いや、違いますけどね。以前からアナウンスされてた「Big Picture Mode」っていう、リビングルームにあるTV画面でSteamする為の新UIですが、コレ完全に据え置き機意識してますよね……。
ちょっと時間ないんで、取り敢えずビデオ貼って寝ますけど。いやぁ明日のゲーム系サイトの記事読むの楽しみだなぁ:-P
#YouTube
Steam's Big Picture - YouTube
http://youtu.be/EFrL6-OhN94
#外部リンク
Valve Is Bringing Steam To Your TV Today. Watch Out, Consoles.
http://kotaku.com/5941793/valve-is-bringing-steam-to-your-tv-today-watch-out-consoles
2012/09/11
2012/09/07
SFLPhone 1.2.0 リリース
数カ月前に発表された050番号を無料で持てるSIPアカウントサービス「FUSION IP-Phone SMART」の話題で、Ubuntuで使えるSIPクライアントとして紹介した「SFLPhone」のバージョンが「1.2.0」に上がりました。
実はこの前ブログに書いた後に、自分なりに気になる部分があり、SFLPhoneの翻訳を「Launchpad」上で進めていたのですが、今回の1.2.0で私の翻訳部分が無事取り入れられたみたいです:-P
といっても、既に8割方は日本語化されていたので、細かい調整くらいしかしていませんけどね。専門用語はそのまま手付かずですし:-( まぁ意味的には以前の訳より、多少自然な日本語になったのではないかと思っています。ちなみに1.2.0以降に更に手直ししましたので、上手く行けば1.3.0にも修正部分が取り入れられると思います。
その「SFLPhone」ですが、どうやらKDEの正式なソフトウェアとして採用されたようです。素晴らしい。このSFLPhoneは基本的にGUIツールキットを選ばない仕様になっているらしいので、KDE向け、GNOME向け、更にはCUIのみといったクライアントが複数存在しているようです。
他にも、このバージョンからARM環境への移植も正式に始まったようで、それに合わせて柔軟な機能選択が可能になったようです。もしかしたらですが、Raspberry Piのような非力なARM機器でも、簡易的なSIP端末として仕上げる事も可能になるかもしれませんね:-P
まぁ今なら古いAndroid電話機やパナソニックのハードウェアSIP電話機のようなものがあるので、そんなに需要がある訳でもないでしょうが、コーデックの拡張や多機能との連携等が比較的自由に出来るLinuxボックスで動かせるようになるというのは面白いかもしれません。何と言っても安いですし。まぁRPiの場合、音声入力部分が無いので、USBやBluetooth経由になると思いますが……。
コーデック部分ですが、先日のFirefox 15 で期待の「Opus」のネイティブなデコードが可能になりましたね。本当に素晴らしい。これで基本的にはSkypeと同等のVoIPコーデックがオープンソースソフトウェアに使用可能になったという事ですし。当然、SFLPhoneにも使用可能になる予定です。それも近い内に。
また、Opusと並んで期待している「Codec2」ですが、こちらにも動きがあるようです。どうやら、Codec2にVoIP向けの4kbpsバージョンを追加する予定みたいですね。
基本的にCodec2は、デジタルなアマチュア無線向けのコーデックなのですが、VoIPにも使いたいという声が多く、実際Asteriskや、いくつかのSIPクライアントで使用出来るようになってきているようです。
ただ現状のSIPの仕様では、いくらコーデックが4kbpsで使用出来るといっても、その他のオーバーヘッドが必ず追加されるので、あまりコーデック自体のビットレートは関係無いみたいなんですよね。そりゃ、低いに越した事はないのでしょうが……。
とはいっても、4kbpsというのは、プロプライエタリな低ビットレートなコーデックの代表格である「G.729」の8kbpsと比べても半分のビットレートで済む計算なので、かなり優位性はあると思います。
現状のCodec2は更に低い2.4kbpsですが、その分、音質は犠牲に成らざるを得ないですからね。4kbpsまで緩めれば、音質はその分余裕が出てくるでしょうし。まぁあくまで素人の意見ですけど。
ちなみに、この4kbps版Codec2の開発ですが、どうやら匿名の某企業からの支援を受けての開発なようです。一体どこなのかは明らかにされていませんが、なかなか粋な計らいですね:-P
最後にまたSFLPhoneの話題ですが、Opusの対応と並んで、上記でも名前が出た「G.729」の対応も視野に入れているそうです。とはいっても、自由なコーデックであるOpusやCodec2と違い、G.729はプロプライエタリなコーデックなので、実装出来るからといって、気軽に誰でも無料で使えるという訳でもないでしょうけど……。続報を待ちたいと思います。
#Picasa
以前はこんな感じでちょっと表示がおかしかった

直しときました:-P


#追記
そうだ。肝心のUbuntuでの1.2.0の追加方法を書くの忘れてました:-( といっても、SFLPhoneのウェブサイトに書いて有りますけどね。
あと、ARM版への移植と併せてか、Andoroid版の開発も進んでいるようです。Androidにはデフォルト(ストック?)なSIPクライアントもありますし、他にもいくつか有料、無料のSIPクライアントがありますが、どれも決定打が無い印象なので、もしかしたらSFLPhoneベースのSIPクライアントが主流になる可能性もあるかもしれませんね:-P 選択肢は多いに越したことはないですし。
それと見て判る通り、携帯番号の後ろに"@fkr2.fusioncom.co.jp"といったドメインが追加されてしまいます。このままだと折り返しかける事が出来ません。また"fkr"の後ろも1や2といった番号が複数あるので、アドレス帳に登録する際に非常に面倒くさい事になりかねません。ソフトウェアによっては出たり出なかったりするようですが、常用するには何かしらソフトウェア側で対処しないといけないかもしれませんね……。
#外部リンク
Stable version 1.2.0 released | SFLphone - SIP/IAX2 softphone and VoIP client for GNU Linux
http://sflphone.org/news/stable-version-120-released
Stable release | SFLphone - SIP/IAX2 softphone and VoIP client for GNU Linux
http://sflphone.org/download/stable-release
SFLPhone KDE client joins KDE family | KDE.news
http://dot.kde.org/2012/08/21/sflphone-kde-client-joins-kde-family
SFLphone - Story or Feature #13273: Integrate opus codec - Savoir-faire Linux
https://projects.savoirfairelinux.com/issues/13273
SFLphone - Story or Feature #14301: G729 support - Savoir-faire Linux
https://projects.savoirfairelinux.com/issues/14301
Codec 2 wins the ARRL Technical Innovation Award « Rowetel
http://www.rowetel.com/blog/?p=2647
#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: FUSION IP-Phone SMARTを試す その2
http://blog.minawa.net/2012/05/fusion-ip-phone-smart-2.html
BLOG.MINAWA.NET: OpusとCodec2
http://blog.minawa.net/2012/06/opuscodec2.html
BLOG.MINAWA.NET: Opusの活躍は案外早いかも?
