2012/05/22

FUSION IP-Phone SMARTを試す その2

先日登録した「FUSION IP-Phone SMART」ですが、まだ弄ってます。前回はSIPクライアントとして、「Linphone」と「QuteCom」を試してみたのですが、今回は「SFLphone」というのを試してみます。残念ながらUbuntuには「定番」と言われるようなSIPクライアントは存在していないようですが、少し調べた限りでは「SFLphone」は、なかなかの評価を得ているようです。

その理由としては、現在のところ唯一? PulseAudioに正式対応しており、またカナダのSavoir-Faire Linux社が開発支援をしているようで、かなり安定した開発体制のように見受けられました。まぁ「Linphone」と「QuteCom」も、それぞれ企業がバックアップしているようですけどね。

特に「QuteCom」は、かつて「WengoPhone」と呼ばれていたソフトウェアで、私もかなり期待していたのですけどね。どうやら支援していた企業が手を引いてしまって紆余曲折あったようです:-( ちなみに、その頃のライバルとされていたのが、「Gizmo5」だったのですが、こちらは、ご存知のようにGoogleに買収されて、「Google Voice」の原型となっているようです。

「Linphone」は、最近AndoroidやiPadといったモバイル版の開発を頑張っているようで、そこそこ活気があるようですが、「QuteCom」の方は、かなり前から、あまり進展していないようです。一応ロードマップも公開されており、開発も少しづつ前に進んでいるようではあるのですけどね。

その点「SFLphone」は、2,3日前に安定版となる「version 1.1.0」がリリースされたばかりという活きの良さです。早速、導入してみましたが、実際かなり安定している印象を受けました。見た目的には、まだまだこなれていない感じですが、PulseAudio対応のお陰なのか、公衆網との発着信の反応は、かなり機敏です。Linphoneも、なかなかいい感じですが、QuteComは、ワンテンポ遅れた感じがしました。実際は切断しているのに呼び鈴が3,4回鳴り続けていたり……。

#Tweet


実際に「SFLphone」を使って、固定電話と携帯電話に通話してみたのですが、一応通話は出来ました。ただ、固定電話の場合、通話が始まった数秒間が上手く聞き取れなかったそうです。携帯電話(ドコモのガラケー)の場合は、話は出来ましたが、正直かなり聞き取りづらい場面もありました。この点は選択したコーデックにも問題があったのかもしれません。ただ、同条件で通話した携帯電話(au)の場合は、そこまで聞き取りづらくは感じなかったので、回線状態などによって、かなり上下するのかもしれません。

まぁ私が使っているマイクは1000円くらいの安物なのも多少影響しているのかもしれませんけど。そのうち、また弄ってみるつもりです。あと、下のスクリーンショットにあるシステムトレイですが、デフォルトだと出て来ません。ちょっと今日は時間無いので、また改めて設定等を書いてみようと思っています。暇だったらですけど:-(

#Picasa

以下のように通知されますが、何かタグがおかしい?

コーデックをG.722にしたのですが、何故か無音になってしまいました。一応、Fusionでも対応しているはずなんだけどなぁ。

こんな感じでシステムトレイに出ます。けど、ちょっと設定を弄らないとダメみたいですね:-(


#外部リンク
Home | SFLphone - SIP/IAX2 softphone and VoIP client for GNU Linux
http://sflphone.org/

Savoir-faire Linux : Experts Open Source, Linux et FLOSS. Consultation, Formation et cours, Développement et Centre d'expertise et de support. Montréal, Québec, Ottawa/Gatineau, Toronto, Paris, Londres (UK) , Bruxelles, Rimouski. - Savoir-faire Linux
http://www.savoirfairelinux.com/home

SIP phone app for Linux - SFLphone |
http://transcode.com/content/sip-phone-app-linux-sflphone

#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: Skypeキラー?
http://blog.minawa.net/2006/05/skype.html

2012/05/20

FUSION IP-Phone SMARTを試す

ご無沙汰です。何かより一層、夏に近づいた雰囲気ですね。というか、暑すぎます:-( まぁいいや、いつも通りEngadget Japaneseを見ていたら、面白そうな記事が載っていました。
"楽天グループのフュージョン・コミュニケーションズが、スマートフォン向けIP電話サービス「FUSION IP-Phone SMART」のベータ版サービスを開始しました。"
これだけ見ると、NTTコミュニケーションズが展開している「050plus」と大差ないんですが、「FUSION IP-Phone SMART」が面白い点は、以下の二点です。
"特徴は月額基本使用料が0円であること。050で始まる電話番号を取得することができ、通話料金は固定電話・携帯・PHSのどれにかけても全国一律8.4円/30秒と非常にわかりやすくなっています。また一般的なIP電話サービスと同じく、IP-Phone SMARTのユーザーどうしの通話は無料です。"

"スマートフォンで利用する際に、専用アプリが存在しないのも大きな特徴です。サービス自体がSIPプロトコルに準拠したVoIP通話のみなので、SIP対応のIP電話アプリなら何を使ってもいいという、なんとも潔い仕様となっています。"
素晴らしい! この二点は、050plusの記事を書いた際に触れた今は無き「G-LEX」と似ています。いや、G-LEXが無料だったのは050番号の「内線」相当番号だったのに対し、FUSIONは050番号「そのもの」一個を貸与してくれるという太っ腹なサービスなようです。しかも、毎月の使用料は「無料」! 他の類似サービスは最安でも300円くらいなので、年間通してだと結構コストに差が出てきますからね。

