久々に投稿。このネタを書くかどうか、ずっと迷っていたのですが、やはり書くことにします。来月になると多少? 面倒くさい事になりそうですので……。
勿体振って書きましたがUbuntuで音楽CDを快適に使うためのTIPSって感じですかね。具体的には音楽CDをリッピングしてパソコンのHDDに保存したり、個別の音楽ファイルにエンコードしたりといった感じです。
といっても単純にリッピングしてエンコードするだけならUbuntuのデフォルトアプリケーションだけで十分可能なのですが、今回はもう少し突っ込んでみようと思います。
通常、音楽CDのコピーを行う場合、デフォルトアプリの「Brasero」を使用すれば「.toc」と「.toc.bin」形式のイメージファイル化が可能です。ただ、この形式は取り扱いに難がある(と個人的には思う)ので、ちょっと使い辛いです。
またMP3やOgg Vorbisへのエンコードは「Sound Juicer」等のアプリで可能ですが、今回はもう少し体系的な使い方をしたいので使用しません。普通の使い方なら、Sound Juicerで十分なんですけどね。
これらのアプリより本格的な音楽ファイル作成をする場合、従来は「abcde」というコマンドライン型リッピングアプリが基本でした。このabcdeを使うとCDのリッピング、エンコード、CDDBを使用しての曲情報のタグ付けを一気に行う事が可能です。
また一つのCDを単体ファイルとしてリッピング、エンコードが可能なのが大きな特徴です。曲自体の分割は同時生成された「.cue」ファイルで行う事になります。Windowsだと、この一連の作業をしてくれるツールはあるのですが、Linuxだと中々ありません。
また.cueファイル(所謂cueシート)を正しく認識して分割した音楽ファイルとして扱える音楽プレイヤーもLinuxでは、そう多くありません。
この辺りの話は、かなり長くなる上に私自身あまり把握していないので今回は深く追求しません。気になる方はググるなりして見てください:-P
という事で、このabcdeを使えば一見落着のように見えるのですが、実はそうでも無いのです。私も曖昧な知識しか無いので間違っているかもしれませんが、abcdeを使ったcueシート作成では完全にはリッピングされている訳ではないらしいのです。
具体的に何が足りていないのかというとCDドライブの「オフセット値」とCDの「プリギャップ」情報がabcdeでは不足しているらしいです。
オフセット値というのは各CDドライブの持つズレを補正する値の事で、この値を合わせる事によって各環境でも均一なリッピングが可能になるらしいです。
プリギャップというのはCDにある曲間の切れ目の無音部分の事? らしいです。abcdeでも、このプリギャップを割り出せるのですがabcdeでは「INDEX 00」という値しか割り出せないようです。Windowsの「EAC」は、このINDEX 00と、もう一つ「INDEX 01」という値も割り出す事が可能です。具体的に何なのかは私は上手く説明出来ませんが……。
じゃあLinuxではWindowsでの定番アプリ「EAC」のような完璧なCDのリッピングが不可能なのか? と思いますが、実は可能です。「Rubyripper」というアプリがソレです。見た目は多少悪いですが機能的にはEACに匹敵する内容で上記の2つの値「オフセット値」と「2つのプリギャップ」も検出可能です。
またRubyripperはabcdeと同様にリッピングの後に単一のファイルにエンコード可能です。この単一ファイルをFLACでエンコードし、Cueシートも同時に作成する事が現状で一番理想的な音楽CDの保存方法だと個人的には思います。
Rubyripperで作成した「.flac」と「.cue」の組み合わせは再生出来る音楽プレイヤーが限られてしまうのが難点です。Windowsだと定番は「foobar2000」辺りになるのでしょうがLinuxでもいくつか有ります。
私がオススメするのは「Audacious」というXMMSの流れを汲むプレイヤーです。このプレイヤーを使うと.cueをそのまま読み込めます。勿論ちゃんと曲ごとに分割して再生する事が可能です。
これで再生まで可能になったのですが今回は更に一歩進めてみたいと思います。実は「.flac」と「.cue」の組み合わせを仮想CDとして使う事が可能です。通常のままでは不可能なのですが「CDEMU」というアプリを使用する事でLInuxでも仮想CDを取り扱う事が可能になります。Windowsでいう「DAEMON Tools」って所ですかね。例えが古いかもしれませんが:-(
このCDEMUは非常に優秀なアプリで、この.cue以外にもいろいろな仮想ファイルをマウント可能です。今回は割愛しますがWindowsで作成した資産を有効に使う事が出来ると思います。以前は.cueと.wavの組み合わせの仮想化しか読み込めなかったのですが、いつの間にか.cueと.flacでも仮想CDとして認識してくれるようになっていました:-P
音楽再生だけならAudaciousで.cueの読み込みが可能なので仮想化する必要性は無いのですが仮想CDとしてマウント出来ると.cueを認識出来ないアプリでの取り扱いが非常に楽になりますしね。長くなったので一度終了します。
#外部リンク
Rubyripper - Hydrogenaudio Knowledgebase
http://wiki.hydrogenaudio.org/index.php?title=Rubyripper
rubyripper - A secure audiodisc ripper for Linux and OS X - Google Project Hosting
http://code.google.com/p/rubyripper/
abcde: Command Line Music CD Ripping for Linux
http://www.andrews-corner.org/abcde.html
abcde - A Better CD Encoder [ver 2.3.99] - 暇つぶし【ソフトウェア/Linux】
http://old.ikoinoba.net/index.php?UID=1203585800
Audacious - An Advanced Audio Player
http://audacious-media-player.org/
CDEmu
http://cdemu.sourceforge.net/
2012/09/29
2012/09/14
iControlPad 2 の Kickstarter 告知ページが出来てた
寝ようと思ったら、iControlPad 2のKickstarterの告知ページが開設されてたので紹介しときます:-P へぇ、思ったよりデザイン悪くないですね。て、流石に今日は時間無いのでこれだけで終わります。おやすみなさい。
#Picasa

#YouTube
iControlpad2 - Kickstarter - An open source controller - YouTube
http://youtu.be/l3uKuZq7yBM
#外部リンク
iControlPad 2 - The open source controller by Product 3 LLC — Kickstarter
http://www.kickstarter.com/projects/1703567677/icontrolpad-2-the-open-source-controller
#Picasa

#YouTube
iControlpad2 - Kickstarter - An open source controller - YouTube
http://youtu.be/l3uKuZq7yBM
#外部リンク
iControlPad 2 - The open source controller by Product 3 LLC — Kickstarter
http://www.kickstarter.com/projects/1703567677/icontrolpad-2-the-open-source-controller
Opus Codec に期待する事
さっきの続きです。前回はOpus Codecという標準コーデックが出てきた事によって、主流のVoIPサービスの相互接続性が(技術的に)向上するかもしれないと書きました。
データを見た訳ではないですが、現在主流なVoIPサービスの代表格は、マイクロソフトに買収された「Skype」だと思います。更に最近ではGoogleが「Google Voice」というサービスを展開しています。Googleは他にもGoogle+上で「ハングアウト」というビデオチャットも展開していますね。
MS、Googleとくれば、気になるのが「Apple」です。勿論、アップルも似たようなサービスを展開しています。「FaceTime」というらしいですが、実際に使った事はありません。一応「ビデオチャット」となっていますが、基本的には音声のみでも同じ仕組みで可能だと思います。
他にも、標準的なSIPサービスを展開している所はありますが、規模という面では、やはりこの3大OSメーカーに絞られると思います。
この3つのうち、Skypeは既にOpusに対応を宣言していますし、Google Voiceも追従する可能性は高いかなと思っているのですが、正直Appleはどう出るのか全然判りません。
ちなみに、この「FaceTime」ですが、実はこの3つの中では、技術的には一番標準的な構成みたいなんですよね。あくまでウィキペディアによるとですが:-(
まあFaceTimeに限った事ではないですが、別にコーデックが違うサービスでも、ゲートウェイで変換すれば問題はないのですけど、変換に掛かるオーバーヘッドがバカにならない部分もあると思うので……。
FUSION IP-Phone SMARTもそうですが、やはりVoIPというのは、通常の音声サービスと比べると信頼性は劣りますからね。特にモバイル環境だと、通信速度だけじゃなくてバッテリー消費にも気を付けなくてはいけませんし。