http://blog.minawa.net/2012/06/opus.html
実はこの前ブログに書いた後に、自分なりに気になる部分があり、SFLPhoneの翻訳を「Launchpad」上で進めていたのですが、今回の1.2.0で私の翻訳部分が無事取り入れられたみたいです:-P
といっても、既に8割方は日本語化されていたので、細かい調整くらいしかしていませんけどね。専門用語はそのまま手付かずですし:-( まぁ意味的には以前の訳より、多少自然な日本語になったのではないかと思っています。ちなみに1.2.0以降に更に手直ししましたので、上手く行けば1.3.0にも修正部分が取り入れられると思います。
その「SFLPhone」ですが、どうやらKDEの正式なソフトウェアとして採用されたようです。素晴らしい。このSFLPhoneは基本的にGUIツールキットを選ばない仕様になっているらしいので、KDE向け、GNOME向け、更にはCUIのみといったクライアントが複数存在しているようです。
他にも、このバージョンからARM環境への移植も正式に始まったようで、それに合わせて柔軟な機能選択が可能になったようです。もしかしたらですが、Raspberry Piのような非力なARM機器でも、簡易的なSIP端末として仕上げる事も可能になるかもしれませんね:-P
まぁ今なら古いAndroid電話機やパナソニックのハードウェアSIP電話機のようなものがあるので、そんなに需要がある訳でもないでしょうが、コーデックの拡張や多機能との連携等が比較的自由に出来るLinuxボックスで動かせるようになるというのは面白いかもしれません。何と言っても安いですし。まぁRPiの場合、音声入力部分が無いので、USBやBluetooth経由になると思いますが……。
コーデック部分ですが、先日のFirefox 15 で期待の「Opus」のネイティブなデコードが可能になりましたね。本当に素晴らしい。これで基本的にはSkypeと同等のVoIPコーデックがオープンソースソフトウェアに使用可能になったという事ですし。当然、SFLPhoneにも使用可能になる予定です。それも近い内に。
また、Opusと並んで期待している「Codec2」ですが、こちらにも動きがあるようです。どうやら、Codec2にVoIP向けの4kbpsバージョンを追加する予定みたいですね。
基本的にCodec2は、デジタルなアマチュア無線向けのコーデックなのですが、VoIPにも使いたいという声が多く、実際Asteriskや、いくつかのSIPクライアントで使用出来るようになってきているようです。
ただ現状のSIPの仕様では、いくらコーデックが4kbpsで使用出来るといっても、その他のオーバーヘッドが必ず追加されるので、あまりコーデック自体のビットレートは関係無いみたいなんですよね。そりゃ、低いに越した事はないのでしょうが……。
とはいっても、4kbpsというのは、プロプライエタリな低ビットレートなコーデックの代表格である「G.729」の8kbpsと比べても半分のビットレートで済む計算なので、かなり優位性はあると思います。
現状のCodec2は更に低い2.4kbpsですが、その分、音質は犠牲に成らざるを得ないですからね。4kbpsまで緩めれば、音質はその分余裕が出てくるでしょうし。まぁあくまで素人の意見ですけど。
ちなみに、この4kbps版Codec2の開発ですが、どうやら匿名の某企業からの支援を受けての開発なようです。一体どこなのかは明らかにされていませんが、なかなか粋な計らいですね:-P
最後にまたSFLPhoneの話題ですが、Opusの対応と並んで、上記でも名前が出た「G.729」の対応も視野に入れているそうです。とはいっても、自由なコーデックであるOpusやCodec2と違い、G.729はプロプライエタリなコーデックなので、実装出来るからといって、気軽に誰でも無料で使えるという訳でもないでしょうけど……。続報を待ちたいと思います。
#Picasa
以前はこんな感じでちょっと表示がおかしかった

直しときました:-P


#追記
そうだ。肝心のUbuntuでの1.2.0の追加方法を書くの忘れてました:-( といっても、SFLPhoneのウェブサイトに書いて有りますけどね。
sudo add-apt-repository ppa:savoirfairelinuxこれだけです。ちなみにGNOME版クライアントは、アドレス帳がevolutionのモノらしいので、正直使い勝手が悪そうです。って、使ってないので判りませんけど。
sudo apt-get update
sudo apt-get install sflphone-client-gnome
あと、ARM版への移植と併せてか、Andoroid版の開発も進んでいるようです。Androidにはデフォルト(ストック?)なSIPクライアントもありますし、他にもいくつか有料、無料のSIPクライアントがありますが、どれも決定打が無い印象なので、もしかしたらSFLPhoneベースのSIPクライアントが主流になる可能性もあるかもしれませんね:-P 選択肢は多いに越したことはないですし。
それと見て判る通り、携帯番号の後ろに"@fkr2.fusioncom.co.jp"といったドメインが追加されてしまいます。このままだと折り返しかける事が出来ません。また"fkr"の後ろも1や2といった番号が複数あるので、アドレス帳に登録する際に非常に面倒くさい事になりかねません。ソフトウェアによっては出たり出なかったりするようですが、常用するには何かしらソフトウェア側で対処しないといけないかもしれませんね……。
#外部リンク
Stable version 1.2.0 released | SFLphone - SIP/IAX2 softphone and VoIP client for GNU Linux
http://sflphone.org/news/stable-version-120-released
Stable release | SFLphone - SIP/IAX2 softphone and VoIP client for GNU Linux
http://sflphone.org/download/stable-release
SFLPhone KDE client joins KDE family | KDE.news
http://dot.kde.org/2012/08/21/sflphone-kde-client-joins-kde-family
SFLphone - Story or Feature #13273: Integrate opus codec - Savoir-faire Linux
https://projects.savoirfairelinux.com/issues/13273
SFLphone - Story or Feature #14301: G729 support - Savoir-faire Linux
https://projects.savoirfairelinux.com/issues/14301
Codec 2 wins the ARRL Technical Innovation Award « Rowetel
http://www.rowetel.com/blog/?p=2647
#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: FUSION IP-Phone SMARTを試す その2
http://blog.minawa.net/2012/05/fusion-ip-phone-smart-2.html
BLOG.MINAWA.NET: OpusとCodec2
http://blog.minawa.net/2012/06/opuscodec2.html
BLOG.MINAWA.NET: Opusの活躍は案外早いかも?
http://blog.minawa.net/2012/06/opus.html
2012/08/31
CodeWeavers CrossOver 無料キャンペーン?
CodeWeaversが開発しているWINEベースのWindows互換レイヤ「CrossOver」がアメリカの大統領選挙? を記念したキャンペーンを行なっているそうです。本当はアメリカ国籍限定っぽいですが、一応外国人も参加出来るらしい……。
10万人分の署名(というかメールアドレスと記名)が集まったら、24時間限定でCrossOver MacあるいはLinuxのいずれか一つ(12ヶ月分の使用権)を無料でプレゼントしてくれるらしい?
ちなみに既にCrossOverを購入している人や以前登録していて今は期限が切れている人でも、最新版の使用権12ヶ月分を新たに追加してくれるそうです。多分……。
日本からだと多少後ろめたいですが、欲しい人が居たら参加してみるのも悪くはないですね……。詳細は未確認なので本当かどうかは各自で判断して下さい。
#YouTube
CodeWeavers Announces "Flock The Vote" - YouTube
http://youtu.be/Hme34hka_wg
#外部リンク
Run Windows on Mac and Linux, easily and affordably
http://www.codeweavers.com/
Press Releases - CODEWEAVERS TO MAKE CROSSOVER SOFTWARE FREE IF 100,000 PLEDGE TO VOTE IN PRESIDENTIAL ELECTION Announcing CodeWeavers’ “Return of the Quack: Flock the Vote!” CEO reluctantly revives “Lame-Duck – like” giveaway; readies company for potential collapse and books 1-month silent retreat at undisclosed Wisconsin winery/meditation compound - CodeWeavers
http://www.codeweavers.com/about/general/press/20120829/
Flock the Vote - CodeWeavers
http://www.codeweavers.com/flockthevote/
10万人分の署名(というかメールアドレスと記名)が集まったら、24時間限定でCrossOver MacあるいはLinuxのいずれか一つ(12ヶ月分の使用権)を無料でプレゼントしてくれるらしい?
