今週のPandora情報。って実はもうPandoraは組み立てが始まっていて既に何台か発送されている段階みたいです。何かあっけなく完成してしまった。それどころか既に数人のお客さん(コミュニティのメンバー)のところに届いていたりするみたい。現実なんてこんなもんですね。あれだけ待たされていたのに、拍子抜けもいいところです。最後に大きな波乱が起きるのを密かに期待していたのに……。何事もなく完成しちゃうなんてPandoraじゃない!
話によると今日からEd氏も組み立てに参加するらしいので、もしかしたら例のウェブカメラでのストリーミングも見られるかもしれません。ただ組み立て場所のネット環境が悪いので回線的に無理かもしれないとのこと。まぁ今更おっさん達の組立作業なんて特別にみたいとはおもいませんけど。明日以降に大量に到着報告(数十台くらい?)が入りそうなので、詳しいことは明日以降に判明すると思われます。とりあえず今日はここまで。
#Picasa
お客さんに届いたPandora 他にもたくさん写真がありましたがとりあえずこれだけ
2010/05/25
WebMのデモサイト
WebMのデモサイトないかなぁと探していたら良さそうなところがあったのでメモ。YouTubeでも再生出来るんだけど何か分かり辛くって。そのうち簡単になるんでしょうけど。手元のウェブブラウザーだとChromiumの最新版で動きました。Chromeの開発者版ももうそろそろ動くようになるらしいのですがUbuntu用だとまだ動きませんでした。FirefoxとOPERAも動くみたいなんですけど面倒くさいので試してません。
ちなみに、このサンプル動画はFFmpeg内蔵のVorbisエンコーダーではなくaoTuVを使用していました。流石です。判別方法は以下のコマンドが使えるそうです。
#外部リンク
Introducing WebM « Lachy’s Log
http://lachy.id.au/log/2010/05/webm
Experiment with video and audio accessibility
http://www.annodex.net/~silvia/itext/
#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: The BBC RAD
http://blog.minawa.net/2009/09/bbc-rad_8773.html
ちなみに、このサンプル動画はFFmpeg内蔵のVorbisエンコーダーではなくaoTuVを使用していました。流石です。判別方法は以下のコマンドが使えるそうです。
$ strings Elephants_Dream-360p-Stereo.webm(調べたいファイル名) | grep Vorbis本家かaoTuVを使っていると、'Xiph.Org libVorbis' か 'AoTuV' が帰ってきます。ちなみに上の動画だと以下のような感じ。
AO; aoTuV b5a [20080330] (based on Xiph.Org's libVorbis)肝心のVP8ですが、やっぱりTheora的なヌルッとしたぼやけ方がありますね。結構好みが分かれそう。あとTheoraも結構改良されているから最新のTheoraと比べると劇的な違いとまでは個人的には思わないかなぁ。まぁサイズ的には結構改善されてそうですけど。言われるほど最近のTheoraは悪くないと思うなぁ。
#外部リンク
Introducing WebM « Lachy’s Log
http://lachy.id.au/log/2010/05/webm
Experiment with video and audio accessibility
http://www.annodex.net/~silvia/itext/
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BLOG.MINAWA.NET: The BBC RAD
http://blog.minawa.net/2009/09/bbc-rad_8773.html
FFmpegのVorbis品質が悪い件
WebMの音声コーデックにXiphのVorbisが正式採用されたのは嬉しいのですが、早速問題が発生しているようです。どうやらFFmpegに内蔵されているVorbisエンコーダーの品質が低くてVorbisの良さを十二分に発揮させる事が出来ていない模様。うーん、残念。余計なことを書くと怒られちゃいそうですが、昔っからFFmpegの開発者は何故かXiph関係の開発には熱心じゃないんですよね。
設計思想の違いがあるのかもしれませんが、VorbisにしろTheoraにしろ、品質よりもエンコードの速さといった部分に注力しているような節があるし。まぁ私のような素人が口を出すことではないのですけど……。問題は、この低品質なFFmpegのエンコーダーが広く使われる可能性が高いってことです。特にWebM関係で。YouTubeも今あるコンテンツをWebMに変換している最中らしいですが、おそらくこのFFmpegを使用して変換している(と思う)のでかなり不安です。
ただでさえ元ファイルからのVorbisへの再変換なので、Vorbisにとっては不利だというのに。これが元ファイルがロスレス(Flac等)なら問題はなかったのですけどね。多分AACとかからVorbisだから、かなりキツそう。まぁ仕方ないと言えば仕方がないのですけど。ただFFmpegに関しては修正出来る余地はまだありますので至急対応して貰いたいですね。WebMの評価もまだ定まっていない時期ですし。ここで下手な印象がつくとこれから先、払拭するのが大変ですからね。
既に、Monty氏(Xiph代表でVorbisのオリジナル開発者)や蒼弓氏(現在、最も優れているVorbisエンコーダー「aoTuV」の開発者)が自らのブログで、この問題について注意を呼びかけておられますのでWebMに興味がある方は目を通しておくといいかも。ちなみにaoTuVはもう直ぐ公式エンコーダーに大部分が取り込まれる予定らしいです。出来ればWebMの発表前に統合されるとよかったのですが世の中そう上手くはいきませんよね。
#外部リンク
Monty - Ogg and WebM technical alert: default FFmpeg Vorbis encoder is broken
http://xiphmont.livejournal.com/51160.html
蒼弓ノート » Blog Archive » WebMとYouTubeとVorbis
蒼弓ノート » Blog Archive » WebMとYouTubeとVorbis