そういう観点から見ても、iPhoneというかiOSは一歩先んじてるんですよね。本日発表された「iOS6」でFaceTimeの3G回線での使用が一部解禁されるようですし、前回のiOS5では「iMessage」という既存の3G網に左右されないテキストメッセージサービスも実現させていますし。このiMessageのベースとなっている「Apple Push Notification Service(APNS)」というアップル自前のPUSH通知サービスは本当に素晴らしいモノで、これがあるとiPhoneでのPUSH通知をバッテリーの消費を抑えつつ行う事が出来るようです。
実際、FUSION IP-Phone SMARTのようなSIPサービスを使用する場合でも、このAPNSを使用しているSIPクライアント「Acrobits Softphone」を使うとプッシュ通知設定が可能になり、Android版よりもバッテリー消費を抑える事が出来るらしいですし。
一応、Androidにも似たような技術「Google Cloud Messaging for Android (GCM)」というのが、Android 4.1から導入されたので、暫くすればiPhoenと似たような状況になるかもしれませんけど……。
なんか最初書きたかった事とズレてきてますが、恐らく将来的には携帯電話もキャリア依存の電話サービスではなく、iPhoneやAndroid、あるいはマイクロソフトのモバイルOSといったキャリア非依存の電話サービスが主流になってくると思います。
今更、キャリアの決めたコーデックをOpusのような新コーデックに変更しろといっても、無理でしょうがスマートフォンのような柔軟かつ陳腐化が激しい環境だと新コーデックへの乗り換えも比較的簡単でしょうからね。
書き忘れてましたが、このOpusの開発者が所属しているMozillaも「Firefox OS」というモバイル向けのOSを開発中です。こういった新興のOSでも、標準的なコーデックを自由に使用出来る事によって、音声サービスの相互接続性が担保出来るのも、大きなメリットになるのではないかと個人的には思っています。
他にも書く予定でしたが、長くなったので今日はこのあたりでやめておきます。なんか凄い中途半端かつ意味不明な内容になっていますが、ご容赦願います:-(
#外部リンク
アップル - iOS 6 - FaceTime。顔を見ながら通話をするための、最も簡単な方法です。
http://www.apple.com/jp/ios/facetime/
FaceTime - Wikipedia, the free encyclopedia
http://en.wikipedia.org/wiki/FaceTime#Standards
Verizon Wireless confirms FaceTime over cellular on all data plans -- Engadget
http://www.engadget.com/2012/09/12/verizon-wireless-comfirms-facetime-over-cellular-on-all-data-pla/
iMessage - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/IMessage
Apple Push Notification Service - Wikipedia, the free encyclopedia
http://en.wikipedia.org/wiki/Apple_Push_Notification_Service
Google Cloud Messaging - Wikipedia, the free encyclopedia
http://en.wikipedia.org/wiki/Google_Cloud_Messaging
Microsoft Notification Protocol - Wikipedia, the free encyclopedia
http://en.wikipedia.org/wiki/Microsoft_Notification_Protocol
データを見た訳ではないですが、現在主流なVoIPサービスの代表格は、マイクロソフトに買収された「Skype」だと思います。更に最近ではGoogleが「Google Voice」というサービスを展開しています。Googleは他にもGoogle+上で「ハングアウト」というビデオチャットも展開していますね。
MS、Googleとくれば、気になるのが「Apple」です。勿論、アップルも似たようなサービスを展開しています。「FaceTime」というらしいですが、実際に使った事はありません。一応「ビデオチャット」となっていますが、基本的には音声のみでも同じ仕組みで可能だと思います。
他にも、標準的なSIPサービスを展開している所はありますが、規模という面では、やはりこの3大OSメーカーに絞られると思います。
この3つのうち、Skypeは既にOpusに対応を宣言していますし、Google Voiceも追従する可能性は高いかなと思っているのですが、正直Appleはどう出るのか全然判りません。
ちなみに、この「FaceTime」ですが、実はこの3つの中では、技術的には一番標準的な構成みたいなんですよね。あくまでウィキペディアによるとですが:-(
The FaceTime protocol is partly based on numerous open industry standards.:基本的には、SIPサービスといった感じですね。コーデックがH.264とAACですが:-( この部分をOpusに変更と迄はいかなくとも追加してくれれば無問題なんですけどね。
H.264 and AAC – video and audio codecs respectively
SIP – IETF signaling protocol for VoIP
STUN, TURN and ICE – IETF technologies for traversing firewalls and NAT
RTP and SRTP – IETF standards for delivering real-time and encrypted media streams for VoIP
まあFaceTimeに限った事ではないですが、別にコーデックが違うサービスでも、ゲートウェイで変換すれば問題はないのですけど、変換に掛かるオーバーヘッドがバカにならない部分もあると思うので……。
FUSION IP-Phone SMARTもそうですが、やはりVoIPというのは、通常の音声サービスと比べると信頼性は劣りますからね。特にモバイル環境だと、通信速度だけじゃなくてバッテリー消費にも気を付けなくてはいけませんし。
そういう観点から見ても、iPhoneというかiOSは一歩先んじてるんですよね。本日発表された「iOS6」でFaceTimeの3G回線での使用が一部解禁されるようですし、前回のiOS5では「iMessage」という既存の3G網に左右されないテキストメッセージサービスも実現させていますし。このiMessageのベースとなっている「Apple Push Notification Service(APNS)」というアップル自前のPUSH通知サービスは本当に素晴らしいモノで、これがあるとiPhoneでのPUSH通知をバッテリーの消費を抑えつつ行う事が出来るようです。
実際、FUSION IP-Phone SMARTのようなSIPサービスを使用する場合でも、このAPNSを使用しているSIPクライアント「Acrobits Softphone」を使うとプッシュ通知設定が可能になり、Android版よりもバッテリー消費を抑える事が出来るらしいですし。
一応、Androidにも似たような技術「Google Cloud Messaging for Android (GCM)」というのが、Android 4.1から導入されたので、暫くすればiPhoenと似たような状況になるかもしれませんけど……。
なんか最初書きたかった事とズレてきてますが、恐らく将来的には携帯電話もキャリア依存の電話サービスではなく、iPhoneやAndroid、あるいはマイクロソフトのモバイルOSといったキャリア非依存の電話サービスが主流になってくると思います。
今更、キャリアの決めたコーデックをOpusのような新コーデックに変更しろといっても、無理でしょうがスマートフォンのような柔軟かつ陳腐化が激しい環境だと新コーデックへの乗り換えも比較的簡単でしょうからね。
書き忘れてましたが、このOpusの開発者が所属しているMozillaも「Firefox OS」というモバイル向けのOSを開発中です。こういった新興のOSでも、標準的なコーデックを自由に使用出来る事によって、音声サービスの相互接続性が担保出来るのも、大きなメリットになるのではないかと個人的には思っています。
他にも書く予定でしたが、長くなったので今日はこのあたりでやめておきます。なんか凄い中途半端かつ意味不明な内容になっていますが、ご容赦願います:-(
#外部リンク
アップル - iOS 6 - FaceTime。顔を見ながら通話をするための、最も簡単な方法です。
http://www.apple.com/jp/ios/facetime/
FaceTime - Wikipedia, the free encyclopedia
http://en.wikipedia.org/wiki/FaceTime#Standards
Verizon Wireless confirms FaceTime over cellular on all data plans -- Engadget
http://www.engadget.com/2012/09/12/verizon-wireless-comfirms-facetime-over-cellular-on-all-data-pla/
iMessage - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/IMessage