その代わりと言ってはなんですが、通話料は全国一律8.4円/30秒と比較的割高ですが:-( ただ、携帯電話も同じ料金なので、携帯向けと考えると、そう高くもないですね。あと、通話対象が日本国内に限られるようです。これは残念ですが、詐欺的な国際電話に誘導する輩がいたりするので、仕方ないのかなぁ……。あ、あとクレジットカード必須で、基本的にはクレジットカード1枚に対して、電話番号も一個しか借りられないようです。こちらも残念。

エンガジェットの記事にも書いてありますが、基本的にはスマートフォン向けのサービスなようです。しかし、専用クライアントではなく、標準的なSIPアカウントのレンタルサービスなので、クライアントは特に選ばないという長所があります。残念ながら、050plusは専用クライアントのみなので、LinuxではWindows向けクライアントをWineで動かすといったような、トリックを使わないと動きませんからね。いや、050plusがWineで動くのか知りませんけど。

という事で、早速Fusionに登録して、Ubuntu上のSIPクライアントで動作するのか試してみました:-P 結果から書くと動きました。実際の通話は、まだ試してませんが、固定電話、ドコモの携帯電話(ガラケー)からの着信、逆にUbuntuからの発信ともに、認識してくれました。しかも、Ubuntu上のSIPクライアント、固定電話、携帯電話全てで着信番号の表示が可能でした:-P 素晴らしい!

人間相手の通話は、まだ試してませんが一応、有料電話番号のインフォメーションは試してみました。ぶっちゃけ、「リカちゃん電話」です:-( おっさんなのに……。仕方ないね……。以下がその時のスクリーンショット。

#Picasa
Linphone

QuteCom

QuteComは日本語対応。 着信があるとポップアップ。 LinPhoneも通知はありますが、ここまで洗練されてない印象。

いやぁ、本当に素晴らしい。何と言っても、月額基本料がゼロ円というのが素晴らしい:-P SIPクライアントがイマイチこなれてないのが難点ですが、この画期的なサービスによって、利用者が増えてくれば、日本語対応含めて、いろいろと改善されてくるかもしれませんね。

正直、まだまだ解らない事だらけなので、偉そうな事は書けませんが、「FUSION IP-Phone SMART」は画期的なサービスになる可能性が十分にあると思いました。少なくとも、Linux上では、ほぼメンテナンス状態のSkypeよりも面白い存在である事は間違いないと思います:-P これからに期待します。

#追記
通話品質ですが、リカちゃん電話で一方的に聞いてみた感じだと、固定電話より、ちょっと悪いくらいですかね。短い間しかテストしていませんが、若干LinPhoneの方がクリアに聞こえたような気がします。コーデックの設定や、インターネット回線の状況に左右されるとは思うのですけど。そのうち、またテストしてみたいと思います。

#外部リンク
スマートフォンの通話料をトコトン安くする | FUSION IP-Phone SMART βサービス
http://www.fusioncom.co.jp/kojin/smart/

月額基本料0円のスマートフォン向けIP電話サービス FUSION IP-Phone SMART 開始、050番号を提供・SIP互換 - Engadget Japanese
http://japanese.engadget.com/2012/05/18/0-ip-fusion-ip-phone-smart-050/

#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: 050 plus 良さそう
http://blog.minawa.net/2011/07/050-plus.html

2012/05/09

ちょっと実験

思うところあって、YouTubeに動画をアップロードしてみました。内容的にちょっと危険ですが……。上手く出来てるかな?

#YouTube
Ubuntuでファミコン動画 - YouTube
http://youtu.be/FWzhMSfYMR4

Electronic Artsの発表って、コレ? と、おまけ情報

この前まで寒いと思っていたら、もう暑いくらいの陽気。一昔前の日本ってこんな感じだったのかなぁなんて思っちゃいますね:-(

ところで、先週書いたElectronic ArtsのUbuntu参入の話題ですが、もしかしたらコレの事なのかもしれません。某フォーラムみてたら、USC(Ubuntu Software Center)にEAのブラウザゲームが来てるって書いてあったんです。もしかしたら、前からあったのかもしれませんが、日付順でみると多分、今日辺りに配信されたものだと思います。

現在、確認できるゲームは「Command and Conquer Alliances」と「Lord of Ultima」の2つ。どちらもドイツの「EA Phenomic」製らしいです。今流行りの「Free-to-Play」タイプのゲームみたいですね。以前の情報でも、カジュアルゲームでの参入になるのでは? と噂されていたので、情報通りなんですけど、もしコレだけだったら、少し残念なのは確かですね:-(

まぁ、重要なのはElectronic Artsほどの大手が、ブラウザーゲームとはいえ「公式」にUbuntuもサポートしてくれるっていう点でしょうね。今までもブラウザーゲームだったら「非公式」で遊べるモノは結構ありましたけど。Flashゲームなんかも結構行けますが、弾かれる事も多々ありますからね。特に日本のゲームサイトなんかは:-( そういった悪しき慣例が、緩やかながら緩和されるだけでも大きな一歩でしょうし。詳しい事は公式の発表まで待たないといけませんけどね。

