2010/04/24

80kidz

最近、能動的に音楽を聴く事があまり無いのですが、80kidzというユニットの音楽には少し興味が出てきました。たまたま耳にした「Go Mynci」という楽曲に引き込まれてしまいました。出だしからガッツリと持っていかれた感じです。一言で言えば「カッコいい」。単純なんだけど力強いというか。私は評論家じゃないし、詳しい訳でもないので、無粋な喩えしか出来ませんので、是非とも自分の耳で感じてみて下さい。やっぱり音楽もいいなぁ。

#YouTube
80KIDZ - Go Mynci - YouTube
http://youtu.be/qRosD2IjC4c



#ニコニコ動画
80Kidz - Go Mynci ‐ ニコニコ動画(原宿)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7239871



#Amazon
Life Begins At Eighty
エイティーキッズ
ケイエスアール ( 2008-08-06 )

THIS IS MY SHIT
80kidz, ザ・シューズ, ゴーストエイプ, デイヴィッド・コックス, ヘイ・チャンプ
ケイエスアール ( 2009-04-15 )

#外部リンク
80kidz - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/80kidz

2010/04/11

はっちゃけ早苗さん

何だろう。この写真を見た瞬間に私の中の「ナニか」が反応しましたよ。一体何かはわかりませんが……。今までフィギュアとか見ていいなと思うことはあったけど、ちょっと欲しいと思ったのはこれが2つめです。まぁこれはフィギュアじゃないそうですけど。ちょっと疲れてたりした時に、PCの隣にこの早苗さんが鎮座してたら、悩み事も吹き飛びそうな気がします。なんて表情してやがる……。さすが現人神や。

関係ないけど、「はっちゃけ早苗さん」って聞いて、ふと「はっちゃけあやよさん」ってタイトルが頭に浮かんできました……。思わず、ウィキペディアで調べてしまった。へぇ、名前とうっすらとした記憶しかなかったけど、思わず全部読んでしまった。そして、リンク先の「はっちゃけあやよさんの歴史」まで見てしまった……。更に「きゃんきゃんバニー」のキーワードに反応してしまった自分がいる。

うわぁ、メチャクチャ懐かしいし。スワティ結構好きだったし。ていうか女神様系のストーリーは大好物ですね。この話、だいぶ前にした気がしますけど。ハーレムもの大好物です。ダメ人間でごめんなさい。きゃんきゃんバニーエクストラって結構手広く展開してたんですね。私はPC版しかしらなかったけど、OVAとか出てるし。しかも結構有名な声優使ってるし。ちょっとビックリ。って日曜日の夜に何調べてるんだ……。

#Picasa


#外部リンク
【とらのあなWebSite】とらのあな 東方ソフビシリーズ13 はっちゃけ早苗さん イラスト:空木あんぐ
http://www.toranoana.jp/mailorder/article/22/0005/00/13/220005001393.html

はっちゃけあやよさん - Wikipedia
はっちゃけあやよさん - Wikipedia

きゃんきゃんバニー - Wikipedia
きゃんきゃんバニー - Wikipedia

2010/04/09

Pandora情報更新 #04/08

何か体の調子が悪いです。目はショボくれてるし奥歯は痛いし、おまけに胸の辺りも何故か痛いし。まいった。そんな感じの日常ですが、もはやライフワークとかしてきているPandora情報をお届けします。まずは前回書いたWiFiの速度問題ですが、何とか解決に向かっているようです。残念ながらソフトウェアの不具合ではなくハードウェアの不具合だったみたいです。

といっても、そう深刻な不具合ではなく、「抵抗器」という、とても小さな電子部品が原因だったらしく抵抗器を交換すれば(とりあえず)正常動作に戻るらしいです。ちなみにNotaz氏が実際の抵抗器の写真を掲載していましたが、本当に小さかったのでビックリしました。こんな小さな部品に振り回されていたのかとNotaz氏自身が呆れかえってました。俺の時間を返してくれと。

ちなみにWiFiのドライバーについてですが、いろいろとおもしろい話がでてました。まず、「TIからのドライバー(バイナリ)ってないの? それがあれば、ソフトウェア(ドライバー)の問題か、ハードウェアの問題かわかりそうなものなんだけど。」という質問が出ていました。これにたいしてNotaz氏が、「そんなものは最初から無いよ。」という答え。