ちなみに既にCrossOverを購入している人や以前登録していて今は期限が切れている人でも、最新版の使用権12ヶ月分を新たに追加してくれるそうです。多分……。
日本からだと多少後ろめたいですが、欲しい人が居たら参加してみるのも悪くはないですね……。詳細は未確認なので本当かどうかは各自で判断して下さい。
#YouTube
CodeWeavers Announces "Flock The Vote" - YouTube
http://youtu.be/Hme34hka_wg
#外部リンク
Run Windows on Mac and Linux, easily and affordably
http://www.codeweavers.com/
Press Releases - CODEWEAVERS TO MAKE CROSSOVER SOFTWARE FREE IF 100,000 PLEDGE TO VOTE IN PRESIDENTIAL ELECTION Announcing CodeWeavers’ “Return of the Quack: Flock the Vote!” CEO reluctantly revives “Lame-Duck – like” giveaway; readies company for potential collapse and books 1-month silent retreat at undisclosed Wisconsin winery/meditation compound - CodeWeavers
http://www.codeweavers.com/about/general/press/20120829/
Flock the Vote - CodeWeavers
http://www.codeweavers.com/flockthevote/
2012/08/26
Raspberry Pi が MPEG-2 と VC-1 のハードウェアデコードに対応
とうとうRaspberry Piがハードウェア(OpenMax)経由のMPEG-2とVC-1のデコードに対応したみたいです。といっても、それぞれのコーデックはライセンスが必要なので有料ですけど:-(
ちなみにMPEG-2が2.40英ポンド(約300円)、VC-1が1.20英ポンド(約150円)個別に掛かるようです。以前のブログでMPEG-2のデコードにRaspberry Piのコストの約10%が掛かると書きましたが、だいたいあってるみたいですね。
1個につき約300円というのは人によって高いかどうかの判断は分かれると思いますが、Raspberry Piのように安価な製品だと万人が許容できるレベルでは無いでしょうし:-( もともと教育用のマシンですからね。
とはいえ、300円の支出でMPEG-2の再生が可能になるというのは選択肢が広がるという意味で喜ばしい事だと思います。DVDを見るには外付けのDVD-ROMか独自にISO化した上でCSS暗号を解除しなければならないので、そう簡単ではないですが、CSS暗号の解除はソフトウェアで十分可能(法律は別として)だと思うので、そのうち何とかなるかもしれませんね。個人的にはHandbrake等でMP4あるいはMKV化した方が遥かに取り扱いが楽だとは思いますけど……。後は地デジ等のTSがデコード出来るかですが、正直どうなんですかね。
VC-1の方ですが、よく解りませんがドスケベなビデオとかですか? DRMフリーが大前提になるでしょうけど。まぁ再生出来ないよりは出来た方がいいですしね。
他にもH.264のハードウェア・エンコードやCEC(HDMIのリモコン?)の話も出ていますが、まだ詳しくみていないのでよく判っていません。そのうち詳細が明かされると思いますので、楽しみに待ちたいと思います:-P
#YouTube
libCEC support for the Raspberry Pi - YouTube
http://youtu.be/XPyOyJsnB1o
#外部リンク
New video features! MPEG-2 and VC-1 decode, H.264 encode, CEC support | Raspberry Pi
http://www.raspberrypi.org/archives/1839
Raspberry Pi lands MPEG-2 and VC-1 decoding through personal licenses, H.264 encoding and CEC tag along -- Engadget
http://www.engadget.com/2012/08/26/raspberry-pi-mpeg-2-vc-1-licenses-cec-h264/
Raspberry Pi Store
http://www.raspberrypi.com/
#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: Raspberry Piの新しい動画
http://blog.minawa.net/2011/09/raspberry-pi_09.html
BLOG.MINAWA.NET: MPEGがロイヤリティフリーのビデオコーデックを計画中?
http://blog.minawa.net/2011/02/mpeg.html
BLOG.MINAWA.NET: Raspberry PiとXBMC
http://blog.minawa.net/2012/02/raspberry-pixbmc.html
BLOG.MINAWA.NET: 久々にOgg Theora の話題
http://blog.minawa.net/2012/08/ogg-theora.html
ちなみにMPEG-2が2.40英ポンド(約300円)、VC-1が1.20英ポンド(約150円)個別に掛かるようです。以前のブログでMPEG-2のデコードにRaspberry Piのコストの約10%が掛かると書きましたが、だいたいあってるみたいですね。
1個につき約300円というのは人によって高いかどうかの判断は分かれると思いますが、Raspberry Piのように安価な製品だと万人が許容できるレベルでは無いでしょうし:-( もともと教育用のマシンですからね。
とはいえ、300円の支出でMPEG-2の再生が可能になるというのは選択肢が広がるという意味で喜ばしい事だと思います。DVDを見るには外付けのDVD-ROMか独自にISO化した上でCSS暗号を解除しなければならないので、そう簡単ではないですが、CSS暗号の解除はソフトウェアで十分可能(法律は別として)だと思うので、そのうち何とかなるかもしれませんね。個人的にはHandbrake等でMP4あるいはMKV化した方が遥かに取り扱いが楽だとは思いますけど……。後は地デジ等のTSがデコード出来るかですが、正直どうなんですかね。
VC-1の方ですが、よく解りませんが
他にもH.264のハードウェア・エンコードやCEC(HDMIのリモコン?)の話も出ていますが、まだ詳しくみていないのでよく判っていません。そのうち詳細が明かされると思いますので、楽しみに待ちたいと思います:-P
#YouTube
libCEC support for the Raspberry Pi - YouTube
http://youtu.be/XPyOyJsnB1o
#外部リンク
New video features! MPEG-2 and VC-1 decode, H.264 encode, CEC support | Raspberry Pi
http://www.raspberrypi.org/archives/1839
Raspberry Pi lands MPEG-2 and VC-1 decoding through personal licenses, H.264 encoding and CEC tag along -- Engadget
http://www.engadget.com/2012/08/26/raspberry-pi-mpeg-2-vc-1-licenses-cec-h264/
Raspberry Pi Store
http://www.raspberrypi.com/
#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: Raspberry Piの新しい動画
http://blog.minawa.net/2011/09/raspberry-pi_09.html
BLOG.MINAWA.NET: MPEGがロイヤリティフリーのビデオコーデックを計画中?