ちなみに、カーマック先生率いるiD Softwareも、ウェブブラウザーで遊べるゲームを数年前に発表しています。その名も「QUAKE LIVE」。ぶっちゃけ、Quake3です:-) 最近、カーマック先生がツイッターで、RAGEのLinux版出さないかと訊かれた時に、「出す予定は無いよ。Wineで動くし」ってツイートしてたんですが、ついでに「せっかくQUAKE LIVEもLinuxに対応してるのに、Linuxユーザーが全然遊んでくれないし。Linux版の方がMac版より出来良いのに」って、嘆いてました。正直、元々のLinuxユーザーの人口が遥かに少ないので、どうしようもないとは思うのですけどね……。それに、QUAKE LIVEはブラウザーゲームといっても、プラグイン方式なので、対応ブラウザーが限られるみたい? ですし……。

#Tweet






あぁ、それとブラウザーゲームと全然関係無いのですが情報によると「Serious Sam 3」もLinux対応が進んでいるとか:-) 信ぴょう性がどのくらいあるのかは判りませんが、開発者を招いて行われた某セッションで、SteamのLinux対応について訊いた人がいたそうです。その際、Croteam(Serious Samの開発元)で、既にLinuxクライアントを開発していて、社内で遊んでいるらしいです。といっても製品として開発していた訳ではなく、社内のLinuxユーザーが遊びで開発していたモノらしいです。

ただ、本当にSteamがLinuxに対応した場合、かなり早い段階でSerious Sam 3もLinux対応版を出せるのではないかと……。じゃあ今すぐ出してもいいじゃないと思いますが、DRMのような海賊版対策が不十分なLinuxでは対応の動機付けが弱すぎるという判断なようです。ただしValveがSteamworks導入で、その辺りを保証してくれるのなら話は別という考え方なようです。ユーザーからしたら、DRMフリーの方が有難いのですが、売る方からしたら、そこまでお人好しにはなれないっていうのも、十分理解できますからね。残念な事ではありますけど:-(

しつこいようですが、信ぴょう性のある話ではなく、単なる噂話なので話半分程度だと考えて下さい。前半のElectronic Artsは、多分本当だと思いますけど。

#Picasa


#YouTube
Lord of Ultima Video Walkthrough #1 - YouTube
http://youtu.be/Ep8i5BqCLiU



Open Beta - Command & Conquer: Tiberium Alliances Trailer - YouTube
http://youtu.be/WFLTDU5FPC4



Quake Live | Lost control 2 | by 23 Productions - YouTube
http://youtu.be/07rZ2BdcPaY



#外部リンク
Online Games - EA
http://www.ea.com/online

Lord of Ultima - EA Games
http://www.ea.com/lord-of-ultima

Command & Conquer Tiberium Alliances - EA
http://www.ea.com/tiberium-alliances

4Gamer.net ― ついにEAもブラウザゲームに参入。ウルティマの世界観をベースにしたブラウザ型オンラインストラテジー「Lord of Ultima」のサービスが本日スタート
http://www.4gamer.net/games/108/G010890/20100421008/

4Gamer.net ― Free-to-Play型MMORTS「Command & Conquer: Tiberium Alliances」のオープンβテストがスタート
http://www.4gamer.net/games/144/G014495/20120316023/

QUAKE LIVE Home
http://www.quakelive.com/#!home

Steam:Serious Sam 3: BFE
http://store.steampowered.com/app/41070

#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: Electronic ArtsもUbuntuに参戦?
http://blog.minawa.net/2012/05/electronic-artsubuntu.html

2012/05/04

格好良いCM

最近、めっきりテレビを見ることが無くなってしまったのですが、その原因の一つにCMが多すぎるというのがあります:-( 私も大人なので、スポンサーの重要性というのは理解出来ますが、限度というものがありますからねぇ。せめて、「何度も見たい!」って思わせてくれるようなCMだったら良いんですけど。

テレビCMという訳ではないんですが、最近の話題で"カリフォルニアの小学生が宇宙戦艦ヤマトを宇宙(のすぐ近く)に送る"というのがありました。タイトルだけだと意味不明ですが、要は"カリフォルニアのWonderland小学校の小学生たちが気象観測用気球にカーボン・ファイバーのフレームと6台のGoPro HD HERO2カメラを取り付けて空に飛ばした。"という話題です。

とても小学生が行う内容では無いですが、私的には"6台のGoPro HD HERO2カメラ"というのが気になったのです。GoProって初めて聞いた名前なのですが、ググってみると新興のアウトドア向けデジカメメーカー? みたいですね。この記事で紹介されている動画も、GoProのカメラで撮影されたものですが、公式ウェブサイトで公開されているGoProのプロモーションビデオがコレです。ちなみに映像全てがGoPro HD HERO2で撮影したモノらしいです。

#YouTube
The HD HERO2: 2x as Powerful in Every Way - YouTube
http://youtu.be/GUEZCxBcM78



