いていなかったので、Divxは再生不可なのかな? どちらにしろ、H.264が再生可能というだけであって、主流のFLASHには対応していないので、今のところ、あんまり意味ないですけどね。

#Picasa

#外部リンク
OggPlay - XiphWiki
http://wiki.xiph.org/OggPlay

OggKate - XiphWiki
http://wiki.xiph.org/OggKate

Big Buck Bunny
http://www.bigbuckbunny.org/index.php

YouTube - Broadcast Yourself
http://www.youtube.com/html5

2009/08/12

Pandora情報更新 #08.12

寝ようと思ったら、かなり重大な情報が公式ウェブサイトに書かれていたので慌ててメモ。何やらソフトウェア、それもOSの要と言っても過言ではないGUIに動きがある模様。簡単に説明すると、今まで計画されたいたGUI構成は以下の通りでした。
Simple Mode(Launcher?) Pandora menu #NAND
Advance Mode(PDA?) Matchbox #NAND
Desktop? XFCE #SDカード
それが以下のように変更になるかもしれないらしいです。
Simple Mode(Launcher?) Pandora menu #NAND
Desktop? Enlightenment(E17) #NAND
具体的に言うとゲーム機としての最低限の機能を搭載したランチャーであるcpasjuste氏が製作しているPandora menu(最小メニュー)と、デスクトップ用途にも使えるEnlightenment(E17)の2つ構成に変更になるらしいのです。今まで計画されていたPDA的用途であるMatchboxはキャンセルされるらしい。というのも簡易ランチャーであるPandora menuの出来がなかなか良いらしくMatchboxが受け持っていた部分もだいぶ受け持てるレベルに達したと判断したらしい。

それとは逆にデスクトップ用途であるEnlightenment(E17)も、Matchboxが持っているPDA的要素と被る機能を有していると判断したのかもしれません。以前チラッと書いたように、E17にはillumeというPDA向けの表示? モジュールがあるので。実際にPandoraがillumeを検討しているのかはまだ分かりませんけど。

もう少し書こうかと思いましたが、ちょっと時間が無いので今日はここまでにしておきます。明日以降、何かしらの情報を掴んだら、また改めて書こうと思います。ちなみに以前情報のあったSDカードからブートするXubuntuですが、全く情報が出てこない所を見ると、正規のオプションとしては外されたのかもしれません。多分ですけど。

2009/08/08

Pandora情報更新 #08.08-02

続きです。以前紹介したPandora実機でのMAMEのビデオに続いてPandora実機でのプレイステーションエミュレーターとQuake3をアナログスティックを使ってプレイしているビデオが公開されています。まずはプレステエミュから。パッと見て気付くのがサウンドの不明瞭さ。素人考えで「もしかして、かなりパフォーマンス悪いの?」と思ってしまったのですが、フォーラムでのMWeston氏の発言を読むと、必ずしもそういう訳でも無いみたいです。

どうもプレステエミュ(psx4pandora)はPandora上でのオーディオバッファの取扱いにバグがあるらしく、サウンドが綺麗に鳴らない状態らしい。ちょっと専門的すぎて、私の理解を越えている部分なのでいい加減に書きますが、Pandoraのディスプレイ(LCD)は67hzに設定されているのも原因らしい。本当は60Hzが良いのですが、60Hzだと何故か不具合が起きるらしい? それに起因してオーディオ関係もバグが発生しているのかも。適当です。ちなみにCPU速度はあんまり関係ないらしい。500Mhzでも800Mhzでも同じ症状が出てしまうみたいです。

psx4allの主要開発者であるZodttd氏は最近iPhone 3GSばっかり弄っていて、Pandora版の開発はあんまり力を入れていないらしい。まぁ仕方がないですね。実際iPhone 3GSは魅力的な機種ですし。それにPandoraの開発が延びに延びてますからね。それとpsx4pandoraの開発は義務では無いですから。あくまでZodttd氏の好意による開発が前提ですから。まぁZodttd氏の事ですから、Pandoraが確実に発売されると分かれば、ヤル気がムクムクと沸いてきてくれると思います。

他の情報としては現在のエミュはほとんどの処理をソフトウェアを使っている状態らしい。それとExophase氏のアドバイスにより、screen blittingにNEON命令を使用出来るようになるらしい。これにより、特に解像度が320x240のゲームのblittingが従来より約6倍速くなる(かもしれない)らしい。正直、何がどうなるのか私には分かりませんけど(苦笑)。

また開発者の一人であるTinnus氏によると、現在のエミュはフレームレート制限を全く行っていないらしい。むしろ速いくらい? それと描画処理をソフトウェアからハードウェア(OpenGL ES)への切り替えが上手く行けば、更なるスピードアップと共に、様々な描画処理を付け加える事が出来るようになるかもしれないみたいです。簡単に言えばepsxeのPete's GL2 pluginみたいな処理を行えるって事ですね。