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http://blog.minawa.net/2012/02/raspberry-pixbmc.html
BLOG.MINAWA.NET: 久々にOgg Theora の話題
http://blog.minawa.net/2012/08/ogg-theora.html
2012/08/24
OpenPandora の "Product 3"
最近またOpenPandoraの事が気になってきて、ちょくちょくフォーラムを覗いているのですが、気になるニュースが書いてあったのでメモ。
1,2ヶ月前にCraig氏が何か企てているというのを書いたのですが、その内容が明らかになりました。仮称「Product 3」というアイテムですが、どうやら"iControlPad"の進化系なようです。昨日フォーラムに投下されたスクリーンショットがコレです。
#Picasa

見て判る通り、コントローラーと(簡易)キーボードが一体となったようなデザインですね。何となくPandoraのコントローラー兼キーボードのレイアウトと似ていますが、それもそのはず、このレイアウトが現在企画中の「Pandora2」のベースレイアウトとなる(予定)らしいです。
まだ詳細は語られていませんが、この"Product 3"は、iControlPadのような単体コントローラーのみで、実際に使用するにはAndroidのようなスマートフォンやタブレットが必要らしいです。ちょっとデザインが野暮ったいので、どのような形でスマートフォン等と組み合わせるのか想像が付きませんが、多分Bluetoothで接続する形になるのでしょうね。
うろ覚えですが、Craig氏は今話題の"Kickstarter"を利用したいそうです。この"Product 3"か"Pandora2"からなのかは微妙ですけど。
ちなみに"Kickstarter"は米国に籍を置く企業以外は問題があるそう? なのですが、どうやら今年中にCraig氏が住む英国でも同様なサービスを展開する予定らしく、それがスタートしたらOpenPandoraも参加する予定らしいです。確か11月? だったかな? 今時間が無いので後で調べてみます。
気になるお値段ですが、現行のiCPよりも若干高めらしいです。正直、iCP自体も今となっては高い気がしますけど。個人的には50ドルくらいが限界かなぁと思います。
それと"Pandora2"ですが、Craig氏の発言によると、かなり高性能なSoCを使用するらしい? お値段も高くて、およそ"700ドル"! くらいになるらしい? 少数(1000台?)の愛好家のみが対象になるとかなんとか。申し訳ないですが、ちょっといい加減な情報で、全然違っているかもしれませんが……。
この話は、また続きを書くつもりです。今日は時間が無いので取り敢えずここまで。おやすみなさい。
#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: 超久々にOpenPandoraの話題
http://blog.minawa.net/2012/06/openpandora.html
1,2ヶ月前にCraig氏が何か企てているというのを書いたのですが、その内容が明らかになりました。仮称「Product 3」というアイテムですが、どうやら"iControlPad"の進化系なようです。昨日フォーラムに投下されたスクリーンショットがコレです。
#Picasa

見て判る通り、コントローラーと(簡易)キーボードが一体となったようなデザインですね。何となくPandoraのコントローラー兼キーボードのレイアウトと似ていますが、それもそのはず、このレイアウトが現在企画中の「Pandora2」のベースレイアウトとなる(予定)らしいです。
まだ詳細は語られていませんが、この"Product 3"は、iControlPadのような単体コントローラーのみで、実際に使用するにはAndroidのようなスマートフォンやタブレットが必要らしいです。ちょっとデザインが野暮ったいので、どのような形でスマートフォン等と組み合わせるのか想像が付きませんが、多分Bluetoothで接続する形になるのでしょうね。
うろ覚えですが、Craig氏は今話題の"Kickstarter"を利用したいそうです。この"Product 3"か"Pandora2"からなのかは微妙ですけど。
ちなみに"Kickstarter"は米国に籍を置く企業以外は問題があるそう? なのですが、どうやら今年中にCraig氏が住む英国でも同様なサービスを展開する予定らしく、それがスタートしたらOpenPandoraも参加する予定らしいです。確か11月? だったかな? 今時間が無いので後で調べてみます。
気になるお値段ですが、現行のiCPよりも若干高めらしいです。正直、iCP自体も今となっては高い気がしますけど。個人的には50ドルくらいが限界かなぁと思います。
それと"Pandora2"ですが、Craig氏の発言によると、かなり高性能なSoCを使用するらしい? お値段も高くて、およそ"700ドル"! くらいになるらしい? 少数(1000台?)の愛好家のみが対象になるとかなんとか。申し訳ないですが、ちょっといい加減な情報で、全然違っているかもしれませんが……。
この話は、また続きを書くつもりです。今日は時間が無いので取り敢えずここまで。おやすみなさい。
#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: 超久々にOpenPandoraの話題
http://blog.minawa.net/2012/06/openpandora.html
2012/08/17
Ubuntu 12.10 からUnity 2D が削除される
とうとう開発中のUbuntu 12.10 からUnity 2D が削除されたそうです。これから先のUbuntuではUnity3Dに一本化され、UnityのベースとなっているCompizを動作させられない環境向けには、OpenGLのソフトウェア実装である「LLVMpipe」を使用する事で対処するようです。
一個人の意見としてですが、正直Unity3Dはまだまだ完成には程遠い気がしています。Unity3Dがというより、Compizがでしょうか。いや、普通に使う分にはそれ程不自由は無いのですが、例えば3DゲームやWineを使ってゲームをしたりすると、どうも安定動作が難しい気がするんですよね。
実際に私の経験だと、Wineを使用して「信長の野望 烈風伝」をプレイすると100%ウィンドウ装飾? が抜け落ちちゃいますし。Unity2Dだと特に問題はありません。最近はUnity2Dばかり使っているので、うろ覚えですがWineを使う場合、他のゲームやソフトウェアでも同様だった気がします。
他にもHumble Bundleで購入した「LIMBO」をプレイする場合も、音楽が流れなかったり、著しく描画のパフォーマンスが低下する等の症状が確認されていますし。このLIMBOはLinuxネイティブな移植ではなくて、WineをベースにしたCodeWeaversの商用ソフトウェア「CrossOver」を使用しているのが特徴ですし。
うろ覚えですが、現行のUbuntu 12.04より以前のバージョンでは特に問題が無かった気がするので、Ubuntuのバージョンか、NVIDIAのプロプライエタリドライバーの相性等が問題なのかもしれません。
ただ、以前も書きましたがCompiz兼Unity3Dの開発チームのメンバーが、これからのUnity3D&Compizの使用はNVIDIAとAMDのプロプライエタリドライバーでは非推奨にしていくとブログで語っているので、かなり不安ではあるのですよね……。まぁ彼の言い分も判らなくはないのですけど。
正直言って、UnityはUbuntu専用みたいなモノだし、Unityで使われているGUIツールキットである「NUX」の多言語対応も不安ではあるのですよね。だったらUnity2Dで使われているGUIツールキット「Qt」の方が、あらゆる意味でNUXよりも優れている気がしますし。Canonicalとしても、独自のウリが欲しいだろうし、自分たちでコントロール出来る環境を作りたいのは理解出来るのですけどね……。まぁあくまで素人の意見ですが:-(
#Picasa
こんな感じでウィンドウの装飾が欠落しちゃうんですよね。

ログ見ても全然判らない:-(

正常な場合は、こんな感じです。

#追記
Wineの開発版バージョンが「1.5.12」に上がっていたので試してみましたが、上で書いた烈風伝のバグ? はUnity3Dで使用しても起こらなくなってました:-P 有難い。
残念ながら、LIMBOの方は内包しているWine(というかCrossover?)のバージョンが上がっていないので改善していませんけど。そのうちバージョンが上がるのかもしれません。ちゃんとパッケージをメンテナンスしてくれていればですが:-(
と思ったけど、いざ烈風伝をプレイすると、激しくグラフィックがバグる場合があるなぁ。というか、マウスの入力を受け付けなくなってしまった。一度アンインストールしないと駄目かもしれないなぁ。
やはり開発版を常用するのは無理があるかも:-( 安定版である「1.4」系で上記のバグが修正されれば、そちらを使うのですけどね……。上手く行かないものだ。
#外部リンク
[Phoronix] Ubuntu 12.10 Drops Unity 2D Desktop
http://www.phoronix.com/scan.php?page=news_item&px=MTE2MTQ
On the future of Graphics Drivers | be careful, he might break your display
http://smspillaz.wordpress.com/2012/06/08/on-the-future-of-graphics-drivers/
llvmpipe
http://www.mesa3d.org/llvmpipe.html
#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: Wineで烈風伝
http://blog.minawa.net/2012/02/wine_27.html
BLOG.MINAWA.NET: Wineで烈風伝 その2
http://blog.minawa.net/2012/03/wine-2.html
BLOG.MINAWA.NET: The Humble Indie Bundle V 開催中
http://blog.minawa.net/2012/06/humble-indie-bundle-v.html
BLOG.MINAWA.NET: リーナス氏がNVIDIAに宣戦布告?