一言、格好いい! 典型的なパソオタな私でも、「GoProのカメラ買いたいかも……」って思わされてしまいましたよ。こういうのが本来のCMなんでしょうね。まぁテレビで流せる尺ではないですけど。余談ですが、各所に出てくるレッドブルもカッコイイですね。特に"RED BULL -紅牛-"って書いてあるヘルメットとか:-)

この前も書きましたが、重度なFSS信者であった私としては、こういう英語に漢字の組み合わせってのに弱いんですよ:-( 日本人だと"紅牛"よりも"赤牛"の方が意味合いとしてはしっくりくるんですが、紅牛っていうのも何かカッコイイですね。

日本のCMもこんな風にカッコイイやつあるかなぁと思うのですが、最近のはちょっと思いつきませんね。個人的にカッコイイいいなって思う日本のCMはジョニーウォーカー黒ラベルなんですよね。だいぶ古いですけど。多分、覚えている人も多いと思いますけど。こんな大人になりたかった……。

ジョニーウォーカー黒ラベル - YouTube
http://youtu.be/WNBwJAaekkA



あと"ジム・ビーム"っていうお酒のコマーシャルも印象に残ってるんですけどね。"魂で生きている"っていうフレーズのヤツ。探しても見つからないなぁ。なんとなくですが、お酒のコマーシャルっていうのは私の琴線に触れる作品が多いみたいです:-) 本人は下戸なんですけどね:-(

お酒繋がりで、もう一つ。残念ながら、日本のコマーシャルではないですけど。とにかくカッコイイ。一度でいいから、こんなセリフ言ってみたいものですねぇ……。ギター好きなら誰だかわかるかな:-)

COOL! Coors Commercial (かっこいいアメリカのCM) - YouTube
http://youtu.be/n_A2nL6mAWk



#外部リンク
カリフォルニアの小学生が宇宙戦艦ヤマトを宇宙(のすぐ近く)に送る―3Dビデオも撮影
http://jp.techcrunch.com/archives/20120420kids-send-3d-gopro-cameras-into-space-get-back-stunning-footage/

GoPro 公式ウエブサイト。世界一多才なカメラ
http://jp.gopro.com/

2012/05/03

Electronic ArtsもUbuntuに参戦?

先日のSteamクライアント騒動がさめるまもなく、また新たな噂が聞こえてきました。今度はゲーム業界のもう一つの雄「Electronic Arts」がUbuntuに進出してくる可能性が……。なんでも、来週開催される"Ubuntu Developer Summit(UDS)"にEAが出席し、短いプレゼンテーションを行うらしいです。日程は5/7。

以前も書きましたが、EAもSteamのような独自のゲーム配信プラットフォーム「Origin」を持っており、そのクライアントにはクロスプラットフォームなGUIツールキットである「Qt」が使われています。ですので、技術的にはOriginクライアント単体のLinux対応は、不可能では無いと思われます。まぁSteamにも言える事ですが、配信用クライアントがクロスプラットフォームでも、肝心の配信されるゲームがクロスプラットフォームに対応していなければ、ほとんど意味が無いのですけど。その点、Steamの場合はValve自身が開発している「Source Engine」も同時にクロスプラットフォーム化される可能性が高い分、我々Linuxユーザーとしても有難いですけどね。

フォーラム等を見ると、EAがLinuxに参入した場合でも「バトルフィールド3」といった大作ゲームではなく、いわゆる「カジュアルゲー」と言われる軽めのゲーム配信が主流になるのではないかという考え方が多いみたいですね。その点、残念ですが、カジュアルゲーだけでも、Linuxで遊べるようになってくれるのは、素直に嬉しい事ですね:-) 定着していけば、バトルフィールドのような大作も数年後には遊べるようになったりして……。これからの動向が気になるところです。

#追記
Phoronixの中の人の話だと、Originそのものの移植はありそうにないとの事。何故かというと、EAから供給されるゲームはUbuntu独自の"Ubuntu Software Center"で販売されるから? まぁあくまでEAからゲームが供給されればですが:-(

正直、Ubuntu Software Centerは使い勝手も悪いし、Desuraのように、他プラットフォームとアカウント共有が出来ないので、有料ゲームを購入したいとは思わないんですよね:-( DesuraならWindowsでも使えますし。Steamもおそらくそうなるでしょうし。

Phoronixの中の人の話だと、Linuxへの取り組みはValveの方が熱心との事なので、Steamクライアントの移植だけではないのかも……。となると、やはり"Steam Box"なのかな:-) どうなるんでしょうねぇ。

#外部リンク
Electronic Arts Attending Ubuntu Developer Summit
http://www.omgubuntu.co.uk/2012/05/electronic-arts-attending-ubuntu-developer-summit/

#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: EA(Electronic Arts)のデジタルゲーム配信サービス「Origin」
http://blog.minawa.net/2011/06/eaelectronic-artsorigin.html

2012/04/29

Steam Box の謎 その6

Steam Boxの謎を(勝手に)追うシリーズ第六弾。今日はズバリOS含むソフトウェアについて:-) まぁ例の「ウェアラブルコンピュータ」の話が出た後だと、Steam Boxが伝統的な据え置き機なのかすら正直わかりませんけども:-( ここは据え置き機を前提に考えてみたいと思います。