Apple Push Notification Service - Wikipedia, the free encyclopedia
http://en.wikipedia.org/wiki/Apple_Push_Notification_Service
Google Cloud Messaging - Wikipedia, the free encyclopedia
http://en.wikipedia.org/wiki/Google_Cloud_Messaging
Microsoft Notification Protocol - Wikipedia, the free encyclopedia
http://en.wikipedia.org/wiki/Microsoft_Notification_Protocol
2012/09/13
Opus Codec がIETFで標準化されたらしい
ようやく万能オーディオコーデックである「Opus」が、IETFの「RFC 6716」として標準化されたそうです。偉そうに書いてますが、詳しくは全く理解していません:-( 我々一般人からしたら、Opusが正式なコーデックとしてデビューしたって感じですかね。
あらためてOpusの特徴を書くと以下のような感じですかね。
他にも特徴がありますが、一言で言えばVoIPから高音質なストリーミングまでカバーした、文字通り「万能」型なオーディオコーデックってところでしょうか。
コーデック自体以外に、開発体制も今までのコーデックとは違うのも特徴だと思います。以前にも書きましたが、このOpusというのは、Ogg Vorbis等で有名な「Xiph.Org」が開発していた「CELT」というコーデックと、Skypeが開発していた「SILK」という低ビットレートに強みのあるコーデックを一つにまとめた複合型なコーデックでもあるのです。
Opusが開発された段階では、Skypeは独自の会社だったのですが皆さんもご存知の通り、あのマイクロソフトが85億ドルという巨費を投じて買収した経緯があります。買収された後に、Opusの開発協定がどうなるのか気になってはいたのですが、そこは流石にマイクロソフト。特になんの変化もなく協力体制は維持されてきたようです:-P
今回の正式版に合わせてかSkypeの新コーデックとして、このOpusが投入される事が既にアナウンスされています。またAsteriskでもOpusがサポートされる予定(された?)です。これは非常に面白い事態になりそうだなと個人的には思っています。
最近、Googleの「ハングアウト オンエア」にも新コーデックが採用されたらしいのですが、もしかしたらこのコーデックというのがOpusである可能性がありそうです。これとは別に「Google Voice」というGoogleの音声通話サービスがあります。
現在のところ、使用コーデックは「G.711」のみのようですが、将来的にOpus、更に「Codec2」がコーデックのラインナップに加わったとしたら面白いのですけどね。
何が面白いかと言うと、現在インターネットで主流になっているVoIPサービスである「Skype」と「Google Voice」、そして「FUSION IP-Phone SMART」のような従来型のSIPサービスの使用コーデックが「Opus」(もしかしたら「Codec2」も……)という誰もが使用可能なオープンなコーデックで「統一」される可能性があるからです。
プロプライエタリ、オープン問わずに使える標準コーデックが出来れば、相互接続性が飛躍的に高まりますしね。相互のコーデック変換がなくなるだけでもオーバーヘッドはかなり減るでしょうから、それだけサーバーに掛かる負担も減りますし、音声の遅延も少なくなるでしょうし。
ここまで書いてきたなんですが、長くなりそうなので一度ここで切ります。
#外部リンク
Opus Audio Codec
http://opus-codec.org/
September 11, 2012: Opus audio codec is now RFC6716, Opus 1.0.1 reference source released
http://www.xiph.org/press/2012/rfc-6716/
It’s Opus, it rocks and now it’s an audio codec standard! ✩ Mozilla Hacks – the Web developer blog
https://hacks.mozilla.org/2012/09/its-opus-it-rocks-and-now-its-an-audio-codec-standard/
Jean-Marc Valin's random rants on DSP, Speex, open-source - Opus is out, it rocks, and it's a standard
http://jmspeex.livejournal.com/11320.html
Internet Engineering Task Force - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/Internet_Engineering_Task_Force
Request for Comments - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/Request_for_Comments
Skype promising CD quality sound from new 'Opus' audio codec, fewer choppy calls -- Engadget
http://www.engadget.com/2012/09/12/skype-opus-codec-cd-quality/
Skype - The Big Blog - Skype and a New Audio Codec
http://blogs.skype.com/en/2012/09/skype_and_a_new_audio_codec.html
ハングアウト オンエア - Google+
http://www.google.com/intl/ja_ALL/+/learnmore/hangouts/onair.html
ミュージシャンに朗報―Google+ハングアウトに追加されたStudio Modeで高音質のライブ・ストリーミングが可能に
http://jp.techcrunch.com/archives/20120813google-hangouts-studio-mode/
あらためてOpusの特徴を書くと以下のような感じですかね。
Fearfully low latency: Frame sizes from 2.5 ms to 60 ms以前は8kb/sが下限だった気がしたのですが、いつの間にか6kb/sになってますね。勘違いかもしれませんが。上限は512kb/sですが、正直そこまで高ビットレートな用途は、あまり必要ないと思いますけどね。
Surprising voice and music quality (it beats all other comers across its operating range, including Vorbis and AAC)
Ruthless bitrate efficiency from 6 kb/s to 512 kb/s
Mono and stereo support (> stereo as paired channels)
Narrowband 8 kHz to fullband 48 kHz (enjoy high fidelity in your comfy chair)
他にも特徴がありますが、一言で言えばVoIPから高音質なストリーミングまでカバーした、文字通り「万能」型なオーディオコーデックってところでしょうか。
コーデック自体以外に、開発体制も今までのコーデックとは違うのも特徴だと思います。以前にも書きましたが、このOpusというのは、Ogg Vorbis等で有名な「Xiph.Org」が開発していた「CELT」というコーデックと、Skypeが開発していた「SILK」という低ビットレートに強みのあるコーデックを一つにまとめた複合型なコーデックでもあるのです。
Opusが開発された段階では、Skypeは独自の会社だったのですが皆さんもご存知の通り、あのマイクロソフトが85億ドルという巨費を投じて買収した経緯があります。買収された後に、Opusの開発協定がどうなるのか気になってはいたのですが、そこは流石にマイクロソフト。特になんの変化もなく協力体制は維持されてきたようです:-P
今回の正式版に合わせてかSkypeの新コーデックとして、このOpusが投入される事が既にアナウンスされています。またAsteriskでもOpusがサポートされる予定(された?)です。これは非常に面白い事態になりそうだなと個人的には思っています。
最近、Googleの「ハングアウト オンエア」にも新コーデックが採用されたらしいのですが、もしかしたらこのコーデックというのがOpusである可能性がありそうです。これとは別に「Google Voice」というGoogleの音声通話サービスがあります。
現在のところ、使用コーデックは「G.711」のみのようですが、将来的にOpus、更に「Codec2」がコーデックのラインナップに加わったとしたら面白いのですけどね。
何が面白いかと言うと、現在インターネットで主流になっているVoIPサービスである「Skype」と「Google Voice」、そして「FUSION IP-Phone SMART」のような従来型のSIPサービスの使用コーデックが「Opus」(もしかしたら「Codec2」も……)という誰もが使用可能なオープンなコーデックで「統一」される可能性があるからです。