ただ現状のOpenGL ESドライバーは結構扱い辛いらしいので、Pandora上で上手く使いこなせるかは、まだ分かりません。何せOSSドライバーじゃないですからね。残念ですけど。もう一つのビデオですが、これは毎度お馴染みのQuakeシリーズですね。かなりいい感じでアナログスティックが動作していますね。Quake3自体も以前のビデオと比べると、スピードアップしている気がします。

フォーラムのコメントによると、このビデオで使われているアナログスティックのファームウェアより、現在のファームウェアの方が最新らしいので、実際は更に良い動作が出来るようになっているみたいです。MWeston氏によると、最新のファームウェアはジッターがゼロらしいですから。素晴らしい状態みたい。

ちなみにQuake3に使われているアナログスティック制御コードは、Pickle氏が披露した他のQuakeシリーズでも使われているらしいので、Quake1、2、3ともほぼ同じ動作が可能みたいです。まぁ日本だとQuakeシリーズって入手し辛いので微妙ですけど。Steam経由でも持ってこられるのかな? それだったら良いのですが。

とりあえずそんなところですかね。いつもの事ですが、ここに書いた内容はフォーラム等の情報を勝手に解釈して日本語にしたものです。内容の正確性は全く保証出来ませんのであしからず。話半分程度に考えて下さいませ。余談ですがやっぱりビデオはウィルコム回線だと厳しいものがありました。この2つのビデオだけで1時間くらいかかったかも。まぁ食事とか風呂入っている時にDLしたから別にいいですけど。

#追記
YouTubeのコメントみたら、Quake3のプレイ持続時間の問いに対してCraig氏が約10時間て書いてるのですが、これ本当だったらスゴいですね。多少大げさに書いてる気がしないでもないですけど(笑)。Pandoraのバッテリーは期待できますね。

#YouTube
Pandora playing linux PSX emu - YouTube
http://youtu.be/fkbFdJG5xuY



Quake 3 pandora with nubs - YouTube
http://youtu.be/GsclXxxjxVg

Pandora情報更新 #08.08-01

当分更新しないとか書いたのですが、思ったよりウィルコムでのインターネット閲覧が苦にならなかった&何処も行かなくて暇だったので、Pandoraの更新状況をメモしておきます。今週は結構進んだみたいですよ。まずは発注していたMP(大量生産品)版の第一バッチである105枚の基板が出来上がった模様。まだ生産工場にあるみたいですが、完成したのは間違いないみたいです。予定だと伸びて8月初旬だったので予定より数日遅れですかね。まぁお約束という事で。

でもMP版が完成したのは大きな進歩ですね。ただ、FCC、CE認定の話題で、MP版を作成した後に認定でダメ出しをくらう可能性もあるという経験者からのコメントがあったので、一概に喜べないかもしれませんが。まぁその為の少量生産ですからね。MP版とはいっても、バッチ毎の微調整は可能なのかもしれません。

よほどの事がない限り変更は無いとは思いますけど。何か電磁波関係でのダメ出しが多いらしい? PandoraはWiFI/BTともにFCC/CEに実績のあるモジュールだから多分大丈夫だとは思うのですけど。まぁ私のような素人が心配する事でも無いのですけど。

次にケースですが、ケース製作会社による事前レビューが終了して、実際の鋳型作りがスタートしたみたいです。上記のMP基板がまだ受け渡されていませんが、精密な摺り合わせが必要ない部分から取りかかっているらしい。MP基板がケース製作会社に届き次第、摺り合わせ作業も開始されるのではないかと思います。

お次はTV接続ケーブル。これは実際の組み立てに入っており、近日中にMWeston氏に完成品の1つが受け渡されるみたいです。特に問題はなさそうですね。

ソフトウェア側の状況ですが、以前書いたWiFi関係がまだ難航しているみたい。しかしながら、協力を申し出てくれたDJWillis氏のおかげで、1つの問題を除いて、あらかた修正されたらしい。もう少しってところですかね。

もう1つ問題だったアナログスティックのファームウェアのバグですが、こちらはほぼ完璧に修正されたみたいです。MWeston氏が8000個あるアナログスティックを1つ1つファームアップしたらしい。経費削減なのかも(笑)。(氏が全部やるとは限りませんでした。)何せアナログスティックのコストが予定より倍増していますからね。この数百万円の出費は結構痛いみたい。当たり前ですけどね。長くなったので、とりあえずここまで。

