2010/03/14

Steam & Source on the Linuxの可能性 #05

続き。このまま行けばXbox360がSteamの代替システムとして機能してしまう可能性が高い……。ハードウェアもOSも更にはゲーム開発のノウハウも考えると、Xbox360の方が大半のユーザーとゲーム開発会社から見ても楽な選択肢になりうるはず。今はそうでもなくとも、Xboxの後継機の世代になればこの傾向は更に顕著になるでしょう。結局、Windowsを支配しているのはマイクロソフトただ一社ですからね。

MacについてもAppleのさじ加減一つという部分はありますが、DirectXのように独占しているゲーム開発技術を使用していない分、まだマシなのかもしれません。まぁこれも単にDirectXがクローズドな技術で他のOSには使えないって事なだけですけどね。

と言うことで、せっかく築いてきたValveのSteamコミュニティですが、このまま行けば近い将来、おそらく各ゲーム機の後継機が出た後はジリ貧どころか、各ゲーム機に吸収されて消滅してしまう可能性もあるかもしれません。少なくとも、今より大きなコミュニティになる事はないと思います。今のままでは……。

じゃあどうすればいい? やっと本題です。ぶっちゃけ、自分達で新しいプラットフォームを作っちゃえばいいのです。どうやって? そこで登場するのがLinuxです。そうです。Linux対応といったって、何もUbuntuに対応しろって言っている訳ではないのです。Google(AndroidやChrome OS)やPalm(WebOS)、あるいは家電メーカー(デジタルテレビやSTB等)、更にはOpenPandoraのように、Linuxを土台としたゲームプラットフォームをValveが作り、その上で、Steam互換のサービスを引き続き展開していけばいいのです。

別に全てのSteamコンテンツを移植する必要はないのです。何故なら、今までのコンテンツはWindows向けSteamでの動作だけを保証すればいいのですから。これからのゲームはSource Engineのようなクロスプラットフォームエンジン製が推奨されるとは思いますけど。

今回のMac対応でSource Engine製のゲームはWindowsとMac両方に対応しました。この方法でLinuxにも対応していけば、少なくともValveのSource Engine使用ゲームについては大きな混乱もなくLinuxベースのSteamにも対応出来るでしょう。他のゲームはそうはいきませんが、元々全プラットフォームに対応する責任はありませんし、これからのゲームはその辺りを考慮したゲームをValve自らが推奨していけば、数年後にはかなり改善すると思いますし。現にいくつかのゲームエンジンはクロスプラットフォームに対応していますしね。

例えばFallout3やOblivionとか。ただ、ライセンスが各プラットフォーム毎にかかるようなので、Source Engineのように全て無料で対応とはいかないでしょうが。Oblivionのゲームエンジン「Gamebryo」はOpenGLに対応しているかわかりませんでした。ただ、かなり柔軟なエンジンらしいので、そんなに大変という訳ではないのかも。いい加減でごめんなさい。

その為の布石としてもMac対応は意義があると思います。Valveとしては脱DirectXが一番の目標だと思いますし。話によるとPS3版のSource Engineも開発中らしいですし。別に今すぐにという訳でもありませんし。数年後にはありうる話だと個人的には思っているのですが……。

何か全然まとまっていませんが、もともと思いつきで書き始めた文章だから仕方ないかな。半分以上ネタですし。ただ、携帯ゲーム機の流れを見ていると、そうおかしな話しでもないのではと思います。次世代DSはARMにTegra、次世代PSPはARMにPowerVR SGXという構成になるようですし。と書いたら、次世代DSはTegraじゃなさそう? まぁいいや。

こういったゲーム専用機とiPhoneをはじめとする携帯電話のSoCがほぼ同じ構成になり、しかも、Pandoraのような超零細企業ですら参入可能な状態を見れば、既に1000万人以上のユーザーがおり、コミュニティもしっかりと構成しているSteamが、自らのハードウェアによるゲームプラットフォーム参入というのは非現実な話しでもないかなと思います。

