先日のQuake3もDebian+LXDEだったので今回も同じ環境なのかな? ちなみに再生させている動画は1080pのH.264だそうです。素晴らしい。メディアプレーヤーはMplayer? もしそうなら発売前で既にDSP(あるいはGPU)をOSSで活用できる(一部分だとしても)のは大きいですね。流石に開発者自らがプロジェクトに関わっているだけはありますねぇ。
ちなみに音声は出していないそうですがフォーラムをチラ見した時に意外と音声の扱いが面倒な事になってるとか何やら…。
あと音声、特にAACはライセンスの問題もあるらしくOSS環境下ではSoCの性能をフルに使えない「可能性」もあるらしい? これも先日チラ見しただけなので確証はありません。Raspberry Piの中の人がAACの中の人と交渉中らしいですが正直どうなるか微妙な気もします。以前WebMのライセンス問題の時にチラッと書いたのですが、実際問題MP4はH.264よりAACの方がライセンス的に厳しいらしいですからねぇ……。
仮にH.264は無償で使える事になったとしても、それと組み合わせるAACがライセンスフリーじゃなければ実際の活用は非常に困難になる可能性は十分にありますからね。FAAC/FAADというフリーのエンコーダー、デコーダーがあるにはありますが、残念ながらそれほど最適化されている訳でもライセンス的にOKなのかもよくわかりませんし。
とにかくまだまだ情報不足なRaspberry Piですが、これから楽しみな存在である事は間違いないですね。H.264だけじゃなくHDなMPEG2-TSとかもハードウェアで処理出来たりしたら。ゴクリ。タイプBは有線LANも付いてますし、もしDLNA関係も整備されたら高価な専用機買わなくても万能メディアプレーヤー(もどき)が安価で手に入るかもしれませんし。タイプBでも35ドルですからねぇ。ちなみにこのデモは8時間ぶっ通しで連続再生させていたそうです。しかも平均消費電力が僅か1Wだったそうです。素晴らしい。
#YouTube
Raspberry Pi video capabilities - YouTube
http://youtu.be/TgR74Kp6Ws4
#追記
フォーラムのコメントによるとデモで使われているメディアプレーヤーは「Playerx」と呼ばれているRaspberry Piチーム内製のメディアプレーヤーみたいです。ライセンスがOSS準拠なのか、それともプロプライエタリなのかはまだわかりませんが……。SoCのハードウェア能力を使っているので、もしかしたらプロプライエタリなのかもしれません。
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