aoTuV - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/AoTuV
設計思想の違いがあるのかもしれませんが、VorbisにしろTheoraにしろ、品質よりもエンコードの速さといった部分に注力しているような節があるし。まぁ私のような素人が口を出すことではないのですけど……。問題は、この低品質なFFmpegのエンコーダーが広く使われる可能性が高いってことです。特にWebM関係で。YouTubeも今あるコンテンツをWebMに変換している最中らしいですが、おそらくこのFFmpegを使用して変換している(と思う)のでかなり不安です。
ただでさえ元ファイルからのVorbisへの再変換なので、Vorbisにとっては不利だというのに。これが元ファイルがロスレス(Flac等)なら問題はなかったのですけどね。多分AACとかからVorbisだから、かなりキツそう。まぁ仕方ないと言えば仕方がないのですけど。ただFFmpegに関しては修正出来る余地はまだありますので至急対応して貰いたいですね。WebMの評価もまだ定まっていない時期ですし。ここで下手な印象がつくとこれから先、払拭するのが大変ですからね。
既に、Monty氏(Xiph代表でVorbisのオリジナル開発者)や蒼弓氏(現在、最も優れているVorbisエンコーダー「aoTuV」の開発者)が自らのブログで、この問題について注意を呼びかけておられますのでWebMに興味がある方は目を通しておくといいかも。ちなみにaoTuVはもう直ぐ公式エンコーダーに大部分が取り込まれる予定らしいです。出来ればWebMの発表前に統合されるとよかったのですが世の中そう上手くはいきませんよね。
#外部リンク
Monty - Ogg and WebM technical alert: default FFmpeg Vorbis encoder is broken
http://xiphmont.livejournal.com/51160.html
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蒼弓ノート » Blog Archive » WebMとYouTubeとVorbis
aoTuV - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/AoTuV
2010/05/20
Xiph + Matroska + Google = WebM
ふぅ。遂にこの日が来てしまいましたね。既にご存知の方も多いと思いますがGoogleがOn2のビデオコーデック「VP8」をBSDライセンスでオープンソース化し、更にXiphのオーディオコーデック「Vorbis」とオープンソースで開発されているマルチメディアコンテナフォーマット「Matroska」のサブセットを一纏めにした「WebM」プロジェクトを発表したようです。一言で言えば「素晴らしい」です。
以前から個人的にXiphのコーデックに興味があり、自分のブログでも妄想混じりに取りあげていたのですが、まさかこんなに早くオープンなウェブマルチメディア環境が実現するとは思っていませんでした。いやTheoraについてはむしろ遅すぎというか、(大々的に)普及するには手遅れかもなぁという感じはしていたのですが、VP8のオープン化がここまで早いとは正直驚きです。それだけGoogleも危機感があったという事なのだと思いますけどね。何せ仮想敵であるH.264はPC環境に限ればWindowsとMacの両方(最新OS)がデフォルトで再生可能になっている訳ですから。
話が長くなるので端折りますが、正直言ってGoogleだけで考えれば大金を払ってまでOn2を丸ごと買う必要性なんてなかった訳です。H.264はライセンス料が発生するといってもストリーミング側が無料サービスなら(今のところ)料金は発生しない(らしい)し、クライアント側(Chrome)も、法外に高い訳でもない(プライスキャップ制で上限4億くらい?)し、ましてGoogleの資金力からしたら本当に微々たる数字でしょうし、というか今でも既にH.264のライセンス料払っている訳ですしね(Chromeのみ)。
それを何故、わざわざ100億円以上の大金を払ってOn2を買収し、更にその財産とも言える最新コーデックであるVP8をオープンソース化(しかもBSDライセンス)したのか? これはもう「Googleだから」としか言えないですね(笑)。普通の企業ならまず無理かと。
ここからは素人の妄想ですが、Googleも特にVP8に拘りがあった訳ではないと思います。性能面、普及度から見れば、むしろH.264の方が(少なくとも)1枚上手でしょうし。ライセンス料だって年間4億(Chrome)なら10年でも40億円で済むし、既に円熟期に入りつつあるH.264を10年後も使い続ける可能性の方が低いでしょうしね。それをわざわざ(多少)劣るとされるVP8を100億円で購入するなんて。普通ならないですね。だって10年後には現在と同じ価値がある訳ではないのですし。その頃には新しいコーデックが主流になっているでしょうしね。
なら何故買ったのか? まぁいろいろと理由はあるでしょうが、おそらくVP8が独占的技術(とされている)だからだと思います。逆にH.264は大企業連合がオーナーだったのが問題だったのだと思います。特にマイクロソフトやアップルといった独占的企業や日本の家電メーカーといった旧来型のメーカー。そこにGoogleが参加したとしても、たいしたイニシアティブは発揮できず、大胆な行動がとれずに終わるでしょう。そうなるとH.264の次の世代も、現世代と同じようなままで開発されてしまい結局、今と同じような問題をウェブの世界に持ち込んでしまう事になるのを恐れたのではないかと邪推してしまいます。
On2の技術(VP8)は完全なプロプライエタリコーデックであり、そのせいで長年主流になれずにいた訳ですが今回のGoogleの買収により、一気にウェブの救世主たりえる「可能性」を手に入れた訳です。On2の言い分によるとVP8はMPEG系の技術とは別の技術らしいので、パテント問題も回避出来るはず……なのですが、正直ちょっとあやしいところはあるみたいです。そこをH.264系企業に突かれると少々危ない気もしますけどね。
ちょっとおもしろいのが、今回の件でついでに発表されたパートナー企業の顔触れです。MozillaやOperaといった直接関係のある企業やSorensonといったOn2のライバル的企業(VP8がBSDライセンスなので独自で開発するのかな)や、AMDやARM、MIPSやTIといったPCから組み込み系までのハードウェア企業の賛同も取り付けているようです。こうやってみると見事に家電系のメーカーがいませんね。そりゃそうか。そういった企業は既にH.264側ですからね。