更に言えば、自らがハードウェアに手を出す必要すらないですし、Googleみたいにハードウェアは各ハードウェアメーカーに任せて、ValveはLinuxベースのゲーム用OS作りに専念しても良い訳ですし。その方が可能性としては大きいかも。出来れば、Chromium OSみたいにOSS化してくれれば、普通のLinuxユーザーにも恩恵がありますしね。

例えばSDLみたいなライブラリーの改良や、ATIやNVIDIAのドライバー開発など。これはOSSドライバーが一番いいですが、クローズドなドライバーでも精度が増してくれるなら大歓迎ですし。中途半端ですが、一応これで終了です。まだ書き足りない部分やまとまっていない部分もありますが、それはまたいつか書き足したり、書き直したりしたいと思います。

#追記
既にXbox LIVE のWindows版ってあったんですね。全然知らなかった。でも全然盛り上がってない気が……。

#外部リンク
Microsoft Games | ホーム
http://www.microsoft.com/japan/games/default.aspx

PCをゲームプラットフォームにする「Games for Windows - LIVE」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0907/ms.htm

エマージェントジャパン、「Gamebryo 2.5」発表会を開催。海外で大人気の3Dゲーム開発ミドルウェアが正式に日本上陸
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080605/gb.htm

Steam & Source on the Linuxの可能性 #04

続きです。Steamの強みであるオンライン機能も、現行の据え置き機と比べて、だいぶ薄れてきたと思います。特にXbox360は「Xbox LIVE」でかなりの部分で重複している気がします。私はXbox360を持っていないので実際はどうかは知りませんが。

デモ版の配信、特にインディーズ ゲームの販売はSteamにとってかなり脅威になると思います。カジュアル系ならばXbox360でも十分に遊べますからね。しかも、インディーズ系はそういった軽めのゲームが大半でしょうし。大作もWindowsだけでは採算が採れないので、結局クロスプラットフォーム前提の移植になるし、本当に大作なら(HaloやGoW等)、そのゲーム機専用タイトルになってしまって、Windows版すら出ない可能性が高い訳で……。

そういった事情で、クロスプラットフォーム前提のゲームが大半になるならば、わざわざ高いお金を出してPCと強力なビデオカードを買おうなんて好き者は限られてくる訳で……。Xbox360やPS3なら3万円以下で買えますからね。まぁそこそこのPCを持っていて、ビデオカードも増設出来る場合は、2万以下のビデオカードで十分対応出来ますけど。私がそうでしたし。

そんな感じで、このまま行けばSteamというかWindows向けのゲームはジリ貧になると思います。まぁWindowsとXbox360は同じマイクロソフトな訳で、Windows用のゲームも移植される可能性はありますが、Steamのようなサードパーティのシステムではなく、マイクロソフト謹製のマーケットプレイス開設という方が可能性はあると思います。わざわざ他社にやらせる必要も無いですし。

で、Mac対応の話。前回はMacユーザーの新規開拓みたいな事も書いたのですが、正直言って、AppleがどこまでSteamに心を開いているのか少し疑問を感じています。今はMacでゲームというジャンル自体がほぼ皆無なので、Steamの参入はAppleとしても良い刺激になるとは思いますが、今までのAppleのやり方を見ていれば、Macでのゲーム文化が定着すれば、何れは自分達自身の手によるマーケットプレイス開設は間違いないと思います。増してiPhoneやiPadといった新規市場を解放する事はまず無いと思いますし。次回へ続く。

#外部リンク
Xbox 公式サイト - Xbox.com
http://www.xbox.com/ja-JP/

Steam & Source on the Linuxの可能性 #03

前回の続き。何故SteamがMacに対応したのか。webkitの登場やSource Engineの柔軟性の高さといった技術的要因が1つ。iPhoneやiPadといった新規市場への布石。これらの他に、Xbox360の脅威というのがあるのではと個人的には思っています。それは何故か?