プロプライエタリ、オープン問わずに使える標準コーデックが出来れば、相互接続性が飛躍的に高まりますしね。相互のコーデック変換がなくなるだけでもオーバーヘッドはかなり減るでしょうから、それだけサーバーに掛かる負担も減りますし、音声の遅延も少なくなるでしょうし。
ここまで書いてきたなんですが、長くなりそうなので一度ここで切ります。
#外部リンク
Opus Audio Codec
http://opus-codec.org/
September 11, 2012: Opus audio codec is now RFC6716, Opus 1.0.1 reference source released
http://www.xiph.org/press/2012/rfc-6716/
It’s Opus, it rocks and now it’s an audio codec standard! ✩ Mozilla Hacks – the Web developer blog
https://hacks.mozilla.org/2012/09/its-opus-it-rocks-and-now-its-an-audio-codec-standard/
Jean-Marc Valin's random rants on DSP, Speex, open-source - Opus is out, it rocks, and it's a standard
http://jmspeex.livejournal.com/11320.html
Internet Engineering Task Force - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/Internet_Engineering_Task_Force
Request for Comments - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/Request_for_Comments
Skype promising CD quality sound from new 'Opus' audio codec, fewer choppy calls -- Engadget
http://www.engadget.com/2012/09/12/skype-opus-codec-cd-quality/
Skype - The Big Blog - Skype and a New Audio Codec
http://blogs.skype.com/en/2012/09/skype_and_a_new_audio_codec.html
ハングアウト オンエア - Google+
http://www.google.com/intl/ja_ALL/+/learnmore/hangouts/onair.html
ミュージシャンに朗報―Google+ハングアウトに追加されたStudio Modeで高音質のライブ・ストリーミングが可能に
http://jp.techcrunch.com/archives/20120813google-hangouts-studio-mode/
2012/09/11
Steam Box キターーーッ
いや、違いますけどね。以前からアナウンスされてた「Big Picture Mode」っていう、リビングルームにあるTV画面でSteamする為の新UIですが、コレ完全に据え置き機意識してますよね……。
ちょっと時間ないんで、取り敢えずビデオ貼って寝ますけど。いやぁ明日のゲーム系サイトの記事読むの楽しみだなぁ:-P
#YouTube
Steam's Big Picture - YouTube
http://youtu.be/EFrL6-OhN94
#外部リンク
Valve Is Bringing Steam To Your TV Today. Watch Out, Consoles.
http://kotaku.com/5941793/valve-is-bringing-steam-to-your-tv-today-watch-out-consoles
ちょっと時間ないんで、取り敢えずビデオ貼って寝ますけど。いやぁ明日のゲーム系サイトの記事読むの楽しみだなぁ:-P
#YouTube
Steam's Big Picture - YouTube
http://youtu.be/EFrL6-OhN94
#外部リンク
Valve Is Bringing Steam To Your TV Today. Watch Out, Consoles.
http://kotaku.com/5941793/valve-is-bringing-steam-to-your-tv-today-watch-out-consoles
2012/09/07
SFLPhone 1.2.0 リリース
数カ月前に発表された050番号を無料で持てるSIPアカウントサービス「FUSION IP-Phone SMART」の話題で、Ubuntuで使えるSIPクライアントとして紹介した「SFLPhone」のバージョンが「1.2.0」に上がりました。
実はこの前ブログに書いた後に、自分なりに気になる部分があり、SFLPhoneの翻訳を「Launchpad」上で進めていたのですが、今回の1.2.0で私の翻訳部分が無事取り入れられたみたいです:-P
といっても、既に8割方は日本語化されていたので、細かい調整くらいしかしていませんけどね。専門用語はそのまま手付かずですし:-( まぁ意味的には以前の訳より、多少自然な日本語になったのではないかと思っています。ちなみに1.2.0以降に更に手直ししましたので、上手く行けば1.3.0にも修正部分が取り入れられると思います。
その「SFLPhone」ですが、どうやらKDEの正式なソフトウェアとして採用されたようです。素晴らしい。このSFLPhoneは基本的にGUIツールキットを選ばない仕様になっているらしいので、KDE向け、GNOME向け、更にはCUIのみといったクライアントが複数存在しているようです。
他にも、このバージョンからARM環境への移植も正式に始まったようで、それに合わせて柔軟な機能選択が可能になったようです。もしかしたらですが、Raspberry Piのような非力なARM機器でも、簡易的なSIP端末として仕上げる事も可能になるかもしれませんね:-P
まぁ今なら古いAndroid電話機やパナソニックのハードウェアSIP電話機のようなものがあるので、そんなに需要がある訳でもないでしょうが、コーデックの拡張や多機能との連携等が比較的自由に出来るLinuxボックスで動かせるようになるというのは面白いかもしれません。何と言っても安いですし。まぁRPiの場合、音声入力部分が無いので、USBやBluetooth経由になると思いますが……。
コーデック部分ですが、先日のFirefox 15 で期待の「Opus」のネイティブなデコードが可能になりましたね。本当に素晴らしい。これで基本的にはSkypeと同等のVoIPコーデックがオープンソースソフトウェアに使用可能になったという事ですし。当然、SFLPhoneにも使用可能になる予定です。それも近い内に。
また、Opusと並んで期待している「Codec2」ですが、こちらにも動きがあるようです。どうやら、Codec2にVoIP向けの4kbpsバージョンを追加する予定みたいですね。
基本的にCodec2は、デジタルなアマチュア無線向けのコーデックなのですが、VoIPにも使いたいという声が多く、実際Asteriskや、いくつかのSIPクライアントで使用出来るようになってきているようです。
ただ現状のSIPの仕様では、いくらコーデックが4kbpsで使用出来るといっても、その他のオーバーヘッドが必ず追加されるので、あまりコーデック自体のビットレートは関係無いみたいなんですよね。そりゃ、低いに越した事はないのでしょうが……。
とはいっても、4kbpsというのは、プロプライエタリな低ビットレートなコーデックの代表格である「G.729」の8kbpsと比べても半分のビットレートで済む計算なので、かなり優位性はあると思います。
現状のCodec2は更に低い2.4kbpsですが、その分、音質は犠牲に成らざるを得ないですからね。4kbpsまで緩めれば、音質はその分余裕が出てくるでしょうし。まぁあくまで素人の意見ですけど。
ちなみに、この4kbps版Codec2の開発ですが、どうやら匿名の某企業からの支援を受けての開発なようです。一体どこなのかは明らかにされていませんが、なかなか粋な計らいですね:-P
最後にまたSFLPhoneの話題ですが、Opusの対応と並んで、上記でも名前が出た「G.729」の対応も視野に入れているそうです。とはいっても、自由なコーデックであるOpusやCodec2と違い、G.729はプロプライエタリなコーデックなので、実装出来るからといって、気軽に誰でも無料で使えるという訳でもないでしょうけど……。続報を待ちたいと思います。
#Picasa
以前はこんな感じでちょっと表示がおかしかった

直しときました:-P


#追記
そうだ。肝心のUbuntuでの1.2.0の追加方法を書くの忘れてました:-( といっても、SFLPhoneのウェブサイトに書いて有りますけどね。
あと、ARM版への移植と併せてか、Andoroid版の開発も進んでいるようです。Androidにはデフォルト(ストック?)なSIPクライアントもありますし、他にもいくつか有料、無料のSIPクライアントがありますが、どれも決定打が無い印象なので、もしかしたらSFLPhoneベースのSIPクライアントが主流になる可能性もあるかもしれませんね:-P 選択肢は多いに越したことはないですし。
それと見て判る通り、携帯番号の後ろに"@fkr2.fusioncom.co.jp"といったドメインが追加されてしまいます。このままだと折り返しかける事が出来ません。また"fkr"の後ろも1や2といった番号が複数あるので、アドレス帳に登録する際に非常に面倒くさい事になりかねません。ソフトウェアによっては出たり出なかったりするようですが、常用するには何かしらソフトウェア側で対処しないといけないかもしれませんね……。
#外部リンク