2009/08/07

ソロモンよ! 私は帰ってきた

出だしから痛いタイトルですが、心境としてはそんな感じです。実は先月末辺りからまともにインターネットに繋げられない状態が続いておりましたので。繋がったといっても、未だにウィルコムの低速回線だったりするのですが。しかも、この状態が今月の半ば過ぎ辺りまで続くことが確定してたりして、インターネット中毒の私としては地獄のような日々が続く訳です。あー、イー・モバイルでもいいから高速回線が欲しいです。

ウィルコムでもギリギリ最低限の事は出来なくもないですけどね。メールチェックやRSS巡回とか。流石に動画関係は絶望的ですけどね。特にニコニコ動画は無理っぽいです。さっき試しに軽めのやったのですけど、ちょっと厳しめかな。というか読み込み失敗も結構あるし(これは普通に以前もありましたけど)。

何より途中で強制イベントが発動したりしますからね。変なアンケートとか。一発目の動画でアンケートに飛ばされたときは流石にブチ切れそうになりましたよ。しかもキャンセル出来ないし。ふざけるなと。そんな感じなので、当分の間は開店休業状態が続くと思います。何かPandoraとかで動きがありそうな予感がするのですが、ちょっとフォロー出来なさそうです。残念ですけどね。

余談ですがウチだとウィルコムのW-SIM(4x)で、最高で80kbps、平均で50kpbsくらいしか出ないみたいです。以前実験した時もそんな感じだったので、これ以上は望めないみたいです。うーん、結構残念。ちらっと近所のアンテナを見て回っても、8本槍クラスの最新基地局は見当たらないしなぁ。マルチリンクPPPに足引っ張られているから仕方がないのかも。微妙に全アンテナ距離が開いてるしな。

それとPRINで繋いでいるのですが、これ本当に2ヶ月無料なのかな。ウィルコムカウンターで聞いたら、新つなぎ放題でもコース変更しての場合は駄目とか言われたし。その後に電話で聞いてみたら、それでも大丈夫ですとか言われるし。一応、その言葉を信頼して繋げっぱなしなんですけど。上限が1500円くらいだから滅茶苦茶キツいって訳じゃないのですけどね。ただ代替としてIIJ MIOが300円くらいであるからなぁ。残念ながら現在契約中のプロバイダーはウィルコムに対応していなかったもので。

2009/07/30

Pandora情報更新 #07.30

久々にPandoraのビデオが公開されました。内容はMAMEでいくつかのゲームを動かしているだけですけど、ケースが半透明なケースになってますね。まぁ半透明ケースが現状では一番製品版に近いので当たり前と言えば、当たり前ですけど。ちなみにMAMEですが、ウィキペディアでは以下のように記されています。

MAMEの開発方針は、オリジナルのハードウェア動作を忠実に再現することに重点を置いている。そのため、あるゲームの動作をエミュレータ側からハック的な手法で修正や改良することが出来ても、それが実際のゲームハードウェアの動作と異なっていたり、将来的な解析につながらないと見られる場合は、基本的に採用されない。

MAMEの動作には、実際のアーケードゲーム基板上のデータイメージ(ROMイメージ)を用意する必要がある。MAMEはゲーム基板のハードウェア構成をソフトウェアでエミュレートすることにより、オリジナルのROMイメージを異なるハードウェア上で動作させることを可能にしている。エミュレートするCPUは代表的なZ80や68000をはじめとして100種類以上、サウンドチップは70種類以上、そのほか多くのカスタムチップもサポートする。

最近のバージョンでは、3Dグラフィックシステムなど、処理量の多いゲームにも対応している。しかし、前述の通り、エミュレーションの動作速度よりもオリジナルハードウェアの忠実な再現を目的とするため、3Dグラフィックやテクスチャ処理なども、Direct3DなどのOS固有の拡張機能を使わず、オリジナルハードの動作を元に全てソフトウェアで処理を行う。このため最新の高速プロセッサでも完全な速度で動作しないタイトルが一部存在する。(Windows版では描画の設定にDirect3Dの項目があるが、これは最終的な描画先としてDirect3Dを用いるだけであり、エミュレーション処理自体には関係しない)
この説明通りならばMAMEは再現性と移植性には優れているが、そのほとんどがソフトウェア処理の為、CPUパワーに依存しているという事になりますよね。となるとPandoraのようなARMを使用したSoCでは実性能的にかなり不利になるのではと素人な私は考えてしまいます。

今回のビデオを見ると、比較的処理が重いとされる? モータルコンバットやメタルスラッグなんかもサウンド有りでちゃんと動いているように見えるので、Cortex-A8の実力が垣間見れたような気がします。でも、フォーラムとか読むと、Cortex-A8のNEON最適化がまだまだらしいので、本当の意味での実力が見られるのは、まだまだずっと先なのかも知れません。BB関係でこの辺りの改善が進んで行くかもしれませんね。

#YouTube
Pandora playing MAME - YouTube
http://youtu.be/TRcCz7RWid4