ここまで手を回しているのは流石にGoogleですね。結局、今のVP8に足りていないのはこういった実際のハードウェア系との親和性ですからね。そうみるとPC環境以外に普及する可能性は思ったより大きいのかもしれません。本当はまだまだ書こうかと思ったのですが、長くなったのでとりあえず終わります。いつものように何の専門家でもない素人の戯言なので、あまり本気にしないでください。
#追記
ちょっと最後に付け足します。結局何が言いたかったのかというとGoogleは必ずしも現世代(VP8)で、MPEG(H.264)に勝利しようという気はないのではないかという事です。真の狙いは、これからのウェブ世界の重要課題であるビデオコーデック開発の主導権を従来のMPEG連合からGoogleを盟主とするウェブ派企業(旧来の家電メーカーではなく、ARMやMIPSといった組み込み系も含む)連合に移す事なのではないかなぁと。一度移せば、よほど強い利害関係が無ければMPEGに引き戻そうというメーカーも限られそうですし。
Googleとしても後はAndroidみたいに回りのメーカーやOSSコミュニティなんかが勝手に進めてくれそうとか思ってたりして。とにかく、より自由なウェブ環境を構築して今よりもより多い人間をウェブに引き込む事がGoogleの目的でしょうしね。となるとマルチメディアコンテンツの無料(低廉)化を促進して、先進国以外の国々のウェブ依存度を高めることが重要になるでしょうし。
現状、家電メーカーとかは昔からの付き合い等でMPEG側にいる企業もありそうですし、そういったメーカーは次世代からはGoogleにおんぶにだっこした方が開発費が浮くしいいかもと思ってたりして。別に積極的にビデオコーデックの開発をしている企業なんてそんなに多くないだろうし。まぁ妄想ですけどね。
#追記
ちなみに今回の発表ですがXiphの中の人達は当然知っていて、現在Ogg Theoraを開発しているTim氏は既に数週間前からVP8のソースコードと格闘中らしいです。正直あんまりキレイなソースコードじゃないらしい(苦笑)。まぁそれよりももっと酷かったTheora(VP3)を何年もかけてキレイにしていたTheoraの人達は別に驚いてないそうですが。むしろ、そういった経験が既にあるからまだまだ開発に貢献出来ると息巻いているようです。頼もしいですね。
#追記
H.264のライセンス料ですが、むしろ、音声コーデックのAACの方が厄介(高い)らしい。
#Picasa
The WebM Project | Welcome to the WebM Project
http://www.webmproject.org/
Monty - I, FOR ONE, WELCOME OUR NEW WEBM OVERLORDS
http://xiphmont.livejournal.com/50239.html
#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: Ogg Theora
http://blog.minawa.net/2005/09/ogg-theora_1440.html
BLOG.MINAWA.NET: Ogg Speex
http://blog.minawa.net/2005/10/ogg-speex_1859.html
BLOG.MINAWA.NET: Ogg Theoraの新バージョン
http://blog.minawa.net/2006/06/ogg-theora_68.html
BLOG.MINAWA.NET: Democracy
http://blog.minawa.net/2006/10/democracy_7540.html
BLOG.MINAWA.NET: PenguinTV
http://blog.minawa.net/2006/10/penguintv_6955.html
BLOG.MINAWA.NET: Theora 1.0 released
http://blog.minawa.net/2008/11/theora-10-released_5300.html
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http://blog.minawa.net/2009/04/google-chrome_7060.html
BLOG.MINAWA.NET: Chromiumが結構いい感じ
http://blog.minawa.net/2009/06/chromium_9922.html
BLOG.MINAWA.NET: chromium-browser --glen
http://blog.minawa.net/2009/08/chromium-browser-glen_8161.html
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以前から個人的にXiphのコーデックに興味があり、自分のブログでも妄想混じりに取りあげていたのですが、まさかこんなに早くオープンなウェブマルチメディア環境が実現するとは思っていませんでした。いやTheoraについてはむしろ遅すぎというか、(大々的に)普及するには手遅れかもなぁという感じはしていたのですが、VP8のオープン化がここまで早いとは正直驚きです。それだけGoogleも危機感があったという事なのだと思いますけどね。何せ仮想敵であるH.264はPC環境に限ればWindowsとMacの両方(最新OS)がデフォルトで再生可能になっている訳ですから。
話が長くなるので端折りますが、正直言ってGoogleだけで考えれば大金を払ってまでOn2を丸ごと買う必要性なんてなかった訳です。H.264はライセンス料が発生するといってもストリーミング側が無料サービスなら(今のところ)料金は発生しない(らしい)し、クライアント側(Chrome)も、法外に高い訳でもない(プライスキャップ制で上限4億くらい?)し、ましてGoogleの資金力からしたら本当に微々たる数字でしょうし、というか今でも既にH.264のライセンス料払っている訳ですしね(Chromeのみ)。
それを何故、わざわざ100億円以上の大金を払ってOn2を買収し、更にその財産とも言える最新コーデックであるVP8をオープンソース化(しかもBSDライセンス)したのか? これはもう「Googleだから」としか言えないですね(笑)。普通の企業ならまず無理かと。