Stable version 1.2.0 released | SFLphone - SIP/IAX2 softphone and VoIP client for GNU Linux
http://sflphone.org/news/stable-version-120-released
Stable release | SFLphone - SIP/IAX2 softphone and VoIP client for GNU Linux
http://sflphone.org/download/stable-release
SFLPhone KDE client joins KDE family | KDE.news
http://dot.kde.org/2012/08/21/sflphone-kde-client-joins-kde-family
SFLphone - Story or Feature #13273: Integrate opus codec - Savoir-faire Linux
https://projects.savoirfairelinux.com/issues/13273
SFLphone - Story or Feature #14301: G729 support - Savoir-faire Linux
https://projects.savoirfairelinux.com/issues/14301
Codec 2 wins the ARRL Technical Innovation Award « Rowetel
http://www.rowetel.com/blog/?p=2647
#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: FUSION IP-Phone SMARTを試す その2
http://blog.minawa.net/2012/05/fusion-ip-phone-smart-2.html
BLOG.MINAWA.NET: OpusとCodec2
http://blog.minawa.net/2012/06/opuscodec2.html
BLOG.MINAWA.NET: Opusの活躍は案外早いかも?
http://blog.minawa.net/2012/06/opus.html
実はこの前ブログに書いた後に、自分なりに気になる部分があり、SFLPhoneの翻訳を「Launchpad」上で進めていたのですが、今回の1.2.0で私の翻訳部分が無事取り入れられたみたいです:-P
といっても、既に8割方は日本語化されていたので、細かい調整くらいしかしていませんけどね。専門用語はそのまま手付かずですし:-( まぁ意味的には以前の訳より、多少自然な日本語になったのではないかと思っています。ちなみに1.2.0以降に更に手直ししましたので、上手く行けば1.3.0にも修正部分が取り入れられると思います。
その「SFLPhone」ですが、どうやらKDEの正式なソフトウェアとして採用されたようです。素晴らしい。このSFLPhoneは基本的にGUIツールキットを選ばない仕様になっているらしいので、KDE向け、GNOME向け、更にはCUIのみといったクライアントが複数存在しているようです。
他にも、このバージョンからARM環境への移植も正式に始まったようで、それに合わせて柔軟な機能選択が可能になったようです。もしかしたらですが、Raspberry Piのような非力なARM機器でも、簡易的なSIP端末として仕上げる事も可能になるかもしれませんね:-P
まぁ今なら古いAndroid電話機やパナソニックのハードウェアSIP電話機のようなものがあるので、そんなに需要がある訳でもないでしょうが、コーデックの拡張や多機能との連携等が比較的自由に出来るLinuxボックスで動かせるようになるというのは面白いかもしれません。何と言っても安いですし。まぁRPiの場合、音声入力部分が無いので、USBやBluetooth経由になると思いますが……。
コーデック部分ですが、先日のFirefox 15 で期待の「Opus」のネイティブなデコードが可能になりましたね。本当に素晴らしい。これで基本的にはSkypeと同等のVoIPコーデックがオープンソースソフトウェアに使用可能になったという事ですし。当然、SFLPhoneにも使用可能になる予定です。それも近い内に。
また、Opusと並んで期待している「Codec2」ですが、こちらにも動きがあるようです。どうやら、Codec2にVoIP向けの4kbpsバージョンを追加する予定みたいですね。
基本的にCodec2は、デジタルなアマチュア無線向けのコーデックなのですが、VoIPにも使いたいという声が多く、実際Asteriskや、いくつかのSIPクライアントで使用出来るようになってきているようです。
ただ現状のSIPの仕様では、いくらコーデックが4kbpsで使用出来るといっても、その他のオーバーヘッドが必ず追加されるので、あまりコーデック自体のビットレートは関係無いみたいなんですよね。そりゃ、低いに越した事はないのでしょうが……。
とはいっても、4kbpsというのは、プロプライエタリな低ビットレートなコーデックの代表格である「G.729」の8kbpsと比べても半分のビットレートで済む計算なので、かなり優位性はあると思います。
現状のCodec2は更に低い2.4kbpsですが、その分、音質は犠牲に成らざるを得ないですからね。4kbpsまで緩めれば、音質はその分余裕が出てくるでしょうし。まぁあくまで素人の意見ですけど。
ちなみに、この4kbps版Codec2の開発ですが、どうやら匿名の某企業からの支援を受けての開発なようです。一体どこなのかは明らかにされていませんが、なかなか粋な計らいですね:-P
最後にまたSFLPhoneの話題ですが、Opusの対応と並んで、上記でも名前が出た「G.729」の対応も視野に入れているそうです。とはいっても、自由なコーデックであるOpusやCodec2と違い、G.729はプロプライエタリなコーデックなので、実装出来るからといって、気軽に誰でも無料で使えるという訳でもないでしょうけど……。続報を待ちたいと思います。
#Picasa
以前はこんな感じでちょっと表示がおかしかった

直しときました:-P


#追記
そうだ。肝心のUbuntuでの1.2.0の追加方法を書くの忘れてました:-( といっても、SFLPhoneのウェブサイトに書いて有りますけどね。
sudo add-apt-repository ppa:savoirfairelinuxこれだけです。ちなみにGNOME版クライアントは、アドレス帳がevolutionのモノらしいので、正直使い勝手が悪そうです。って、使ってないので判りませんけど。
sudo apt-get update
sudo apt-get install sflphone-client-gnome
あと、ARM版への移植と併せてか、Andoroid版の開発も進んでいるようです。Androidにはデフォルト(ストック?)なSIPクライアントもありますし、他にもいくつか有料、無料のSIPクライアントがありますが、どれも決定打が無い印象なので、もしかしたらSFLPhoneベースのSIPクライアントが主流になる可能性もあるかもしれませんね:-P 選択肢は多いに越したことはないですし。
それと見て判る通り、携帯番号の後ろに"@fkr2.fusioncom.co.jp"といったドメインが追加されてしまいます。このままだと折り返しかける事が出来ません。また"fkr"の後ろも1や2といった番号が複数あるので、アドレス帳に登録する際に非常に面倒くさい事になりかねません。ソフトウェアによっては出たり出なかったりするようですが、常用するには何かしらソフトウェア側で対処しないといけないかもしれませんね……。
#外部リンク
Stable version 1.2.0 released | SFLphone - SIP/IAX2 softphone and VoIP client for GNU Linux
http://sflphone.org/news/stable-version-120-released
Stable release | SFLphone - SIP/IAX2 softphone and VoIP client for GNU Linux
http://sflphone.org/download/stable-release
SFLPhone KDE client joins KDE family | KDE.news
http://dot.kde.org/2012/08/21/sflphone-kde-client-joins-kde-family
SFLphone - Story or Feature #13273: Integrate opus codec - Savoir-faire Linux
https://projects.savoirfairelinux.com/issues/13273
SFLphone - Story or Feature #14301: G729 support - Savoir-faire Linux
https://projects.savoirfairelinux.com/issues/14301
Codec 2 wins the ARRL Technical Innovation Award « Rowetel
http://www.rowetel.com/blog/?p=2647
#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: FUSION IP-Phone SMARTを試す その2
http://blog.minawa.net/2012/05/fusion-ip-phone-smart-2.html
BLOG.MINAWA.NET: OpusとCodec2
http://blog.minawa.net/2012/06/opuscodec2.html
BLOG.MINAWA.NET: Opusの活躍は案外早いかも?