前回も説明した通りPC (Windows)とXbox360はDirectXというゲーム用APIをある程度共通して使用出来るという強みがあります。Steamというのは言うまでも無く、PC (Windows)向けのシステムであり、PC (Windows)上で動かすことが絶対条件だった訳です。

ある記事では、PC向けOSのシェアはWindows系が約90%、Mac系が約9%、それ以外のOSがまとめても約1%くらいしかないと書いてありました。これは基本的にはデスクトップ用途なので、サーバー用途等はまた違うと思いますが、それほど間違いがある数字ではないでしょう。

SteamはWindows向けなので、シェアから言えば90%近くのユーザーに使用される可能性がある訳です。実際にはあくまで潜在的な可能性なだけであり、Wikipediaによると「2009年01月18日の時点で、900以上のコンピュータゲームが配信されており、約1500万人のユーザが登録している」また別の記事では「2009年12月で2500万に到達したと発表しました。」と書いてあります。

これは単なるユーザー登録者数の数なので、実際に購入しているユーザー数はもっと低いでしょう。またハードウェアのスペックもまちまちなので、すべてのゲームが遊べるとは限りませんし。

一方、Xbox360の方は「約3700万台以上」(Wikipedia)。これは世界での数字であり、また実際は買い替え需要等で、実際に稼働している数字はだいぶ下がるとは思います。ただ、それでも既にSteamの実数よりは多いと思います。また、ハードウェアのスペックにブレがないのも大きい。つまり、Xbox360用のタイトルは全てのXbox360で動作するという事です。まぁ当たり前ですが(笑)。

Xbox360以前のゲーム機は、ハードウェア的に明らかにPCとは違うレベルのものだったので、カジュアルゲーム以外は競合する事はほぼありませんでした。Wiiなんかは今でもそうですね。また、使われている技術も違うので、完全移植にもかなり時間が掛かる上に、スペック的な違いから一段見劣りするモノになっていました。

Xbox360、PS3以降は、ハードウェア的にもPCと同じレベル(少なくとも解像度)で設計されるようになり、またXbox360に至っては、Windowsと同じゲーム開発技術がかなりの部分流用出来るようになっており、今までWindows向けに開発していたゲームメーカーも移植がし易くなっているようです。

更に言うと、最早据置型ゲーム機の方がPC用ゲームよりもユーザー数が多く、わざわざPC向けに開発するというよりも、据置型がメインになり、そのおこぼれをPC用ゲームとして発売するという状況になってきている訳です。例えば、ゲームコントローラー前提になっていたり。

また、クロスプラットフォームの弊害からか、PCのように無限とも言えるハードウェアスペックに合わせるのではなく、各プラットフォームでも安全に動作する程度のチューニングしかしない、ある意味でヌルイゲームしか開発されなくなってきている訳です。Xbox360のDirectXはPC用の最新版DirectXとは差があるので、最新技術を使ったクロスプラットフォームのゲームというのはまず無理でしょうし。互換性から下位のXbox360ベース、更にはPS3にも対応出来る事が前提のゲーム設計がなされると思いますし。

そうなると、Windows前提であるSteamは苦しくなってくる訳です。何故かというと、いくらPCのハードウェアスペックの方が優れているとはいえ、結局はXbox360前提のゲームしか移植されず、おまけにキーボードとマウスという入力方法よりも、コントローラー前提のゲームスタイルが主流になってくる訳ですから。

まぁ多少グラフィックス面では有利だったり、ユーザーコンフィグでキーボードとマウスに変更は出来るでしょうけど。ただゲーム自体が据置型前提の作りになるので、明確な差異は出なくなるでしょうけど。長くなったので、一旦終了です。

2010/03/11

Steam & Source on the Linuxの可能性 #02

続きです。さて前回でゲームにおけるクロスプラットフォームはDirectXを擁するWindows系環境が有利である事がわかりました。ここからがSteamの話です。SteamというのはPC (Windows)専用のオンラインのゲームプラットフォームです。簡単に言えばPC (Windows)に作られたゲーム専用システムみたいなものです。

SteamもWindows上のアプリケーションなので、当然扱っているゲームタイトルもDirectXで作られたモノが多い訳です。その方が製作者側も楽ですからね。ただ他のゲームコンソールと違いWindowsはOpenGL製のゲームも動作します。しかしながらWindows単一の場合は、ほとんどメリットがありませんので、個人ならともかく商業用では敢えて使用するメーカーは皆無でした。例えばDoomやQuakeで有名な「id Software」等はOpenGLにも対応したゲームを製作しています。