ここからは素人の妄想ですが、Googleも特にVP8に拘りがあった訳ではないと思います。性能面、普及度から見れば、むしろH.264の方が(少なくとも)1枚上手でしょうし。ライセンス料だって年間4億(Chrome)なら10年でも40億円で済むし、既に円熟期に入りつつあるH.264を10年後も使い続ける可能性の方が低いでしょうしね。それをわざわざ(多少)劣るとされるVP8を100億円で購入するなんて。普通ならないですね。だって10年後には現在と同じ価値がある訳ではないのですし。その頃には新しいコーデックが主流になっているでしょうしね。
なら何故買ったのか? まぁいろいろと理由はあるでしょうが、おそらくVP8が独占的技術(とされている)だからだと思います。逆にH.264は大企業連合がオーナーだったのが問題だったのだと思います。特にマイクロソフトやアップルといった独占的企業や日本の家電メーカーといった旧来型のメーカー。そこにGoogleが参加したとしても、たいしたイニシアティブは発揮できず、大胆な行動がとれずに終わるでしょう。そうなるとH.264の次の世代も、現世代と同じようなままで開発されてしまい結局、今と同じような問題をウェブの世界に持ち込んでしまう事になるのを恐れたのではないかと邪推してしまいます。
On2の技術(VP8)は完全なプロプライエタリコーデックであり、そのせいで長年主流になれずにいた訳ですが今回のGoogleの買収により、一気にウェブの救世主たりえる「可能性」を手に入れた訳です。On2の言い分によるとVP8はMPEG系の技術とは別の技術らしいので、パテント問題も回避出来るはず……なのですが、正直ちょっとあやしいところはあるみたいです。そこをH.264系企業に突かれると少々危ない気もしますけどね。
ちょっとおもしろいのが、今回の件でついでに発表されたパートナー企業の顔触れです。MozillaやOperaといった直接関係のある企業やSorensonといったOn2のライバル的企業(VP8がBSDライセンスなので独自で開発するのかな)や、AMDやARM、MIPSやTIといったPCから組み込み系までのハードウェア企業の賛同も取り付けているようです。こうやってみると見事に家電系のメーカーがいませんね。そりゃそうか。そういった企業は既にH.264側ですからね。
ここまで手を回しているのは流石にGoogleですね。結局、今のVP8に足りていないのはこういった実際のハードウェア系との親和性ですからね。そうみるとPC環境以外に普及する可能性は思ったより大きいのかもしれません。本当はまだまだ書こうかと思ったのですが、長くなったのでとりあえず終わります。いつものように何の専門家でもない素人の戯言なので、あまり本気にしないでください。
#追記
ちょっと最後に付け足します。結局何が言いたかったのかというとGoogleは必ずしも現世代(VP8)で、MPEG(H.264)に勝利しようという気はないのではないかという事です。真の狙いは、これからのウェブ世界の重要課題であるビデオコーデック開発の主導権を従来のMPEG連合からGoogleを盟主とするウェブ派企業(旧来の家電メーカーではなく、ARMやMIPSといった組み込み系も含む)連合に移す事なのではないかなぁと。一度移せば、よほど強い利害関係が無ければMPEGに引き戻そうというメーカーも限られそうですし。
Googleとしても後はAndroidみたいに回りのメーカーやOSSコミュニティなんかが勝手に進めてくれそうとか思ってたりして。とにかく、より自由なウェブ環境を構築して今よりもより多い人間をウェブに引き込む事がGoogleの目的でしょうしね。となるとマルチメディアコンテンツの無料(低廉)化を促進して、先進国以外の国々のウェブ依存度を高めることが重要になるでしょうし。
現状、家電メーカーとかは昔からの付き合い等でMPEG側にいる企業もありそうですし、そういったメーカーは次世代からはGoogleにおんぶにだっこした方が開発費が浮くしいいかもと思ってたりして。別に積極的にビデオコーデックの開発をしている企業なんてそんなに多くないだろうし。まぁ妄想ですけどね。
#追記
ちなみに今回の発表ですがXiphの中の人達は当然知っていて、現在Ogg Theoraを開発しているTim氏は既に数週間前からVP8のソースコードと格闘中らしいです。正直あんまりキレイなソースコードじゃないらしい(苦笑)。まぁそれよりももっと酷かったTheora(VP3)を何年もかけてキレイにしていたTheoraの人達は別に驚いてないそうですが。むしろ、そういった経験が既にあるからまだまだ開発に貢献出来ると息巻いているようです。頼もしいですね。
#追記
H.264のライセンス料ですが、むしろ、音声コーデックのAACの方が厄介(高い)らしい。
#Picasa
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Pandora情報更新 #05/19
寝る前にPandoraの話題。前回の更新から2週間くらい経ちましたが、舞台はいよいよ大詰めに向かっているようです。まず散々私たちを苦しめていた中国のケースメーカーがようやく1000個のケースを出荷して、イギリスのCraig氏の元に無事到着したようです。Craig氏も嬉しさのあまりか、到着した時の様子をビデオに録画していたようです。
Craig氏によると到着したケースも十分納得できる品質だったそうです。並行して組み立て予定地の掃除や補修も行われていたようです。そして本日、カナダからMWeston氏がイギリスに到着したらしい。しかも、既にCraig氏と合流して皆で組み立てを開始する(した?)段階にまで話が進んでいる模様。
今日はもう時間がないので、ここまでにしますが、話が本当ならば明日(20日)には製品版の組み立て第1号が完成すると思います。やっとここまで辿りついたか……。とはいえ今までの事を考えたらまだ安心できませんけどね。明日へ続く。
#YouTube
Pandora Delivery - YouTube
http://youtu.be/und4FMtpL7U
Craig氏によると到着したケースも十分納得できる品質だったそうです。並行して組み立て予定地の掃除や補修も行われていたようです。そして本日、カナダからMWeston氏がイギリスに到着したらしい。しかも、既にCraig氏と合流して皆で組み立てを開始する(した?)段階にまで話が進んでいる模様。
今日はもう時間がないので、ここまでにしますが、話が本当ならば明日(20日)には製品版の組み立て第1号が完成すると思います。やっとここまで辿りついたか……。とはいえ今までの事を考えたらまだ安心できませんけどね。明日へ続く。
#YouTube
Pandora Delivery - YouTube
http://youtu.be/und4FMtpL7U
2010/05/18
ニュースの向こう側