以前も書きましたが「既存のスタンダードなPCタイトルが動作する」という一文が最大の謎なんですよね。これを考えると基本はWindows系、だいぶ頑張ってWindows Embeddedって事になると思うのですが、私的には今回のSteam Box騒動は、Valveにとっての「ノアの箱舟」的な意味合いがあると思っているので、最もコアな部分であるOS部分を他社(MSやApple)に握らせる事は無いのではないかと思うんですよね。

FSS(えっ?)で喩えると、マジェスティック・スタンド勃発時のクバルカン法国なんですよね……。つまり、近い将来、母星であるカラミティ星(Windows)がもう少しで爆発(Windows/XBOXの統一ゲームプラットフォーム)で流浪の民になるクバルカン(Steam)が、今のうちに未開拓なボォス星(Linux)に移住する為の橋頭堡を確保するのが狙いではないかと(えっ?)……。なんで書いちゃったのかわかりませんが、書いちゃったのでそのままにしておきます:-(

Appleとの共闘というのも、ゼロとは言い切れないかも知れませんが、私的には上記と同じ理由で無いと思いますけど。まぁ最終的にWindows系OSを採用するにしろ、こういった代替プランをぶらつかせるだけでも、MSにプレッシャーを与える事になりますからね。多少安く仕入れられるかも知れませんし:-)

と言うことで、私の妄想の中ではSteam BoxはLinuxベースという前提で考えていきたいと思います。一口にLinuxといっても、最近はいろいろとありますからね。例えば「Android」。スマートフォンのように、基本的には素のAndroidでその上にSteamプラットフォームを移植するというやり方。これはSonyが「PlayStation Suite」でやろうとしている事に近いかも。他にはAndroidを独自に改造して独自のプラットフォームを確立する方法。これはAmazonがKindle Fireでやろうとしている事に近いですかね。

個人的にはAmazonのやり方は結構良いと思います。Amazonくらい体力がある企業ならばですけど。ただし、このやり方は既にWindowsベースのコンテンツを多く抱えるSteamでは難しいでしょうね。Amazonのように電子書籍や音楽、動画ファイルを取り扱うのに比べると、SteamのWindowsベースのゲーム資産は、現状のAndroidベースのプラットフォームでは、互換性が皆無でしょうし。まぁ通常のLinuxベースでも、100%の互換性は無理ですけど。

と言うことでAndroid系は無いと思います。また、他のモバイル系OS(WebOSやTizen)も成熟度の問題等で無理ではないかと。となると、既存のデスクトップOSベースかChrome OS(Chromium OS)、あるいは完全にフルスクラッチなOS? Valveほどの大企業なら、フルスクラッチなOSも可能だとは思いますが、Steam Boxとは別にLinux版Steamクライアントも噂されている事からも、基本的には既存のディストリビューションベースというのが無難な考え方だと思います。

現状の噂からすると、Linux版クライアントの対象ディストリビューションは「Ubuntu」だと言われています。なので個人的にはUbuntuベースになるのでは無いかと……。ちなみに、対象環境はUbuntu + NVIDIA/AMDのプロプライエタリドライバーという事になっているようです。

Chrome OSというのも、個人的にはアリだとは思うのですが、Androidと同様に、あまりにも既存のSteamコンテンツと違いがありすぎて、現実味は薄いかなと。世間ではChrome OSはだいぶ評価が低い感じですが、私の印象ではそうでもないんですよね。確かにまだまだな部分が多いのは事実なのですが、Googleもかなり手を入れてきてますからね。しかも、根本的な部分にも。

例えば、Chrome OSのGallium3D対応とか。基本的にChrome OSはIntelベースなんですが、Intel自身はGallium3Dに今すぐ対応するつもりがなかったらしいのですが、Googleは自らがIntelのチップセットのGallium3D対応を進めたりしてますし。その為にNouveau開発者をスカウトして、対応作業に応らせたりしているようですし。

他にも、Coreboot対応も独自に進めているようですし。こちらもIntel自身はCorebootに積極的ではないので、Google自らが対応するという力の入れっぷり。ちなみにCorebootはAMDのAPUにはデフォルトで対応済みなようです:-) 少ないものの、実際の製品にも採用されているようですし。

Chrome OSベースという線も薄いとなると、やはりUbuntuベースで行くのではないかと。ここで登場するのが以前も登場した「Ubuntu Core」。名前からも判る通り、基本的にはUbuntuのコア技術(LinuxカーネルやAPT、Upstart、PulseAudeio等)を流用しつつ、上モノであるアプリケーション部分は独自なモノで構築出来るという代物です。従来の組み込みという考え方からしたら、かなり緩いですが、「Windows Embedded」的な意味では、だいぶ近いかなぁなんて、素人ながら考えています。これなら、本家UbuntuでのSteamクライアントとの整合性も取りやすいでしょうし。

運良く? Ubuntu CoreもLTSでリリースされる(た)時期ですし、ベースとして使うには今がチャンスな気がします。ここから先のUbuntuは、「Wayland」導入という大転換期に突入してしまいますしね。まぁ正直言って、Linuxクライアントが今年中に出たからといって、LinuxベースのSteam Boxが実際に出るまでは何年も先、下手したらR&Dレベルで終了してしまうかもしれませんけども。