どうやらTIからOMAP3530を購入した際に、これにあうWiFiチップという事で、同じTI製のWiFi/BTチップを薦められたらしいのですが、その際にドライバーはTIとNDA(秘密保持契約)を結んだ人物のみにソースコードを配布するという条件だったみたいです(多分)。そこで、ハードウェア担当のMWeston氏がNDAを結んでソースコードを手に入れたのですが、本来ならカーネル担当のNotaz氏にもNDAを結んで開発に参加して貰いたかったみたいなのですが、ボランティアで参加しているNotaz氏としては、勤めている会社との兼ね合いもあるし、そこまでの協力は出来ないと断ったらしいのです。まぁ仕方ないですね。あくまでボランティアなんですし。

そこで暫くWiFiドライバーの件は停滞していたのですが、ある時に例のAndroid向けのドライバーがオープンソースとして公開されたのです。これは私も取り上げたので覚えていました。ただ、そのドライバーの出来がいまいち(とりあえず動く程度)だったので、これはだいぶ手が掛かるなぁという流れになっていたところ、今度はNokiaの中の人が、オープンソースドライバーを改良したものを公開してくれたらしいのです。

これはAndroidのものよりもだいぶ改良されていたらしく、これをPandora用にNotaz氏が中心となって改良したものが、現在のPandora用WiFiドライバーらしいです。ちなみに、一番最初のNDAドライバーとAndroidのOSSドライバーは、ほぼ同じ内容だったらしい(多分)。まぁあくまで私が勝手に書いただけなので、真相はちょっと違うかもしれませんが、だいたいそんな感じの流れになっていたようです。長くなったので今日はここまでです。

#追記
抵抗器ですが、何で判明したかというと、以前作成したMB(Rev2/3)の方が、現在のMB(Rev4/5)よりもWiFiのスピードが速い事が判明し、そこから丹念に探っていくとインピーダンスの差が発覚し、更に抵抗器が変更されている事に気づいたそうです。この変更はMWeston氏への報告なしでMBメーカーが行ったものらしく、この事が判明するまでにだいぶ時間が掛かってしまったみたいです。

ただ、この抵抗器がそのようなトラブルをまねく事を事前に知らせていなかったPandora側にも問題があるので、一方的にMBメーカーを批難するつもりもないそうです。不幸な事故として処理せざるを得ないですね。何にせよ、原因がわかっただけ良かったです。しかも、思ったより早かったですしね。

#追記
もう一つ追記。実はこの問題が発覚した後に、Craig氏が元TIのWiFi専門家に助けを求めたらしい。その際に報酬として数千ポンドを支払ったらしいのですが、残念ながら解決しなかったみたいです。ハードウェアって本当に難しいのですね。そう思うとPandoraプロジェクトは本当に奇跡みたいなプロジェクトですよ。まぁ順調に遅れてはいますけどね(笑)。ガンバレ。

#Picasa
これが問題の「抵抗器」。小さいですね。

#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: どう見てもPandoraです。
http://blog.minawa.net/2008/10/pandora_1923.html

2010/04/05

Pandora情報更新 #04/05

今週のPandoraコーナー。気がつけば、もう桜の季節です。Pandoraという桜はいつ花開いてくれることやら……。まぁここまで来たら最後まで追いかけていくつもりですよ。ということで、まずはEd氏のビデオから。例のWiFiドングルがついていますね。正直、見た目は悪いですが、どうやら動作自体は問題ないようです。

後はウェブブラウジングの様子ですか。どうやらMidoriがデフォルトのウェブブラウザーになるのかな。残念ながらFirefoxは常用するには重すぎるのかもしれません。とはいってもARM環境でのウェブブラウザーはまだまだ流動的なので今現在の状況が今後も続くとは限りませんし。例えばUbuntuのコミュニティがChromiumベースのARM用ブラウザーを開発中だったり。

他にはミュージックプレイヤー「Exaile」。見た感じちょっと動作が重たそうだし、UIもPandoraに合っているとも思えませんが、AngstromのデフォルトっぽいXMMSよりはだいぶマシかも。正直古すぎますからね。ところでExaileって読み方「エグザイル」で合っているのかな。そうだとしたら、まさかのエグザイルとのコラボですね(笑)。

最後にGUI関係。何か新たに「MiniMenu」っていうGUIが出て来てますね。代わりに前回あったUbuntuの「netbook-launcher」が無くなってます。まだ流動的なのかな。このMiniMenuというのはPMenuよりも更にミニマムなGUIで本当に最小限な機能しかないみたいです。GP2XのGMenu的なもの? 他には内部のWiFiチップの不具合が解消されたらしいです。素晴らしい。まだ詳細がわからないですが一応、350 KB/sは出ているらしい。明日になれば詳細がわかるかもしれません。とりあえず今日はここまで。