宮崎県の口蹄疫問題のニュースを聞いてふと思った事。今の話題は誰が悪いのかといった責任問題が中心になってしまっているようです。それも国から県、更には個人レベルでの戦犯探しになってきているみたい。何だかなぁ。上手く言えないけど、今やらなくちゃいけない事はそこじゃないと思うのだけど。「誰が悪い」より「どう防ぐか」でしょ。残念ながら、どう防ぐかは既に手遅れな段階になってしまっている気がしますが、とにかく今すべき事は、これ以上の拡散を防ぐ事と、どう解決していくかという事でしょう。それなのに、県の対応が悪かったからとか、最初に対応した職員のせいとか。極めつけは某日刊紙の東国原知事への記事(Twitter)。以下引用。
それに、たとえ犯人がいたとして、たった一人? で、これだけの大災害が簡単に引き起こされてしまうという時点で防衛システムとして破綻しているでしょう。責めるべきならば、そのシステム全体を責めるべきで、個人レベルで責められる問題ではないと思いますけどね。まぁ素人なので下手なことを言う訳にもいきませんけど。
何か世の中、殺伐としすぎてませんか? 事実を知ることは大切な事だけど、ニュースの向こう側にいるのも、自分たちと同じ人間であり、それぞれに人生があるという事を忘れている人が多すぎるのかなと思ったり。上手く言えないけど、情報技術が進んで、一見自動化、機械化されているように見えても、結局は人と人とのやり取りに過ぎないっていう事を忘れてはいけないと思いますね。本質的には昔と変わっていないはずなのに、何か違和感があるんだよなぁ。
日刊ゲンダイ ・ 社会/東国原浮かれ知事に天罰 口蹄疫大被害と疫病神知事 お笑い芸人失格人間を知事に選んだ宮崎県民に責任があるのに国の税金で救済は虫が良過ぎないかふぅ。以前鳩山総理の時にも書いたけど、あんまりブログで人の悪口を言いたくはないのだけど……。ここまでヒドイ記事? は見たことがないですね。これでも新聞社なんですよね? 一言で言えば頭が悪いですね。一体何様なんですか。知事に対しても、宮崎県民に対してもあまりに失礼すぎるし、他人事過ぎるでしょう。
それに、たとえ犯人がいたとして、たった一人? で、これだけの大災害が簡単に引き起こされてしまうという時点で防衛システムとして破綻しているでしょう。責めるべきならば、そのシステム全体を責めるべきで、個人レベルで責められる問題ではないと思いますけどね。まぁ素人なので下手なことを言う訳にもいきませんけど。
何か世の中、殺伐としすぎてませんか? 事実を知ることは大切な事だけど、ニュースの向こう側にいるのも、自分たちと同じ人間であり、それぞれに人生があるという事を忘れている人が多すぎるのかなと思ったり。上手く言えないけど、情報技術が進んで、一見自動化、機械化されているように見えても、結局は人と人とのやり取りに過ぎないっていう事を忘れてはいけないと思いますね。本質的には昔と変わっていないはずなのに、何か違和感があるんだよなぁ。
2010/05/16
Mozcいい感じです
先日導入したMozcですが、なかなかいい感じです。一番驚いているのが、かなり安定している事です。まだ発表されて間もない段階ですが、Linux(Ubuntu)でも特に問題なく動いています。変な挙動も今のところ一切無いですね。シンプルだけど、デフォルトでも十分使えます。まぁ細かく弄りたい人にはまだ満足出来ないかもしれませんが。あと、動作が少し重い時があるかもしれません。私はメモリが4GBあるので特に感じませんが、少し古いパソコンだとメモリやCPU的に多少モタつきがあるかもしれません。
私はもともと文章は短く切って変換していたので、Anthyでもあまり不自由していなかったので、Mozcのサジェストが実用的なだけで十分満足なんですが、試しに以前より長めの文章で区切ってみても、普通に変換してくれますね。WindowsでATOKを使っている人からしたら、まだまだかもしれませんが、少なくとも私のような使い方(ブログ等)なら、十分満足できるレベルだと思いました。
件の辞書ですが、デフォルトの辞書に加えて、UTUMIさんが公開して下さっている辞書が追加されているバージョンだと、かなり満足できるレベルになっていると感じました。少なくとも私のような素人には十分すぎるレベルです。というか、デフォルトの辞書だけでもかなりいい感じです。何か新しめのキーワードも入っているし(笑)。どういう基準で選ばれているのかちょっと興味ありますね。機械的なのかな。
他に気になった点としては、Mozcの公式ウェブサイトに書いてあった事ですかね。英語なので間違った解釈かもしれませんが、Mozcは今までのOSS系かな漢字変換と比べて、かなりセキュリティを重視した作りになっているようですね。現段階でも、十分Linuxで動作するのですが、本来の設計思想からすると、まだ不十分で、更に私的な変換結果等に何らかの暗号化を施す事が考えられているそうです。
WindowsやMacは既に具体的な解決策が示されていましたが、残念ながらLinuxはまだのようです。というのも、もともとの対象であるChrome(Chromium) OS には不要の工程だかららしい。何故かと言うと、Chrome OS はデフォルトで暗号化対策が施されており、わざわざMozc側で対処する必要がないかららしい。なので、Ubuntu等でMozcをパッケージ化する場合は、今の状態に加えて、gnome-keyringで暗号化対策をする必要性があるらしい。なるほど、流石にいろいろと考えられているようですね。素晴らしい。そして、それを惜しげもなくOSSコミュニティに寄贈してくれるなんて……。胸が熱くなるな。いや、本当に感謝です。
デフォルトの辞書ですがdictionary0.txtとdictionary1.txtというファイルがそうなのかな? ちなみにそれぞれ40万語と40万6388語のキーワードが保存されていました。スゴイ量だ……。それに加えて、UTUMIさんの辞書が10万語と9万語も追加されているパッケージを使わせていただいています。あと郵便番号変換もありますね。これも使い勝手が良さそうです。
追加辞書で結構オタク系のキーワードも追加されていますね。デフォルトでも結構あるのですけど、やっぱり追加された方が多いですね。例えば霧雨魔理沙とかの東方系。といっても、主要キャラ全員ではないですけど。何故か博麗霊夢は登録されていなくて、「博麗神社例大祭」は登録されていたり。逆に霊夢はあるけど魔理沙はなかったり。これは霊夢自体が意味のある単語だからかな。アリス・マーガトロイドは登録されてますね。レミリア・スカーレットもあるか。早苗さんはフルネームだとないですね。何故かナズーリンはあるな。魅魔さまもある。紅美鈴もある(笑)。
#Picasa
Ubuntu用パッケージのアイコンがまた変わってました
#デフォルトの辞書? に含まれていた激アツなキーワード。
どういうことなの…
ボっ
アッー!
