2006/12/30

ドメイン更新

危うくminawa.netのドメイン更新を忘れてしまうところでした。やっぱり、お正月近くに更新って危ないです。下手すると年末年始で手続きが遅れることがありますから。クレジットカードで払うか前もって更新しておけば良いのですけどね……。

2006/12/26

新パソコン感想

この前書いたように、今週から新しいパソコンになりました。新しいといっても中古パソコンな訳ですけど。ニューマシンは某メーカーのデスクトップです。ちなみにセレロンです。一応、WoLができるLANも付いていました。
OSは付属しないと書いてあったので、とりあえずUbuntuでも入れてみようと思ったのですが、何とインストール不可でした。

Ubuntu-jaのCDと玄箱を使ったPXE BOOTの両方を試したのですが、どちらも失敗しました。CDの方は、普通に立ち上がるのですが、インストール作業中のパーティション区切りのところでハングアップしてしまいました。PXEの方はパーティションは無事切れるのですが、ネットインストールの最中で同じくハングアップしてしまいました。ちなみにタスクの選択までは正常動作していました。両方とも計2回試して、同じ場所で止まってしまったので偶然ではないと思います。

もしかしてBIOSが古いせいかもと思いメーカーのウェブサイトから最新のBIOSをダウンロードしてきました。しかし運悪くウィンドウズ環境からのBIOSアップデート方法しかありませんでした。せめてフロッピーディスクが使えたら。仕方がないので、ウィンドウズを入れてみようと思い、もう一度パソコンを見てみたら、何とウィンドウズXPのシリアルナンバーが。

ちなみに本家Ubuntu Forumsで検索したら、該当しそうな質問がでていました。さすが外資メーカー製。どうやらBIOSを上げても解決しないようです。この先どうしようかなぁ。まぁ値段の割りにはなかなか良いのですけど、やっぱりUbuntuも使いたいのですよね。どうしようかなぁ。

2006/12/22

床屋さん

世間的には年末ということで、久々に私も伸び放題の髪を切りに行きました。健康の為に自転車で行こうと思っていたのですが、結局、車で行っちゃいました。寒いし。まぁ本当は姉を病院まで運んだからなんですけど。どうやら、風邪ひいたらしいです。かなり具合悪そうでした。途中で帰ってくるくらいですから。話題のノロウイルスじゃなければ良いのですけど。

肝心の床屋さんですが今回も男の理容師さんでした。しかも3人も。これは良い事なのかどうなのか。以前も書いた気がするのですが、薄利多売じゃないと生き残れないでしょうね。髭剃りまでやってもらって、2000円弱ですから。一昔前なら馴染の床屋さんで倍の値段でしたよ。こちらとしては嬉しいですけど、昔からの床屋さんは大変でしょうね。まぁ多少、丁寧さは落ちますけど。って、人の心配なんかしていられる立場ではないのですけどね。

ちなみに、思い切って短髪にしてもらいました。冬だけど。心なしかこの前より更に、頭髪に力が無くなっている気が。私の髪も薄利多売のようです。最近、シャンプーをした後に大変な事になっているからなぁ。いつまで持つのやら。

新パソコン購入

ついに注文しちゃいましたよ。吉と出るか、凶と出るか……。

UbuntuでのPXE BOOT

前も似たようなのをメモしましたけど、また話題になっていたので。

#外部リンク
Setting Up A PXE Install Server For Multiple Linux Distributions With Ubuntu Edgy Eft | HowtoForge - Linux Howtos and Tutorials
http://www.howtoforge.com/ubuntu_pxe_install_server

次期Ubuntuのログイン画面はとってもオシャレ

Feisty Fawnのログイン画面は、OpenGLを使用したものになるみたいですね。3DデスクトップのBerylと併せて使うと、野暮な私でもオサレな気分に浸れそうです。でも今までと比べると、推奨スペックがかなり高くなりそうです。私が買った新パソコンではとうてい無理そう……。どうするかなぁ。