http://blog.minawa.net/2012/06/opus.html
2012/08/31
CodeWeavers CrossOver 無料キャンペーン?
CodeWeaversが開発しているWINEベースのWindows互換レイヤ「CrossOver」がアメリカの大統領選挙? を記念したキャンペーンを行なっているそうです。本当はアメリカ国籍限定っぽいですが、一応外国人も参加出来るらしい……。
10万人分の署名(というかメールアドレスと記名)が集まったら、24時間限定でCrossOver MacあるいはLinuxのいずれか一つ(12ヶ月分の使用権)を無料でプレゼントしてくれるらしい?
ちなみに既にCrossOverを購入している人や以前登録していて今は期限が切れている人でも、最新版の使用権12ヶ月分を新たに追加してくれるそうです。多分……。
日本からだと多少後ろめたいですが、欲しい人が居たら参加してみるのも悪くはないですね……。詳細は未確認なので本当かどうかは各自で判断して下さい。
#YouTube
CodeWeavers Announces "Flock The Vote" - YouTube
http://youtu.be/Hme34hka_wg
#外部リンク
Run Windows on Mac and Linux, easily and affordably
http://www.codeweavers.com/
Press Releases - CODEWEAVERS TO MAKE CROSSOVER SOFTWARE FREE IF 100,000 PLEDGE TO VOTE IN PRESIDENTIAL ELECTION Announcing CodeWeavers’ “Return of the Quack: Flock the Vote!” CEO reluctantly revives “Lame-Duck – like” giveaway; readies company for potential collapse and books 1-month silent retreat at undisclosed Wisconsin winery/meditation compound - CodeWeavers
http://www.codeweavers.com/about/general/press/20120829/
Flock the Vote - CodeWeavers
http://www.codeweavers.com/flockthevote/
10万人分の署名(というかメールアドレスと記名)が集まったら、24時間限定でCrossOver MacあるいはLinuxのいずれか一つ(12ヶ月分の使用権)を無料でプレゼントしてくれるらしい?
ちなみに既にCrossOverを購入している人や以前登録していて今は期限が切れている人でも、最新版の使用権12ヶ月分を新たに追加してくれるそうです。多分……。
日本からだと多少後ろめたいですが、欲しい人が居たら参加してみるのも悪くはないですね……。詳細は未確認なので本当かどうかは各自で判断して下さい。
#YouTube
CodeWeavers Announces "Flock The Vote" - YouTube
http://youtu.be/Hme34hka_wg
#外部リンク
Run Windows on Mac and Linux, easily and affordably
http://www.codeweavers.com/
Press Releases - CODEWEAVERS TO MAKE CROSSOVER SOFTWARE FREE IF 100,000 PLEDGE TO VOTE IN PRESIDENTIAL ELECTION Announcing CodeWeavers’ “Return of the Quack: Flock the Vote!” CEO reluctantly revives “Lame-Duck – like” giveaway; readies company for potential collapse and books 1-month silent retreat at undisclosed Wisconsin winery/meditation compound - CodeWeavers
http://www.codeweavers.com/about/general/press/20120829/
Flock the Vote - CodeWeavers
http://www.codeweavers.com/flockthevote/
2012/08/26
Raspberry Pi が MPEG-2 と VC-1 のハードウェアデコードに対応
とうとうRaspberry Piがハードウェア(OpenMax)経由のMPEG-2とVC-1のデコードに対応したみたいです。といっても、それぞれのコーデックはライセンスが必要なので有料ですけど:-(
ちなみにMPEG-2が2.40英ポンド(約300円)、VC-1が1.20英ポンド(約150円)個別に掛かるようです。以前のブログでMPEG-2のデコードにRaspberry Piのコストの約10%が掛かると書きましたが、だいたいあってるみたいですね。
1個につき約300円というのは人によって高いかどうかの判断は分かれると思いますが、Raspberry Piのように安価な製品だと万人が許容できるレベルでは無いでしょうし:-( もともと教育用のマシンですからね。
とはいえ、300円の支出でMPEG-2の再生が可能になるというのは選択肢が広がるという意味で喜ばしい事だと思います。DVDを見るには外付けのDVD-ROMか独自にISO化した上でCSS暗号を解除しなければならないので、そう簡単ではないですが、CSS暗号の解除はソフトウェアで十分可能(法律は別として)だと思うので、そのうち何とかなるかもしれませんね。個人的にはHandbrake等でMP4あるいはMKV化した方が遥かに取り扱いが楽だとは思いますけど……。後は地デジ等のTSがデコード出来るかですが、正直どうなんですかね。
VC-1の方ですが、よく解りませんがドスケベなビデオとかですか? DRMフリーが大前提になるでしょうけど。まぁ再生出来ないよりは出来た方がいいですしね。
他にもH.264のハードウェア・エンコードやCEC(HDMIのリモコン?)の話も出ていますが、まだ詳しくみていないのでよく判っていません。そのうち詳細が明かされると思いますので、楽しみに待ちたいと思います:-P
#YouTube
libCEC support for the Raspberry Pi - YouTube
http://youtu.be/XPyOyJsnB1o
#外部リンク
New video features! MPEG-2 and VC-1 decode, H.264 encode, CEC support | Raspberry Pi
http://www.raspberrypi.org/archives/1839
Raspberry Pi lands MPEG-2 and VC-1 decoding through personal licenses, H.264 encoding and CEC tag along -- Engadget
http://www.engadget.com/2012/08/26/raspberry-pi-mpeg-2-vc-1-licenses-cec-h264/
Raspberry Pi Store
http://www.raspberrypi.com/
#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: Raspberry Piの新しい動画
http://blog.minawa.net/2011/09/raspberry-pi_09.html
BLOG.MINAWA.NET: MPEGがロイヤリティフリーのビデオコーデックを計画中?