http://blog.minawa.net/2012/06/nvidia.html
一個人の意見としてですが、正直Unity3Dはまだまだ完成には程遠い気がしています。Unity3Dがというより、Compizがでしょうか。いや、普通に使う分にはそれ程不自由は無いのですが、例えば3DゲームやWineを使ってゲームをしたりすると、どうも安定動作が難しい気がするんですよね。
実際に私の経験だと、Wineを使用して「信長の野望 烈風伝」をプレイすると100%ウィンドウ装飾? が抜け落ちちゃいますし。Unity2Dだと特に問題はありません。最近はUnity2Dばかり使っているので、うろ覚えですがWineを使う場合、他のゲームやソフトウェアでも同様だった気がします。
他にもHumble Bundleで購入した「LIMBO」をプレイする場合も、音楽が流れなかったり、著しく描画のパフォーマンスが低下する等の症状が確認されていますし。このLIMBOはLinuxネイティブな移植ではなくて、WineをベースにしたCodeWeaversの商用ソフトウェア「CrossOver」を使用しているのが特徴ですし。
うろ覚えですが、現行のUbuntu 12.04より以前のバージョンでは特に問題が無かった気がするので、Ubuntuのバージョンか、NVIDIAのプロプライエタリドライバーの相性等が問題なのかもしれません。
ただ、以前も書きましたがCompiz兼Unity3Dの開発チームのメンバーが、これからのUnity3D&Compizの使用はNVIDIAとAMDのプロプライエタリドライバーでは非推奨にしていくとブログで語っているので、かなり不安ではあるのですよね……。まぁ彼の言い分も判らなくはないのですけど。
正直言って、UnityはUbuntu専用みたいなモノだし、Unityで使われているGUIツールキットである「NUX」の多言語対応も不安ではあるのですよね。だったらUnity2Dで使われているGUIツールキット「Qt」の方が、あらゆる意味でNUXよりも優れている気がしますし。Canonicalとしても、独自のウリが欲しいだろうし、自分たちでコントロール出来る環境を作りたいのは理解出来るのですけどね……。まぁあくまで素人の意見ですが:-(
#Picasa
こんな感じでウィンドウの装飾が欠落しちゃうんですよね。

ログ見ても全然判らない:-(

正常な場合は、こんな感じです。

#追記
Wineの開発版バージョンが「1.5.12」に上がっていたので試してみましたが、上で書いた烈風伝のバグ? はUnity3Dで使用しても起こらなくなってました:-P 有難い。
残念ながら、LIMBOの方は内包しているWine(というかCrossover?)のバージョンが上がっていないので改善していませんけど。そのうちバージョンが上がるのかもしれません。ちゃんとパッケージをメンテナンスしてくれていればですが:-(
と思ったけど、いざ烈風伝をプレイすると、激しくグラフィックがバグる場合があるなぁ。というか、マウスの入力を受け付けなくなってしまった。一度アンインストールしないと駄目かもしれないなぁ。
やはり開発版を常用するのは無理があるかも:-( 安定版である「1.4」系で上記のバグが修正されれば、そちらを使うのですけどね……。上手く行かないものだ。
#外部リンク
[Phoronix] Ubuntu 12.10 Drops Unity 2D Desktop
http://www.phoronix.com/scan.php?page=news_item&px=MTE2MTQ
On the future of Graphics Drivers | be careful, he might break your display
http://smspillaz.wordpress.com/2012/06/08/on-the-future-of-graphics-drivers/
llvmpipe
http://www.mesa3d.org/llvmpipe.html
#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: Wineで烈風伝
http://blog.minawa.net/2012/02/wine_27.html
BLOG.MINAWA.NET: Wineで烈風伝 その2
http://blog.minawa.net/2012/03/wine-2.html
BLOG.MINAWA.NET: The Humble Indie Bundle V 開催中
http://blog.minawa.net/2012/06/humble-indie-bundle-v.html
BLOG.MINAWA.NET: リーナス氏がNVIDIAに宣戦布告?
http://blog.minawa.net/2012/06/nvidia.html
2012/08/16
gameplay By RIM
最近、だいぶゲームネタに偏っている気がしますが、今日もゲームネタです:-P 今日紹介するのは「gameplay」というクロスプラットフォームなゲームエンジンです。勿論オープンソース。まぁこれだけなら、それ程珍しくもないのですが、このゲームエンジンをリリースしたのが某企業なんですよ。
タイトルに書いちゃってますが「Research In Motion Limited」通称「RIM」。一般的な日本人には、あまり馴染みがない名前ですが、このRIMというのは、あのオバマ大統領も愛用しているスマートフォン「BlackBerry」の開発元なんですね。
そのRIMが何故? と思いましたが、最近はAndroidやiPhoneに押されてあまりパッとしていない事が影響しているのかもしれません。つい最近、BlackBerryのOSを「QNX」ベースに変更したらしいですが、OS変更による(一時的な)対応ソフトの出遅れをオープンソースなゲームエンジンで穴埋めしたいというのもあるのかも知れません。このgameplayの対応OSは以下のようになっているようです。
そういった対応ソフト(今回はゲーム)の少なさを解消する為に、プラットフォーム開発元自らがクロスプラットフォームなゲームエンジンを提供して、少しでも開発者を自陣へ引き入れたいって事なのかもしれません。あくまで素人の意見ですけど:-(
まぁWindowsやMac、あるいはAndroidやiPhoneのユーザーからしたら、特に有難い訳でもないでしょうが、クロスプラットフォームなゲームエンジンが少ないLinuxユーザーからしたら、結構美味しい話ではありますね:-P 折しも、ValveのSteamのLinux進出が確定した現在では選択肢は多いに越したことはありませんから。
ちなみにgameplayの特徴は以下のようになっているようです。
まだプロジェクト自体が始まったばかりなので、具体的なデモはお披露目されていない? みたいですが、Linux対応が整う次バージョンくらいからは、具体的なプロジェクトが進行してくるかもしれませんね。楽しみに待ちたいと思います:-P
#追記
今回のゲームエンジンとは、ちょっと違いますがGoogleもクロスプラットフォームなゲームライブラリー? をリリースしてるんですよね。以前紹介したんですが、あんまり日本だと話題になっていない気が……。もうちょっと盛り上がっても良い気がするんですけどね。
#YouTube
BlackBerry 10 Sneak Peek from the BlackBerry World 2012 Keynote - YouTube
http://youtu.be/JEPYYo0-gfc
PlayNって言うGoogle開発のクロスプラットフォームライブラリー?