ここまでなら、全くLinuxなんて及びじゃない状況な訳です。ただし、最近になってこのSteamがWindows以外のOS、Mac OS XにSteamクライアントと同社の3DエンジンであるSource Engineを対応させると発表した訳です。しかも、わざわざOpenGLに対応したバージョンで……。ここからは完全に妄想です。何故わざわざMacに対応、しかもOpenGLにまで対応させた本格的な移植をしたのだろうか? 正直言ってわかりません。わかりませんがいくつか考えられる事はあります。

まずは移植のし易さ。先日までのSteamクライアントはIEに完全に依存したアプリケーションであり、他の環境への移植はほぼ無理な状態でした。しかし近年のウェブブラウザー競争によりWebkitがオープンソースとなり、移植の手間が大幅に省けるようになりました。それとSource Engineも始まりはid Softwareの3Dエンジン、「id Tech」であり、それを長い時間を掛けて独自のエンジンとして開発してきた歴史があります。

なので、実は途中まではOpenGLに既に対応していた訳です。更なるWindowsへの最適化の中で、いつのまにかOpenGLへの対応は打ち切られたようですが……。これを復活させるのは、他のエンジンに比べればそう難しくなかったのかもしれません。

次に、Mac OS Xの台頭。これは近年のiPod、更にiPhoneの快進撃を見れば明らかですね。10年前と比べたらMacの人気はうなぎ上りでしょう。しかも、iPhoneなんかはかなりゲームに力を入れてきていますからね。まぁSteamは今のところ、デスクトップ、あるいはノートパソコンがメインターゲットですが、これからの展開によってはiPhoneやiPADなんかの携帯機器向けに最適化されたバージョンが出てくるのかもしれません。

その為の布石と考えるとそれほどおかしな話ではないのかもしれません。新規ユーザーの開拓にもなりますからね。そして最後はXbox360の存在。実はこれが一番大きな脅威&Linuxへの対応に関係しているのではないかと個人的には考えています。それは何故か? 次回へ続く。

Steam & Source on the Linuxの可能性

昨日は勢いで思わせぶりな事を書いた所で終了しましたが、今から書くことも何の根拠もない素人の戯れ言です。しかも自分の頭の中でも上手くまとまった意見ですらありません。いくつかの疑問点や可能性が頭の中で浮かんでいる状態でそれらを纏め上げて1つの結論を出せていません。自分の意見を再構築する意味でもダラダラと妄想を書いてみる事にします。

昨日はMacにSteam&Source Engineが移植された事で、もしかしたらLinuxにもSteam&Source Engineが移植されるかもしれないという所まで書きました。それは何故か? 鍵はクロスプラットフォーム、とりわけ XBOX360 にあるかもしれません。現状、据置型ゲーム機のプラットフォームとしては以下の3つが挙げられると思います。今回は携帯ゲーム機は考慮していません。
Wii
XBOX360
PS3
今回はSteamとクロスプラットフォームの話なのでハードウェア的にWiiは除外します。代わりにゲーム機では無いですがスペック的に適合する(可能性がある)Windows環境をゲーム機として含めます。
XBOX360
PS3
PC (Windows)
と言うことでゲームタイトルでのクロスプラットフォームとしては、この3つが選択肢として挙げられると思います。更に大雑把に3Dグラフィックについてまとめると以下のようになると思います。
PC (Windows) = DIrectX
XBOX360 = DirectX
PS3 = RSX(libgcm),OpenGL ES(PSGL)
私も素人なので、いい加減な知識しかありませんがクロスプラットフォームでゲームを製作する場合、この3Dグラフィックス部分が一番のネックになるらしいです。この重要な部分をXBOX360とWindowsは(ある程度)共有しており製作者側から見るとかなり移植は楽みたいです。

じゃあ対抗馬であるPS3はどうなんだと言うとRSX(libgcm)というハードウェアを直接叩くローレベルなモノとOpenGL ES(PSGL)という、より汎用性のあるモノが用意されているようです。ただOpenGL ES(PSGL)というのも実際にはPS3独自のカスタマイズがされており、互換性という意味ではほぼ役に立たないレベルな上に、性能面からもlibgcmと比べて劣るので、実際にはあまり使用されていないみたいです。