http://blog.minawa.net/2011/02/mpeg.html
BLOG.MINAWA.NET: Raspberry PiとXBMC
http://blog.minawa.net/2012/02/raspberry-pixbmc.html
BLOG.MINAWA.NET: 久々にOgg Theora の話題
http://blog.minawa.net/2012/08/ogg-theora.html
ちなみにMPEG-2が2.40英ポンド(約300円)、VC-1が1.20英ポンド(約150円)個別に掛かるようです。以前のブログでMPEG-2のデコードにRaspberry Piのコストの約10%が掛かると書きましたが、だいたいあってるみたいですね。
1個につき約300円というのは人によって高いかどうかの判断は分かれると思いますが、Raspberry Piのように安価な製品だと万人が許容できるレベルでは無いでしょうし:-( もともと教育用のマシンですからね。
とはいえ、300円の支出でMPEG-2の再生が可能になるというのは選択肢が広がるという意味で喜ばしい事だと思います。DVDを見るには外付けのDVD-ROMか独自にISO化した上でCSS暗号を解除しなければならないので、そう簡単ではないですが、CSS暗号の解除はソフトウェアで十分可能(法律は別として)だと思うので、そのうち何とかなるかもしれませんね。個人的にはHandbrake等でMP4あるいはMKV化した方が遥かに取り扱いが楽だとは思いますけど……。後は地デジ等のTSがデコード出来るかですが、正直どうなんですかね。
VC-1の方ですが、よく解りませんが
他にもH.264のハードウェア・エンコードやCEC(HDMIのリモコン?)の話も出ていますが、まだ詳しくみていないのでよく判っていません。そのうち詳細が明かされると思いますので、楽しみに待ちたいと思います:-P
#YouTube
libCEC support for the Raspberry Pi - YouTube
http://youtu.be/XPyOyJsnB1o
#外部リンク
New video features! MPEG-2 and VC-1 decode, H.264 encode, CEC support | Raspberry Pi
http://www.raspberrypi.org/archives/1839
Raspberry Pi lands MPEG-2 and VC-1 decoding through personal licenses, H.264 encoding and CEC tag along -- Engadget
http://www.engadget.com/2012/08/26/raspberry-pi-mpeg-2-vc-1-licenses-cec-h264/
Raspberry Pi Store
http://www.raspberrypi.com/
#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: Raspberry Piの新しい動画
http://blog.minawa.net/2011/09/raspberry-pi_09.html
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http://blog.minawa.net/2012/02/raspberry-pixbmc.html
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http://blog.minawa.net/2012/08/ogg-theora.html
2012/08/24
OpenPandora の "Product 3"
最近またOpenPandoraの事が気になってきて、ちょくちょくフォーラムを覗いているのですが、気になるニュースが書いてあったのでメモ。
1,2ヶ月前にCraig氏が何か企てているというのを書いたのですが、その内容が明らかになりました。仮称「Product 3」というアイテムですが、どうやら"iControlPad"の進化系なようです。昨日フォーラムに投下されたスクリーンショットがコレです。
#Picasa

見て判る通り、コントローラーと(簡易)キーボードが一体となったようなデザインですね。何となくPandoraのコントローラー兼キーボードのレイアウトと似ていますが、それもそのはず、このレイアウトが現在企画中の「Pandora2」のベースレイアウトとなる(予定)らしいです。
まだ詳細は語られていませんが、この"Product 3"は、iControlPadのような単体コントローラーのみで、実際に使用するにはAndroidのようなスマートフォンやタブレットが必要らしいです。ちょっとデザインが野暮ったいので、どのような形でスマートフォン等と組み合わせるのか想像が付きませんが、多分Bluetoothで接続する形になるのでしょうね。
うろ覚えですが、Craig氏は今話題の"Kickstarter"を利用したいそうです。この"Product 3"か"Pandora2"からなのかは微妙ですけど。
ちなみに"Kickstarter"は米国に籍を置く企業以外は問題があるそう? なのですが、どうやら今年中にCraig氏が住む英国でも同様なサービスを展開する予定らしく、それがスタートしたらOpenPandoraも参加する予定らしいです。確か11月? だったかな? 今時間が無いので後で調べてみます。
気になるお値段ですが、現行のiCPよりも若干高めらしいです。正直、iCP自体も今となっては高い気がしますけど。個人的には50ドルくらいが限界かなぁと思います。
それと"Pandora2"ですが、Craig氏の発言によると、かなり高性能なSoCを使用するらしい? お値段も高くて、およそ"700ドル"! くらいになるらしい? 少数(1000台?)の愛好家のみが対象になるとかなんとか。申し訳ないですが、ちょっといい加減な情報で、全然違っているかもしれませんが……。
この話は、また続きを書くつもりです。今日は時間が無いので取り敢えずここまで。おやすみなさい。
#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: 超久々にOpenPandoraの話題
http://blog.minawa.net/2012/06/openpandora.html
1,2ヶ月前にCraig氏が何か企てているというのを書いたのですが、その内容が明らかになりました。仮称「Product 3」というアイテムですが、どうやら"iControlPad"の進化系なようです。昨日フォーラムに投下されたスクリーンショットがコレです。
#Picasa

見て判る通り、コントローラーと(簡易)キーボードが一体となったようなデザインですね。何となくPandoraのコントローラー兼キーボードのレイアウトと似ていますが、それもそのはず、このレイアウトが現在企画中の「Pandora2」のベースレイアウトとなる(予定)らしいです。
まだ詳細は語られていませんが、この"Product 3"は、iControlPadのような単体コントローラーのみで、実際に使用するにはAndroidのようなスマートフォンやタブレットが必要らしいです。ちょっとデザインが野暮ったいので、どのような形でスマートフォン等と組み合わせるのか想像が付きませんが、多分Bluetoothで接続する形になるのでしょうね。
うろ覚えですが、Craig氏は今話題の"Kickstarter"を利用したいそうです。この"Product 3"か"Pandora2"からなのかは微妙ですけど。
ちなみに"Kickstarter"は米国に籍を置く企業以外は問題があるそう? なのですが、どうやら今年中にCraig氏が住む英国でも同様なサービスを展開する予定らしく、それがスタートしたらOpenPandoraも参加する予定らしいです。確か11月? だったかな? 今時間が無いので後で調べてみます。
気になるお値段ですが、現行のiCPよりも若干高めらしいです。正直、iCP自体も今となっては高い気がしますけど。個人的には50ドルくらいが限界かなぁと思います。
それと"Pandora2"ですが、Craig氏の発言によると、かなり高性能なSoCを使用するらしい? お値段も高くて、およそ"700ドル"! くらいになるらしい? 少数(1000台?)の愛好家のみが対象になるとかなんとか。申し訳ないですが、ちょっといい加減な情報で、全然違っているかもしれませんが……。
この話は、また続きを書くつもりです。今日は時間が無いので取り敢えずここまで。おやすみなさい。
#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: 超久々にOpenPandoraの話題
http://blog.minawa.net/2012/06/openpandora.html
2012/08/17
Ubuntu 12.10 からUnity 2D が削除される
とうとう開発中のUbuntu 12.10 からUnity 2D が削除されたそうです。これから先のUbuntuではUnity3Dに一本化され、UnityのベースとなっているCompizを動作させられない環境向けには、OpenGLのソフトウェア実装である「LLVMpipe」を使用する事で対処するようです。