#外部リンク
FaceBrowserLogin - Ubuntu Wiki
https://wiki.ubuntu.com/FaceBrowserLogin

The Free Ryzom Campaign 結果発表……

The Free Ryzom Campaignのウェブサイトを見てみたら、裁判の結果が記載されていました。ちらっと見ただけなので、詳細はわかりませんが、どうやらThe Free Ryzom Campaignは失敗に終わったようです……。うーん、残念です。適当な訳ですが、どうやら、The Free Ryzom Campaignプロジェクトとは別に、2つの会社が名乗りを挙げていたようで、どちらもが規模、資金ともにThe Free Ryzom Campaignを上回る条件を提示したようです。いずれ詳細が伝わってくるとは思いますが、やはり、全体的にキャンペーン告知が遅すぎたのが痛かったかも。もう少し時間を掛けることができれば、違った結果になっていたかもしれませんね。残念です。

2006/12/19

Linuxの系譜

Linuxのディストロについての大まかな系統図ですね。ちょっと前にも見たような気がしますけど、それの最新版なのかなぁ。実際は更に細分化されていますけど、大まかな流れを掴むのには十分ですね。意外と途切れていたり、他の系統に移ったりしていて、面白いかも。

#外部リンク
Linux Distro Timeline 1991-2006 - Digg
http://digg.com/news/story/Linux_Distro_Timeline_1991_2006

パソコン購入計画

実はまだ新パソコンをどうするか迷っています。最近まで、姉のCore 2 Duo機を拝借していたのですが、流石に返却しなければならず、現在はペンティアム2の333MHzへと逆戻りしております(笑)。流石に最新のC2Dから333MHz、メモリ196MB、ディスプレイSVGAへと戻されると、キツイものがありますね。

最近はヤフオクもさっぱりだし、全然、軍資金もたまりません。明日あたりまた出そうかなぁ。何故だか、急にメーカーのデスクトップパソコンでいいかなぁなんて考えも出てきてしまって……。しかも、中古……。

セレロンの2GHz未満になってしまいますが、1万弱で買えそうですし。いや、そこから最低でもメモリを512MBに変更とかすると高いのか安いのかわからなくなるのは理解しているのですけどね……。

ぶっちゃけ、玄箱のリプレイス用に一台欲しいなぁなんて思ったり。玄箱は玄箱でいいのですけど、Linux Boxとして考えると、少々物足りない気がしてきまして。癖も強いですしね。まぁ電力面で言えば、玄箱の方が有利なんですけど、常時使用じゃなければ、それ程こだわる必要もないかなぁと。試したことはありませんが、WoLを使えればそれで十分な気もしますし。

玄箱の変わりなら、ペンティアム3あたりでも良いのですけどね。これだと数千円で買えそうな気もしますし。でも、個体の当たり外れがありそうですし、メモリが高くついちゃいますしねぇ。まぁもう少し考えてからにします。

2006/12/17

Free Ryzom!

最近、やる気が無くなっていて重要なニュースをうっかり書かずに忘れてしまうところでした。この前ドリームキャストとゲームキューブのPSOのオンラインサービスが2007年3月31日で終了するというニュースを知りました。その際に、いくつかのニュースサイトで、公式サービスが終了するのならば、いっそのこと、サーバープログラムを公開するか、野良サーバーの使用を認めてほしいという意見が少なからずありました。私なんかもできればそうして欲しいとは思うのですが、商用サービスである以上、現実的にはなかなか認められる意見ではないでしょう。ソース公開はまず無理でしょうし、野良サーバーの使用を黙認してくれる事ぐらいが精一杯でしょうね。それだけでも有り難い事だと思います。

こういう話を聞く度に思う事は、だったら自分達でPSOみたいなゲーム作ればいいじゃんって事ですよね。でも、そんな簡単にできるものじゃないのも事実な訳でして(笑)。そりゃそうですよね。あれだけのゲームを作るのに大変な労力を費している訳ですから。終わるからただでくれって言うのも虫がよすぎる話です。

