Re: IPA フォントがオープンソース・ライセンスに by daisuke以下は素人の戯れ言なので、勘違いしている部分もあるかもしれません。あくまで私の認識って事でお読み下さい。
新しいIPAフォントライセンスは一応OSI認証にはなっていますが、改変フォントを再配布することができませんね。改変差分を分離しないといけませんので、残念ながらいわゆる混合フォントは自由に再配布できないことになっています。
fontconfigなどで自動補完させるか、インストール時に入手した側で合成させるかという手段をとるしかない感じです。せっかくライセンスが更新されたのに大変残念な感じです。
Re: IPA フォントがオープンソース・ライセンスに by coz
「改変と再配布」が「自由」だけど「改変後の再配布」には制限がある、ということですね。「改変差分を分離」とは具体的にどんな作業となるのでしょうか?
Re: IPA フォントがオープンソース・ライセンスに by daisuke
そうですね。「改変したものは再配布できない」ですが、改変差分 ようするに変更点をパッチの形で配布することはできるという感じですね。ですので利用者はこのパッチと本体を持ってきて自分でパッチの適用くっつける作業をしないといけません。
また、一部の部品をもらってくることもできないので、流用は不可能に近いですね。
名前をかえれば改変物の再配布が可能 というライセンスだとうれしいというのは伝えたことはありますが、叶わなかったですね。。
各ディストリビューションはオリジナルのIPAフォントを再配布可能。及び、IPAフォント使用者はIPAフォントの改変が可能。しかし、ディストリビューションはIPAフォントを改変した(独自)フォントを再配布する事は出来ない。各ディストリビューションがIPAフォントを改変したフォントをディストリビューションに含めたい場合は、各ユーザー自らがオリジナルのIPAフォントと改変部を合成させるような「仕組み」を提供させるしかない?
形としてはMP3とかXvidとかと似ているのかな。「午後のこーだ」も、ソースだけ配布してバイナリは各自に作らせていた気がしますし。って生半可な知識ですけど。何ていうかGentooちっく? これだとUbuntuといった通常のデスクトップ環境用ディストリならばギリギリ使えなくもない(面倒臭いけど)、ちょっと特殊な環境(組み込みだったり、スタンドアローン端末だったり、携帯系だったり)だと使い辛いライセンスな気がします。そういった場合はオリジナルのIPAフォントで我慢するしか無いですかね。またはIPAフォントじゃなくてAndroid派生物のDroidフォントとか……。
#追記
ふと思ったのですが、改変フォントの単独での再配布が出来ないとなると、IPAモナーフォントも単独配布無理って事になるんじゃ? 少なくともユーザー側で合成しないといけないって事ですよね。上の解釈だと。どうなんだろ。
#追記
今、リンク先を見たら、以下の文が追記されていました。どうやら、最悪な状態は回避されそうです。確かに上の解釈じゃ、改変フォントの再配布に問題がありますものね。そのうち、詳細が明らかになると思うので、それまで待つしかないですね。
Re: IPA フォントがオープンソース・ライセンスに by coz#外部リンク
なるほど、ありがとうございました。Vera のようにはならない、ということは ITpro が IPA モナー・フォントに言及している部分は期待し過ぎですね。
Re: IPA フォントがオープンソース・ライセンスに by daisuke
よく読んでみると、、パッチを再配布すれば変更済みのフォントを公開してもいいかもしれません。(読みまちがった気がします)
IPAフォントが2009年4月中旬にもオープンソース・ライセンスへ,改変と再配布が自由に:ITpro
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090403/327784/
M+ LOG
http://mplus-fonts.sourceforge.jp/cgi-bin/blosxom.cgi/2009/04/04#mplus_fonts-090403-2
改変部分はパッチの形で配布しるというライセンスといえばQPLが真っ先に思い浮かびますね。
返信削除コメントありがとうございます。QPLってQtの古いライセンスでしたっけ? 今はQtもLGPLが適用出来るらしいので、だいぶ万人向けになったんですよね?
返信削除ぶっちゃけ、私はプログラマーでも何でもないので、あんまり実感が無い訳ですけど(笑)。