Windows以外のPC用OSは基本的にOpenGLに対応しているので、もしPS3が正式なOpenGL ES(OpenGL ESはOpenGLのサブセット版)に対応し、そこそこの性能が叩き出せるレベルならば、今よりもずっと他OSとの移植環境も整っていたと思います。残念です。ここまでをまとめると、クロスプラットフォームでゲームを作る場合、少なくとも2つのプラットフォームで移植のし易いDirectX系が一番楽という事がわかりました。長くなったので第一部終了。しつこいですが、完全に素人の妄想です。内容はいい加減な可能性が大です。あしからず。

#外部リンク
Microsoft DirectX - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/Microsoft_DirectX

OpenGL - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/OpenGL

西川善司の3DゲームファンのためのPS3アーキテクチャ講座
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060329/3dps3.htm

2010/03/09

Steam & Source on the Macについて

予想されていた通りValveのゲームプラットフォーム「Steam」と、ゲームエンジン「Source Engine」のMac OS X対応が正式に発表されましたね。当初のラインナップも予想とほぼ同じ内容でした。まぁ自前のSource Engineを使ったゲームが一番乗りになるのは当然の結果でしょうけど。

しかも、これらのゲームを既にSteamで購入していればMac OS X用に改めて購入する必要が無いそうです。これは驚きました。普通こういった新たなプラットフォームに対応する場合は新たにゲームタイトルを買いなおすか、よくても割引での購入あるいは今あるプラットフォームからの移行という事になり、どちらのプラットフォームでも使えて、なおかつ無料で対応というのはかなり太っ腹な対応だと言えると思います。さすがゲイブ・ニューウェル氏、伊達に太ってません

冗談はさておき今回のSource Engine移植ですが、Wine等によるエミュレーション的な移植ではなくOpenGLによるネイティブな移植だそうです。しかもWin&Macの両プラットフォームの垣根を無くし、同じネットワーク上での対戦等が可能なようです。素晴らしい。これでWindows信者とMac信者入り混じってのFPS代理戦争が勃発しそうです。しかも、開発者自らがそれを楽しみにしてる節がありますし(笑)。是非ともその輪の中に、Linux信者も混ぜて三つ巴の乱戦を繰り広げて欲しいですね。

そのLinux対応ですが私の中では今回の発表によって完全に夢物語でも無いなという微かな希望が見えてきました。その理由は……。次回へと続く。

#外部リンク
ニュース - Valve to Deliver Steam & Source on the Mac
http://store.steampowered.com/news/3569/

4Gamer.net ― [Mac]Valve,「Steam」およびSourceエンジンをMac向けに提供。「Left 4 Dead 2」などのMac版が4月にリリース予定!
http://www.4gamer.net/games/106/G010682/20100309024/

2010/03/08

ユニコーンガンダムとかいろいろ……

今日の一日。昼頃に起きる。インスタントラーメンを食べながらテレビを見てたらカーグラがやってたので久々に見ました。最近はあんまり自動車に興味が無くなったけど、やっぱり古谷徹のナレーションは流石だと思った。淡々としているのがまたいい。伊達にアムロじゃないな。

その後、適当にパソコンでネット検索したりニコニコ動画とか見てたら友人から電話が掛かってきたので、そのまま遊びに行きました。あいにく雨だったけど、友人が車で迎えに来てくれたので特に問題無し。ただ家を出るときに家の鍵が見当たらなくてだいぶ待たしてしまったのが心苦しい。家族が勝手に鍵の置き場所を変えていたのが原因だった。まぁ確認していなかったのも悪かったけど。

その後、また車の中でバカ話しながらオートバックス行ったりヤマダ電機に行ったりTSUTAYAで立ち読みしたりとかで終了。いつもながらバカ話は楽しい。ただふと現実に戻るとお互いおっさんになったのに成長していないと少し鬱になったり……。ちなみに今日したバカ話はタイトルに書いたユニコーンガンダムの話とかオートバックスで見た福山雅治が表紙のパンフレットとか。いくらイケメンでも、あのもじゃ頭は無いわーとか、そんな話。まぁ冗談なので、ファンの方は受け流して下さい。