Introducing PlayN - YouTube
http://youtu.be/VtwUyu7UzcM
#外部リンク
gameplay - free 3D game engine
http://www.gameplay3d.org/
blackberry/GamePlay · GitHub
https://github.com/blackberry/GamePlay
Research In Motion - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/Research_In_Motion
BlackBerry - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/BlackBerry
QNX - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/QNX
BlackBerry 10 - Wikipedia, the free encyclopedia
http://en.wikipedia.org/wiki/BlackBerry_10
Announcing gameplay v1.4 «BlackBerry Developer Blog
http://devblog.blackberry.com/2012/08/announcing-gameplay-v1-4/
Introducing gameplay v1.2 for 3D Indie Game Developers «BlackBerry Developer Blog
http://devblog.blackberry.com/2012/04/introducing-gameplay-v1-2-for-3d-indie-game-developers/
まさかのOgg Vorbis押し:-P
Hello OggVorbis «BlackBerry Developer Blog
http://devblog.blackberry.com/2012/08/hello-oggvorbis/
PlayN — Google Developers
https://developers.google.com/playn/
playn - Cross platform game library for N≥4 platforms - Google Project Hosting
http://code.google.com/p/playn/
#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: WebとGameとGoogleと……ときどき、Linux
http://blog.minawa.net/2012/02/webgamegooglelinux.html
タイトルに書いちゃってますが「Research In Motion Limited」通称「RIM」。一般的な日本人には、あまり馴染みがない名前ですが、このRIMというのは、あのオバマ大統領も愛用しているスマートフォン「BlackBerry」の開発元なんですね。
そのRIMが何故? と思いましたが、最近はAndroidやiPhoneに押されてあまりパッとしていない事が影響しているのかもしれません。つい最近、BlackBerryのOSを「QNX」ベースに変更したらしいですが、OS変更による(一時的な)対応ソフトの出遅れをオープンソースなゲームエンジンで穴埋めしたいというのもあるのかも知れません。このgameplayの対応OSは以下のようになっているようです。
Supported Platformsこれらに加えて、次バージョンからは「Linux」にも対応予定らしいです:-P 正直言って、普通のゲームエンジンなら、辛うじてLinuxはあっても、BlackBerry対応っていうのは、ちょっと考えられないですからね。ちなみにこの「BlackBerry 10」というのがQNXベースの新OSらしいです。
BlackBerry 10 and PlayBook 2.0
Apple iOS 5.1 for iPhone and iPad
Google Android 2.3+
Microsoft Windows 7
Apple Mac OS X
そういった対応ソフト(今回はゲーム)の少なさを解消する為に、プラットフォーム開発元自らがクロスプラットフォームなゲームエンジンを提供して、少しでも開発者を自陣へ引き入れたいって事なのかもしれません。あくまで素人の意見ですけど:-(
まぁWindowsやMac、あるいはAndroidやiPhoneのユーザーからしたら、特に有難い訳でもないでしょうが、クロスプラットフォームなゲームエンジンが少ないLinuxユーザーからしたら、結構美味しい話ではありますね:-P 折しも、ValveのSteamのLinux進出が確定した現在では選択肢は多いに越したことはありませんから。
ちなみにgameplayの特徴は以下のようになっているようです。
Features先日の東方クローンゲーム「Taisei Project」にも通ずる感じな無難な構成ですね。OpenGLに物理演算エンジン「Bullet」、オーディオコーデックに「Ogg Vorbis」といったクロスプラットフォームではお馴染みのライブラリを揃えてきてますね。
Full-featured OpenGL 3.2+ (desktop) and OpenGL ES 2.0 (mobile) based rendering system
Shader-based material system with built-in common shader library
Node-based scene graph system with support for lights, cameras, models, particle emitters, and physics collision objects
Declarative scene bindings (materials) and node attachments (particle emitters, physics collision objects, 3D audio sources)
Declarative particle system
Easy-to-use text and sprite rendering
Physics system (using Bullet physics)
character physics
rigid body dynamics
constraints
ghost objects
Declarative UI system with support for themeable 2D and 3D forms. Includes the following built-in core controls and layouts:
button
label
text box
slider
check box
radio button
absolute layout
vertical layout
flow layout
Fully extensible animation system with skeletal character animation support
Complete 3D audio system with OGG support
Full vector math library with 2D/3D math and 3D object culling support
Mouse, keyboard, touch and gamepad support
Lua script bindings and binding generator tool
AI state machine
まだプロジェクト自体が始まったばかりなので、具体的なデモはお披露目されていない? みたいですが、Linux対応が整う次バージョンくらいからは、具体的なプロジェクトが進行してくるかもしれませんね。楽しみに待ちたいと思います:-P
#追記
今回のゲームエンジンとは、ちょっと違いますがGoogleもクロスプラットフォームなゲームライブラリー? をリリースしてるんですよね。以前紹介したんですが、あんまり日本だと話題になっていない気が……。もうちょっと盛り上がっても良い気がするんですけどね。
#YouTube
BlackBerry 10 Sneak Peek from the BlackBerry World 2012 Keynote - YouTube
http://youtu.be/JEPYYo0-gfc
PlayNって言うGoogle開発のクロスプラットフォームライブラリー?
Introducing PlayN - YouTube
http://youtu.be/VtwUyu7UzcM
#外部リンク
gameplay - free 3D game engine
http://www.gameplay3d.org/
blackberry/GamePlay · GitHub
https://github.com/blackberry/GamePlay
Research In Motion - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/Research_In_Motion
BlackBerry - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/BlackBerry
QNX - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/QNX
BlackBerry 10 - Wikipedia, the free encyclopedia
http://en.wikipedia.org/wiki/BlackBerry_10
Announcing gameplay v1.4 «BlackBerry Developer Blog
http://devblog.blackberry.com/2012/08/announcing-gameplay-v1-4/
Introducing gameplay v1.2 for 3D Indie Game Developers «BlackBerry Developer Blog
http://devblog.blackberry.com/2012/04/introducing-gameplay-v1-2-for-3d-indie-game-developers/
まさかのOgg Vorbis押し:-P
Hello OggVorbis «BlackBerry Developer Blog
http://devblog.blackberry.com/2012/08/hello-oggvorbis/
PlayN — Google Developers
https://developers.google.com/playn/
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2012/08/14
Taisei Project
なんか面白そうなプロジェクト? を見つけたのでメモ。その名も「Taisei Project」。語感的に某弾幕シューティングっぽいなぁと思ったのですが、実はそのものズバリのクローンゲームなんですね:-P
ZUN氏の超有名弾幕シューティング「東方プロジェクト」のクローンゲームで「Taisei」っていうネーミングは「大西」って意味ですかね? 意味的には「Occident」らしいので、日本語だと「西洋、欧米」って感じでしょうか。あってるような、そうでもないような……。
ちなみに開発はオープンソースかつクロスプラットフォームなようです。具体的には以下のような感じらしいです。
残念ながら、最近のビデオは公開されていませんがYouTubeを検索したところ、約1年前のデモがありました。一応貼り付けておきます。見た所、十分遊べそうですね。
#YouTube
Taisei Project - first official demo video - YouTube
http://youtu.be/C4qwwGLjNPU
せっかくのクローンですから、コレを使って偽の東方ゲームを作ってニコニコ動画辺りでプレイ動画を公開して欲しいですね。関係無いですが、公式ウェブサイトの妖夢っぽいシルエットが気になりますね。妖夢好きなんでしょうか:-P
#追記
ビデオ見たら「大西」じゃなくて「泰西」ですね。しかも意味的には「泰東」の対義語で「《西の果ての意》西洋。または、西洋諸国」って事らしいです。恥ずかしぃ……。自分の方が世間知らずでした:-(