実際に商品化されないとしても、先程も書いたように最低限、Windowsへの「あて馬」になってくれさえすれば、Vavleとしてはやる意義があると思いますしね。少し古い話ですが、かつて「OLPC」が搭載OSをLinuxにすると発表した際に、あのスティーブ・ジョブズ氏がMac OS Xを無料で提供すると即座に申し出た事があったそうです。また、AMDが似たコンセプトの「50x15」プロジェクトを立ち上げた際も、搭載OSはLinuxが予定されていたのですが、今度はマイクロソフトが即座にWindowsベースのOSの提供を申し込んだという話があります。

OLPCは基本理念が教育である事から、OSもまた自由であるべきという考えに基づき、ジョブズ氏の申し出を断ったのですが、AMDの50x15の方はWindowsベースのOSが採用されてしまいました。この差が学者と企業の考え方の違いみたいで、個人的には面白いエピソードだなぁと思ったり:-) 残念ながら、両者ともに成功とは言いづらい状況ではありますけどね。ただOLPCのおかげで、その後のネットブック旋風が起こり、コンピューターのコモディティ化が更に加速したのは事実だと思います。その流れの果てに「Raspberry Pi」もある訳ですし。

はてさて、このSteam Box狂想曲の結末は如何に:-) 乞うご期待!

#Picasa

#YouTube
Googleが独自に対応したChromebookでのCoreboot 確かに速い!
Samsung Chromebook Prototype Coreboot Demo Shows Off Instant On - YouTube
http://youtu.be/RypqMqtTPs8



#Amazon
リブート読みたい……。ちなみに一番好きなMHは破裂の人形です:-) あとヴァイ・オ・ラ(クルマルス) FSSには厨二の全てが詰まっている!


#外部リンク
Ubuntu Core | Canonical
http://www.canonical.com/engineering-services/ubuntu-core

coreboot
http://www.coreboot.org/Welcome_to_coreboot

coreboot developer blogs
http://blogs.coreboot.org/

[Phoronix] Google Does Sandy/Ivy Bridge In Coreboot For Chrome OS
http://www.phoronix.com/scan.php?page=news_item&px=MTA4Mjg

[Phoronix] Google's Into Intel Gallium3D For Chromium OS?
http://www.phoronix.com/scan.php?page=news_item&px=OTU5NA

An Update on coreboot | Business Blog
http://blogs.amd.com/work/2011/05/05/an-update-on-coreboot/

coreboot developer blogs | Coreboot in shipping products
http://blogs.coreboot.org/blog/2011/09/12/coreboot-in-shipping-products/

AMD、185ドル"Personal Internet Communicator" - 世界の50%にネット接続を | パソコン | マイナビニュース
http://news.mynavi.jp/news/2004/10/29/004.html

coreboot - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/Coreboot

OLPC XO-1 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/OLPC_XO-1

50x15 (AMD) - Wikipedia, the free encyclopedia
http://en.wikipedia.org/wiki/50x15_%28AMD%29

#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: Geode LX
http://blog.minawa.net/2005/09/geode-lx.html

BLOG.MINAWA.NET: 100ドルノートパソコンの製造元決定
http://blog.minawa.net/2005/12/100.html

BLOG.MINAWA.NET: 結局Geodeってどうなるの
http://blog.minawa.net/2006/09/geode.html

BLOG.MINAWA.NET: AMDのPICがハックされた
http://blog.minawa.net/2006/09/amdpic.html

BLOG.MINAWA.NET: 最近のGP2Xニュース
http://blog.minawa.net/2006/11/gp2x.html

BLOG.MINAWA.NET: LinuxBIOS
http://blog.minawa.net/2007/03/linuxbios.html

BLOG.MINAWA.NET: LinuxBIOS with X11 server
http://blog.minawa.net/2007/03/linuxbios-with-x11-server.html

BLOG.MINAWA.NET: Ubuntu Mobile and Embedded Edition
http://blog.minawa.net/2007/05/ubuntu-mobile-and-embedded-edition.html

BLOG.MINAWA.NET: SteamとFusion APUの可能性
http://blog.minawa.net/2011/05/steamfusion-apu.html

BLOG.MINAWA.NET: Raspberry Piメモ
http://blog.minawa.net/2011/09/raspberry-pi_07.html

BLOG.MINAWA.NET: Steam Box の謎
http://blog.minawa.net/2012/03/steam-box.html

2012/04/26

本家Ubuntuの日本語表示問題 Ubuntu 12.04編

とうとう出ましたね:-) って、本当はSteamのLinuxクライアントについて書こうと思ってたんですが、運悪く? Ubuntu 12.04 「Precise Pangolin」もリリースされちゃったんですよね。取り敢えず、DLだけしとこうと思ったんですが、気付いたらVirtualBoxにインストールしてました……。仕方ないね……。

で、お風呂入ってから、ちょっと弄ってたんですが、どうも気になるのです。そう、「フォント」が……。いや、今までに比べたらだいぶマシな状態で出荷されているんですけど、なーんか違和感が……。ちょっと調べてみたら、どうも文字と文字との行間が開き過ぎてるんですよ。多分。