そこで今、話題になっているのが、今回紹介するThe Free Ryzom Campaignです。私もあまり詳しくはないので、おおまかな説明だけしますが、どうやらフランス産のMMORPGであるRyzomというゲームの製作元が、経営難に陥ってしまったようで、近々破産するようなのです。そうなると、Ryzomの運営・開発もできなくなってしまう訳ですが、この製作元であるNevraxという会社は、FOSS/OSSに対して理解がある会社なようで、このまま二束三文(といっても、個人で買える値段ではない)で、どこかの会社にRyzomの権利を売り払うくらいなら、あのBlenderのように、Ryzomの権利全てをGPL、あるいはOSSに貢献できる形で公開できる事を条件に、OSSコミュニティの人々の寄付によって買い取ってもらいたいらしいのです。

しかも、この公開条件がなかなかすごいみたいです。ゲームのクライアント、サーバーのソースコードは勿論、Ryzomに関するアートワーク等もCCなどのライセンスで公開するみたいです。素晴らしい。更に、このRyzomというゲームは、もともと移植性を考えて設計されているので、DirectXへの依存性は、かなり低く、OpenGL版のクライアントも既にあるみたいです。その他にも、できるだけ移植性が高いライブラリを使用しているので、現在使用している、いくつかの商用ライブラリやツールを、OSS基準のものへと変更する事ができれば、それほど手間をかけずに、LinuxやMacへと移植できるだろうと言われています。現に、彼らが使用しているC++製ツールキットであるNELは、Linux環境で動作するみたいです。これはちょっとあやふやな情報ですけど。

何だかOSSコミュニティ、特にヨーロッパのコミュニティの間では、先のBlenderのソースコード買収と、それに続くBlenderの成功というのが、とても印象に残っているようですね。確かに誇り高い事例だと私も思います。まぁ今回のThe Free Ryzom Campaignの場合は、買収した後にも問題が山積している気もしますけどね。例えばサーバーの運営に関してだとか、ゲームキャラクターのパラメーターに関してとか、個人情報の取扱いに関してだとか。でも、それらを差し引いても、おもしろい試みだとは思います。RyzomクラスのMMORPGがソースコードや、アートワークも含めて、無償公開されるというチャンスは、そうそうあるものじゃないですし。しかも、今回の場合は、実際にRyzomを開発、運営していたメンバーが中心のプロジェクトですし。これは本当に大きなアドバンテージだと思います。

実は、私がこの話を聞いたのは二週間くらい前だったのですが、その時点での寄付金が約50000ユーロでした。一週間前くらいに見たときが約80000ユーロ。そして、現時点では何と、148002ユーロにまで到達していました。伸び率が異常だと思っていたら、今週になって、FSFが60000ドルの寄付をしたらしいのです。FSFでは、このプロジェクトの重要性を考慮し、急遽、Free RyzomキャンペーンのプライオリティをFlash代替プロジェクトであるGnashやOLPCで有名なLinuxBIOSなどと同じく、最高レベルであるHigh Priority Free Software Projectsにまで引き上げたようです。

というのも、このThe Free Ryzom Campaignは期限付きのキャンペーンなのです。しかも、締め切りが「12月19日」までなのです! 正直、もう少し早く記事にしていれば良かったのですが。まぁ私が書いたところで、どうなる事でもないのですけど……。どうやら、最低でも200000ユーロは欲しいらしいので、この記事をお読みになった方で、将来、OSSなMMORPGをやりたい、もしくは自分達でオリジナルゲームを作ってみたい、運営してみたいと思う方がいらしたら、是非とも参加してみてください。ちなみに、実際の寄付はまだ受け付けていないようです。単にいくら出せるかを誓約するだけのようです。だからといって、嫌がらせで法外な金額を書いたりしないで下さいね(笑)。

個人的に、このプロジェクトは興味がありますので、GP2Xのように、引き続き見守っていきたいと思います。どこか大きな国内ウェブサイトが取り上げてくれると良いのですが……。

#YouTube
Free Ryzom Campaign - YouTube
http://youtu.be/_naflL_xzVo



#外部リンク
RYZOM.com: MMORPG, MMO, RPG, Role Playing Games (MMORPGS) :: RPG - MMO :: MMORPG
http://www.ryzom.com/en/index.html

Freeing a MMORPG - updated — Free Software Foundation — working together for free software
http://www.fsf.org/news/free-ryzom