#外部リンク
Taisei Project
http://taisei-project.org/
laochailan/taisei · GitHub
https://github.com/laochailan/taisei
東方Project - Wikipedia
東方Project - Wikipedia
#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: Wineで東方
http://blog.minawa.net/2012/02/wine.html
ZUN氏の超有名弾幕シューティング「東方プロジェクト」のクローンゲームで「Taisei」っていうネーミングは
ちなみに開発はオープンソースかつクロスプラットフォームなようです。具体的には以下のような感じらしいです。
Dependencies:ある意味、理想的な感じですね。詳しくは調べていませんが、今迄でも東方プロジェクトのクローンゲームを制作している人は結構いますが、ここまでクロスプラットフォームを意識したクローンは無かったかもしれませんね。勿論オープンソースで:-P
- SDL, SDL_ttf
- libpng
- OpenGL
- OpenAL, ALUT
- CMake (build system)
残念ながら、最近のビデオは公開されていませんがYouTubeを検索したところ、約1年前のデモがありました。一応貼り付けておきます。見た所、十分遊べそうですね。
#YouTube
Taisei Project - first official demo video - YouTube
http://youtu.be/C4qwwGLjNPU
せっかくのクローンですから、コレを使って偽の東方ゲームを作ってニコニコ動画辺りでプレイ動画を公開して欲しいですね。関係無いですが、公式ウェブサイトの妖夢っぽいシルエットが気になりますね。妖夢好きなんでしょうか:-P
#追記
ビデオ見たら「大西」じゃなくて「泰西」ですね。しかも意味的には「泰東」の対義語で「《西の果ての意》西洋。または、西洋諸国」って事らしいです。恥ずかしぃ……。自分の方が世間知らずでした:-(
#外部リンク
Taisei Project
http://taisei-project.org/
laochailan/taisei · GitHub
https://github.com/laochailan/taisei
東方Project - Wikipedia
東方Project - Wikipedia
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2012/08/09
久々にOgg Theora の話題
先日、WebRTCのMTI(Mandatory To Implement)コーデックの話題で、ビデオコーデックはVP8かH.264かでまだ揉めていると書きましたが、ふと、もう一つのパテントフリーかつオープンソースなビデオコーデックである「Theora」の事が頭に浮かんできました。
バージョンアップ版とも言えるVP8がオープンソース化された時点で、Theoraの重要度はかなり下がっているのは事実なのですが、調べてみると意外と使われてるみたいですね:-P
信ぴょう性は定かではありませんが、XiphのWikiによると、あの「Diablo III」のカットシーンにTheoraが使われているらしいです。同じブリザードの「StarCraft II」にも使われているらしいです。H.264はそんなにライセンス料は高くないですがMP4として使う場合、音声部分のAACは結構ボッタクリ値段らしいですからね。まぁMP3でも良いんでしょうけど。
ライセンス以外にクロスプラットホームの柔軟さもTheora選択の理由かもしれませんね。残念ながらLinuxにはネイティブで対応していませんが、Macには対応しているようですし。Theoraじゃなくて、Ogg Vorbisだと更にいろいろなゲームに使われてますからね。例えばPC版の「Halo」とか。ちなみにOgg Speexも、Xbox Liveチャットに使われてたりしたようです:-P
ちなみに、ライセンス料ですがMPEG2も高いみたいです。Raspberry PiのGPUはOpenMax経由でMPEG2のハードウェアデコードも可能なのですが、ライセンス料が3-4ドルくらい掛かるらしいので、諦めたそうです。何せ売値が35ドルと25ドルですからね。MPEG2の再生だけで10%も持ってかれるのは堪らんでしょうし。これ以外にH.264も払わないといけない訳ですし。
もう一つの話題は「TheoraPlay」です。これは、あの「Ryan C. Gordon」氏が「Humble Indie Bundle 4」の「Shank」というゲームをクロスプラットホーム化した際の副産物で、Ogg Theoraのゲーム内での取り扱いを簡素化するモノらしいです。
このTheoraPlay誕生の経緯も書かれていましたが、結構面白かったです。このShankというゲームは「Scaleform」というミドルウェアを使用しているそうなのですが、移植する最中に「Scaleform Video」のビデオコーデックだけが、どうしてもWindows以外へ移植する事が出来なかったらしいのです。ちなみに、このコーデックは「CRI Movie 2」らしい?
仕方がないので、Scaleform Videoのコーデックを「Bink Video」でエンコードし直そうと思ったらしいのですが、その時に「Ogg Theora」の事を思い出し、試してみた所、性能的には十分であると判断して、Shankで使えるように作ったプログラムが「TheoraPlay」らしいです。お金も浮きますからね:-P ちなみに以下のような特性があるそうです。
あと、Theora自体の話はないのですが、「Synology」という新興のNASメーカーのウェブサイトで、Ogg Theoraが使用されていました。使用例は少ないですが、こういった企業のPRビデオにも使われていると思うと、なかなか楽しいですよね。ちなみにSynologyのNASは、結構オススメです。オープンソースソフトウェアを上手く使っている印象を受けますし。日本だと価格がちょっと高めなのが玉に瑕ですけど:-(
#YouTube
Diablo III Cinematic Teaser - YouTube
http://youtu.be/EgbUSsblCSQ
Shank - Gameplay Trailer PAX 2009 [HQ] - YouTube
http://youtu.be/-uQv6blO350
#外部リンク
Games that use Theora - XiphWiki
http://wiki.xiph.org/Games_that_use_Theora
Games that use Vorbis - XiphWiki
http://wiki.xiph.org/Games_that_use_Vorbis
TheoraPlay
http://icculus.org/theoraplay/
Dog days are over.
http://icculus.org/cgi-bin/finger/finger.pl?user=icculus&date=2012-01-02&time=03-11-15
ScummVM - Wikipedia
ScummVM - Wikipedia
Scaleform - Features - Video / IME | Autodesk Gameware
http://gameware.autodesk.com/scaleform/features/videoime
Bink Video!
http://www.radgametools.com/jp/bnkmain.htm
Synology Inc. ネットワーク接続ストレージ (NAS) - 新しいNASの使用感
http://www.synology.com/index.php?lang=jpn
自分専用のクラウドとして活用する - Synology Inc. ネットワーク接続ストレージ (NAS) - 新しいNASの使用感
http://www.synology.com/support/video_your_cloud.php?lang=jpn
#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: Theoraってどうなるの?
http://blog.minawa.net/2010/05/theora.html
バージョンアップ版とも言えるVP8がオープンソース化された時点で、Theoraの重要度はかなり下がっているのは事実なのですが、調べてみると意外と使われてるみたいですね:-P
信ぴょう性は定かではありませんが、XiphのWikiによると、あの「Diablo III」のカットシーンにTheoraが使われているらしいです。同じブリザードの「StarCraft II」にも使われているらしいです。H.264はそんなにライセンス料は高くないですがMP4として使う場合、音声部分のAACは結構ボッタクリ値段らしいですからね。まぁMP3でも良いんでしょうけど。
ライセンス以外にクロスプラットホームの柔軟さもTheora選択の理由かもしれませんね。残念ながらLinuxにはネイティブで対応していませんが、Macには対応しているようですし。Theoraじゃなくて、Ogg Vorbisだと更にいろいろなゲームに使われてますからね。例えばPC版の「Halo」とか。ちなみにOgg Speexも、Xbox Liveチャットに使われてたりしたようです:-P
ちなみに、ライセンス料ですがMPEG2も高いみたいです。Raspberry PiのGPUはOpenMax経由でMPEG2のハードウェアデコードも可能なのですが、ライセンス料が3-4ドルくらい掛かるらしいので、諦めたそうです。何せ売値が35ドルと25ドルですからね。MPEG2の再生だけで10%も持ってかれるのは堪らんでしょうし。これ以外にH.264も払わないといけない訳ですし。
もう一つの話題は「TheoraPlay」です。これは、あの「Ryan C. Gordon」氏が「Humble Indie Bundle 4」の「Shank」というゲームをクロスプラットホーム化した際の副産物で、Ogg Theoraのゲーム内での取り扱いを簡素化するモノらしいです。
このTheoraPlay誕生の経緯も書かれていましたが、結構面白かったです。このShankというゲームは「Scaleform」というミドルウェアを使用しているそうなのですが、移植する最中に「Scaleform Video」のビデオコーデックだけが、どうしてもWindows以外へ移植する事が出来なかったらしいのです。ちなみに、このコーデックは「CRI Movie 2」らしい?
仕方がないので、Scaleform Videoのコーデックを「Bink Video」でエンコードし直そうと思ったらしいのですが、その時に「Ogg Theora」の事を思い出し、試してみた所、性能的には十分であると判断して、Shankで使えるように作ったプログラムが「TheoraPlay」らしいです。お金も浮きますからね:-P ちなみに以下のような特性があるそうです。
The benefits of this library are:似たような事例は「ScummVM」にもあったそうです。以下、ウィキペディアから引用。
- It's simple to use.
- You don't need to know anything about Ogg Theora to pull video
and audio out of an .ogv file.
- It decodes on a background thread, behind the scenes, so you can get a
performance boost on multicore CPUs.
- It supports output in various video formats (YV12, IYUV, RGB, RGBA).
- It can decode from a filename, or from an i/o callback you provide.
- It's one .c source file and two .h headers that you drop right into
your project (plus libogg, libvorbis, and libtheora).
- It's zlib-licensed, which is even more liberal than the Theora license!