で、自分で10.10の時に書いたブログを見なおしてたんですが、「/etc/fonts/conf.d/69-language-selector-ja-jp.conf」が無くて「/etc/fonts/conf.avail/69-language-selector-ja-jp.conf」がある事を確認。適当に中身を見てみたんですが、特に問題は無さそう。で、次の作業。コレがビンゴ! 具体的には「sudo fontconfig-voodoo -s ja_JP」このコマンドを端末から入力するだけで、行間の問題はクリア出来たみたいです:-)

ちなみに前回行った「ttf-unfonts-core」をアンインストールするは今のところ行なっていません。対象だったYoutubeのレイアウトが変更されてますし、他に気になるウェブサイトも今のところないですからね。てか、まだ30分も弄ってないのですけど。多分ですが、今回は、コレだけで十分な気がします。

最後に、「sudo fontconfig-voodoo -s ja_JP」を行う前と行った後のスクリーンショットを貼り付けておきます。誰かの参考になれば幸いです。さぁ皆さんもPangolinと遊びましょう! LTSですから、末永く可愛がってあげましょうね。Ubuntu楽しいですよ:-)

#Picasa
12.04 デフォルト状態 どうも行間がおかしい

12.04 「sudo fontconfig-voodoo -s ja_JP」実行後 スッキリ?

#外部リンク
Ubuntu
http://www.ubuntu.com/

#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: 本家Ubuntuの日本語表示問題 Ubuntu 11.10編
http://blog.minawa.net/2011/10/ubuntu-ubuntu-1110.html

BLOG.MINAWA.NET: Ubuntu本家版と日本語 Remix CD版との違い?
http://blog.minawa.net/2011/10/ubuntu-remix-cd.html

BLOG.MINAWA.NET: Ubuntu 12.04 Beta 1 を試す
http://blog.minawa.net/2012/03/ubuntu-1204-beta-1.html

2012/04/22

Linux版Steamのその後

ご無沙汰しております。相変わらずダラダラと過ごしているのですが、ブログっていうのは一度書く気が失せると、なかなかヤル気が出てこないものなんです:-(

さて、タイトルにも書きましたが今日の話題もLinux版Steamについてです。この前までの情報(妄想)では、ValveがLinuxやOpenGL等の開発者を募集し始めるというのと、Linux版Steamではネイティブな実装よりも「Wine」のような互換API的なラッパーを使用するのではないかと書きました。それとSteamプラットフォームに統合された「RAZER HYDRA」というモーションコントローラー? の話。後はAppleが独自のゲームコントローラー的なモノを開発しているのではないかとも。まぁこれは完全な余談でしたけど。

あれから暫く経ちましたが、Valveから独自のハードウェアに関する発表がありましたね。その内容は、私が妄想していたx86(AMDのAPU)を使った専用ハードどころの話じゃなくて、何と「ウェアラブルコンピュータ」的な全く新しいゲームガジェット? の研究開発に着手する為の人材を募集中というものでした。正直、話がデカすぎて肩透かしを食らった感じがしますが、Valveが何らかの専用ハードを模索しているのは確かなようです。

別の話として、Appleの現CEOであるTim Cook氏自らが、Valve本社へ出向いて話し合いをしたという情報がまことしやかに囁かれたりもしていました。噂の内容は共同で何らかのゲーム(ハードウェア、プラットフォーム等)関連の開発を行うのではないかというものでした。まぁこちらはすぐさまValveが否定しましたけど。私もこの話は胡散臭いなとは思いましたが、つい先日の両者の動き(Valveの独自ハードウェアとAppleの独自コントローラー?)をみると、幾分、真実味を帯びるのは確かですね:-(

そんな感じの一週間だったのですが、ここ数日でまた面白い話が出てきました。まずはSteamクライアントのアップデート。いくつかある更新内容の中に、見逃せない一文が書いてありました。
- Added initial support for the Community Overlay in Mac games hosted by Wine. Currently validated with The Witcher
詳しく調べていませんが、Steamの公式アナウンスに「Wine」の名前が出てきたのは、これが初めてではないでしょうか? まぁSteamプラットフォームにWineを統合するといった大きな話ではないですけど。以前の情報と一部合致(ネイティブではなく、Wine経由でのサポート)する内容かも。

まぁ、上の話はあくまで「Mac」に対する内容なんですけど、もう一つの情報は違います。先日収録されたGabe Newell氏のインタビューの中で、Gabe氏自らがSteamのLinuxについて言及しているのです! 実際に語られたのは10秒足らずですが、確かに「Linux対応中」と……。まぁ上記の「ウェアラブルコンピュータ」も対応中といえば対応中な訳で、実際どのレベルで「対応中」なのかは語られてはいないようですが、Linuxについて何らかの検討が行われているのは確かなようです。何せ、Valveの一番偉い人が語っている訳ですからね:-)

一応、Phoronixの中の人が、来週半ばにValveの本社に乗り込んで情報を引き出すつもりらしいので、何かしら進展があるかもしれません。来週はUbuntu 12.04のリリースも控えていますし、Linuxユーザー兼ゲーマーな人には面白い一週間になるかも知れませんね:-)

#追記
そうだ。SteamのWineネタで、もう1つ書くつもりだったんだ。すっかり忘れてた。歳のせいか忘れっぽくなってきたなぁ……。まぁいいや、実はWine上でSteamを動かすと、「Wineで動かしてます」ってSteam側で認識されてるんですよね。システム情報にしっかりとWineの項目が追加されて、ご丁寧にバージョンまで書かれちゃいますし。