#YouTube
Pandora: Surfing the Web with a tiny WiFi stick - YouTube
http://youtu.be/lRL4zi35nVU

2010/03/31

Pandora情報更新 #03/31

昨日書いたケースの話題ですが、最新版の写真が中国のメーカーから届いたみたいです。少しサイズが小さいので細部までは確認できませんが、確かに今までのケースより品質が上がっているように見えます。新しい機械の恩恵か、それとも製品版用のプラスチック素材の影響なのか。まだ他の部分が公開されていませんが、今まで散々待たされたかいがあるかも(笑)。

#Picasa

2010/03/30

Pandora情報更新 #03/30

今週のPandora情報更新。まずはケースから。先日公開されたケースが最終決定版になる予定だったのですが、ケースメーカーから、新しい(新型?)機械(射出成型機?)が用意出来たので、それを使用して更に品質を上げる事も可能だがどうだろうか(意訳です)という提案があり、交渉役のFatih氏の判断で了承したらしいです。その関係で2、3日余分に取られるそうです。これをどのように解釈するかは人それぞれでしょうが、今更疑っても何にもならないので私は素直に信じることにします(笑)。

それと無線LANについての続報なんですが、こちらは思ったより深刻な可能性が出てきました。先日、遅いながらも繋がるようにはなってきたと書いたのですが、残念ながらそれがドライバーのせいなのか、ハードウェアレベルでの問題なのかが今の状況では判断が出来ずにいるそうです。

このままでは埒があかないので、Pandoraチームはある決断を迫られている模様。1つはWifi問題が解決するまで発売を延期するか、あるいは、ひとまず内蔵Wifi問題は置いておいて、USB接続のWifiドングルを付属させるかという話みたいです。

この問題に取り組んでくれているNotaz氏やEd氏の話では、Chip自体は初期化して手続きを開始する事は確認しており、また最大で45KB/s(360kbps)で繋がるらしいのですが、何故かそれ以上のスピードが出ないらしい。これに似たような症状は同じChipを使っているGoogle G1でも確認されているらしいのですが、Pandoraの場合はより顕著に出てしまうらしいです。ちなみにNokiaは大丈夫らしい? あまりに専門的過ぎて私にはあまり理解できませんでした。

まぁ無理やりまとめると、内蔵のWifiがソフトウェアの問題なのか、ハードウェアの問題なのかは今の段階では判別できないし、ソフトウェアの問題だとしても、一体いつ頃修正出きるのかも明言は出来ない(数日なのか、はたまた数ヶ月、数年かも)。ハードウェアの場合はより深刻なので、もしハードウェアの問題であると判明した場合は、一度回収してMBを交換、あるいは修正するとの事。どちらの場合にしろ、今の段階ではどうしようも無いので、USBドングルを無料でバンドルするので、解決するまではそれで手を打って欲しいという事みたいです。残念ですけど仕方がないですね。

ちなみにNotaz氏の話ではSDIOの問題では無いとの事。何が原因か探る為にも最初の1000台を配布してコミュニティのメンバーも協力させて欲しいとの熱い要望も出ていました。特に某氏はある企業に組み込み系のエンジニアとして勤めており、私に渡してくれれば喜んで手伝うと協力を申し出てくれています。日常の業務でも同じような仕事をしているから間違いなく協力出来るともコメントしています。ありがたい事です。

AmazonがGame業界に進出?

おおっ、これはおもしろい。まだ噂な段階ですが、あのAmazonがGame業界に進出するかもしれないとのこと。何か今頃書くと嘘っぽいですが、実はこうなる可能性もあるかなと個人的には予想していました。というか、今週辺りにAmazonとGame配信についての妄想を書こうかなぁと思っていた矢先だったのです。今言うと本当に後追いみたいで胡散臭いですけど(笑)。

先日書いたSteamのLinux進出の可能性について自分なりに考えていた時に、AmazonのGame進出はあり得るかもと思ったのでした。奇しくも、AmazonもSteamのような形態での参加を模索しているみたいですし。まだ完全に考えが練れていないので、とりあえずここまでにしておきますが、もう少し具体的な内容がわかってきたら、また妄想まじりで駄文を書いてみようと思います。

#外部リンク
Amazonがゲーム配信サービスに進出? : Kotaku JAPAN
http://www.kotaku.jp/2010/03/amazon_games.html

Amazon Looking to Launch Steam-Like Digital Games Service? - IndustryGamers
http://www.industrygamers.com/news/amazon-looking-to-launch-steam-like-digital-games-service/

