普通なら、ここで話が終わるのですが似たようなプロジェクトである「The WorldForge project」もGSoCに申請して、こちらは目出度く採用されたのですが、何と気前良く自らのGSoC 2010の枠の一つをNelに譲ってくれたらしいのです。その事がNelのウェブサイトに掲示されていて、私もThe WorldForge projectの情報を得ることが出来たという事です。何がきっかけになるかわかりません。
そんな感じで「The WorldForge project」というMMRRPGのツールキットを知ったのですが、このプロジェクトは案外古く1997年からスタートしているようです。今年が2010年だから13年ですか。凄いですね。
そのおかげか3Dについてだけ見れば、Nelを使用しているRyzomよりも上に見えますね。個人的な意見ですがそれでもやはり、Ryzomの方が総合的に見て上だと思います。何と言ってもRyzomは商用ゲームとして実際に運用されていますからね。この部分を大きなアドバンテージだと思います。ちなみに「The WorldForge project」はあくまでMMORPGツールキットなので、NelにおけるRyzomのようなクライアントは別にあるようです。その一つが「Ember」というやつらしいです。調べてみるとUbuntuでも既にパッケージ化されているようで簡単に試すことが可能でした。
ただ実際に起動するとサーバーへの接続が上手くいかなかったですけど。あんまり詳しくやっていないので何かのミスかもしれませんが。現段階では、まだまだ完成とは言えない気がしますが、RyzomもEmberもオープンソースですから、お互い、良いところは取り込んでいけば、より良いゲームに磨かれていくのではないでしょうか。やはりライバルは必要ですし。ゲームのようなジャンルには特に。
#Picasa
まぎれもなく、「OGRE」製ですな。
サーバー選択画面。やっぱりちょっとアマチュア臭い。
#YouTube
Worldforge Ember, authoring visualizations - YouTube
http://youtu.be/anLMkhWYpnM
#外部リンク
The WorldForge Project
http://worldforge.org/
WorldForge Developers Journal
http://worldforgedev.org/
OGRE – Open Source 3D Graphics Engine
http://www.ogre3d.org/
Ryzom - Home - Ryzom Core Development Site
http://dev.ryzom.com/projects/ryzom/wiki
WorldForge Home
http://socghop.appspot.com/document/show/gsoc_org/google/gsoc2010/worldforge/home
Google Summer of Code - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/Google_Summer_of_Code
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