Broken Sword にはScummVM上でカットされたシーンがあるが、これはオリジナルがリリースされた際に Smacker video というフォーマットを使っていて、その開発元である RAD Game Tools が古い Smacker フォーマットの仕様を明らかにしておらず、ScummVMチームに対してもリバースエンジニアリングしないよう依頼したためである。そこで Revolution Software は再エンコードした版をScummVMのウェブサイトに置き、ダウンロード可能にした。今はH.264とか汎用性があるビデオコーデックがいくつかありますから、ライセンスを気にしなければ、移植性はそんなに厳しくないでしょうが、Shankのような例もありますし、これからゲームを作ろうと思っている人は、参考になるかもしれませんね:-P
あと、Theora自体の話はないのですが、「Synology」という新興のNASメーカーのウェブサイトで、Ogg Theoraが使用されていました。使用例は少ないですが、こういった企業のPRビデオにも使われていると思うと、なかなか楽しいですよね。ちなみにSynologyのNASは、結構オススメです。オープンソースソフトウェアを上手く使っている印象を受けますし。日本だと価格がちょっと高めなのが玉に瑕ですけど:-(
#YouTube
Diablo III Cinematic Teaser - YouTube
http://youtu.be/EgbUSsblCSQ
Shank - Gameplay Trailer PAX 2009 [HQ] - YouTube
http://youtu.be/-uQv6blO350
#外部リンク
Games that use Theora - XiphWiki
http://wiki.xiph.org/Games_that_use_Theora
Games that use Vorbis - XiphWiki
http://wiki.xiph.org/Games_that_use_Vorbis
TheoraPlay
http://icculus.org/theoraplay/
Dog days are over.
http://icculus.org/cgi-bin/finger/finger.pl?user=icculus&date=2012-01-02&time=03-11-15
ScummVM - Wikipedia
ScummVM - Wikipedia
Scaleform - Features - Video / IME | Autodesk Gameware
http://gameware.autodesk.com/scaleform/features/videoime
Bink Video!
http://www.radgametools.com/jp/bnkmain.htm
Synology Inc. ネットワーク接続ストレージ (NAS) - 新しいNASの使用感
http://www.synology.com/index.php?lang=jpn
自分専用のクラウドとして活用する - Synology Inc. ネットワーク接続ストレージ (NAS) - 新しいNASの使用感
http://www.synology.com/support/video_your_cloud.php?lang=jpn
#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: Theoraってどうなるの?
http://blog.minawa.net/2010/05/theora.html
2012/08/07
OpusとG.711がWebRTCがMTIコーデックに内定
おめでたいニュースをもう一つ。個人的に注目している万能オーディオコーデックである「Opus」が、WebRTCのMTI(Mandatory To Implement)Codec に内定したそうです。MTIというのは日本語にすると「必須」といった感じですかね? とにかくWebRTCで最低限必要なオーディオコーデックに選ばれたという事でしょうか:-P タイトルにもある通り、このOpusともう一つ、「G.711」もMTIコーデックに選ばれているようです。
詳しい内容は外部リンク先にあるPDFを参照して下さい。いくつかあったコーデックから2つを選んだみたいですね。他の候補は性能的には良くとも「ロイヤリティフリー」ではない事が大きなマイナスポイントだったようです。逆にG.711の場合は、性能的にはそれ程でも無いですが、高い普及率と低負荷、そして特許切れによるロイヤリティフリー化が大きな決め手なようです。Opusの場合、性能も十分ですし、元からロイヤリティフリーで設計されていますからね。まぁパテントトロールが攻撃してくる可能性は多少ありますけど:-(
ちなみにビデオコーデックについては、残念ながらまだ決着していないようです。候補としては「VP8」と「H.264」といった感じでしょうか? オーディオコーデックの例に倣うなら、「ロイヤリティフリー」であるVP8が選ばれる可能性が高いですが、残念ながら性能、普及率ともにH.264が優っていますからね……。パテント問題も解決しているとは言えませんし……。
個人的意見としては、VP8のパテント問題は結局大した議論になっていない気がしますけど。ぶっちゃけFUD気味? まぁ水面下で動きがあるのかもしれませんが……。それに、後からパテント問題が浮上するとしても、既にパテントが発生するのが確実であるH.264よりも結果的には安全な気がしますけどね。パテントに引っ掛かっていたとしてもH.264よりも該当する数は少ないでしょうし。オープンソースとは名乗れなくなるかもですが:-(
まぁVP8の場合、単純にH.264よりも実装がこなれていないという問題があるとは思いますけども。少なくとも性能でx.264の7割くらいはキープして貰いたいところです。エンコード速度や画質、サイズ面等で……。というか、最近のVP8ってどんなもんなんですかね……。「libvpx」の他にx264改変の「xvp8」っていうのも開発中ではあるらしいのですが……。余談ですがMPEG2向けの「x262」っていうのも開発中なんですよね。
#外部リンク
Opus Audio Codec
http://opus-codec.org/
WebRTC
https://sites.google.com/site/webrtc/
Jean-Marc Valin's random rants on DSP, Speex, open-source - Opus will be mandatory to implement for WebRTC
http://jmspeex.livejournal.com/11042.html
Mandatory To Implement Audio Codec Selection(PDF)
http://www.ietf.org/proceedings/84/slides/slides-84-rtcweb-6.pdf
The WebM Project | Welcome to the WebM Project
http://www.webmproject.org/
DarkShikari/xvp8 · GitHub
https://github.com/DarkShikari/xvp8
kierank/x262 · GitHub
https://github.com/kierank/x262
詳しい内容は外部リンク先にあるPDFを参照して下さい。いくつかあったコーデックから2つを選んだみたいですね。他の候補は性能的には良くとも「ロイヤリティフリー」ではない事が大きなマイナスポイントだったようです。逆にG.711の場合は、性能的にはそれ程でも無いですが、高い普及率と低負荷、そして特許切れによるロイヤリティフリー化が大きな決め手なようです。Opusの場合、性能も十分ですし、元からロイヤリティフリーで設計されていますからね。まぁパテントトロールが攻撃してくる可能性は多少ありますけど:-(
ちなみにビデオコーデックについては、残念ながらまだ決着していないようです。候補としては「VP8」と「H.264」といった感じでしょうか? オーディオコーデックの例に倣うなら、「ロイヤリティフリー」であるVP8が選ばれる可能性が高いですが、残念ながら性能、普及率ともにH.264が優っていますからね……。パテント問題も解決しているとは言えませんし……。
個人的意見としては、VP8のパテント問題は結局大した議論になっていない気がしますけど。ぶっちゃけFUD気味? まぁ水面下で動きがあるのかもしれませんが……。それに、後からパテント問題が浮上するとしても、既にパテントが発生するのが確実であるH.264よりも結果的には安全な気がしますけどね。パテントに引っ掛かっていたとしてもH.264よりも該当する数は少ないでしょうし。オープンソースとは名乗れなくなるかもですが:-(
まぁVP8の場合、単純にH.264よりも実装がこなれていないという問題があるとは思いますけども。少なくとも性能でx.264の7割くらいはキープして貰いたいところです。エンコード速度や画質、サイズ面等で……。というか、最近のVP8ってどんなもんなんですかね……。「libvpx」の他にx264改変の「xvp8」っていうのも開発中ではあるらしいのですが……。余談ですがMPEG2向けの「x262」っていうのも開発中なんですよね。
#外部リンク
Opus Audio Codec
http://opus-codec.org/
WebRTC
https://sites.google.com/site/webrtc/
Jean-Marc Valin's random rants on DSP, Speex, open-source - Opus will be mandatory to implement for WebRTC
http://jmspeex.livejournal.com/11042.html
Mandatory To Implement Audio Codec Selection(PDF)
http://www.ietf.org/proceedings/84/slides/slides-84-rtcweb-6.pdf
The WebM Project | Welcome to the WebM Project
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kierank/x262 · GitHub
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