2010/03/29

Ubuntu Software Centerについて一言

Ubuntu 10.04の目玉の1つである「Ubuntu Software Center」ですが、正直言ってあんまり使いやすくないですね。まだほとんど使っていないので、いきなる断定するのは良くないですけど……。毎日のように変更が加わっているようなので、少し前よりレイアウトなんかはだいぶ見やすくなってきていますけど。ただ項目を切り替えた時に結構マシンパワーを消費するみたいですね。そこそこのPCでも一瞬フリーズしたみたいに重くなりますし。

でも一番言いたいことは、この類のアプリケーションは、Steamの新クライアントのように「Webkit」ベースで製作してもらいたいって事です。まぁ単なる私の願望なんですけど(笑)。でも、こういったアプリストア的なアプリケーションこそ、WebkitのようなHTMLレンダリングエンジンと相性がいいと思うのですけどね。とかいいつつ、どの辺りがとかは全く答えられませんけど。オタクの勘です。

#追記
Ubuntu Software Centerは9.10から導入されていましたけど、まだまだ発展途上で個人的に常用する気にはなりませんでした。今回はだいぶ変わるかと期待していたのですけど、正直まだまだかなぁ。

#追記
ウホッ。実は既にWebkitが使われていたみたい……。これは恥ずかしい。仕方ないね。

#外部リンク
SoftwareCenter - Ubuntu Wiki
https://wiki.ubuntu.com/SoftwareCenter

Ubuntu Software Center in Launchpad
https://launchpad.net/software-center

Ubuntu Software Center - Wikipedia, the free encyclopedia
http://en.wikipedia.org/wiki/Ubuntu_Software_Center

#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: Steamのベータ版
http://blog.minawa.net/2010/02/steam_1414.html

2010/03/28

NVIDIAとLinux

Phoronixの記事を見ていたら、悲しいニュースが書いてありました。どうやら、NVIDIAがLinuxのオープンソースドライバーに対する協力を(全て?)打ち切るらしいのです。といっても、今でも大して協力している訳ではなかったみたいですけど。例によって素人の意見なので間違いがあるかもしれませんが、今まではNVIDIAも関わっていた「xf86-video-nv」というOSSドライバーがあったのですが、皆さんもご存知の通り、つい最近になって、NVIDIA用の新しいOSSドライバー「Nouveau」が採用されました。

ちなみにこの2つの違いは、3D機能が使えるかどうかと、公式にNVIDIAが関わっているかどうかです(多分)。「xf86-video-nv」は2Dオンリーで、NVIDIA自身が関わっていたようです。といっても、本当に最低限な部分が使える程度の協力だったみたいです。これはNVIDIA自身が述べているので本当の事だと思います。主にIP保護とプロプライエタリ(クローズド)ドライバーとの差別化の為らしい。

一方「nouveau」の方は2Dに加えて3D機能も(限定的ながら)使用可能なOSSドライバーですが、残念ながらNVIDIA自体は一切協力していない状態だったようです。協力もしないが、反対もしないというか、一切「ノーコメント」だったようです。それが、最近になって、xf86-video-nvへの協力を打ち切り、自社製のクローズドなドライバーを推奨するとコメントしたみたいです。OSSドライバーがいいなら、VESAを推奨するとも言っているみたいですが、正直役に立ちませんし。

ということで今後発売されるNVIDIA製ビデオカードは実質クローズドなドライバーでしか使えない状態になる可能性が大きいかも。何故かというと、「nouveau」はNVIDIAからの支援を一切受けていないので、開発もリバースエンジニアリングが基本なので、激しく時間が掛かる上に性能も上手く引き出せるかわからない可能性が高い訳です。特にビデオカードのようなハードウェアの解析はだいぶ苦労するようですし。

幸いにも現行世代のビデオカードの解析は何とか上手くいっていますが、幸か不幸か、NVIDIAのビデオカードも「Fermi」という新世代への移行がまさに始まろうとしている時期なのです。このままFermi世代に移行してしまうと、リバースエンジニアリングのnouveauでは、簡単に対応できるかわかりません。残念ですけどね。

まぁNVIDIAはクローズドなドライバーは引き続きLinuxにも供給すると言っているので、実際にはそれほど影響がある訳ではないかもしれません。事実、NVIDIAユーザーの大半はクローズドドライバーを使用しているようですし。ただ、長期的に見ればこの決断はNVIDIAとLinux双方に取って不幸な出来事となってしまう可能性は充分にあります。