で、ユニコーンガンダムの方はネットで見たプラモで何か3種類くらいに変形するって書いてあったと友人に言ったら「2種類しか変形しねーよ。」って話になって、私は「確かビーストモードとかいうのが書いてあったし、変形するのも見たし。確かにダサくて、おまけにケツにビームサーベル挿してあったけど……。」って言ったら、「それ、ネタで無理やり変形させたんじゃね? ビーストモードってエヴァのパクリやん。しかもビームサーベルケツに挿すって(笑)」みたいな話になって、私も自分で言っていて「確かにおかしいな、しかもゾイドみたいに変形してビーストモードはないかも。おまけにケツに挿してるし。」と、内心おかしいなぁと思ったりして……。

気になって家に帰ってからまたネットで見てみたら……。気になる方は末尾のリンク先を確認して見てください。真実はそこにあります。

まぁそんな感じで夕方まで遊んだ後は、また適当に過ごして一日終了です。あ、たまたまテレビでやっていた洋画を最後まで見てしまった。全然見る気は無かったのですが、冒頭から思わず引き込まれてしまいました。「ザ・シューター/極大射程」ってタイトルです。

何か原作の小説がいくつかシリーズとして出ているようなので、チャンスがあったら見てみようかな。見た後は、無性にCoD:MWシリーズがやりたくなったり……。意味もなく長文を書いてしまった。まぁいいや。たまにはこう言った駄文もいいよね。何年後かに振り返って見たらおもしろいものだし。

#Amazon

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ISBN: 9784102286050

極大射程〈下巻〉 (新潮文庫)
スティーヴン ハンター
新潮社 ( 1998-12 )
ISBN: 9784102286067

#外部リンク
ユニコーンガンダム、衝撃の「ユニコーンビーストモード」! « 電撃PlayStation ONLINE
http://dps.dengeki.com/2010/03/04/p13864/

2010/03/04

SteamのMac版は本当だった

先日書いたWebkit版Steamクライアントの続報です。どうやら、Mac OS X対応の噂は本当だったみたいです。既に幾つかのゲーム系ウェブサイトに移植を連想させるイメージ写真が送られてきた模様。素晴らしい。Macユーザーかつゲーマー(主に洋ゲー)の人達、おめでとうございます。

詳細は一切語られていないようですが幾つか公開されたイメージ写真を総合して考えると、やはりValve自らのSource Engineが投入されるようです。写真から察するに以下のゲームではないかとの事。ちなみに下記のリンク先(最初のやつ)にイメージ写真が載っています。
A level 1 sentry (Team Fortress 2)
A Heavy (Team Fortress 2)
A Portal turrent (Portal)
Gordon Freeman (Half-Life series)
Alyx Vance (Half-Life 2 and episodes)
Francis (Left 4 Dead)
噂では来週から開かれる「ゲームデベロッパーズカンファレンス 2010」で何らかの情報がお披露目されるのではないかとの事です。楽しみですね。Mac持ってないけど。

#外部リンク
Valve Leaks Teaser Images for Announcement of Steam (and Games) for Mac [Updatedx4] - Mac Rumors
http://www.macrumors.com/2010/03/03/valve-teases-upcoming-half-life-release-for-mac/

Steam にようこそ
http://store.steampowered.com/

Steam - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/Steam

Source Engine - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/Source_Engine

#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: Android on Ubuntu
http://blog.minawa.net/2009/05/android-on-ubuntu_3405.html

BLOG.MINAWA.NET: Steamのベータ版
http://blog.minawa.net/2010/02/steam_1414.html

2010/03/02

Pandora情報更新 #03/02

今日はちょっと疲れ気味なので短め。ケースの到着日が今月の22日になったみたい。目的地はテキサスからイギリスに変更。テキサスの工場でpopulationもそれまでには終わるらしいので、それから組み立て作業に入るのかな。