面白い話があって、Steamでは無いのですが、以前BlizzardのWardenというチート防止ソフトがWineをチートツールと誤検出して、Wine経由のユーザーがBlizzardのサーバーから締め出されてしまった事があったそうです。暫く経つと、また遊べるようになったそうですけど。

つまり、Blizzard側もWine経由のユーザーが存在しているのを認識して、しかも、追い出すことをしないでいてくれているって事なんですよね。だからといって、公式に認めている訳ではないですけど。言い換えるとBlizzardもSteamも、Wine経由のユーザーをどうするかは、判断次第って事なんですよね。これがプラットフォームビジネスの怖いところです。

例えばGOG.comのようなDRMフリーで、売り切りなサービスな場合、購入したゲームをどの環境で遊ぼうが(倫理的にはともかく)問題は無いわけです。だから、FalloutをGOGで買って、それをUbuntu上でWineを使って遊べる訳です。勿論、技術的にWindows以外で動かせるかどうかは、また別ですけど。

同様にSteamをWineで動かして、なおかつSteam上でFalloutを遊ぶ事も可能ですが、もしもSteam側がWineでの起動をNGと判断した場合、将来的には締め出される可能性が無いとはいいきれないですからね。WineのバージョンまでValveに把握されてる訳ですから。勿論、Wine側で細工して、巧妙に隠蔽すれば可能かもしれませんが、あまりにも不毛ですし:-(

そう考えると、やはりGOG.comのようなDRMフリーで売り切り型、ウェブサービスはあくまでオンラインストレージのみ、というやり方が一番なのかも知れませんね。

#Picasa

#外部リンク
ゲーム大手 Valve 、ウェアラブルコンピュータの研究開発に着手。求人中。 - Engadget Japanese
http://japanese.engadget.com/2012/04/15/valve/

Valve: How I Got Here, What It’s Like, and What I’m Doing | Valve
http://blogs.valvesoftware.com/abrash/valve-how-i-got-here-what-its-like-and-what-im-doing-2/

Appleの現CEOがValve本社を訪問、新たな共同戦略を展開?―海外報道 - Game*Spark
http://gs.inside-games.jp/news/329/32941.html

ニュース - Steam client update released
http://store.steampowered.com/news/7785/

インタビューの10:45から10秒間くらい
Episode 001 – The Tangy Zip of Gaben (April-16-2012)
http://www.sevendaycooldown.com/site/episode001/

#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: Steam Box の謎 その2
http://blog.minawa.net/2012/03/steam-box-2.html

2012/04/12

PHS+3G Wi-Fiルーター端末「PORTUS」

まだ全然調べてないので詳細は判りませんが、ウィルコムから面白そうな端末出ましたね:-) タイトルにある通り、PHSと3G Wi-Fiルーター(ULTRA SPEED)を一体化した端末みたいですね。ルーターといっても、基本的にはオーソドックスなPHS端末といった感じでしょうか。

ULTRA SPEEDって全然知らないのですが、普通に090/080のMNPに対応してるのでしょうかね? もし対応してたら、この端末一つでPHS(070)との擬似的なMNP出来ないかなぁなんて:-) 数年前に妄想してたネタなんですけどね。つまり外部的には090/080番号待ち受け可能で、内部(ウィルコム側)で090/080から070への転送してくれないかなぁと……。最近、ITX網が完成したらしいし、何とか出来ないでしょうかね?

あー、まだ全然脳内で練れてないなぁ。まぁいいや、その内また妄想するかもしれません。てか、ウィルコムのウェブサイト、重くて全然見れないなぁ:-(

#追記
本当は090/080のナンバーポータビリティーだけじゃなくて、固定電話の番号をウィルコムが収容してくれると良いんですけどねぇ。固定電話の番号に電話があると、即座に070番号に転送してくれるオンラインサービス。

#外部リンク
WILLCOM|「PORTUS<WX02S>」の発売について 〜1台で「ULTRA SPEED」と「だれとでも定額」が利用可能なデュアル端末を発売〜
http://www.willcom-inc.com/ja/corporate/press/2012/04/12/

ウィルコム、Wi-FiルーターとPHSが1つになった「PORTUS」 - ケータイ Watch
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20120412_524192.html

ウィルコム「PORTUS」レビュー - ケータイ Watch
http://k-tai.impress.co.jp/docs/review/20120412_525403.html

全ITX化が完了、着信転送時番号通知は6日から | WILLCOM NEWS ウィルコム関連ニュース情報サイト
http://blog.willcomnews.com/?eid=997676

#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: 新規参入組みとウィルコム
http://blog.minawa.net/2005/11/blog-post_11.html

BLOG.MINAWA.NET: 新規参入組みとウィルコム #02
http://blog.minawa.net/2005/11/02.html

BLOG.MINAWA.NET: 新規参入組みとウィルコム #03
http://blog.minawa.net/2005/11/03.html

BLOG.MINAWA.NET: モバイルWiMAX
http://blog.minawa.net/2006/01/wimax.html

BLOG.MINAWA.NET: どうするイー・モバイル
http://blog.minawa.net/2006/03/blog-post_07.html