#外部リンク
mozc_01
http://www.geocities.jp/ep3797/mozc_01.html
ゴンさんとは (ボとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
ゴンさんとは (ボとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
私はもともと文章は短く切って変換していたので、Anthyでもあまり不自由していなかったので、Mozcのサジェストが実用的なだけで十分満足なんですが、試しに以前より長めの文章で区切ってみても、普通に変換してくれますね。WindowsでATOKを使っている人からしたら、まだまだかもしれませんが、少なくとも私のような使い方(ブログ等)なら、十分満足できるレベルだと思いました。
件の辞書ですが、デフォルトの辞書に加えて、UTUMIさんが公開して下さっている辞書が追加されているバージョンだと、かなり満足できるレベルになっていると感じました。少なくとも私のような素人には十分すぎるレベルです。というか、デフォルトの辞書だけでもかなりいい感じです。何か新しめのキーワードも入っているし(笑)。どういう基準で選ばれているのかちょっと興味ありますね。機械的なのかな。
他に気になった点としては、Mozcの公式ウェブサイトに書いてあった事ですかね。英語なので間違った解釈かもしれませんが、Mozcは今までのOSS系かな漢字変換と比べて、かなりセキュリティを重視した作りになっているようですね。現段階でも、十分Linuxで動作するのですが、本来の設計思想からすると、まだ不十分で、更に私的な変換結果等に何らかの暗号化を施す事が考えられているそうです。
WindowsやMacは既に具体的な解決策が示されていましたが、残念ながらLinuxはまだのようです。というのも、もともとの対象であるChrome(Chromium) OS には不要の工程だかららしい。何故かと言うと、Chrome OS はデフォルトで暗号化対策が施されており、わざわざMozc側で対処する必要がないかららしい。なので、Ubuntu等でMozcをパッケージ化する場合は、今の状態に加えて、gnome-keyringで暗号化対策をする必要性があるらしい。なるほど、流石にいろいろと考えられているようですね。素晴らしい。そして、それを惜しげもなくOSSコミュニティに寄贈してくれるなんて……。胸が熱くなるな。いや、本当に感謝です。
デフォルトの辞書ですがdictionary0.txtとdictionary1.txtというファイルがそうなのかな? ちなみにそれぞれ40万語と40万6388語のキーワードが保存されていました。スゴイ量だ……。それに加えて、UTUMIさんの辞書が10万語と9万語も追加されているパッケージを使わせていただいています。あと郵便番号変換もありますね。これも使い勝手が良さそうです。
追加辞書で結構オタク系のキーワードも追加されていますね。デフォルトでも結構あるのですけど、やっぱり追加された方が多いですね。例えば霧雨魔理沙とかの東方系。といっても、主要キャラ全員ではないですけど。何故か博麗霊夢は登録されていなくて、「博麗神社例大祭」は登録されていたり。逆に霊夢はあるけど魔理沙はなかったり。これは霊夢自体が意味のある単語だからかな。アリス・マーガトロイドは登録されてますね。レミリア・スカーレットもあるか。早苗さんはフルネームだとないですね。何故かナズーリンはあるな。魅魔さまもある。紅美鈴もある(笑)。
#Picasa
Ubuntu用パッケージのアイコンがまた変わってました
#デフォルトの辞書? に含まれていた激アツなキーワード。
どういうことなの…
ボっ
アッー!
#外部リンク
mozc_01
http://www.geocities.jp/ep3797/mozc_01.html
ゴンさんとは (ボとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
ゴンさんとは (ボとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
2010/05/13
Mozc使ってみました
先日、電撃的に発表されたGoogle 日本語入力のオープンソース版「Mozc」ですが、早速Ubuntu用にパッケージングしてくれた方がいらっしゃったので、有り難く使わせていただきました。まだ20分くらいしか使ってませんが思ったより安定していて使い易いです。まだいろいろな設定が出来ないので極めてシンプルな使い方しか試せていませんけど。
ただ「Google 日本語入力」で使われていたGoogle謹製の辞書が諸事情によりMozcには使われていないのでGoogle 日本語入力に慣れている人からすると少し残念な内容かもしれません。私はあまりウィンドウズを使っていないのでAnthyとしか比べられませんけど。今のところAnthyよりもいい感じです。といってもAnthyにもそれほど不満はありませんけどね。確かに時々変な変換されて困る事もありましたけど。
何より、これから先の開発を考えると実質開発が終了しているAnthyよりもこれからどんどんと開発される(であろう)Mozcの方が期待度は高いですしね。特にGoogle 日本語入力というプロジェクトとも関連がありますし。この分だとUbuntu 10.10辺りにも導入される可能性もあるかもしれませんね。デフォルトになるかはわかりませんけど。とにかく期待大です。関係者の方々に感謝です。これだけじゃつまらないので一応、スクリーンショット撮ってみました。まだまだシンプルですね。ついでに変換候補のサンプル。おっぱい先生ってどういうことなの…。
#追記
「おっぱい先生」って芸人さんのネタなのか。初めて知りました。
#追記
どうやら初期のアイコンがライセンス問題に触れる可能性があったみたいで、新しいアイコンに差し替えられたみたいです。
#Picasa
新しいアイコン。そのうちまた変更されるかもしれませんね。
#外部リンク
mozc - Mozc - Japanese Input Method for Chromium OS, Windows, Mac and Linux - Google Project Hosting
http://code.google.com/p/mozc/
Google Japan Blog: Google 日本語入力がオープンソースになりました
http://googlejapan.blogspot.com/2010/05/google_10.html
Mozc - Google日本語入力のオープンソース版 - 憩いの場
http://linux.ikoinoba.net/index.php?UID=1273605455