何か昨日適当に見てたら、組み立てはCraig以外に8人くらいは決まっているらしい。多分、一人はEd氏だと思うのですが、他の人もフォーラムの有志って訳じゃないらしい。CraigやEdのリアルな知人か、アルバイト的な人員なのかも。適当だから間違いかもしれませんが。後は昨日書いたように、フォーラムの暇人が来るかもしれないですね。でも、フォーラムの意見も賛否両論で、「遊び気分の素人を組み立て作業に参加させるのは、教育コストやリスクが高すぎるので止めるべき」という意見や、「自分達のマシンを自分達で作るなんて最高じゃん。記念に皆の名前でも彫ろうぜ!」的な意見も見受けられます。

思うに、プロジェクトチームの考え方が問題なのかも。特にCraig氏はリアルなビジネスというより、仲間内で手作り自動車を作ろうみたいな気持ちが強すぎるのかもしれません。私も基本的にはCraig氏の意見もわかるのですが、仲間内だけじゃなくて、一般客にも注文を開放した時点で、そういった甘えは捨てるべきだったと思いますね。このノリの違いで、先日の揉め事もあった訳ですし。まぁ先日のは、今まで仲間的なノリだったCraigが、いきなりビジネス的な態度を取り出したのが発端ではあったのですけど……。

それと、後付けの説明が多すぎる。金銭的に苦しいのはわかるけど、こうも後付けの言い訳がましい説明が続くと、本当にベーパーウェアだと疑われても文句は言えません。BLEACH某少年漫画じゃないんだから、後付けの特殊能力合戦は勘弁です(苦笑)。何回「なん…だと…?」言わせるんじゃ。

#追記
昨日書いた組み立てに100ドルの請求ですが、どうも台数の話じゃなかったらしい。Ed氏のコメントだと、組み立ての工数が曖昧で、詳しい値段が提示されていなかったらしい。最近(数週間前?)に、詳細な書類をMWeston氏から渡されたのを機に、改めて見積りしたら100ドルになった? んー、どちらにしろ100ドルは確かみたいですね。ていうか、どんだけアバウトな見積りしてるんだよ(苦笑)。

Pandora情報更新 #03/01

今週のPandora情報更新。何かきな臭い話題が出てますね。テキサスの工場で組み立て予定だったPandoraですが、急遽イギリスで組み立てる事になりそう? しかもCraig氏をはじめとする主なPandoraチームが中心となって……。何…だと…? 

詳細はまだわかりませんがテキサスの工場でpopulation(MBに各種部品を組み込む事?)と完成品として組み立てる事までが当初の予定だったらしいのですが、工場側と値段の交渉が折り合わずに? 最終手段として自分達でpopulation後の組み立てだけはする事になったのかな?

工場側としては10万台規模での取引を前提としての価格を提示してきた? ので、今のところ4000台しか作らないPandoraチームとしては、1台に付き、組み立て代だけで100ドル程度のコストが掛かってしまうらしい……。こんなのは最初の段階で文書化しとかないと駄目な気がしますけど……。英訳が間違っているのかもしれませんが。

まぁ愚痴を言っても仕方がない。実際にそんなコストはかけられない訳で、それならイギリスに持ってきて、俺達だけで組み立ててやるわいという話になったらしい。Craig氏の話によれば、populationだけは工場に頼まないと出来ない工程だけど組み立てだけなら既に何台も自分達でやっているから大丈夫らしい。まぁ確かにEd氏がだいぶ前に組み立てのビデオを公開とかしてましたからね。まぁ詳細が分かり次第、続きを書こうかと思っています。

ちなみに組み立て作業に参加したいイギリス在住の暇人はいつでもウェルカムだそうです。皆で集まってCraigに愚痴言いながら組み立てしましょうとのこと。もしかしたら組み立て作業をインターネットで中継してネタにするかもとEd氏が言ってました。ちなみに組み立て作業は8時間くらいやるそうです……。終わったら飲みに行くそうなので、飲み代くらいはおごってくれるかもしれませんね。

#YouTube
昔、Ed氏が組み立てした時のビデオ。
Assembling a Pandora Prototype Case - YouTube
http://youtu.be/B50Kh70AeE4