何故かというとNVIDIAのライバルであるAMD/ATIやIntel等は逆にクローズドなものからオープンな開発へと大きく変化してきているからです。特にIntelは既にクローズドとオープンソースとの区別が無くなって、OSSドライバー一本になっていますし。しかも、まだ発売されていない世代のGPUのOSSドライバーにも取り組んでいるという状況な訳です。素晴らしいですね。また、AMD/ATIもIntelとまでは行きませんが、最近のOSSに対する協力体制はかなり目覚ましいものがありますし。例えば、GPUに関するドキュメントをオープンにしたり、AMD/ATI社内の人物が実際にOSSドライバーの開発や支援を行っていたり。リバースエンジニアリングに頼るしかないnouveauのメンバーからしたら羨ましい状況でしょうね。

ただ現状ではドライバー自体の完成度だけを見れば、NVIDIAのクローズドドライバーが一歩進んでいるのもまた事実な訳で。この事が余計NVIDIAの暴走? を許してしまう一因なのでしょうけどね。ただ、クローズド故の弊害もあるのも事実。例えば今の全体のトレンドから外れた独自の実装がされていて、各ディストリとの間で不具合が出てしまったり。あるいは、X.orgの作法に則っていなかったりとか。まぁ素人なので、正しい知識を持っている訳ではないのですけどね。ただそんな雰囲気は感じています。上手い具合に解決出来るといいのですけどね。何せ私もNVIDIAユーザーですし(苦笑)。次はAMD/ATIかIntelにすると思いますけど。

#外部リンク
[Phoronix] NVIDIA Drops Their Open-Source Driver, Refers Users To VESA Driver
http://www.phoronix.com/scan.php?page=article&item=nvidia_kills_nv&num=1

[Phoronix] Woah, AMD Releases OpenGL 4.0 Linux Support!
http://www.phoronix.com/scan.php?page=news_item&px=ODEwMQ

[Phoronix] AMD Gets A Seat With The X.Org Foundation
http://www.phoronix.com/scan.php?page=news_item&px=ODAwNA

[Phoronix] AMD Publishes Evergreen Shader Documents
http://www.phoronix.com/scan.php?page=news_item&px=NzgzMg

Intel Linux Graphics
http://intellinuxgraphics.org/

nouveau - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/Nouveau

2010/03/26

Pandora情報更新 #03/25-2

ちょっと賞味期限が古い小ネタ。主にPandoraのKernel部分を(無償で)担当してくれているNotaz氏からのありがたいお写真。1枚目はNotaz氏が取り組んでいる「minimal kernel」での各種ドライバーやアプリのデバッグ風景。Wifiドライバーは速度が遅いながら、実用に耐えうるレベルになってきている模様。

ちょっと古い情報なので、今はもう少し最適化が進んでいるかもしれません。2枚目は同じくNotaz氏が取り組んでいるバッテリー関連の写真ですね。これはかなり興味深いです。以下に重要そうな部分を抜粋してみます。
MaxLoadTimeToEmpty : 419 min
AvailableEnergy : 14716 mWh
AveragePower : - 1502 mW
TimeToEmptyAtConstantPower : 588 min
「MaxLoadTimeToEmpty」は最大消費をした場合のバッテリー持続時間らしいですが、あくまで目安です。しかもかなり「楽観的な数字」なので正直あまり役に立たないそうです。ちなみに419分だから約7時間くらいですかね。「AvailableEnergy」は多分バッテリー容量だと思います。Pandoraのバッテリーは4000mAで3.7Vですし。「AveragePower」は一番重要な部分で、現在使用している消費電力だと思います。上が「1207 mW」で、下が「1502 mW」と変化しています。

確か1502 mWが液晶の輝度が100%で、1207 mWが液晶の輝度が25%だったと思います。結構な差が出ますね。最後の「TimeToEmptyAtConstantPower」は現在の「AveragePower」で使用し続けた場合の残り時間だったと思います。上の例だと輝度100%で残り時間は588分使用可能という事だと思います。ちなみに、輝度25%にすれば、732分で約2時間分は伸びるという計算ですね。

まぁあくまで予想時間ですが。というのも「AveragePower」は目紛るしく変化するので正確な残り時間というのはなかなか難しいらしいのです。例えば蓋を完全に閉じて、MP3だけをヘッドフォンで聞くとかいう限定した使用方法ならば予測も出来るのですが、簡単なゲームをやった後に重いエミュレーター(プレステとか)をやったりとかだと、予測は難しいという事だと思います。まぁあくまで目安という事ですね。とりあえず今日はここまでです。

#追記
バッテリーの話ですが、CPUは500Mhzでターミナルを開いた状態での計測値です。

#Picasa