ただ「Google 日本語入力」で使われていたGoogle謹製の辞書が諸事情によりMozcには使われていないのでGoogle 日本語入力に慣れている人からすると少し残念な内容かもしれません。私はあまりウィンドウズを使っていないのでAnthyとしか比べられませんけど。今のところAnthyよりもいい感じです。といってもAnthyにもそれほど不満はありませんけどね。確かに時々変な変換されて困る事もありましたけど。
何より、これから先の開発を考えると実質開発が終了しているAnthyよりもこれからどんどんと開発される(であろう)Mozcの方が期待度は高いですしね。特にGoogle 日本語入力というプロジェクトとも関連がありますし。この分だとUbuntu 10.10辺りにも導入される可能性もあるかもしれませんね。デフォルトになるかはわかりませんけど。とにかく期待大です。関係者の方々に感謝です。これだけじゃつまらないので一応、スクリーンショット撮ってみました。まだまだシンプルですね。ついでに変換候補のサンプル。おっぱい先生ってどういうことなの…。
#追記
「おっぱい先生」って芸人さんのネタなのか。初めて知りました。
#追記
どうやら初期のアイコンがライセンス問題に触れる可能性があったみたいで、新しいアイコンに差し替えられたみたいです。
#Picasa
新しいアイコン。そのうちまた変更されるかもしれませんね。
#外部リンク
mozc - Mozc - Japanese Input Method for Chromium OS, Windows, Mac and Linux - Google Project Hosting
http://code.google.com/p/mozc/
Google Japan Blog: Google 日本語入力がオープンソースになりました
http://googlejapan.blogspot.com/2010/05/google_10.html
Mozc - Google日本語入力のオープンソース版 - 憩いの場
http://linux.ikoinoba.net/index.php?UID=1273605455
2010/05/12
The Humble Indie Bundle
今年に入ってからゲーム分野のオープンソースの動きが活発化しているようです。先日のRyzomのオープンソース化に呼応するかのようにインディーズゲームの数社が結束して行った「The Humble Indie Bundle」という一種のチャリティー企画が大成功したようです。これは全部で5つのゲーム(World of Goo、Aquaria、Gish、Lugaru HD、Penumbra Overture)をパックにした商品で、任意でいくつかの慈善団体への寄付も受け付けるという企画みたいです。
おもしろいところは商品の値段を自分が決める事が出来るという点です。単品で買うとそれぞれ10ドルから20ドルくらいかかるらしいので、例えば10ドルで買ったとしても1つ2ドルなのでかなりおいしい企画ですね。しかもすべてクロスプラットフォーム対応のゲームでLinuxでも遊べるみたいですし。
肝心のゲームですが、正直それほどメジャーじゃないものが多いですが、World of Gooのような超有名なゲームも含まれています。これだけでもかなりお得だと思います。私は体験版しかやった事がありませんけど、はまる人はかなりはまるゲームですね。これだけでも、おもしろい企画だったのですがYouTubeの紹介動画にあるメッセージが隠されているのが発覚したのです。それはもし開催期間中に売上が1,000,000 USDを達成したら、これらのゲームのいくつかのソースコードもオープンソース化するという内容だったのです。
この話を聞いたのが昨日だったのですが、その時点ではまだ800,000 USDくらいだったので、ちょっと難しいかもと思っていたのですが、今日の夕方に確認したら、なんかあっさりと達成していたようです。素晴らしい。裏情報だとどこかの紳士たちがこっそりと大金を注ぎ込んだらしい……。そんな感じで早速ガチムチのウサギさんが「不自由」という名の鎖を引き千切って自由を手に入れたようです。
#Picasa
FREEEEEDOM!
残念ながら、一番人気のWorld of Gooはオープンソース化されていませんが、それ以外のすべてのゲームが今後、オープンソース化されるそうです。素晴らしい。個人的にLugaru HDとPenumbra Overtureは3Dという事もあり、いろいろと応用出来そうな感じで期待しています。まだ始まったばかりなので、これからどう発展していくのかはわかりませんが、確実に良い方向へと進んでくれると思っています。すべての開発者にありがとう。
#YouTube
The Humble Indie Bundle - YouTube
http://youtu.be/M7Aw5C7WQ6g
#外部リンク
The Humble Indie Bundle #4 (pay what you want and help charity)
http://www.humblebundle.com/
Independent Video Games - Wolfire Games
http://www.wolfire.com/
The Humble Indie Bundle : 寄付金$1,000,000超えでソースコード公開
http://www.game-damashi.com/database/?p=4297
割れゲーマーがわずか1セントすら支払わなかった理由 - P2Pとかその辺のお話
http://peer2peer.blog79.fc2.com/blog-entry-1670.html
おもしろいところは商品の値段を自分が決める事が出来るという点です。単品で買うとそれぞれ10ドルから20ドルくらいかかるらしいので、例えば10ドルで買ったとしても1つ2ドルなのでかなりおいしい企画ですね。しかもすべてクロスプラットフォーム対応のゲームでLinuxでも遊べるみたいですし。
肝心のゲームですが、正直それほどメジャーじゃないものが多いですが、World of Gooのような超有名なゲームも含まれています。これだけでもかなりお得だと思います。私は体験版しかやった事がありませんけど、はまる人はかなりはまるゲームですね。これだけでも、おもしろい企画だったのですがYouTubeの紹介動画にあるメッセージが隠されているのが発覚したのです。それはもし開催期間中に売上が1,000,000 USDを達成したら、これらのゲームのいくつかのソースコードもオープンソース化するという内容だったのです。
この話を聞いたのが昨日だったのですが、その時点ではまだ800,000 USDくらいだったので、ちょっと難しいかもと思っていたのですが、今日の夕方に確認したら、なんかあっさりと達成していたようです。素晴らしい。裏情報だとどこかの紳士たちがこっそりと大金を注ぎ込んだらしい……。そんな感じで早速ガチムチのウサギさんが「不自由」という名の鎖を引き千切って自由を手に入れたようです。
#Picasa
FREEEEEDOM!