一個人の意見としてですが、正直Unity3Dはまだまだ完成には程遠い気がしています。Unity3Dがというより、Compizがでしょうか。いや、普通に使う分にはそれ程不自由は無いのですが、例えば3DゲームやWineを使ってゲームをしたりすると、どうも安定動作が難しい気がするんですよね。
実際に私の経験だと、Wineを使用して「信長の野望 烈風伝」をプレイすると100%ウィンドウ装飾? が抜け落ちちゃいますし。Unity2Dだと特に問題はありません。最近はUnity2Dばかり使っているので、うろ覚えですがWineを使う場合、他のゲームやソフトウェアでも同様だった気がします。
他にもHumble Bundleで購入した「LIMBO」をプレイする場合も、音楽が流れなかったり、著しく描画のパフォーマンスが低下する等の症状が確認されていますし。このLIMBOはLinuxネイティブな移植ではなくて、WineをベースにしたCodeWeaversの商用ソフトウェア「CrossOver」を使用しているのが特徴ですし。
うろ覚えですが、現行のUbuntu 12.04より以前のバージョンでは特に問題が無かった気がするので、Ubuntuのバージョンか、NVIDIAのプロプライエタリドライバーの相性等が問題なのかもしれません。
ただ、以前も書きましたがCompiz兼Unity3Dの開発チームのメンバーが、これからのUnity3D&Compizの使用はNVIDIAとAMDのプロプライエタリドライバーでは非推奨にしていくとブログで語っているので、かなり不安ではあるのですよね……。まぁ彼の言い分も判らなくはないのですけど。
正直言って、UnityはUbuntu専用みたいなモノだし、Unityで使われているGUIツールキットである「NUX」の多言語対応も不安ではあるのですよね。だったらUnity2Dで使われているGUIツールキット「Qt」の方が、あらゆる意味でNUXよりも優れている気がしますし。Canonicalとしても、独自のウリが欲しいだろうし、自分たちでコントロール出来る環境を作りたいのは理解出来るのですけどね……。まぁあくまで素人の意見ですが:-(
#Picasa
こんな感じでウィンドウの装飾が欠落しちゃうんですよね。

ログ見ても全然判らない:-(

正常な場合は、こんな感じです。

#追記
Wineの開発版バージョンが「1.5.12」に上がっていたので試してみましたが、上で書いた烈風伝のバグ? はUnity3Dで使用しても起こらなくなってました:-P 有難い。
残念ながら、LIMBOの方は内包しているWine(というかCrossover?)のバージョンが上がっていないので改善していませんけど。そのうちバージョンが上がるのかもしれません。ちゃんとパッケージをメンテナンスしてくれていればですが:-(
と思ったけど、いざ烈風伝をプレイすると、激しくグラフィックがバグる場合があるなぁ。というか、マウスの入力を受け付けなくなってしまった。一度アンインストールしないと駄目かもしれないなぁ。
やはり開発版を常用するのは無理があるかも:-( 安定版である「1.4」系で上記のバグが修正されれば、そちらを使うのですけどね……。上手く行かないものだ。
#外部リンク
[Phoronix] Ubuntu 12.10 Drops Unity 2D Desktop
http://www.phoronix.com/scan.php?page=news_item&px=MTE2MTQ
On the future of Graphics Drivers | be careful, he might break your display
http://smspillaz.wordpress.com/2012/06/08/on-the-future-of-graphics-drivers/
llvmpipe
http://www.mesa3d.org/llvmpipe.html
#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: Wineで烈風伝
http://blog.minawa.net/2012/02/wine_27.html
BLOG.MINAWA.NET: Wineで烈風伝 その2
http://blog.minawa.net/2012/03/wine-2.html
BLOG.MINAWA.NET: The Humble Indie Bundle V 開催中
http://blog.minawa.net/2012/06/humble-indie-bundle-v.html
BLOG.MINAWA.NET: リーナス氏がNVIDIAに宣戦布告?
http://blog.minawa.net/2012/06/nvidia.html
一個人の意見としてですが、正直Unity3Dはまだまだ完成には程遠い気がしています。Unity3Dがというより、Compizがでしょうか。いや、普通に使う分にはそれ程不自由は無いのですが、例えば3DゲームやWineを使ってゲームをしたりすると、どうも安定動作が難しい気がするんですよね。
実際に私の経験だと、Wineを使用して「信長の野望 烈風伝」をプレイすると100%ウィンドウ装飾? が抜け落ちちゃいますし。Unity2Dだと特に問題はありません。最近はUnity2Dばかり使っているので、うろ覚えですがWineを使う場合、他のゲームやソフトウェアでも同様だった気がします。
他にもHumble Bundleで購入した「LIMBO」をプレイする場合も、音楽が流れなかったり、著しく描画のパフォーマンスが低下する等の症状が確認されていますし。このLIMBOはLinuxネイティブな移植ではなくて、WineをベースにしたCodeWeaversの商用ソフトウェア「CrossOver」を使用しているのが特徴ですし。
うろ覚えですが、現行のUbuntu 12.04より以前のバージョンでは特に問題が無かった気がするので、Ubuntuのバージョンか、NVIDIAのプロプライエタリドライバーの相性等が問題なのかもしれません。
ただ、以前も書きましたがCompiz兼Unity3Dの開発チームのメンバーが、これからのUnity3D&Compizの使用はNVIDIAとAMDのプロプライエタリドライバーでは非推奨にしていくとブログで語っているので、かなり不安ではあるのですよね……。まぁ彼の言い分も判らなくはないのですけど。
正直言って、UnityはUbuntu専用みたいなモノだし、Unityで使われているGUIツールキットである「NUX」の多言語対応も不安ではあるのですよね。だったらUnity2Dで使われているGUIツールキット「Qt」の方が、あらゆる意味でNUXよりも優れている気がしますし。Canonicalとしても、独自のウリが欲しいだろうし、自分たちでコントロール出来る環境を作りたいのは理解出来るのですけどね……。まぁあくまで素人の意見ですが:-(
#Picasa
こんな感じでウィンドウの装飾が欠落しちゃうんですよね。

ログ見ても全然判らない:-(

正常な場合は、こんな感じです。

#追記
Wineの開発版バージョンが「1.5.12」に上がっていたので試してみましたが、上で書いた烈風伝のバグ? はUnity3Dで使用しても起こらなくなってました:-P 有難い。
残念ながら、LIMBOの方は内包しているWine(というかCrossover?)のバージョンが上がっていないので改善していませんけど。そのうちバージョンが上がるのかもしれません。ちゃんとパッケージをメンテナンスしてくれていればですが:-(
と思ったけど、いざ烈風伝をプレイすると、激しくグラフィックがバグる場合があるなぁ。というか、マウスの入力を受け付けなくなってしまった。一度アンインストールしないと駄目かもしれないなぁ。
やはり開発版を常用するのは無理があるかも:-( 安定版である「1.4」系で上記のバグが修正されれば、そちらを使うのですけどね……。上手く行かないものだ。
#外部リンク
[Phoronix] Ubuntu 12.10 Drops Unity 2D Desktop
http://www.phoronix.com/scan.php?page=news_item&px=MTE2MTQ
On the future of Graphics Drivers | be careful, he might break your display
http://smspillaz.wordpress.com/2012/06/08/on-the-future-of-graphics-drivers/
llvmpipe
http://www.mesa3d.org/llvmpipe.html
#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: Wineで烈風伝
http://blog.minawa.net/2012/02/wine_27.html
BLOG.MINAWA.NET: Wineで烈風伝 その2
http://blog.minawa.net/2012/03/wine-2.html
BLOG.MINAWA.NET: The Humble Indie Bundle V 開催中
http://blog.minawa.net/2012/06/humble-indie-bundle-v.html
BLOG.MINAWA.NET: リーナス氏がNVIDIAに宣戦布告?
http://blog.minawa.net/2012/06/nvidia.html
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