待望のOblivionをプレイしたら、現実世界の方でブルーな気持ちになった訳ですが、せっかくお金出して買ったので代金分くらいは遊んで見ようと再チャレンジしております。まだ序盤なんですけど、ようやくシステムや世界観が解りかけてきました。最初は凄い複雑な印象を受けて、ちょっとキツいかなぁと思っていたのですが、キーボードの操作に慣れてきたら戦闘も少し楽になってきました。まぁまだまだ戦闘システムを使いこなしているレベルではないですけど。
Oblivionは自由度が高いとは聞いていましたが、実際に体験してみるとビックリする事も多いですね。例えば、洞窟に入っていって扉をくぐり抜けた時に前方からゴブリンが襲ってきました。とりあえず、扉を背にして、そのゴブリンと戦っていたら、いつの間にか2匹追加されて合計3匹に袋叩きにあって死亡しました。
コイツらどこから来たの? と思って直前(扉をくぐり抜ける時)からロードして、試しに扉をくぐって反対側(くぐり抜けた扉側)を見守っていたのですが、しばらくしたら(1分くらい?)したら、その扉から2匹のゴブリンが加勢に来たのです! ちなみにその道は大半が探索済みだったのですが、後で調べたらいくつか奥に部屋があったみたいで、そこに隠れていたゴブリンが仲間の危機に応えて? 急いで参戦してきたらしい……。
逆に奥にいたボスらしき、ゴブリン司令官とゴブリン魔術師を何とか倒して出口へ向かっていたら、何処からか残党のゴブリンが一匹出てきたので、慌てて身構えてみたら華麗にスルーされたし。とりあえず、追いかけてみたら全然応戦せずに一目散に逃げていき、何と自分の住処の洞窟すら逃げ出して、闇夜へと消えていきました……。ちなみに名前が「ゴブリン・シェフ(コック?)」とかなっていたので、戦闘員じゃなくて料理人だったんでしょうね(笑)。
ここだけ見ると笑えますが、その洞窟に彼らの食材も置いてあったのですが、木の実とかに混じって、大鼠の丸焼きと人間(エグい血まみれ死体)が天井から吊るされてました……。しかも、ジャンプして死体を調べてみたら金貨が2枚くらい出てくるし。洋ゲーはこういう所に拘るから困る(苦笑)。
後は、古代人の遺跡みたいなのがあったので、サクサクと進んでいったら奥に鎧を着たおっさんが一人いたので、物陰からこっそりと矢で打ってみたら、何か大声で叫びながら追いかけてきたし。ここまでは結構よくあるのですが、そのおっさんが強いのなんの。2、3回切りつけられただけで死亡ですよ。あまりに強すぎるので、こりゃだめだと思って逃げ出したのですが、案の定遺跡を飛び出して追いかけてくるし。
運良く入り口でトロールみたいなのがいて、おっさん騎士がそいつと戦っている隙に、愛馬(タダでもらった、まだら馬)に跨って逃げたのですが、すぐに追いかけてくるし。仕方ないから街道沿いを必死で逃げていたら、パトロール中の衛兵(おまわりさんみたいな役目)がいて、「助けてー」って声掛けたら、何かいつのまにか「犯罪者」になってて、逆に逮捕されるし……。逃げる途中で一般人轢いたのかも。それともバグかも。
直前からロードして、今度は別の衛兵に助けを求めたのですが、なかなか見つからないで、逆に山賊に襲われたし。振り切ったから、その山賊もおっさん騎士に斬り殺されたかも。何せ振り返る余裕なんてなかったですからね。それで、何とか別の衛兵に助けを求めたら、今度は加勢してくれたのですが、何か衛兵も何回か切り結んで殺されるし……。ちなみに衛兵は滅茶苦茶強くて普通なら殺されません。
この時点でおかしいなと思ったのですが、そのまま突っ走って、某お城まで逃げ込んだのですが、何とそのお城まで追いかけてきて、3人くらいの衛兵と乱戦になってました。ここで油断して離れた所から、おっさん騎士を弓矢で倒してやろうと思ったのが運の尽き。おっさん騎士は衛兵達をものともせずに私の所にやってきて、あっという間に瞬殺されてしまいました。
ここで心が折れてやり直したのですが、どうやらこのおっさん、「ウンブラ」とかいう重要なキャラで、呪われた剣によって操られている「女性剣士」だったらしい。しかも、あるクエストで攻略するキャラで、話しかける選択肢があったらしい……。知らないで物陰から矢で打っちゃったし。しかも、運悪く矢が当たる瞬間にセーブしちゃってやり直しきかなかったし。低レベルで遭遇するとか勘弁してほしいし。まぁこういったアバウトさが魅力なのかもしれませんけどね。
あと、某街の「パラノイア」とかいうクエストも勘弁して欲しいですね。題名からして嫌な予感がしたので、ついついネタバレから先に読んでしまったのですが、普通にクリアしようとしても後味悪いクエストみたいだし。救いが全くなさそうだから困る。まぁまだ途中で自分の目で確かめていないので真相はわかりませんけど。
長くなりましたが、そんな感じのゲームですね。とにかく自由です。代償として、クエストが通常どおり進行出来なかったりするみたいですが。例えば、クエストに必要なキャラが何らかの事情により殺されたりしてて、進まなかったりするらしい。私が確認した事例としては、ある街に向かっている途中でその先にいるはずの伯爵婦人がたまたま山賊に襲われている場面に遭遇したりしました。この外出自体がクエストと関係なく起こる日常生活らしいです。伯爵くらいになると、かなり強い衛兵がお供しているみたいなのですぐ死んだりはしなさそうですけど。
ちなみにその場で話しかけたら、何かクエストの依頼頼まれたし。本来なら、自分からお城にいって伯爵婦人に話しかけた時点でクエストの依頼となるのでしょうけどね。そういった意味では新鮮な気持ちでクエストの依頼を受けられました。多分、次回やったら別の形でクエストの依頼を受けるのでしょうね。長々と書きましたが、流石に名作、大作と言われるだけの事はあるRPGだと思います。ただ、そのシステムの複雑さ故に、好き嫌いは大きく分かれるかもしれません。ロードス島戦記とか好きだったら楽しめると思います。顔グラは完全おっさんになりますけど(笑)。