残念ながら、一番人気のWorld of Gooはオープンソース化されていませんが、それ以外のすべてのゲームが今後、オープンソース化されるそうです。素晴らしい。個人的にLugaru HDとPenumbra Overtureは3Dという事もあり、いろいろと応用出来そうな感じで期待しています。まだ始まったばかりなので、これからどう発展していくのかはわかりませんが、確実に良い方向へと進んでくれると思っています。すべての開発者にありがとう。
#YouTube
The Humble Indie Bundle - YouTube
http://youtu.be/M7Aw5C7WQ6g
#外部リンク
The Humble Indie Bundle #4 (pay what you want and help charity)
http://www.humblebundle.com/
Independent Video Games - Wolfire Games
http://www.wolfire.com/
The Humble Indie Bundle : 寄付金$1,000,000超えでソースコード公開
http://www.game-damashi.com/database/?p=4297
割れゲーマーがわずか1セントすら支払わなかった理由 - P2Pとかその辺のお話
http://peer2peer.blog79.fc2.com/blog-entry-1670.html
2010/05/09
ドコモのスマートフォン
結局、今日はドコモ関係のお店に行かなかったのですが、昨日貰ってきたカタログとネット検索で、ようやくドコモのスマートフォン(Androidのみ)についての情報が理解出来ました。……多分。結論から言うと、予算が3万円くらいあるならXPERIA、そんなに出したくないならHT-03Aで2年間我慢しろって事ですかね。調べておいて、結局それかいって感じですが、まぁそんな結論ですね。
単純にXperiaとHT-03Aを比べると、基本スペックの段階で確実に1世代は違うので、これから2年間の縛りがある事を考えると躊躇する事は躊躇するのですが、私の想定する使い方で考えると既に捨て値で売られているHT-03Aに例のb-mobileSIM U300を突っ込んで音声無しのPDA端末兼テザリング要員として使った方がコストパフォーマンス的にはいいかなぁと。だって、今1円ですよ? 二年縛りとはいえ、1円はおいしすぎますね。
それに個人的意見ですが、対抗馬のXperiaも少し決め手に欠くというか、ソフトバンクから出ているHTC Desireと比べちゃうと、ちょっと劣るかなぁと思って。まぁそれでも縛りありで3万円半ばくらいらしいので、2年間使い込むなら、Xperiaの方がいいかもしれませんが。秋頃にはOSもバージョンアップするらしいし。HT-03AもOSが上がるかもしれませんが、正直、ハードウェアのスペック的についていけなくなりそうですしね。画面も小さいし。後、電池が持たないのが気になりますけど。
他に購入時で気になった点といえば、ドコモがやっている「チェンジ割」っていうMNP対策が、私が使っているウィルコムも対象らしいっていう点ですね。普通は携帯電話のみにしか適用されないのだけれど、さすが超大国ドコモです。とはいいつつ、私の場合あと1年くらいウィルコムの縛りがあるので無意味ですけど(苦笑)。もしウィルコム使いで他社に変更を考えている人がいたら、ドコモがいいかもしれませんね。他は多分やってませんし。とりあえず、購入価格についてはこんな感じです。後はランニングコストなんですが、これはXperiaでもHT-03Aでも特に変化ないですね。
貧乏人がせこく使う場合は、タイプシンプル バリューとb-mobileSIM U300を併用するのが良さそうです。その際に、b-mobileSIM U300をスマートフォンに入れて、余ったSIM(タイプシンプル バリュー)を何処かから調達した白ロムに入れれば無駄が無さそう。タイプシンプル バリュー(ファミ割MAX50)で780円、それにiモード付加機能使用料(315円)を付ければ、メール使いホーダイが使えてiモードメールが無制限で使えるらしい。……多分。通話用の白ロム調達とスマートフォンとの2台持ちがネックになるけど、せこく有効活用するのなら、この選択がベストな気がします。……多分。
何度も書いてしつこいですけど、私はあと1年間はウィルコム縛りがあるので意味ないですけどね。ただ、現状だと一年後にはウィルコムとお別れになると思うので、その頃にはXperiaが今のHT-03Aくらいの値段になっているかもしれないし、今のうちからあれこれ調べておいても無駄じゃないかもしれません。
単純にXperiaとHT-03Aを比べると、基本スペックの段階で確実に1世代は違うので、これから2年間の縛りがある事を考えると躊躇する事は躊躇するのですが、私の想定する使い方で考えると既に捨て値で売られているHT-03Aに例のb-mobileSIM U300を突っ込んで音声無しのPDA端末兼テザリング要員として使った方がコストパフォーマンス的にはいいかなぁと。だって、今1円ですよ? 二年縛りとはいえ、1円はおいしすぎますね。
それに個人的意見ですが、対抗馬のXperiaも少し決め手に欠くというか、ソフトバンクから出ているHTC Desireと比べちゃうと、ちょっと劣るかなぁと思って。まぁそれでも縛りありで3万円半ばくらいらしいので、2年間使い込むなら、Xperiaの方がいいかもしれませんが。秋頃にはOSもバージョンアップするらしいし。HT-03AもOSが上がるかもしれませんが、正直、ハードウェアのスペック的についていけなくなりそうですしね。画面も小さいし。後、電池が持たないのが気になりますけど。
他に購入時で気になった点といえば、ドコモがやっている「チェンジ割」っていうMNP対策が、私が使っているウィルコムも対象らしいっていう点ですね。普通は携帯電話のみにしか適用されないのだけれど、さすが超大国ドコモです。とはいいつつ、私の場合あと1年くらいウィルコムの縛りがあるので無意味ですけど(苦笑)。もしウィルコム使いで他社に変更を考えている人がいたら、ドコモがいいかもしれませんね。他は多分やってませんし。とりあえず、購入価格についてはこんな感じです。後はランニングコストなんですが、これはXperiaでもHT-03Aでも特に変化ないですね。
貧乏人がせこく使う場合は、タイプシンプル バリューとb-mobileSIM U300を併用するのが良さそうです。その際に、b-mobileSIM U300をスマートフォンに入れて、余ったSIM(タイプシンプル バリュー)を何処かから調達した白ロムに入れれば無駄が無さそう。タイプシンプル バリュー(ファミ割MAX50)で780円、それにiモード付加機能使用料(315円)を付ければ、メール使いホーダイが使えてiモードメールが無制限で使えるらしい。……多分。通話用の白ロム調達とスマートフォンとの2台持ちがネックになるけど、せこく有効活用するのなら、この選択がベストな気がします。……多分。
何度も書いてしつこいですけど、私はあと1年間はウィルコム縛りがあるので意味ないですけどね。ただ、現状だと一年後にはウィルコムとお別れになると思うので、その頃にはXperiaが今のHT-03Aくらいの値段になっているかもしれないし、今のうちからあれこれ調べておいても無駄じゃないかもしれません。
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